4 / 53
人類をジャッチしてください!ハリウッドスターそっくりのストーカー外人が徐(おもむろ)にお願いしてきた!?
しおりを挟む
「工藤さんのお宅ですか?」
白人の男のほうが流暢というか日本人みたいに話した。
私は一瞬、何かが欠けたような気がした。
欠けたとは、日常という中の当たり前に過ぎている時間を盲信していた自分への嘆き、だったり、自分本来の常識ある考えの一時的停止だったり、数え上げればキリが無いが、簡単に言ってしまえば不用心過ぎたってことと、ホントに虚を突かれたってことだ。
「はい、あなた達はいったい・・・」
「入ってもいいですか?こんなところで立ち話もなんですから!」
オーランド系(名前も知らないので)はそう言って狭い玄関から私の脇を通り過ぎようとし、さも当然といったように1階の茶の間に行こうとする、それに続けとばかりに今度はキャメロン系(クドイが名前が知らないので)も何の違和感もなく入ろうとした。
「ちょっと待って、靴、くつ、土足でしょう?それになんなんですか?あなた達は、勧誘ですか?あの、あれだ、あれ、宗教だ。なんて言ったかな、あ、エホバの商人とか何かなんですか?ちょっと、警察呼びますよ」
私の話など気にも留めずに、リストラ前に買った黒のソファーに行儀良く座って、私が追いかけてくるのを当然のように待っていた。
「くつ、靴!」
私がそう言って土足状態であろう彼等に注意をしようと足元を見てみたら、まるで、最初から靴を脱いで入ったかのように履いてはいなく、そして、彼らの近くにも当然のように靴は無かった。
「あれ?靴どうしたの!土足だったよね?」
私はそう言いながら、玄関を見たが、私以外の靴は存在しなかった。
「あの、靴は・・・」
「そんなことよりも、本題に入りたいと思います」
オーランド系はそう言って私に茶の間に早く戻ってくるように手を上げながら指示した。
「我々は、あなたを探していました、そして直ぐに見つけたんだけれども」
「手違いが私達にも発生して、やっと今日、このような形で会うことが出来ました」
と、今度はキャメロン系が日本女性のように完璧な日本語をペラペラと喋った。
「今後とも宜しくお願い致します」
彼らはそう言うと、一回ソファーから立って、礼をし、また何事も無くソファーに着席した。
はっきり言ってシュールな展開だった。
私もつられて頭を下げたのは言うまでもない。
とにかく、彼らが一見、良い人そうに見えるからといって油断する訳には絶対にいけなかった。
とは言え、ことを無闇に荒立てるのも芸が無いと思い、取り合えず冷たい飲み物でもいかがですか?と、作り笑顔で聞いたが、二人とも結構と言って、それよりも一刻も早く私に説明したいようだった。
焦っている訳では決して無いが、切実にオーランド系とキャメロン系はそうしたがっていた。
で、とりあえず、自分の飲み物だけ、キッチンの冷蔵庫からペットボトルの緑茶を持ってきて、いそいそと畳の上に胡坐をかいた。
「我々は、ある使命といいますか、それを行なう為にあなたに会いに来ました。決して怪しいものではございません。決して宗教の勧誘でもございません」
オーランド系は実に誠実そうな表情で私に話しかけてきた。
私がオンナだったらイチコロみたいな、そんな、まるで映画のワンシーンにいきなり入ってきちゃいました的な錯覚を覚えてしまう空間だ。
「じゃあ、どっきりカメラか何かの撮影で、例えば彼女の服のボタンとかに超高性能小型カメラなんか付いていて、俺とかを、って、オレを撮ってんじゃないの?」
「それでもありません!」
と、今度はキャメロン系がきっぱりと否定して真剣な顔で私を直視した。
これがキャメロン・ディアスのファンだったらサインお願いしますとか言って色紙でも出すんだろうな、みたいなことは頭の片隅で考えながらも、しかし、やっかいなことに巻き込まれたことは事実として真摯に受け止め、早く、彼らが帰っていただき、出来れば二度と関わりたくないようにと祈ってもいた。
「いいですか、あなたは、工藤潤さんは人類の今後のことを、ジャッチすることをして頂くためにご連絡とお手伝いに参ったのです」
「ジャッチ?」
「決定です。人類のことを今後の未来も含め判断し、決定していただくのです」
「は、はあ、何がですか?何を決定するのですか?ああ、例えばワールドサッカーとかの予想みたいなものですか?もしくは夜のニュースとかでやっている街頭インタビューとかで、今後の日本はどうなると思いますか?とか今後の世界情勢はどうなっていくでしょう?みたいな、これは新しい街頭インタビューの進化版だ、勝手にお宅訪問した上で屈託の無い意見をお願いします、みたいな」
「違います。我々は真剣にあなたにお伝えしに参ったのです」
と、二人の白人はハモッて私に否定の言葉を喋った。
彼らの真剣さは、ある意味、私をもっと不安にさせる影響力があった。
こっちが冷静にならないと、大変な、例えば暴力沙汰とか、刃物沙汰になるんじゃないかな~的な、悪いイメージが沸いてきて、黙って様子をみることにした。
「我々はかなり遠いところから遣(や)って来ました。
そして、長い間、あなた達を観察し、理解しようとあらゆる情報を収集・勉強しました、そして、ひとまず、この地球に住んでいる人類を決定する人を決定することが、公平ではないのかと、そんな考えに彼女と話し合って、一致しました」
「人類は今のままでは、かなりの確立で悪い方向へ向かうと思われます」
今度は、女性のキャメロン系が話し始めた。
なにを今更、私は彼らの話に熱心に聞いているふりをしながら、心ではやっぱり宗教の勧誘だよ、と、参ったな~みたいな心境になっていた。
「それで、ちょうどこの辺で、人類を、人類を正しく見極めてジャッチしてくれる、そんな人物を見付け出して、その人物に今後の人類の未来や、今、現在でしなくてはいけないことを教えてやってもらいたいのです」
「は、はい?」
私は、そう素っ頓狂な声を出して返事をしたが、内心、またやっかいな状況に追い込まれたことに、ほとほと困ってしまった。
とんでもない展開だ、彼らは私を救世主としてお向かいに来たみたいな、人類を導いてください、みたいな、また、新手の宗教の勧誘を開発したのかな~等を考え、途方に暮れてしまった。
「はい、話の流れはなんとなく理解してきました。要するに私が、今の世の中に、この間違った世の中を世直しするみたいな、そんな感じでもっと積極的に世の中に、政治とか官僚みたいなものに立ち向かう、みたいな」
「日本だけではなく、もっと大きく言うと地球規模の、全人類にたいして、工藤さんが審判していくのです」
審判?その言葉を聞いたときに『ターミネーター』の映画を思い出した。機械が人類に下す審判の日、核戦争を機械がやらかすやつだ、もしかして、そんな『ターミネーター』とか『アルマゲドン』とか、SF映画みたいなものに感化された人たちではないか?と言う不安が膨らんできた。
「いや~、そんな大それたことを、私なんかそんな資格なんかありませんよ」
「なにを言っているのですか?我々は色々な角度から様々な人々を見て、見極めて、工藤さんに辿り着いたのですよ!あなたはこの人類の中でもっとも適した人物なのです」
「そうです、あなたには十分以上の資格があるのです、あなたしか選ばれないのです」
と二人から真剣に説得され、満更でもないな、みたいには思える訳でもなく、なんか上手く話題を変える、みたいな方向を模索した。
「そう言って頂くのは嬉しいのですが、私は正直、その、失業中でして、あの、お恥ずかしいのですが40歳でリストラされたんですよ、ですから世直しとか、全人類の審判みたいなことは興味はあるのですが、就職してから、私の生活が安定してから活動したいのですが、どうでしょうか?」
私は二人の気を悪くさせないように様子を伺いながら、そう答えた。
「そうですね、具体的にどう私たちが工藤さんをバックアップ出来るのか、ご説明しないと、何をどうしていいか分からないですよね」
「ほんと、そうだ、今から我々の工藤さんに対するバックアップ体制の数々をお見せしたいと思いますので、一旦、外に出ましょう」
はい?なんという急展開、というか、やはり場所を変えて、彼らの本拠地、総本山みたいな道場に連れて行かれるのではと思い、不安が的中したのだと思い、
「いや~、今日は遅いですから、またにしませんか?」
と、咄嗟に言ったが、すぐそこですから、とオーランド系は気さくな感じで言って玄関を出た。
続いてキャメロン系も出て、私はしぶしぶ玄関に向かった。
彼らは裸足じゃないのか?この辺に彼らの支部があるのかよ、とか考えて、ここはやはり、はっきりした態度で挑まないと後々ややこしくなるな、と決意を新たに玄関を出た。
しかし、そんな私の強固な決意など木っ端微塵に引き飛ぶような場面が外には待っていたのだ。
白人の男のほうが流暢というか日本人みたいに話した。
私は一瞬、何かが欠けたような気がした。
欠けたとは、日常という中の当たり前に過ぎている時間を盲信していた自分への嘆き、だったり、自分本来の常識ある考えの一時的停止だったり、数え上げればキリが無いが、簡単に言ってしまえば不用心過ぎたってことと、ホントに虚を突かれたってことだ。
「はい、あなた達はいったい・・・」
「入ってもいいですか?こんなところで立ち話もなんですから!」
オーランド系(名前も知らないので)はそう言って狭い玄関から私の脇を通り過ぎようとし、さも当然といったように1階の茶の間に行こうとする、それに続けとばかりに今度はキャメロン系(クドイが名前が知らないので)も何の違和感もなく入ろうとした。
「ちょっと待って、靴、くつ、土足でしょう?それになんなんですか?あなた達は、勧誘ですか?あの、あれだ、あれ、宗教だ。なんて言ったかな、あ、エホバの商人とか何かなんですか?ちょっと、警察呼びますよ」
私の話など気にも留めずに、リストラ前に買った黒のソファーに行儀良く座って、私が追いかけてくるのを当然のように待っていた。
「くつ、靴!」
私がそう言って土足状態であろう彼等に注意をしようと足元を見てみたら、まるで、最初から靴を脱いで入ったかのように履いてはいなく、そして、彼らの近くにも当然のように靴は無かった。
「あれ?靴どうしたの!土足だったよね?」
私はそう言いながら、玄関を見たが、私以外の靴は存在しなかった。
「あの、靴は・・・」
「そんなことよりも、本題に入りたいと思います」
オーランド系はそう言って私に茶の間に早く戻ってくるように手を上げながら指示した。
「我々は、あなたを探していました、そして直ぐに見つけたんだけれども」
「手違いが私達にも発生して、やっと今日、このような形で会うことが出来ました」
と、今度はキャメロン系が日本女性のように完璧な日本語をペラペラと喋った。
「今後とも宜しくお願い致します」
彼らはそう言うと、一回ソファーから立って、礼をし、また何事も無くソファーに着席した。
はっきり言ってシュールな展開だった。
私もつられて頭を下げたのは言うまでもない。
とにかく、彼らが一見、良い人そうに見えるからといって油断する訳には絶対にいけなかった。
とは言え、ことを無闇に荒立てるのも芸が無いと思い、取り合えず冷たい飲み物でもいかがですか?と、作り笑顔で聞いたが、二人とも結構と言って、それよりも一刻も早く私に説明したいようだった。
焦っている訳では決して無いが、切実にオーランド系とキャメロン系はそうしたがっていた。
で、とりあえず、自分の飲み物だけ、キッチンの冷蔵庫からペットボトルの緑茶を持ってきて、いそいそと畳の上に胡坐をかいた。
「我々は、ある使命といいますか、それを行なう為にあなたに会いに来ました。決して怪しいものではございません。決して宗教の勧誘でもございません」
オーランド系は実に誠実そうな表情で私に話しかけてきた。
私がオンナだったらイチコロみたいな、そんな、まるで映画のワンシーンにいきなり入ってきちゃいました的な錯覚を覚えてしまう空間だ。
「じゃあ、どっきりカメラか何かの撮影で、例えば彼女の服のボタンとかに超高性能小型カメラなんか付いていて、俺とかを、って、オレを撮ってんじゃないの?」
「それでもありません!」
と、今度はキャメロン系がきっぱりと否定して真剣な顔で私を直視した。
これがキャメロン・ディアスのファンだったらサインお願いしますとか言って色紙でも出すんだろうな、みたいなことは頭の片隅で考えながらも、しかし、やっかいなことに巻き込まれたことは事実として真摯に受け止め、早く、彼らが帰っていただき、出来れば二度と関わりたくないようにと祈ってもいた。
「いいですか、あなたは、工藤潤さんは人類の今後のことを、ジャッチすることをして頂くためにご連絡とお手伝いに参ったのです」
「ジャッチ?」
「決定です。人類のことを今後の未来も含め判断し、決定していただくのです」
「は、はあ、何がですか?何を決定するのですか?ああ、例えばワールドサッカーとかの予想みたいなものですか?もしくは夜のニュースとかでやっている街頭インタビューとかで、今後の日本はどうなると思いますか?とか今後の世界情勢はどうなっていくでしょう?みたいな、これは新しい街頭インタビューの進化版だ、勝手にお宅訪問した上で屈託の無い意見をお願いします、みたいな」
「違います。我々は真剣にあなたにお伝えしに参ったのです」
と、二人の白人はハモッて私に否定の言葉を喋った。
彼らの真剣さは、ある意味、私をもっと不安にさせる影響力があった。
こっちが冷静にならないと、大変な、例えば暴力沙汰とか、刃物沙汰になるんじゃないかな~的な、悪いイメージが沸いてきて、黙って様子をみることにした。
「我々はかなり遠いところから遣(や)って来ました。
そして、長い間、あなた達を観察し、理解しようとあらゆる情報を収集・勉強しました、そして、ひとまず、この地球に住んでいる人類を決定する人を決定することが、公平ではないのかと、そんな考えに彼女と話し合って、一致しました」
「人類は今のままでは、かなりの確立で悪い方向へ向かうと思われます」
今度は、女性のキャメロン系が話し始めた。
なにを今更、私は彼らの話に熱心に聞いているふりをしながら、心ではやっぱり宗教の勧誘だよ、と、参ったな~みたいな心境になっていた。
「それで、ちょうどこの辺で、人類を、人類を正しく見極めてジャッチしてくれる、そんな人物を見付け出して、その人物に今後の人類の未来や、今、現在でしなくてはいけないことを教えてやってもらいたいのです」
「は、はい?」
私は、そう素っ頓狂な声を出して返事をしたが、内心、またやっかいな状況に追い込まれたことに、ほとほと困ってしまった。
とんでもない展開だ、彼らは私を救世主としてお向かいに来たみたいな、人類を導いてください、みたいな、また、新手の宗教の勧誘を開発したのかな~等を考え、途方に暮れてしまった。
「はい、話の流れはなんとなく理解してきました。要するに私が、今の世の中に、この間違った世の中を世直しするみたいな、そんな感じでもっと積極的に世の中に、政治とか官僚みたいなものに立ち向かう、みたいな」
「日本だけではなく、もっと大きく言うと地球規模の、全人類にたいして、工藤さんが審判していくのです」
審判?その言葉を聞いたときに『ターミネーター』の映画を思い出した。機械が人類に下す審判の日、核戦争を機械がやらかすやつだ、もしかして、そんな『ターミネーター』とか『アルマゲドン』とか、SF映画みたいなものに感化された人たちではないか?と言う不安が膨らんできた。
「いや~、そんな大それたことを、私なんかそんな資格なんかありませんよ」
「なにを言っているのですか?我々は色々な角度から様々な人々を見て、見極めて、工藤さんに辿り着いたのですよ!あなたはこの人類の中でもっとも適した人物なのです」
「そうです、あなたには十分以上の資格があるのです、あなたしか選ばれないのです」
と二人から真剣に説得され、満更でもないな、みたいには思える訳でもなく、なんか上手く話題を変える、みたいな方向を模索した。
「そう言って頂くのは嬉しいのですが、私は正直、その、失業中でして、あの、お恥ずかしいのですが40歳でリストラされたんですよ、ですから世直しとか、全人類の審判みたいなことは興味はあるのですが、就職してから、私の生活が安定してから活動したいのですが、どうでしょうか?」
私は二人の気を悪くさせないように様子を伺いながら、そう答えた。
「そうですね、具体的にどう私たちが工藤さんをバックアップ出来るのか、ご説明しないと、何をどうしていいか分からないですよね」
「ほんと、そうだ、今から我々の工藤さんに対するバックアップ体制の数々をお見せしたいと思いますので、一旦、外に出ましょう」
はい?なんという急展開、というか、やはり場所を変えて、彼らの本拠地、総本山みたいな道場に連れて行かれるのではと思い、不安が的中したのだと思い、
「いや~、今日は遅いですから、またにしませんか?」
と、咄嗟に言ったが、すぐそこですから、とオーランド系は気さくな感じで言って玄関を出た。
続いてキャメロン系も出て、私はしぶしぶ玄関に向かった。
彼らは裸足じゃないのか?この辺に彼らの支部があるのかよ、とか考えて、ここはやはり、はっきりした態度で挑まないと後々ややこしくなるな、と決意を新たに玄関を出た。
しかし、そんな私の強固な決意など木っ端微塵に引き飛ぶような場面が外には待っていたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる