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第180話
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今日も今日とて、太陽が燦々と輝く絶好のお出掛け日和。今日はジャック爺やイザベラ嬢たちの発案で、草原で子供たちに魔法を教えている。まあ魔法を教えていると言っても、いきなり攻撃魔法から教えるのではなく、本当に基礎の基礎である魔力の扱い方から教えている。
男爵領でも魔法の教育を進めてはいるが、全員が全員とも時間が有り余っている訳でもないので、魔法が使える者はそこまで多くはない。男爵夫妻は、領内に魔法を使える者が少しずつ増えていってほしいとは思っている様だが、魔法を学ぶかどうかは領民の皆さんの意思に任せているそうだ。そういった事もあり、今回は比較的時間に余裕があり、学ぶ意欲のある子供たちの方を優先して、魔法を教えてあげてほしいとお願いされた。
「それでは、まずは魔力という存在を感じる事から始めるかの」
『は~い』
「言葉だけで説明したとしても、それだけでは分かりづらいと思うからの。最初は儂ら一人一人が皆に力を貸して、魔力という存在の感じ方から教えていく」
「一度魔力の存在を感じる事が出来れば、後は自分の意思で魔力を動かせる様になっていくからね。それから魔力を感じる早さには個人差があるから、直ぐに分かる子もいれば、中々感じられない子もいるわ。だけど、それが魔法使いとして優れているかどうかは関係ないから、特に気にしなくていいからね」
『は~い』
俺たちは子供たち一人一人を順番に見ていって、丁寧に分かりやすく子供たちの魔力を動かしてやり、魔力という存在を感じさせてあげていった。幸いにも、魔力の存在を中々感じられない子はおらず、皆魔力を動かし始めて直ぐに感じる事が出来た。事前の予想では、全員がここまで早く魔力を感じられるとは考えてなかったので、嬉しい誤算といった所だ。
魔力を感じられる様になったので、次の段階へと進む事にする。魔力という存在を感じられ、嬉しそうに興奮する子供たちを落ち着かせた後に、ジャック爺が掌にソフトボールくらいの大きさの魔力の玉を生み出す。子供たちは、それを見て再び興奮していく。
「身体の中を流れる魔力を操り、この様に魔力に形を与える。最終的に皆が目指すのはこれじゃ」
「これが出来る様になるためにも、まずは身体の中に魔力を巡らせていく、魔力操作から学んでいきましょう」
子供たちはやる気を滾らせながら魔力操作の訓練を始めたが、魔力を感じるのとは違い、そう簡単には上手くいかない。子供たちは何度も何度も諦めずに挑戦して、一生懸命に魔力を身体の中に巡らせようと努力する。俺たちも子供たちへ積極的にアドバイスを送り、どうイメージすれば上手くいくのかを教えていく。
暫くすると最初に一人が成功し、その子を皮切りにして次々と成功する子が現れ始める。成功した子供たちは、まだ挑戦中に子たちを応援し、応援された子供たちもより一層気合を入れて挑戦していく。そして、最初に成功した子が現れてから約一時間半後、全ての子供たちが身体の中に魔力を巡らせる事に成功した。子供たちは互いに喜びを分かち合い、抱き合ったりハイタッチをしたりしている。今日中に全ての子が成功するのは無理だと思っていたので、これまた嬉しい誤算となった。
それにしても、皆良い笑顔だ。その笑顔を見て、昔の自分、転生したばかりの頃に初めて魔法を見た時の自分を思い出した。十年以上経つが、今でもその時の事は鮮明に覚えている。とてもワクワクドキドキとしたし、本物の魔法だと感激していた。子供たちがこの先魔法使いとして生きていくのかは分からないが、この時の感動や興奮が、皆の中で良い思い出になってくれる事を切に願う。
男爵領でも魔法の教育を進めてはいるが、全員が全員とも時間が有り余っている訳でもないので、魔法が使える者はそこまで多くはない。男爵夫妻は、領内に魔法を使える者が少しずつ増えていってほしいとは思っている様だが、魔法を学ぶかどうかは領民の皆さんの意思に任せているそうだ。そういった事もあり、今回は比較的時間に余裕があり、学ぶ意欲のある子供たちの方を優先して、魔法を教えてあげてほしいとお願いされた。
「それでは、まずは魔力という存在を感じる事から始めるかの」
『は~い』
「言葉だけで説明したとしても、それだけでは分かりづらいと思うからの。最初は儂ら一人一人が皆に力を貸して、魔力という存在の感じ方から教えていく」
「一度魔力の存在を感じる事が出来れば、後は自分の意思で魔力を動かせる様になっていくからね。それから魔力を感じる早さには個人差があるから、直ぐに分かる子もいれば、中々感じられない子もいるわ。だけど、それが魔法使いとして優れているかどうかは関係ないから、特に気にしなくていいからね」
『は~い』
俺たちは子供たち一人一人を順番に見ていって、丁寧に分かりやすく子供たちの魔力を動かしてやり、魔力という存在を感じさせてあげていった。幸いにも、魔力の存在を中々感じられない子はおらず、皆魔力を動かし始めて直ぐに感じる事が出来た。事前の予想では、全員がここまで早く魔力を感じられるとは考えてなかったので、嬉しい誤算といった所だ。
魔力を感じられる様になったので、次の段階へと進む事にする。魔力という存在を感じられ、嬉しそうに興奮する子供たちを落ち着かせた後に、ジャック爺が掌にソフトボールくらいの大きさの魔力の玉を生み出す。子供たちは、それを見て再び興奮していく。
「身体の中を流れる魔力を操り、この様に魔力に形を与える。最終的に皆が目指すのはこれじゃ」
「これが出来る様になるためにも、まずは身体の中に魔力を巡らせていく、魔力操作から学んでいきましょう」
子供たちはやる気を滾らせながら魔力操作の訓練を始めたが、魔力を感じるのとは違い、そう簡単には上手くいかない。子供たちは何度も何度も諦めずに挑戦して、一生懸命に魔力を身体の中に巡らせようと努力する。俺たちも子供たちへ積極的にアドバイスを送り、どうイメージすれば上手くいくのかを教えていく。
暫くすると最初に一人が成功し、その子を皮切りにして次々と成功する子が現れ始める。成功した子供たちは、まだ挑戦中に子たちを応援し、応援された子供たちもより一層気合を入れて挑戦していく。そして、最初に成功した子が現れてから約一時間半後、全ての子供たちが身体の中に魔力を巡らせる事に成功した。子供たちは互いに喜びを分かち合い、抱き合ったりハイタッチをしたりしている。今日中に全ての子が成功するのは無理だと思っていたので、これまた嬉しい誤算となった。
それにしても、皆良い笑顔だ。その笑顔を見て、昔の自分、転生したばかりの頃に初めて魔法を見た時の自分を思い出した。十年以上経つが、今でもその時の事は鮮明に覚えている。とてもワクワクドキドキとしたし、本物の魔法だと感激していた。子供たちがこの先魔法使いとして生きていくのかは分からないが、この時の感動や興奮が、皆の中で良い思い出になってくれる事を切に願う。
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