37 / 38
外伝 ノーマン視察団紀行
アルギア 3
しおりを挟む
今日の宿泊場所である市長邸宅で、視察団を交えた会食の後。
アルバートはソフィアとアルギア市長であるガントを呼び、会談の場を設けていた。
応接室のソファに腰を落ち着け、対面のガントに視線を向ける。
ローテーブルに置かれた燭台に照らされた四十歳前後の男は、黒目黒髪の実にノーマンの民らしい顔つきをしていた。
それもそのはず。
彼はれっきとしたノーマン貴族の子息だ。
つまりは実質的にノーマン家の部下である。
ガントはノーマン家の推挙を受け、市議会で可決されたことで市長となった。
「ノーマン家の下での自治」というアルギアの運営形態を象徴するような人事だろう。
「今日はご苦労だった」
「ありがとうございます」
アルバートの労いに恭しく応える様子は、まさしく主従のものである。
「視察団の方々にも、満足していただけたようだ」
「光栄でございます。
統一度量衡のお話が多かったように存じますが、やはり衝撃は大きかったようですね」
「なかなか考えないことではあるだろうからな」
「無理もございません。
私も初めてお考えを伺った際は、この方はなぜこのようなことを思い付くのかと、心底不思議に思いましたゆえ」
軽く笑ったガントは、居住まいを正すと、恭しく頭を垂れる。
「コルムよりの通達があり、遅くとも年内には当主の継承をされると伺いました。
祝着至極にございます」
「ありがとう。
これからも振り回すと思うが、私を信じて付いてきて欲しい」
「おっと、これは大変なことが起こりそうですね。
ですが、望むところでございます」
顔を上げたガントは、ニヤリと笑みを浮かべた。
「言ったな。
では早速だが、やって欲しいことがある」
「何なりと」
「航海の情報を集めて欲しい」
「……と申しますと?」
「アルギアに集まる船乗りたちから、航海に関するあらゆる情報を集めて欲しいのだ。
どこでどんな事故が起きたか、はもちろん。
その時の船体はどのような状態だったか?
船齢は?
修理や改装の履歴は?
装備は?
その点検履歴は?
積み荷は?
その梱包や積み方は?
船主は?
荷主は?
船長や乗員の練度は?
季節は?
天候は?
例年との違いは?
他にも気づくことがあれば、全てを記録して欲しい」
「それはまた……
大変な量になりますな」
「ああ。
専任の担当者が必要になるだろうな」
アルバートは頷き、視線をガントからソフィアに移す。
「ソフィア。
お前の『研究室』では、ガントから情報を受け取り、分析して欲しい」
「はい」
「これまでにも経験則で、船の改良や航路の改善がされてきただろうとは思う。
だが、今後は明確なデータからできるようにする。
そのために、遠くないうちに『研究室』の分室をアルギアに開設することになるだろう」
ソフィアはしっかりと頷いた。
だが、ガントはこの施策が何を目的としたものか、あまりピンと来ていない様子だ。
これはむしろ、アルバートの意図を理解している様子のソフィアの方が異常だ。
この世界には、まだ「統計」という概念自体が存在しない。
前世の地球でも、統計という概念が登場したのは十七世紀頃だったはず。
存在自体がチートと言われる古代ローマにも、おそらくは無かった概念だ。
どのように説明したものか。
アルバートはしばし考える。
「そうだな。
例えば、集めた情報を比較した結果、船齢が二十年を超えた船は、それよりも若い船に比べて、浸水を起こす件数が顕著に多かったとする。
それが分かれば、船齢が十五年なり十八年なりを超えた船には防水塗装をやり直すように義務付ける、という対策を取れる。
あるいは、帆は同じ物を五年以上使うと、強風に煽られた際に破れる件数が多かったとする。
それが分かれば、帆は四年使ったら新しい物に交換することを義務付ける、という対策を取れる。
他のパーツに関しても、定期的な点検や交換を法制化することで海難事故を減らせるかもしれない。
あるいは、特別な対策が必要な航路、というのも出てくるかもしれないし、船の型によって危険な航路と安全な航路が違うことが分かるかもしれない。
船体や装備品の点検用のチェックシートを作成して配布し、船長の業務として点検責任を課す、ということが必要になるかもしれない。
最新の航路情報の講義を定期的に開催して、船長や船主の受講を義務化する、といったことが必要になるかもしれない。
そういった政策を実施するためには、数字で示せる根拠があった方が、納得されやすいし遵守する動機にもなるだろう。
こうしたことの積み重ねで、アルギアに船籍をを置く船や、アルギア籍の船長の海難事故が目に見えて減少すれば、それが評判となってアルギアの力になる」
「なるほど」
思えば、前世の社会には多くの安全基準があった。
あれらは、先人たちが気の遠くなるような量のデータを積み上げ、分析して、一つずつ作り上げていったものなのだ。
この世界では、それをこれから作っていかなくてはならない。
「こういった基礎的なデータ収集と分析は、すぐには効果が出ないかもしれないが、長期的には大きな効果をもたらす。
実るのは私の代ではないかもしれない。
百年、二百年かかるかもしれない。
それでも続けるべきことだ」
「承知いたしました」
ガントは、今度はしっかりと頷いた。
「ガントは海上保険を知っているか」
「は。
ユヴェールを中心に、南の海ではそのような仕組みができてきている、ということは耳に入っております」
「結構。
いずれは海上保険の事業化も考えている。
ノーマン銀行でやるかもしれないし、別の組織にするかもしれない。
だが、他国に先んじてやるべきことだ」
地球の歴史でも、海上保険は十二世紀から十三世紀頃の地中海にはすでに存在した。
そして、それらを大規模に組織化し「海上保険市場」を作り上げたのが、ロンドンでコーヒーショップを営んでいたロイズという男だ。
海上保険市場が成立したことにより、海上保険は荷主や船主にとって利用しやすいシステムとなり、それによって海上輸送のハードルが下がり、海運業が活発化した。
それは間違いなく、大英帝国の繁栄を支える要素の重要な一つだった。
コーヒーショップのオーナーにできたことが、アルギア市にできないわけはない。
ソフィアに向き直る。
「それと、『研究室』には、東の情報も分析してもらいたい」
「遊牧民や隊商からもたらされた情報ということでございますね」
「そうだ。
こちらの方はすでに情報の集積はかなりあるはずだ。
だから、その分析を行なって欲しい。
むしろ、急ぎなのはこちらだな」
ノーマン家は、元を辿れば遊牧民だった一族だったし、定住してからも遊牧民との繋がりは深く長い。
和戦、硬軟とり混ぜて、記録にも残らないほど長い歴史がある。
それだけに情報は質も量も十分に揃っている。
それを系統立てて分析するのだ。
現在、東部の国境地帯には五千の兵を巡回させているが、リスク情報を分析して、効率化を図る。
また、先日の近衛隊討伐のように遠征が必要な際に、どれだけの兵を、どこから、どの程度の期間、抽出できるかを詳細に検討する。
東の遊牧民の部族の配置を調査して、敵対的な部族を叩いて、友好的な部族の勢力を伸ばす。
これは以前から行われてきたノーマン家の伝統的な戦略だが、それをより高度に運用できるようにするのだ。
友好的な部族の中にも、もはやノーマンの民と言っても過言ではないような者たちから、ちょっとしたきっかけで敵対しそうな者たちまでグラデーションがある。
敵対的な部族も、不倶戴天の敵という者たちから、交渉次第で味方になりそうな者たちまで様々だ。
これらを正確に把握し、利用すれば、東部のノーマン軍の自由度を高めることができるだろう。
「これから、共和国は国難と言って良い時代に入るだろう。
ノーマン軍が西部や南東部の国境まで援軍に赴ける体制を作っておく必要がある。
増員も考えてはいるが、今いる兵の中で自由に動かせる数を増やすのも重要だ。
場合によっては、東部の五千を全て引き抜かなければならない、という事態も想定しておかなければならない。
その時の危険を外交でどれだけ、どのように回避できるのか、といった検討も必要になる」
「承知いたしました」
これまで『研究室』は産業技術の開発局、といった立ち位置だった。
これからは近代軍の参謀本部に近い役割も担ってもらうことになるだろう。
本来は軍の方に作るべき組織なのかもしれないが、正直に言って人材が足りない。
論理的な思考ができる人材というのは、この世界ではまだまだ貴重なのだ。
下手に分散して配備するくらいなら、一箇所に集めて、そこに「考える」という機能を集約してしまった方が良いだろう。
そう考えると、そんな組織を任せることができる能力があり、絶対的に信頼できる人材がいる、というのはアルバートにとって大きな幸運なのだろう。
ソフィアに視線を向ける。
「お前が妹で、本当に良かったよ」
「私もお兄様の妹として生まれることができて、本当に幸せですわ」
兄妹は、そう言って笑い合った。
アルバートはソフィアとアルギア市長であるガントを呼び、会談の場を設けていた。
応接室のソファに腰を落ち着け、対面のガントに視線を向ける。
ローテーブルに置かれた燭台に照らされた四十歳前後の男は、黒目黒髪の実にノーマンの民らしい顔つきをしていた。
それもそのはず。
彼はれっきとしたノーマン貴族の子息だ。
つまりは実質的にノーマン家の部下である。
ガントはノーマン家の推挙を受け、市議会で可決されたことで市長となった。
「ノーマン家の下での自治」というアルギアの運営形態を象徴するような人事だろう。
「今日はご苦労だった」
「ありがとうございます」
アルバートの労いに恭しく応える様子は、まさしく主従のものである。
「視察団の方々にも、満足していただけたようだ」
「光栄でございます。
統一度量衡のお話が多かったように存じますが、やはり衝撃は大きかったようですね」
「なかなか考えないことではあるだろうからな」
「無理もございません。
私も初めてお考えを伺った際は、この方はなぜこのようなことを思い付くのかと、心底不思議に思いましたゆえ」
軽く笑ったガントは、居住まいを正すと、恭しく頭を垂れる。
「コルムよりの通達があり、遅くとも年内には当主の継承をされると伺いました。
祝着至極にございます」
「ありがとう。
これからも振り回すと思うが、私を信じて付いてきて欲しい」
「おっと、これは大変なことが起こりそうですね。
ですが、望むところでございます」
顔を上げたガントは、ニヤリと笑みを浮かべた。
「言ったな。
では早速だが、やって欲しいことがある」
「何なりと」
「航海の情報を集めて欲しい」
「……と申しますと?」
「アルギアに集まる船乗りたちから、航海に関するあらゆる情報を集めて欲しいのだ。
どこでどんな事故が起きたか、はもちろん。
その時の船体はどのような状態だったか?
船齢は?
修理や改装の履歴は?
装備は?
その点検履歴は?
積み荷は?
その梱包や積み方は?
船主は?
荷主は?
船長や乗員の練度は?
季節は?
天候は?
例年との違いは?
他にも気づくことがあれば、全てを記録して欲しい」
「それはまた……
大変な量になりますな」
「ああ。
専任の担当者が必要になるだろうな」
アルバートは頷き、視線をガントからソフィアに移す。
「ソフィア。
お前の『研究室』では、ガントから情報を受け取り、分析して欲しい」
「はい」
「これまでにも経験則で、船の改良や航路の改善がされてきただろうとは思う。
だが、今後は明確なデータからできるようにする。
そのために、遠くないうちに『研究室』の分室をアルギアに開設することになるだろう」
ソフィアはしっかりと頷いた。
だが、ガントはこの施策が何を目的としたものか、あまりピンと来ていない様子だ。
これはむしろ、アルバートの意図を理解している様子のソフィアの方が異常だ。
この世界には、まだ「統計」という概念自体が存在しない。
前世の地球でも、統計という概念が登場したのは十七世紀頃だったはず。
存在自体がチートと言われる古代ローマにも、おそらくは無かった概念だ。
どのように説明したものか。
アルバートはしばし考える。
「そうだな。
例えば、集めた情報を比較した結果、船齢が二十年を超えた船は、それよりも若い船に比べて、浸水を起こす件数が顕著に多かったとする。
それが分かれば、船齢が十五年なり十八年なりを超えた船には防水塗装をやり直すように義務付ける、という対策を取れる。
あるいは、帆は同じ物を五年以上使うと、強風に煽られた際に破れる件数が多かったとする。
それが分かれば、帆は四年使ったら新しい物に交換することを義務付ける、という対策を取れる。
他のパーツに関しても、定期的な点検や交換を法制化することで海難事故を減らせるかもしれない。
あるいは、特別な対策が必要な航路、というのも出てくるかもしれないし、船の型によって危険な航路と安全な航路が違うことが分かるかもしれない。
船体や装備品の点検用のチェックシートを作成して配布し、船長の業務として点検責任を課す、ということが必要になるかもしれない。
最新の航路情報の講義を定期的に開催して、船長や船主の受講を義務化する、といったことが必要になるかもしれない。
そういった政策を実施するためには、数字で示せる根拠があった方が、納得されやすいし遵守する動機にもなるだろう。
こうしたことの積み重ねで、アルギアに船籍をを置く船や、アルギア籍の船長の海難事故が目に見えて減少すれば、それが評判となってアルギアの力になる」
「なるほど」
思えば、前世の社会には多くの安全基準があった。
あれらは、先人たちが気の遠くなるような量のデータを積み上げ、分析して、一つずつ作り上げていったものなのだ。
この世界では、それをこれから作っていかなくてはならない。
「こういった基礎的なデータ収集と分析は、すぐには効果が出ないかもしれないが、長期的には大きな効果をもたらす。
実るのは私の代ではないかもしれない。
百年、二百年かかるかもしれない。
それでも続けるべきことだ」
「承知いたしました」
ガントは、今度はしっかりと頷いた。
「ガントは海上保険を知っているか」
「は。
ユヴェールを中心に、南の海ではそのような仕組みができてきている、ということは耳に入っております」
「結構。
いずれは海上保険の事業化も考えている。
ノーマン銀行でやるかもしれないし、別の組織にするかもしれない。
だが、他国に先んじてやるべきことだ」
地球の歴史でも、海上保険は十二世紀から十三世紀頃の地中海にはすでに存在した。
そして、それらを大規模に組織化し「海上保険市場」を作り上げたのが、ロンドンでコーヒーショップを営んでいたロイズという男だ。
海上保険市場が成立したことにより、海上保険は荷主や船主にとって利用しやすいシステムとなり、それによって海上輸送のハードルが下がり、海運業が活発化した。
それは間違いなく、大英帝国の繁栄を支える要素の重要な一つだった。
コーヒーショップのオーナーにできたことが、アルギア市にできないわけはない。
ソフィアに向き直る。
「それと、『研究室』には、東の情報も分析してもらいたい」
「遊牧民や隊商からもたらされた情報ということでございますね」
「そうだ。
こちらの方はすでに情報の集積はかなりあるはずだ。
だから、その分析を行なって欲しい。
むしろ、急ぎなのはこちらだな」
ノーマン家は、元を辿れば遊牧民だった一族だったし、定住してからも遊牧民との繋がりは深く長い。
和戦、硬軟とり混ぜて、記録にも残らないほど長い歴史がある。
それだけに情報は質も量も十分に揃っている。
それを系統立てて分析するのだ。
現在、東部の国境地帯には五千の兵を巡回させているが、リスク情報を分析して、効率化を図る。
また、先日の近衛隊討伐のように遠征が必要な際に、どれだけの兵を、どこから、どの程度の期間、抽出できるかを詳細に検討する。
東の遊牧民の部族の配置を調査して、敵対的な部族を叩いて、友好的な部族の勢力を伸ばす。
これは以前から行われてきたノーマン家の伝統的な戦略だが、それをより高度に運用できるようにするのだ。
友好的な部族の中にも、もはやノーマンの民と言っても過言ではないような者たちから、ちょっとしたきっかけで敵対しそうな者たちまでグラデーションがある。
敵対的な部族も、不倶戴天の敵という者たちから、交渉次第で味方になりそうな者たちまで様々だ。
これらを正確に把握し、利用すれば、東部のノーマン軍の自由度を高めることができるだろう。
「これから、共和国は国難と言って良い時代に入るだろう。
ノーマン軍が西部や南東部の国境まで援軍に赴ける体制を作っておく必要がある。
増員も考えてはいるが、今いる兵の中で自由に動かせる数を増やすのも重要だ。
場合によっては、東部の五千を全て引き抜かなければならない、という事態も想定しておかなければならない。
その時の危険を外交でどれだけ、どのように回避できるのか、といった検討も必要になる」
「承知いたしました」
これまで『研究室』は産業技術の開発局、といった立ち位置だった。
これからは近代軍の参謀本部に近い役割も担ってもらうことになるだろう。
本来は軍の方に作るべき組織なのかもしれないが、正直に言って人材が足りない。
論理的な思考ができる人材というのは、この世界ではまだまだ貴重なのだ。
下手に分散して配備するくらいなら、一箇所に集めて、そこに「考える」という機能を集約してしまった方が良いだろう。
そう考えると、そんな組織を任せることができる能力があり、絶対的に信頼できる人材がいる、というのはアルバートにとって大きな幸運なのだろう。
ソフィアに視線を向ける。
「お前が妹で、本当に良かったよ」
「私もお兄様の妹として生まれることができて、本当に幸せですわ」
兄妹は、そう言って笑い合った。
128
あなたにおすすめの小説
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる