50 / 83
第3章 学園編1
3.3 ダーヴィッド・レイグラーフ
しおりを挟む
お昼ごはんを食べた後で王様を伴って城の地下へと移動した。最下層に到着するとそこは罪人を閉じ込める牢屋とは思えないほど綺麗な所だった。
柵があるからやはりここは牢屋なのだろう。だが部屋の中には上等な家具も置いてある。見た感じ部屋も広い。そしてそこにはくつろいでいるダーヴィッドがいた。一緒に副心の男もいるようだ。奥にも部屋があるのだろう扉も見える。なんだろうこの牢屋は、全般的にかなり豪華だ。
「ここは王家の者が罰せられた時に入る懲房だ。他の者に知られるわけにいかなかったので、ダーヴィッドをここに入れてある。ダーヴィッドが自分の意志でやったのやウルレアールの誘拐だけだ。お主の誘拐はお主の父親であるポールジャンドゥム・エルレドルアの指示だ。そしてその他の殺しはワシが指示を出していた」
「え、どういうこと?」
「ダーヴィッドは、王家に使える者だ。ダーヴィッドの父親は前国王の元で働いていた宰相だ。その男と妾の間にできた子だ。魔力差があったために本来は生まれるはずではなかったが、偶然なのか子をなすことができた。だがやはり魔力が少なくきちんとした出にすることはできず、王家の裏家業を営む一族に預けられて育ったのだ。ポールジャンドゥムは、領内の情勢から子供の命を守るためにワシに依頼をしてきた。この仕事を受けるためには、命を削りステータスを見る力と転移の能力を身につける必要があった。一つだけ望みをかなえることを条件にこの仕事を受けるのだ。一族の中からダーヴィッドが引き受けた。貴族院で見染めたウルレアールと一緒に暮らすことを許してくれることが条件だった。期限は最大で10年間」
僕が捕らわれていたのはなんだったのだ。茶番だったと言うこと。
「命令ですか。僕の当時の生活は今の生活から考えるとかなり酷かったですよ。ウルレアールも良い生活はしていなかった」
「生活全般はやつに任せていた。暗殺業を頼む以外は金はあまり渡せていない。生活が貧窮する可能性があった事はわかっておった。ワシも暗殺の依頼をしていたから、我々からの接触は極力減らしていたのだ。お主達に良い生活をさせることが出来ないのは済まなかったと思っておる。だが見つかればお主の命も危険であったそれは理解してほしい」
「さきほど10年と言いましたが、結局6年でした。ウルレアールはもう少し前、それでも7年間です。そこからの3年でも貴族としての経ち振る舞い、体力の向上と学園に通うまでのぎりぎりです。10歳になってから学園に行けと言われたら絶対に困ってましたよ」
「ほんとに10年とは思っておらなかった。恐らく逃げ延びて3年と思っておった。お主が育てば隠蔽の魔法で押さえ切れないはずじゃった。想定以上にクレストリアの魔力が多く隠蔽魔法が十分に効果を発揮したのが計算違いだった。そしてお主が5歳になったら暗殺の依頼をしておらぬ。資金が尽きて捕まるはずだった。ここで香辛料が売れてしまい資金も上手く回ってしまったのが次の計算ちがいじゃ」
「それって僕が捕まっていた期間が長くなったのは僕の自業自得ってことですか。なんてことだ。そんな腑に落ちない結果とは」
「うむ、腑に落ちぬだろうが事実はそうであったのだ。それと、クレストリアの体調が悪く亡くなった折に、入れ替えができると潜伏場所と思われるところはあらかた探したのだ。結果は見当違いだったがな。まあこの話は良いだろう。さて、その線の中に入りなさい。そうすればあちらからも、わしらを確認する事ができる。ダーヴィッドから話を聞きなさい。お主に危害を加えることはできないようになっておる」
「はい」
返事をして王様と一緒に線の中に入った。ダーヴィッドがこちらに気がついたみたいで僕に話しかけてきた。
「おお、陛下、それにクリストひさしぶりだな。ウルレアールは元気か?」
最初の質問がウルレアールかよ。
「ウルレアールは領地から本物のクリストを呼んで、今はクルスヴィスト領地で新しい旦那と生活しているよ」
「そうか。まあ元気なら良い。俺につき合わせて済まなかったと。機会があれば言っておいてくれ、えっとクリストで無いなら、ラン なんだったか。 エルリックだったかそんな名前なのか今」
「ランスターエルリックの名前は使っていない。今はクレストリアだ」
「クリストに似てるな。クレストリアか。なんだ妙な面をして怒ってるのか」
「今朝からいろいろ聞かされて情報が整理できて無い。心も、気持ちも、いろいろとごちゃごちゃだ」
「そうか。まあ良い。それじゃあさっさと能力を譲渡するか、終わったらもう二度と会うことは無い。俺の残りの寿命は5年ほどだが、慣れるのここの生活も良いもんだちゃんと世話係りの女も貰えたし、研究三昧の生活も良いもんだ」
「よけいな事を言わんでも良い。さっさと譲渡しろ」
「へいへい、陛下。怖いなー」
「さあクレストリア、手をだしな。痣の無い方だ。今からこの痣をお前に譲渡する」
「痣の譲渡だって?」
ダーヴィッドの痣は薔薇ではない。ゆりなのか?
「この痣は王家印とは違ってな、とある場所で儀式をすれば得られるんだ。そこで転移の力を手に入れた。もともとステータスを見る力は持っていたんだ。王家の痣も無いのにステータスを見れた。魔力差の大きい二人から生まれた子供はギフトを持って生まれることが多いらしい。俺のステータスを見る力はギフトだと言われている。今回のお前の誘拐に任務の人選に希望できた理由がこのギフトのおかげさ。そして、この痣を得る儀式をすれば寿命が半分程度に削られる。普通は1代限りの能力だが、全属性の奴に継承ができる。心配するな継承されたからって寿命が減るわけじゃない。ノーリスクさ。昔の王はこの仕組みを使って沢山のスキルを身に着け権力をふるっていたのさ。そうは言っても儀式を行うには生贄の寿命だけではない。大量の魔力が必要だ。今の魔力不足の世の中でわざわざ儀式をしてまで能力を身に着けるメリットもない。王ではなく、護衛騎士が取れば良いがいまや王家以外に全属性もちなんていないからな。とりあえず、俺は寿命があるうちに継承しなきゃいかんのよ。そして継承する人間は選べる。俺はお前に継承することにした。その代償として残り寿命をここで平和に暮らせると言う事だ」
「さっさとやれ」
「陛下、最後に確認だ。継承したからって俺達を殺すなよ。契約書にあるんだからな」
「わかっておる。ワシが王である間はそなたらの待遇は変わらん。次の王がクレストリア
になるまでは少なくとも6年はかかる。お主の寿命が本当に残り5年ならワシの在位だ。心配するな」
「よし、じゃあ行くぜ。クレストリア手をここに合わせろ。そして目を閉じろ」
僕は、ちょっと不信に思いつつも王様が見ているか大丈夫だろうとダーヴィッドに手を合わせた。
「なにか感じないか」
「暖かい何かを感じる」
「名前を呼べ、ゼビュロスと」
「ゼビュロス」
名前を呼んだとたんに僕の中に何かが入ってきた気がする。
「良し、成功だ。すんなり受け入れられたな。びっくりだ。俺の時と大違いだ」
なにがおきたんだろう。手を見ると僕に痣が移っていた。
「おまえもステータスが見れるだろ。転移の能力が移っているはずだ。確認してみろ」
ステータスを見ると転移の能力があった。
「領地内なら転移しても感知されない。他領に転移すると結界を抜けた事を感知するから俺みたいに転移すると捕まるぞ」
「転移についての説明はわしからする。もう良いな」
「ああ、そうだな。じゃあなクリスト、元気でな」
最後にまた呼び方がクリストに戻った。あっさりした感じで別れの言葉を言われた。本当ならばあと5年しかない寿命のはず。ウルレアールと僅かな時間を共にする生活を選んだ。だが貴族としての生活ではなく、盗賊としての立場を持たなければならなかった。あまり夫婦らしい生活ではなかったはずだ。もともとウルレアールは無理やり連れてこられたのだから無理もない。
そもそも子供を産んだが彼女はあまり良い待遇ではなかった。それは僕が貴族になってから知ったこと。ダーヴィッドがウルレアールの事を好きだったのなら当時から不遇の待遇だったことを知っていたのかも知れない。そんなところで生活するぐらいならば自分との生活と思ったのだろうか。とにかく今日の話はウルレアールにはできないな。
帰る前に王様から転移の注意点を聞いた。
移動した目標を考えて、”ゼビュロス”と念じるだけで転移ができる。転移は一度行ったことがあるところでなければ移動できない。ある程度の距離までは消費する魔力は変わらない。一緒に転移する場合は手をつないでおく必要がある。物を移動することもできるが半径2mほどの範囲内に収まってなければならないらしい。そして領地をまたいだ転移は領主が作った結界に引っかかるので事前に連絡することが望ましい。領地内での転移に留める方が良いと言われた。
その後で、本当のおかあさまともお別れをして、3人の王女に見送られて領地に戻ってきた。
領地に着くと、おかあさまにお願いしてウルレアールを呼んでもらい、お茶会を開いてもらった。
ウルレアールに、シルクヴィスクレアが生みの母親だったと知ったことを伝えた。やはりウルレアールはシスティナ様とシルクヴィスクレア様、両方から告げられていたので知っていたそうだ。二人に、いままで僕の事を育ててくれたことに改めて感謝を告げ、これからも” 僕のおかあさま”でいてくださいとお願いした。
ウルレアールとシルクヴィスクレアは、心の中だけのおかあさま。システィナ様はこれからもずっとだ。
柵があるからやはりここは牢屋なのだろう。だが部屋の中には上等な家具も置いてある。見た感じ部屋も広い。そしてそこにはくつろいでいるダーヴィッドがいた。一緒に副心の男もいるようだ。奥にも部屋があるのだろう扉も見える。なんだろうこの牢屋は、全般的にかなり豪華だ。
「ここは王家の者が罰せられた時に入る懲房だ。他の者に知られるわけにいかなかったので、ダーヴィッドをここに入れてある。ダーヴィッドが自分の意志でやったのやウルレアールの誘拐だけだ。お主の誘拐はお主の父親であるポールジャンドゥム・エルレドルアの指示だ。そしてその他の殺しはワシが指示を出していた」
「え、どういうこと?」
「ダーヴィッドは、王家に使える者だ。ダーヴィッドの父親は前国王の元で働いていた宰相だ。その男と妾の間にできた子だ。魔力差があったために本来は生まれるはずではなかったが、偶然なのか子をなすことができた。だがやはり魔力が少なくきちんとした出にすることはできず、王家の裏家業を営む一族に預けられて育ったのだ。ポールジャンドゥムは、領内の情勢から子供の命を守るためにワシに依頼をしてきた。この仕事を受けるためには、命を削りステータスを見る力と転移の能力を身につける必要があった。一つだけ望みをかなえることを条件にこの仕事を受けるのだ。一族の中からダーヴィッドが引き受けた。貴族院で見染めたウルレアールと一緒に暮らすことを許してくれることが条件だった。期限は最大で10年間」
僕が捕らわれていたのはなんだったのだ。茶番だったと言うこと。
「命令ですか。僕の当時の生活は今の生活から考えるとかなり酷かったですよ。ウルレアールも良い生活はしていなかった」
「生活全般はやつに任せていた。暗殺業を頼む以外は金はあまり渡せていない。生活が貧窮する可能性があった事はわかっておった。ワシも暗殺の依頼をしていたから、我々からの接触は極力減らしていたのだ。お主達に良い生活をさせることが出来ないのは済まなかったと思っておる。だが見つかればお主の命も危険であったそれは理解してほしい」
「さきほど10年と言いましたが、結局6年でした。ウルレアールはもう少し前、それでも7年間です。そこからの3年でも貴族としての経ち振る舞い、体力の向上と学園に通うまでのぎりぎりです。10歳になってから学園に行けと言われたら絶対に困ってましたよ」
「ほんとに10年とは思っておらなかった。恐らく逃げ延びて3年と思っておった。お主が育てば隠蔽の魔法で押さえ切れないはずじゃった。想定以上にクレストリアの魔力が多く隠蔽魔法が十分に効果を発揮したのが計算違いだった。そしてお主が5歳になったら暗殺の依頼をしておらぬ。資金が尽きて捕まるはずだった。ここで香辛料が売れてしまい資金も上手く回ってしまったのが次の計算ちがいじゃ」
「それって僕が捕まっていた期間が長くなったのは僕の自業自得ってことですか。なんてことだ。そんな腑に落ちない結果とは」
「うむ、腑に落ちぬだろうが事実はそうであったのだ。それと、クレストリアの体調が悪く亡くなった折に、入れ替えができると潜伏場所と思われるところはあらかた探したのだ。結果は見当違いだったがな。まあこの話は良いだろう。さて、その線の中に入りなさい。そうすればあちらからも、わしらを確認する事ができる。ダーヴィッドから話を聞きなさい。お主に危害を加えることはできないようになっておる」
「はい」
返事をして王様と一緒に線の中に入った。ダーヴィッドがこちらに気がついたみたいで僕に話しかけてきた。
「おお、陛下、それにクリストひさしぶりだな。ウルレアールは元気か?」
最初の質問がウルレアールかよ。
「ウルレアールは領地から本物のクリストを呼んで、今はクルスヴィスト領地で新しい旦那と生活しているよ」
「そうか。まあ元気なら良い。俺につき合わせて済まなかったと。機会があれば言っておいてくれ、えっとクリストで無いなら、ラン なんだったか。 エルリックだったかそんな名前なのか今」
「ランスターエルリックの名前は使っていない。今はクレストリアだ」
「クリストに似てるな。クレストリアか。なんだ妙な面をして怒ってるのか」
「今朝からいろいろ聞かされて情報が整理できて無い。心も、気持ちも、いろいろとごちゃごちゃだ」
「そうか。まあ良い。それじゃあさっさと能力を譲渡するか、終わったらもう二度と会うことは無い。俺の残りの寿命は5年ほどだが、慣れるのここの生活も良いもんだちゃんと世話係りの女も貰えたし、研究三昧の生活も良いもんだ」
「よけいな事を言わんでも良い。さっさと譲渡しろ」
「へいへい、陛下。怖いなー」
「さあクレストリア、手をだしな。痣の無い方だ。今からこの痣をお前に譲渡する」
「痣の譲渡だって?」
ダーヴィッドの痣は薔薇ではない。ゆりなのか?
「この痣は王家印とは違ってな、とある場所で儀式をすれば得られるんだ。そこで転移の力を手に入れた。もともとステータスを見る力は持っていたんだ。王家の痣も無いのにステータスを見れた。魔力差の大きい二人から生まれた子供はギフトを持って生まれることが多いらしい。俺のステータスを見る力はギフトだと言われている。今回のお前の誘拐に任務の人選に希望できた理由がこのギフトのおかげさ。そして、この痣を得る儀式をすれば寿命が半分程度に削られる。普通は1代限りの能力だが、全属性の奴に継承ができる。心配するな継承されたからって寿命が減るわけじゃない。ノーリスクさ。昔の王はこの仕組みを使って沢山のスキルを身に着け権力をふるっていたのさ。そうは言っても儀式を行うには生贄の寿命だけではない。大量の魔力が必要だ。今の魔力不足の世の中でわざわざ儀式をしてまで能力を身に着けるメリットもない。王ではなく、護衛騎士が取れば良いがいまや王家以外に全属性もちなんていないからな。とりあえず、俺は寿命があるうちに継承しなきゃいかんのよ。そして継承する人間は選べる。俺はお前に継承することにした。その代償として残り寿命をここで平和に暮らせると言う事だ」
「さっさとやれ」
「陛下、最後に確認だ。継承したからって俺達を殺すなよ。契約書にあるんだからな」
「わかっておる。ワシが王である間はそなたらの待遇は変わらん。次の王がクレストリア
になるまでは少なくとも6年はかかる。お主の寿命が本当に残り5年ならワシの在位だ。心配するな」
「よし、じゃあ行くぜ。クレストリア手をここに合わせろ。そして目を閉じろ」
僕は、ちょっと不信に思いつつも王様が見ているか大丈夫だろうとダーヴィッドに手を合わせた。
「なにか感じないか」
「暖かい何かを感じる」
「名前を呼べ、ゼビュロスと」
「ゼビュロス」
名前を呼んだとたんに僕の中に何かが入ってきた気がする。
「良し、成功だ。すんなり受け入れられたな。びっくりだ。俺の時と大違いだ」
なにがおきたんだろう。手を見ると僕に痣が移っていた。
「おまえもステータスが見れるだろ。転移の能力が移っているはずだ。確認してみろ」
ステータスを見ると転移の能力があった。
「領地内なら転移しても感知されない。他領に転移すると結界を抜けた事を感知するから俺みたいに転移すると捕まるぞ」
「転移についての説明はわしからする。もう良いな」
「ああ、そうだな。じゃあなクリスト、元気でな」
最後にまた呼び方がクリストに戻った。あっさりした感じで別れの言葉を言われた。本当ならばあと5年しかない寿命のはず。ウルレアールと僅かな時間を共にする生活を選んだ。だが貴族としての生活ではなく、盗賊としての立場を持たなければならなかった。あまり夫婦らしい生活ではなかったはずだ。もともとウルレアールは無理やり連れてこられたのだから無理もない。
そもそも子供を産んだが彼女はあまり良い待遇ではなかった。それは僕が貴族になってから知ったこと。ダーヴィッドがウルレアールの事を好きだったのなら当時から不遇の待遇だったことを知っていたのかも知れない。そんなところで生活するぐらいならば自分との生活と思ったのだろうか。とにかく今日の話はウルレアールにはできないな。
帰る前に王様から転移の注意点を聞いた。
移動した目標を考えて、”ゼビュロス”と念じるだけで転移ができる。転移は一度行ったことがあるところでなければ移動できない。ある程度の距離までは消費する魔力は変わらない。一緒に転移する場合は手をつないでおく必要がある。物を移動することもできるが半径2mほどの範囲内に収まってなければならないらしい。そして領地をまたいだ転移は領主が作った結界に引っかかるので事前に連絡することが望ましい。領地内での転移に留める方が良いと言われた。
その後で、本当のおかあさまともお別れをして、3人の王女に見送られて領地に戻ってきた。
領地に着くと、おかあさまにお願いしてウルレアールを呼んでもらい、お茶会を開いてもらった。
ウルレアールに、シルクヴィスクレアが生みの母親だったと知ったことを伝えた。やはりウルレアールはシスティナ様とシルクヴィスクレア様、両方から告げられていたので知っていたそうだ。二人に、いままで僕の事を育ててくれたことに改めて感謝を告げ、これからも” 僕のおかあさま”でいてくださいとお願いした。
ウルレアールとシルクヴィスクレアは、心の中だけのおかあさま。システィナ様はこれからもずっとだ。
540
あなたにおすすめの小説
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
2026年2月12日 お気に入り登録800人達成?!!
なんということでしょう!ユーディリア達が愛されてる…!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる