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外伝 ノーマン視察団紀行
コルム 1
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ルルド川を遡上する川船の甲板で、オリヴィアはノーマンの地の風を感じていた。
もう初夏に差し掛かる時期だが、その空気は涼やかで、夜ともなれば肌寒く感じるほどだった。
アルギアを出発し、川船で遡り始めてから十日ほど。
オリヴィアの視界に、ようやくコルムの姿が映り始めていた。
平地の只中の小高い丘に建つシュレージと違い、平坦なコルムは遠目には全容がよく分からない。
だが、相当な広さの都市であろうことは見てとれた。
人口はシュレージより少ないとのことだが、面積はシュレージよりも大きいのではないだろうか。
聞いていた通り、城壁は無い。
城壁以外でも、背の高い建物自体が稀だ。
見張り塔らしき物は見えるが、それくらいだろうか。
都市の中央で旧王宮が高くそびえ立ち、その威容を周囲に見せつけるシュレージとは全く違う。
視察団を乗せた船は、多くの船とすれ違いながら、ルルド川本流から、コルムへ繋がる運河へと入る。
これまでもすれ違う船は多かったが、この運河ではさらに多い。
だが、交通ルールが徹底されているのか、混乱は無い。
ゆっくりではあっても、滞りなく進んで行く。
コルムを囲む四重の堀の一番外側に着くと、視察団の人員は、一度船を乗り換えた。
棹で進む小さな舟だ。
街中の水路は幅が狭いため、櫂で進む舟は原則として使用禁止なのだそうだ。
人を運ぶ舟は概ね棹を使い、荷を運ぶ舟は曳き舟が多いらしい。
三隻に分かれて乗り込むと、船頭が水底や水路の壁を突いて、器用に舟を進め始めた。
すれ違う舟を見ると、確かに、荷物を積んだ舟は水路の橋を牛や馬に曳かれているものが多い。
視察団の荷物は、乗ってきた船から船着場で下ろされ、あのような荷物用の舟か荷車で、これから数日の宿となるノーマン家の居館へ運ばれるとのことだ。
舟は水路を街の中心に向かって進んでいるらしい。
すでに聞こえ始めていた人々の喧騒が、どんどん大きくなってくる。
水路は道路よりも低く、背の低い舟に座っているため、実際に街中の様子を見ることはできない。
だが、耳から入る情報だけでもその賑わいを知ることができた。
注意して聞いてみれば、外国語の響きも混ざっているようだった。
「ランフォード子爵。
この水路の壁が黒いのはなぜなのでしょう?」
近くから聞こえた声に、意識を引き戻す。
オリヴィアも先刻から気になっていたことを聞いてくれたのはレオスだ。
西部国境の盟主たるクレスタ侯爵家の子息だけに、他家の中心都市に興味津々の様子だ。
レオスが指摘した通り、運河の水門をくぐる辺りからずっと、コルムの運河は黒くのっぺりとした壁で覆われていた。
その水門の門扉自体も黒塗りだった。
ここまでトレスト、アルギアと二つの水の都を見て来たが、その二都市には無かった特徴だ。
トレストやアルギアだけでなく、オリヴィアの知る限り、こういった水路の壁は石垣になっていたはずだ。
「ああ。
これは防水塗装をした木材を使っているからですね。
コルムでは石材の産地が近くに無いので、入手しやすい物を使っているのです」
「では、これはトレストで見た黒い船と同じ素材ということですか?」
ウィニアが問いを重ねた。
確かにトレストには黒い船が多かったように思うが、オリヴィアはそういう物だと思って気にしていなかった。
トレストの視察で触発されて以降、彼女の船や港に対する関心はかなり強い。
「ええ、そうです。
炭を焼く時に採れる副産物で、タールという物があります。
黒い粘性のある液体なのですが、これを塗って乾かすと木材が水に強くなるのです。
トレストではそれを造船に使い、コルムでは水路の壁に使っております。
トレストの上流にはタルデント領があります。
タルデントは以前から木材の産地です。
オロスデン侯爵がオロスデンの山地に着任してから、彼の地の鍛冶師に炭を売るのが大きな産業となっていました。
その副産物であるタールを防水塗料として、トレストの船大工に、木材と共に売るようになったのは、先代のタルデント伯の頃と聞いています。
それが、ショーン陛下の造船業振興によって、トレストの造船が盛んになったため、今では大きな取引になっているそうです。
ですので、トレストで建造された船は、基本的にタルデントの木材とタールを使用しており、そのため見た目が黒くなるのです。
今では、一目で分かるトレスト製の船の特徴として、他国でも認知されているそうです」
話をする間にも舟は進む。
いくつもの橋の下をくぐり、いくつもの開け放たれた水門を抜ける。
時折水門が閉ざされている箇所があり、そこでは大勢の人夫が何かの作業をしているようだった。
「あれは何をしているのですか?」
「水路の清掃と点検ですね。
地区を区切って順番に、定期的に水を抜いて清掃をするのです。
その際に、壁の点検も行います。
先ほど申しました通り、この水路の壁は、防水処理をしてあるとは言え木製です。
腐食したり、破損したりすることも比較的頻繁に起こります。
特にコルムの水路は冬になると氷が張りますから、水面近くの劣化が早いのですよ。
また、清掃を怠って水の流れが滞ると、蚊の発生の原因になります。
百年ほど前に、それが原因で疫病が発生したらしく、それ以降は徹底するようになりました」
「水の流れが滞ると、蚊が発生するのですか?」
「はい。
以前から経験的には知られていたのですが、当家の『虫男爵』という道楽者が、五十年ほど前に解明しました。
現在行っている、地区ごとの定期メンテナンスという仕組みを作ったのもその男です」
「……男爵位にしかない者が、それほどのことを為したのですか?」
レオスが驚いている。
無理も無い。
アルスターでは、男爵にそれほどの権限は無い。
「いえ、正確に言えば、その当時は平民でした。
蚊の生態の解明と、それに基づく疫病予防政策の立案という功績で男爵に叙され、その後、見識を買われて実施責任者に抜擢された、という順ですね」
「平民!?」
「ええ。
コルムでは名のある商家の次男でした。
だからこそ、そのような研究もできたわけですが。
現在は爵位を息子に譲って、自身は虫を追って領内をフラフラしておりますよ」
全員揃って言葉も無い、という雰囲気だ。
本当に、アルスターの常識が通用しない土地なのだと思う。
「気になるでしょうから、後ほどお引き合わせいたしましょう。
今はコルムに戻っておりますので」
確かに、気になりすぎる人物だ。
一同が揃って、一も二も無く頷いた。
やがて、舟が停まる。
先に船着場の桟橋に降り立ったアルバートが手を差し出し、オリヴィアはそれに掴まって舟を降りた。
階段を登り、道路へと上がる。
水路の低い視点からでは見えなかった街中が、視界に飛び込んできた。
広く、真っ直ぐで、長い道。
道幅は十五歩から二十歩ほどはあるだろう。
行き交う人々は多く、牛や馬が曳く荷車も多い。
その流れを見る限り、道の中央部は荷車、歩行者は両端と決まっているようだ。
稀に乗馬している者がいるが、その全員が、同じ紋章の入った濃いグレーの揃いの服を着ている。
武装しているようなので、治安維持の兵士か何かだろうか。
そう思ってよく見ると、腰に吊っているのは剣ではなく棒で、槍のように見えた物も先端が二股に分かれ、刃の付いていないもののようだ。
弓も持っているが、この分だと矢には鏃が付いていないのではないだろうか。
「広い街ですね」
呟くように言ったのはレオスだろうか。
シュレージやトレストにあった城壁も無く、アルギアのように街を分断する川も無い。
確かに、これほど広い一塊の街は、他では見たことが無い。
「しかも、よく整理されている。
攻められれば弱いでしょうが、貴家を攻めてこの街まで攻め込める者がいるとも思えませぬ。
それを考えれば、理にかなっておるのでしょう」
アルヴァンの軍学者らしい視点にも頷ける。
これだけ広い街が、水路と道路によって綺麗に整理されている。
しかも、その中で最も広い道は、街の中央の最も重要な施設に真っ直ぐ繋がっているのが、明らかに見てとれる。
オリヴィアたちが立つその船着場から、その道を数分も歩けば着くであろう場所に、全ての大道が収束していた。
ノーマン家居館。
コルムの、いや、ノーマンの全ての中心が、そこにあった。
オリヴィアはいずれ、ここに嫁ぐ。
その事実を再確認して、緊張に身が強張るような気がした。
ここに来るまで、ノーマン家がどれほどの存在なのか、実感が湧いてきたように思う。
もしかすると、王妃になるよりも大変なことなのかもしれない。
ポン、と肩に手が置かれた。
隣に立つアルバートの大きな手だ。
見上げると、アルバートが軽やかに笑っていた。
ふっと、体から力が抜ける。
そうだ。
王妃になるのとは全然違う。
隣にこの人がいるのだ。
一人で気負う必要は無い。
支え合って行けば良いのだ。
あの日交わした言葉のように。
視察団を先導して、アルバートが歩き出す。
オリヴィアは気を取り直して、視察団の団長として、胸を張ってその背中を追った。
もう初夏に差し掛かる時期だが、その空気は涼やかで、夜ともなれば肌寒く感じるほどだった。
アルギアを出発し、川船で遡り始めてから十日ほど。
オリヴィアの視界に、ようやくコルムの姿が映り始めていた。
平地の只中の小高い丘に建つシュレージと違い、平坦なコルムは遠目には全容がよく分からない。
だが、相当な広さの都市であろうことは見てとれた。
人口はシュレージより少ないとのことだが、面積はシュレージよりも大きいのではないだろうか。
聞いていた通り、城壁は無い。
城壁以外でも、背の高い建物自体が稀だ。
見張り塔らしき物は見えるが、それくらいだろうか。
都市の中央で旧王宮が高くそびえ立ち、その威容を周囲に見せつけるシュレージとは全く違う。
視察団を乗せた船は、多くの船とすれ違いながら、ルルド川本流から、コルムへ繋がる運河へと入る。
これまでもすれ違う船は多かったが、この運河ではさらに多い。
だが、交通ルールが徹底されているのか、混乱は無い。
ゆっくりではあっても、滞りなく進んで行く。
コルムを囲む四重の堀の一番外側に着くと、視察団の人員は、一度船を乗り換えた。
棹で進む小さな舟だ。
街中の水路は幅が狭いため、櫂で進む舟は原則として使用禁止なのだそうだ。
人を運ぶ舟は概ね棹を使い、荷を運ぶ舟は曳き舟が多いらしい。
三隻に分かれて乗り込むと、船頭が水底や水路の壁を突いて、器用に舟を進め始めた。
すれ違う舟を見ると、確かに、荷物を積んだ舟は水路の橋を牛や馬に曳かれているものが多い。
視察団の荷物は、乗ってきた船から船着場で下ろされ、あのような荷物用の舟か荷車で、これから数日の宿となるノーマン家の居館へ運ばれるとのことだ。
舟は水路を街の中心に向かって進んでいるらしい。
すでに聞こえ始めていた人々の喧騒が、どんどん大きくなってくる。
水路は道路よりも低く、背の低い舟に座っているため、実際に街中の様子を見ることはできない。
だが、耳から入る情報だけでもその賑わいを知ることができた。
注意して聞いてみれば、外国語の響きも混ざっているようだった。
「ランフォード子爵。
この水路の壁が黒いのはなぜなのでしょう?」
近くから聞こえた声に、意識を引き戻す。
オリヴィアも先刻から気になっていたことを聞いてくれたのはレオスだ。
西部国境の盟主たるクレスタ侯爵家の子息だけに、他家の中心都市に興味津々の様子だ。
レオスが指摘した通り、運河の水門をくぐる辺りからずっと、コルムの運河は黒くのっぺりとした壁で覆われていた。
その水門の門扉自体も黒塗りだった。
ここまでトレスト、アルギアと二つの水の都を見て来たが、その二都市には無かった特徴だ。
トレストやアルギアだけでなく、オリヴィアの知る限り、こういった水路の壁は石垣になっていたはずだ。
「ああ。
これは防水塗装をした木材を使っているからですね。
コルムでは石材の産地が近くに無いので、入手しやすい物を使っているのです」
「では、これはトレストで見た黒い船と同じ素材ということですか?」
ウィニアが問いを重ねた。
確かにトレストには黒い船が多かったように思うが、オリヴィアはそういう物だと思って気にしていなかった。
トレストの視察で触発されて以降、彼女の船や港に対する関心はかなり強い。
「ええ、そうです。
炭を焼く時に採れる副産物で、タールという物があります。
黒い粘性のある液体なのですが、これを塗って乾かすと木材が水に強くなるのです。
トレストではそれを造船に使い、コルムでは水路の壁に使っております。
トレストの上流にはタルデント領があります。
タルデントは以前から木材の産地です。
オロスデン侯爵がオロスデンの山地に着任してから、彼の地の鍛冶師に炭を売るのが大きな産業となっていました。
その副産物であるタールを防水塗料として、トレストの船大工に、木材と共に売るようになったのは、先代のタルデント伯の頃と聞いています。
それが、ショーン陛下の造船業振興によって、トレストの造船が盛んになったため、今では大きな取引になっているそうです。
ですので、トレストで建造された船は、基本的にタルデントの木材とタールを使用しており、そのため見た目が黒くなるのです。
今では、一目で分かるトレスト製の船の特徴として、他国でも認知されているそうです」
話をする間にも舟は進む。
いくつもの橋の下をくぐり、いくつもの開け放たれた水門を抜ける。
時折水門が閉ざされている箇所があり、そこでは大勢の人夫が何かの作業をしているようだった。
「あれは何をしているのですか?」
「水路の清掃と点検ですね。
地区を区切って順番に、定期的に水を抜いて清掃をするのです。
その際に、壁の点検も行います。
先ほど申しました通り、この水路の壁は、防水処理をしてあるとは言え木製です。
腐食したり、破損したりすることも比較的頻繁に起こります。
特にコルムの水路は冬になると氷が張りますから、水面近くの劣化が早いのですよ。
また、清掃を怠って水の流れが滞ると、蚊の発生の原因になります。
百年ほど前に、それが原因で疫病が発生したらしく、それ以降は徹底するようになりました」
「水の流れが滞ると、蚊が発生するのですか?」
「はい。
以前から経験的には知られていたのですが、当家の『虫男爵』という道楽者が、五十年ほど前に解明しました。
現在行っている、地区ごとの定期メンテナンスという仕組みを作ったのもその男です」
「……男爵位にしかない者が、それほどのことを為したのですか?」
レオスが驚いている。
無理も無い。
アルスターでは、男爵にそれほどの権限は無い。
「いえ、正確に言えば、その当時は平民でした。
蚊の生態の解明と、それに基づく疫病予防政策の立案という功績で男爵に叙され、その後、見識を買われて実施責任者に抜擢された、という順ですね」
「平民!?」
「ええ。
コルムでは名のある商家の次男でした。
だからこそ、そのような研究もできたわけですが。
現在は爵位を息子に譲って、自身は虫を追って領内をフラフラしておりますよ」
全員揃って言葉も無い、という雰囲気だ。
本当に、アルスターの常識が通用しない土地なのだと思う。
「気になるでしょうから、後ほどお引き合わせいたしましょう。
今はコルムに戻っておりますので」
確かに、気になりすぎる人物だ。
一同が揃って、一も二も無く頷いた。
やがて、舟が停まる。
先に船着場の桟橋に降り立ったアルバートが手を差し出し、オリヴィアはそれに掴まって舟を降りた。
階段を登り、道路へと上がる。
水路の低い視点からでは見えなかった街中が、視界に飛び込んできた。
広く、真っ直ぐで、長い道。
道幅は十五歩から二十歩ほどはあるだろう。
行き交う人々は多く、牛や馬が曳く荷車も多い。
その流れを見る限り、道の中央部は荷車、歩行者は両端と決まっているようだ。
稀に乗馬している者がいるが、その全員が、同じ紋章の入った濃いグレーの揃いの服を着ている。
武装しているようなので、治安維持の兵士か何かだろうか。
そう思ってよく見ると、腰に吊っているのは剣ではなく棒で、槍のように見えた物も先端が二股に分かれ、刃の付いていないもののようだ。
弓も持っているが、この分だと矢には鏃が付いていないのではないだろうか。
「広い街ですね」
呟くように言ったのはレオスだろうか。
シュレージやトレストにあった城壁も無く、アルギアのように街を分断する川も無い。
確かに、これほど広い一塊の街は、他では見たことが無い。
「しかも、よく整理されている。
攻められれば弱いでしょうが、貴家を攻めてこの街まで攻め込める者がいるとも思えませぬ。
それを考えれば、理にかなっておるのでしょう」
アルヴァンの軍学者らしい視点にも頷ける。
これだけ広い街が、水路と道路によって綺麗に整理されている。
しかも、その中で最も広い道は、街の中央の最も重要な施設に真っ直ぐ繋がっているのが、明らかに見てとれる。
オリヴィアたちが立つその船着場から、その道を数分も歩けば着くであろう場所に、全ての大道が収束していた。
ノーマン家居館。
コルムの、いや、ノーマンの全ての中心が、そこにあった。
オリヴィアはいずれ、ここに嫁ぐ。
その事実を再確認して、緊張に身が強張るような気がした。
ここに来るまで、ノーマン家がどれほどの存在なのか、実感が湧いてきたように思う。
もしかすると、王妃になるよりも大変なことなのかもしれない。
ポン、と肩に手が置かれた。
隣に立つアルバートの大きな手だ。
見上げると、アルバートが軽やかに笑っていた。
ふっと、体から力が抜ける。
そうだ。
王妃になるのとは全然違う。
隣にこの人がいるのだ。
一人で気負う必要は無い。
支え合って行けば良いのだ。
あの日交わした言葉のように。
視察団を先導して、アルバートが歩き出す。
オリヴィアは気を取り直して、視察団の団長として、胸を張ってその背中を追った。
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