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解雇されました
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「貴様はこのパーティの足手まといだから今日でクビだ。」
アジトに到着した途端、リーダーのディエゴが言った。
A級冒険者パーティ『銀の翼団』この街でNo.1の強さを誇るパーティだ。私はそのパーティーのメンバーで、テイマーのユリ、スライム使いである。
「スライム使いなんて、大して役にも立たないし、金の無駄だからな。」
あらあら、残念です。リーダーとその恋人で盗賊シーフのロティ以外は、とても気さくで良い人ばかりなので、居心地も良く、結構気に入っていたんですけどね。
でも、急にそんな事を言い出すなんて、一体ディエゴはどうしたと言うのでしょう?
確かに元々オレサマな奴ですが、仲間意識も強くて、他のメンバーの助言には聞く耳を持っていたのに……。
半年前にロティと知り合ってから、段々オレサマがエスカレートしてきた気がします。恋が彼を狂わせたのでしょうか?
そして恋人になったロティをパーティに加入させたのが3ヶ月前……。2人でイチャコラしてる分には全然構わないのですが、報酬の分配やら仲間達への態度が段々悪くなってきて……。特に私への風当たりは、もう、最悪としか言いようが無かったですね。皆の前で、罵る、貶める、蔑む……、まあ、大方ロティがある事無い事囁いたのでしょうけど。
ただ、周りの仲間達が諌めてくれるウチは良かったのですが、最近はもう、皆呆れてまたかと溜息を吐く程でした。
私も2人の罵詈雑言、もう、聞き飽きたし、そろそろ潮時なのかも知れませんね。ディエゴが見ていない所でのロティの嫌がらせにも嫌気が差しましたし……ね。もう、何度突き飛ばされ、足を掛けられて転ばされた事か……。
「あら、ごめんなさい。」
口では謝って居たけど、ワザとなのは見え見えでしたよ。
私ははーーーっと大きく溜息を吐くと、ディエゴを見た。
「解りました。今までお世話になりました。」
その言葉にロティの口許がニヤリと嗤う。
「そのローブは銀翼の支給品でしょう?置いていってよね。」
このローブ、耐火仕様だし、フードも付いていて気に入ってたのだけど、ロティはコレが欲しいらしい……。仕方ないか……。
私はローブを脱いだ。下には当然シャツとズボンを履いていたので脱いでも大丈夫だ。
ローブを脱ぐ事で、アルビノ特有の白い髪、赤い目が顕になる。私の姿にディエゴが息を飲み、惚けた表情になった。ロティも驚いた表情をする。私の容姿は目立つので、ローブのフードを目深に被って顔が見えないようにしていたのだ。虫除けも兼ねて……ね。だから、男性であるディエゴと加入間も無いロティは私の容姿については知らなかったのである。
「それではお元気で。」
ニッコリ笑って私はアジトを出ると、近所の行きつけの店でフード付きのコートを購入して着込むと、そのまま下宿先へと戻ったのだった。
部屋に戻った私は、ベッドに腰掛け肩から提げていたバッグの蓋を開ける。
「ぷ。」
と、声がして、中から水色のポヨポヨした球体……、従魔でスライムのスーちゃんが飛び出して、私の膝にピョンと飛び乗った。
「ごめんね、スーちゃん。」
膝の上でポヨポヨしているスーちゃんを撫でながら私は話し掛けた。
「ぷぷ?」
スーちゃんは気持ち良さげに撫でられている。
「パーティクビになったから、暫く休んだら、新しいトコ探さなきゃ、だね。」
溜息を1つ吐いた。でも、ここの所大変だったから、休むのは良いかも知れない。精神的にも凄く疲れたし……ね。明日から何しようかな~~。買い物とかいいかも知れない……。
アジトに到着した途端、リーダーのディエゴが言った。
A級冒険者パーティ『銀の翼団』この街でNo.1の強さを誇るパーティだ。私はそのパーティーのメンバーで、テイマーのユリ、スライム使いである。
「スライム使いなんて、大して役にも立たないし、金の無駄だからな。」
あらあら、残念です。リーダーとその恋人で盗賊シーフのロティ以外は、とても気さくで良い人ばかりなので、居心地も良く、結構気に入っていたんですけどね。
でも、急にそんな事を言い出すなんて、一体ディエゴはどうしたと言うのでしょう?
確かに元々オレサマな奴ですが、仲間意識も強くて、他のメンバーの助言には聞く耳を持っていたのに……。
半年前にロティと知り合ってから、段々オレサマがエスカレートしてきた気がします。恋が彼を狂わせたのでしょうか?
そして恋人になったロティをパーティに加入させたのが3ヶ月前……。2人でイチャコラしてる分には全然構わないのですが、報酬の分配やら仲間達への態度が段々悪くなってきて……。特に私への風当たりは、もう、最悪としか言いようが無かったですね。皆の前で、罵る、貶める、蔑む……、まあ、大方ロティがある事無い事囁いたのでしょうけど。
ただ、周りの仲間達が諌めてくれるウチは良かったのですが、最近はもう、皆呆れてまたかと溜息を吐く程でした。
私も2人の罵詈雑言、もう、聞き飽きたし、そろそろ潮時なのかも知れませんね。ディエゴが見ていない所でのロティの嫌がらせにも嫌気が差しましたし……ね。もう、何度突き飛ばされ、足を掛けられて転ばされた事か……。
「あら、ごめんなさい。」
口では謝って居たけど、ワザとなのは見え見えでしたよ。
私ははーーーっと大きく溜息を吐くと、ディエゴを見た。
「解りました。今までお世話になりました。」
その言葉にロティの口許がニヤリと嗤う。
「そのローブは銀翼の支給品でしょう?置いていってよね。」
このローブ、耐火仕様だし、フードも付いていて気に入ってたのだけど、ロティはコレが欲しいらしい……。仕方ないか……。
私はローブを脱いだ。下には当然シャツとズボンを履いていたので脱いでも大丈夫だ。
ローブを脱ぐ事で、アルビノ特有の白い髪、赤い目が顕になる。私の姿にディエゴが息を飲み、惚けた表情になった。ロティも驚いた表情をする。私の容姿は目立つので、ローブのフードを目深に被って顔が見えないようにしていたのだ。虫除けも兼ねて……ね。だから、男性であるディエゴと加入間も無いロティは私の容姿については知らなかったのである。
「それではお元気で。」
ニッコリ笑って私はアジトを出ると、近所の行きつけの店でフード付きのコートを購入して着込むと、そのまま下宿先へと戻ったのだった。
部屋に戻った私は、ベッドに腰掛け肩から提げていたバッグの蓋を開ける。
「ぷ。」
と、声がして、中から水色のポヨポヨした球体……、従魔でスライムのスーちゃんが飛び出して、私の膝にピョンと飛び乗った。
「ごめんね、スーちゃん。」
膝の上でポヨポヨしているスーちゃんを撫でながら私は話し掛けた。
「ぷぷ?」
スーちゃんは気持ち良さげに撫でられている。
「パーティクビになったから、暫く休んだら、新しいトコ探さなきゃ、だね。」
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