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自衛隊員、吉田によるCウイルスの情報
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私達は、一応!吉田の意見で、もう一周だけ日比谷公園周辺の道路を時速30キロ未満の速度で走行しながら、公園内を注意深く見回した。
感染者達は、本当にただの人肉を食うだけの狂人になっていた。
まるで、映画「食人族」のラストシーンさまさまだ。
もはや、人間のように言語を話す事は無く、意志の疎通も無く、ただの
本能?
食欲?
攻撃本能?
睡眠欲?
性欲?
分からないが、そんな、ただの欲望の塊になるのがCウイルス感染者の特徴だった。
吉田は私にダッシュボードの中に小型の12倍双眼鏡があるから、それで一応!生存者?を探してくれ?と無茶?を要請したが、私はそれに従って、公園内の惨劇を12倍の倍率でより身近に見ることが出来た。
動き回っているばかりなのは、殆ど無傷?1回ぐらい感染者に噛まれた程度で、逃げ回っている内に、知らず知らずに感染者になった奴が、勢い良く暴れ回って、人を襲い、狙った獲物の肉?まだ生きている新鮮な人間の肉を喰らう!のが、本当に嬉しそうだった。
その事を吉田に話すと、感染者は人肉を貪り喰っている時の顔が、気持ちの悪いくらい、恍惚とした、生涯で一番嬉しかった時の集大成的な表情をするから、本当に性質が悪いと、最大限の嫌悪を露わにした。
何でも、最近、TVでコメントしていた世界的な権威の脳科学者が、Cウイルスは人間の理性を司る大脳新皮質を完全?に麻痺させ、脳の奥!旧皮質、ワニの脳を活発化させ、人間を完全に欲望だけの生物にして、凶暴化させ、あのような感染者になるらしい、と言うことだ。
練馬駐屯地を目指す車中で、私は吉田に聞けるだけの事を質問したが、ハッキリ言って、その情報は、私を満足させるものではなかった、が、しかし、まあ、暇つぶしには良かった。
稚拙(ちせつ)な吉田の話から、分かったこと、や、情報は、このCウイルスが発生したのは、どうも日本が最初らしいということ、そして、発生箇所が、どうも東京都内では無いか?
と言うことだった。
一時はバイオテロ?も日本政府は疑ったが、まだよく分からないらしい。
感染者が発生したのは、今、現在から丁度!一週間ぐらい前?らしい。
と言うことは、私は少なくとも、一週間以上前から、あの卵型安置所?の中で安らかに眠っていたらしい。
よくもまあ、餓死しなかったものだ。
あれ?人間って水分を3~4日の間に一滴も取らないと死ぬんじゃなかったっけ?
我ながら、自分の驚異的な生命力に驚きを隠せず、苦笑いをしたが、吉田に変に思われるかもしれないから、左側の窓ガラス顔を寄せて、必死に笑いを堪えた。
丁度!一週間前に感染者が東京都内の各所?
大体は地下鉄駅構内で感染者が暴れ出し、瞬く間にパンデミックが発症した。
このCウイルスの恐ろしさは、感染速度と、その症状だ。
人から人への感染が基本で、今のところ、人からペットや動物への感染は見付かって無いらしい。
感染ルートは実にさまざまだが、感染者の体液(唾液、汗、涙、血液、精液、粘液、排泄物、その他)感染者のモノならなんでも、らしい。
ま、髪の毛や爪の切れっ端(はし)は?と細かく質問したかったが、やめた。
感染速度は直接人体に感染者の体液が入った瞬間から、36秒後?要は血液が全身の血管を一周するのが、だいたい36秒らしいので、その後には、完全にCウイルスが脳の中の細胞にも浸透し、どう言う仕組みなのか?
新皮質の機能がその後、直ぐに麻痺し、反対に新皮質によって抑えられていた旧皮質が完全に目覚め、フル稼動してしまい。
理性を失った欲望の塊だけの野獣?けもの?悪魔の狂人が出来上がり、何故か、感染していない人間だけを攻撃?襲って、しかも人肉だけを食べるのだ。
今までの情報では、感染者は人間の肉以外、一切!食べようとはせず、しかも、食べる好みがあるらしいのだ。
吉田の話に、何故か私は無性に可笑しくなり、それを必死に抑えていたのも仕方が無いか。
吉田は、大真面目で感染者人肉嗜好をランキング形式で話したのだ。
流石は!ゆとり世代!TVのバラエティ番組世代だ。
第1位は、17才前後の女性!所謂!女子高生だ。
第2位は、赤ちゃん、幼児の性別は関係無い。
第3位は、20代から30代までの、やはり若い女性。
第4位も女性で30代~50代の女性!か30代までの男性!
第5位は、その他の男女だそうだ。
そして、殆ど食べなかったのは?身体に何らかの病気を持っている疾患者!らしい。
これに、ついても、ある有識者の何ちゃら医学博士のTV説明によると、感染者は健常者の1万倍?嗅覚が鋭くなり、それが、感染者と感染していない人間!を識別出来!
そのことから、感染者は身体に何らかの疾患がある病人には手を出さない。または殺戮はするかもしれないが、決して病人の人肉は食べないらしい、のだ。
私は、冗談で、感染者に先に食べられるのは吉田だな!
と、微笑みながら会話すると、真顔で冗談は止めて下さいよ!と不機嫌になった。
それで、不謹慎だった、謝るよ!と、そんな気は更々なかったが、その後も道中は長いから軽く謝っておいた。
感染者達は、本当にただの人肉を食うだけの狂人になっていた。
まるで、映画「食人族」のラストシーンさまさまだ。
もはや、人間のように言語を話す事は無く、意志の疎通も無く、ただの
本能?
食欲?
攻撃本能?
睡眠欲?
性欲?
分からないが、そんな、ただの欲望の塊になるのがCウイルス感染者の特徴だった。
吉田は私にダッシュボードの中に小型の12倍双眼鏡があるから、それで一応!生存者?を探してくれ?と無茶?を要請したが、私はそれに従って、公園内の惨劇を12倍の倍率でより身近に見ることが出来た。
動き回っているばかりなのは、殆ど無傷?1回ぐらい感染者に噛まれた程度で、逃げ回っている内に、知らず知らずに感染者になった奴が、勢い良く暴れ回って、人を襲い、狙った獲物の肉?まだ生きている新鮮な人間の肉を喰らう!のが、本当に嬉しそうだった。
その事を吉田に話すと、感染者は人肉を貪り喰っている時の顔が、気持ちの悪いくらい、恍惚とした、生涯で一番嬉しかった時の集大成的な表情をするから、本当に性質が悪いと、最大限の嫌悪を露わにした。
何でも、最近、TVでコメントしていた世界的な権威の脳科学者が、Cウイルスは人間の理性を司る大脳新皮質を完全?に麻痺させ、脳の奥!旧皮質、ワニの脳を活発化させ、人間を完全に欲望だけの生物にして、凶暴化させ、あのような感染者になるらしい、と言うことだ。
練馬駐屯地を目指す車中で、私は吉田に聞けるだけの事を質問したが、ハッキリ言って、その情報は、私を満足させるものではなかった、が、しかし、まあ、暇つぶしには良かった。
稚拙(ちせつ)な吉田の話から、分かったこと、や、情報は、このCウイルスが発生したのは、どうも日本が最初らしいということ、そして、発生箇所が、どうも東京都内では無いか?
と言うことだった。
一時はバイオテロ?も日本政府は疑ったが、まだよく分からないらしい。
感染者が発生したのは、今、現在から丁度!一週間ぐらい前?らしい。
と言うことは、私は少なくとも、一週間以上前から、あの卵型安置所?の中で安らかに眠っていたらしい。
よくもまあ、餓死しなかったものだ。
あれ?人間って水分を3~4日の間に一滴も取らないと死ぬんじゃなかったっけ?
我ながら、自分の驚異的な生命力に驚きを隠せず、苦笑いをしたが、吉田に変に思われるかもしれないから、左側の窓ガラス顔を寄せて、必死に笑いを堪えた。
丁度!一週間前に感染者が東京都内の各所?
大体は地下鉄駅構内で感染者が暴れ出し、瞬く間にパンデミックが発症した。
このCウイルスの恐ろしさは、感染速度と、その症状だ。
人から人への感染が基本で、今のところ、人からペットや動物への感染は見付かって無いらしい。
感染ルートは実にさまざまだが、感染者の体液(唾液、汗、涙、血液、精液、粘液、排泄物、その他)感染者のモノならなんでも、らしい。
ま、髪の毛や爪の切れっ端(はし)は?と細かく質問したかったが、やめた。
感染速度は直接人体に感染者の体液が入った瞬間から、36秒後?要は血液が全身の血管を一周するのが、だいたい36秒らしいので、その後には、完全にCウイルスが脳の中の細胞にも浸透し、どう言う仕組みなのか?
新皮質の機能がその後、直ぐに麻痺し、反対に新皮質によって抑えられていた旧皮質が完全に目覚め、フル稼動してしまい。
理性を失った欲望の塊だけの野獣?けもの?悪魔の狂人が出来上がり、何故か、感染していない人間だけを攻撃?襲って、しかも人肉だけを食べるのだ。
今までの情報では、感染者は人間の肉以外、一切!食べようとはせず、しかも、食べる好みがあるらしいのだ。
吉田の話に、何故か私は無性に可笑しくなり、それを必死に抑えていたのも仕方が無いか。
吉田は、大真面目で感染者人肉嗜好をランキング形式で話したのだ。
流石は!ゆとり世代!TVのバラエティ番組世代だ。
第1位は、17才前後の女性!所謂!女子高生だ。
第2位は、赤ちゃん、幼児の性別は関係無い。
第3位は、20代から30代までの、やはり若い女性。
第4位も女性で30代~50代の女性!か30代までの男性!
第5位は、その他の男女だそうだ。
そして、殆ど食べなかったのは?身体に何らかの病気を持っている疾患者!らしい。
これに、ついても、ある有識者の何ちゃら医学博士のTV説明によると、感染者は健常者の1万倍?嗅覚が鋭くなり、それが、感染者と感染していない人間!を識別出来!
そのことから、感染者は身体に何らかの疾患がある病人には手を出さない。または殺戮はするかもしれないが、決して病人の人肉は食べないらしい、のだ。
私は、冗談で、感染者に先に食べられるのは吉田だな!
と、微笑みながら会話すると、真顔で冗談は止めて下さいよ!と不機嫌になった。
それで、不謹慎だった、謝るよ!と、そんな気は更々なかったが、その後も道中は長いから軽く謝っておいた。
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