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宇都宮駐屯地は避難民!非難民のデモ団体で溢れていた
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今ではガソリンスタンドは各地方の警察や各自衛隊駐屯地が護衛していたが、長引く厳戒態勢により、市民達のスーパーへの食糧の略奪が始まり、金融!銀行の業務がストップし、自衛隊!警察がフル活動して、銀行やスーパー、ショッピングモールを警護に当たっていたが、こちらも、長引く勤務に家族の心配をする隊員達が多くなり、完全に自衛隊、警察、消防署等の組織が崩壊しかかっている。
ヘリを飛行させて20分が過ぎた頃に栃木県の県境の看板が目視した。
と言っても、私だけだ。
私の特殊能力の一つ、夜目によって見て取れたが、二人の女性自衛官には当然!見て確認することは出来なかった。
だが、桐山千賀子のタブレットでもまだ、衛星機能?WiFiなのか、が通じていたのか?ナビ機能で、宇都宮駐屯地が近い事を教えてくれた。
ほどなくして、一際明るい場所?が見えてきた。そこが宇都宮駐屯地だ。
早速!ヘリの高度を落とし、着陸態勢に入ろうと、上空を旋回すると、なにやらヘリの音で現れた自衛隊員よりも、無数の避難市民が、何処から湧いて出たのか、凄い人数の集まり、ヘリを着陸させる事が出来ない状態で、邪魔をされていた。
これって本当に邪魔をしているのか?
上空を旋回していると、自衛隊員の中には大声を発しながら、ヘリに銃口を向ける輩までおり、もっとヘリを上空に上げた。
この騒ぎに、大人しかった佐々木ミカも
『なんなの、これ!』
とか言いながら防風ハッチに頭を付けながら下の状況を見ている。
ヘリを旋回して、他に着陸できる処を目視で探して見たが、駐屯地敷地内には無数の避難民?なのか、デモ?不安になった市民達が宇都宮駐屯地に一斉に集まって来た?そのように見え、地上の大混乱の中、近くの道路やコンビニ?の駐車場に着陸も危ない状況にホバリングしながら徐々に宇都宮駐屯地から離れって行った。
それに、一番危惧したのは、このベルヘリコプターの機体に無数に着いている感染者の体液(汗や涎等の唾液)に多くに市民が触れて二次感染?Cウイルスの感染が広がる恐れが大だったからだ。
そんな状況の中で、桐山千賀子は私にタブレットの画面を身体を後ろ向きにひねって見せ、4号線の先の奥にももう一つ、北宇都宮駐屯所があり、そこはヘリコプターや小型機の滑走路などがある場所らしい。
まるで、宇都宮の市民全員が集まっている状況のような駐屯地を後に、北宇都宮駐屯地を目指した。
5分も飛ばない時間で、直ぐに北宇都宮駐屯地が見えた。
こちらは、先程の光景とは打って変わり、電気も付いていない真っ暗闇が支配していた。
だから、管制塔?のような建物!ひっそりとした建物がある、大きな滑走路の真ん中にヘリを無事着陸することが出来た。
ヘリの駆動スイッチをオフにし、プロペラの回転が遅くなり止まり始めた頃、ようやく?管制塔の裏側から、自衛隊用のジープで二人の自衛隊員が現れた。そしてゆっくりと降りて、二人ともM4カービン小銃を小脇に構えて近付いてきた。
私は近付いて来る二人に
「近付くな~、このヘリに触れるな」
と大声を挙げながら、大ぶりのジェスチャーでも両手で待て!の格好をしたり、大きくバッテンをしたりした。
そして、咄嗟に思い出したかのように、ヘリ外部にあるスピーカーから私は、
「感染者の体液がこのヘリに付着しているから、洗ってくれないか?」
と放送した。
彼らは、もう一度、ジープに乗って建物に戻り今度はバケツに水を汲んできて、手には食器洗い洗剤を何本か持ってきて、ゴム手袋と雨合羽を着てデッキブラシを手に持ってきて、ヘリを洗い始めた。
感染者の蛍光色体液の個所は見る見る落ちていった。
防風ハッチ部分も完全に洗いながされたが、外の自衛隊員達は汚れが取れたか良く分からないので、いつまでも丁寧に洗っていた、私は
「もう大丈夫です!」
と言って右横ハッチを開けようとすると、反対に、彼らから、感染者かも知れないので、後12時間はヘリの中で待機して頂きたいと、反対に命令され、仕方なく、私達3人はヘリの窮屈なコックピットの中で朝まで、待機することになった。
緊張の糸が切れたのか、副操縦席で私よりも更に狭い状態!女二人でオートバイの二人乗り!タンデム状態なのに、5分も経たないうちに微かに寝息が聞こえてきた。
二人の寝息を聞いている内に、私もいつしか深い眠りに落ちていた。
ヘリを飛行させて20分が過ぎた頃に栃木県の県境の看板が目視した。
と言っても、私だけだ。
私の特殊能力の一つ、夜目によって見て取れたが、二人の女性自衛官には当然!見て確認することは出来なかった。
だが、桐山千賀子のタブレットでもまだ、衛星機能?WiFiなのか、が通じていたのか?ナビ機能で、宇都宮駐屯地が近い事を教えてくれた。
ほどなくして、一際明るい場所?が見えてきた。そこが宇都宮駐屯地だ。
早速!ヘリの高度を落とし、着陸態勢に入ろうと、上空を旋回すると、なにやらヘリの音で現れた自衛隊員よりも、無数の避難市民が、何処から湧いて出たのか、凄い人数の集まり、ヘリを着陸させる事が出来ない状態で、邪魔をされていた。
これって本当に邪魔をしているのか?
上空を旋回していると、自衛隊員の中には大声を発しながら、ヘリに銃口を向ける輩までおり、もっとヘリを上空に上げた。
この騒ぎに、大人しかった佐々木ミカも
『なんなの、これ!』
とか言いながら防風ハッチに頭を付けながら下の状況を見ている。
ヘリを旋回して、他に着陸できる処を目視で探して見たが、駐屯地敷地内には無数の避難民?なのか、デモ?不安になった市民達が宇都宮駐屯地に一斉に集まって来た?そのように見え、地上の大混乱の中、近くの道路やコンビニ?の駐車場に着陸も危ない状況にホバリングしながら徐々に宇都宮駐屯地から離れって行った。
それに、一番危惧したのは、このベルヘリコプターの機体に無数に着いている感染者の体液(汗や涎等の唾液)に多くに市民が触れて二次感染?Cウイルスの感染が広がる恐れが大だったからだ。
そんな状況の中で、桐山千賀子は私にタブレットの画面を身体を後ろ向きにひねって見せ、4号線の先の奥にももう一つ、北宇都宮駐屯所があり、そこはヘリコプターや小型機の滑走路などがある場所らしい。
まるで、宇都宮の市民全員が集まっている状況のような駐屯地を後に、北宇都宮駐屯地を目指した。
5分も飛ばない時間で、直ぐに北宇都宮駐屯地が見えた。
こちらは、先程の光景とは打って変わり、電気も付いていない真っ暗闇が支配していた。
だから、管制塔?のような建物!ひっそりとした建物がある、大きな滑走路の真ん中にヘリを無事着陸することが出来た。
ヘリの駆動スイッチをオフにし、プロペラの回転が遅くなり止まり始めた頃、ようやく?管制塔の裏側から、自衛隊用のジープで二人の自衛隊員が現れた。そしてゆっくりと降りて、二人ともM4カービン小銃を小脇に構えて近付いてきた。
私は近付いて来る二人に
「近付くな~、このヘリに触れるな」
と大声を挙げながら、大ぶりのジェスチャーでも両手で待て!の格好をしたり、大きくバッテンをしたりした。
そして、咄嗟に思い出したかのように、ヘリ外部にあるスピーカーから私は、
「感染者の体液がこのヘリに付着しているから、洗ってくれないか?」
と放送した。
彼らは、もう一度、ジープに乗って建物に戻り今度はバケツに水を汲んできて、手には食器洗い洗剤を何本か持ってきて、ゴム手袋と雨合羽を着てデッキブラシを手に持ってきて、ヘリを洗い始めた。
感染者の蛍光色体液の個所は見る見る落ちていった。
防風ハッチ部分も完全に洗いながされたが、外の自衛隊員達は汚れが取れたか良く分からないので、いつまでも丁寧に洗っていた、私は
「もう大丈夫です!」
と言って右横ハッチを開けようとすると、反対に、彼らから、感染者かも知れないので、後12時間はヘリの中で待機して頂きたいと、反対に命令され、仕方なく、私達3人はヘリの窮屈なコックピットの中で朝まで、待機することになった。
緊張の糸が切れたのか、副操縦席で私よりも更に狭い状態!女二人でオートバイの二人乗り!タンデム状態なのに、5分も経たないうちに微かに寝息が聞こえてきた。
二人の寝息を聞いている内に、私もいつしか深い眠りに落ちていた。
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