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昔話……しない!
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「僕……ねえ?」
顎に手を当てた僕は少し難しく考え足を止めた。
「……うーん」
「……あーそうだな」
いまいちぴんと来ていない僕にぐすたふは呆れた顔でため息をついた。
「昼間は暑く夜はさみい、森はとんでもなく広くて入り組んで道らしい道もねえし」
「うん」
「森を出ても人里まで距離があって安易に買い出しするのもままならん」
「ここ来てから一度も村とか町に行ってないよ」
「これじゃ必要なものが……は?」
「買い出しとかしないよ、僕」
「…………なぜ?」
立ち止まった僕の目の前にしゃがんだぐすたふは唖然と口を開ける。
少しきまずい。
「……必要無いから?」
「いや、あるだろ」
「え、無いでしょ」
「なんでだ」
驚きから真顔になったぐすたふと顔を合わせ、段々と言葉に詰まる。
「なぜってそりゃあ……えーっと、待って?」
「おう」
なんかぐすたふ目が据わってない?
「……ちょっとずれてるんじゃないかな、僕ら」
「何処が」
「途中からだよ」
「ん?」
「……ちょっと待って」
怪訝な顔のぐすたふに僕も何か混乱してきてるからなんとなく手を伸ばし固い耳に触れる。
「なんだよ突然人の耳触りやがって」
「頭のなか整理してる」
「理由に……なってないぞ」
「精神安定剤」
固すぎず、柔らか過ぎないこの感触ちょっと好き、
抱き締められるほど小さくはないし筋肉は固いから抱き枕要因としては微妙だけど手が寂しくなった時近くにあれば少し癒される気がする。
ぐすたふもぐすたふで僕が撫でたりするのは嫌いじゃないみたいだし、まぁいいでしょう。
「……そうかよ」
「ぐすたふの眠気は最悪だけど触り心地とか一緒にいてそこそこ楽しいから総合的に見たら僕はぐすたふの事が好き」
見た目も男前で鑑賞に最適中身もまんま男前で包容力、ていうの? 懐が広い事はとても良い。
「……誉めたってこの話題変えないからな」
ぐすたふ耳真っ赤、笑ってるじゃん。
「誉めたつもりは無いんだけど……あと少し、ふにふにさせて」
「……しかたねえな、いいぜ」
今する事じゃあ無いのは分かってるけどぐすたふも嬉しそうだからきっとたぶん結果オーライ。
※※※
「……気は済んだか?」
「うん」
しばらく耳をひたすら触るという気を疑われそうな事をひたすらもにもにと続けて大満足、楽しかった。
自分でもどうかと思うけどスイッチが入ってしまったら欲求を満たさないと気がすまない、仕方がないのだ。
本能にはかなわない、うむ。
それにぐすたふも顔は怖いけど耳赤くしてるしこれはもうWin-Win……違うか。
「…………話の整理はできたな?」
「あ」
やっべ忘れてた。
「あ〝?」
やっべえ……あぁ……ぐすたふの顔が悪魔に……。
「おまえぇ……人の耳好き勝手触って起きながら……おまえぇ……」
い、いやー! ぐすたふの手が僕の耳に……!
「はい! いま! 今しました! オッケーヨ!」
「よーし、言ってみろ、俺の納得できる内容じゃなければくすぐり倒す」
え、えー……やだぁ。
ぐすたふの目ギラギラしてる~……なんとなく背中がぞくぞく、悪寒とは違うぞこれ、興味、渇望、恐れ……好奇心?
うむ。
「ぐすたふ怖い」
「学習しないお前が怖い……心配だよ俺は、はぉ」
またため息つかれた……。
顎に手を当てた僕は少し難しく考え足を止めた。
「……うーん」
「……あーそうだな」
いまいちぴんと来ていない僕にぐすたふは呆れた顔でため息をついた。
「昼間は暑く夜はさみい、森はとんでもなく広くて入り組んで道らしい道もねえし」
「うん」
「森を出ても人里まで距離があって安易に買い出しするのもままならん」
「ここ来てから一度も村とか町に行ってないよ」
「これじゃ必要なものが……は?」
「買い出しとかしないよ、僕」
「…………なぜ?」
立ち止まった僕の目の前にしゃがんだぐすたふは唖然と口を開ける。
少しきまずい。
「……必要無いから?」
「いや、あるだろ」
「え、無いでしょ」
「なんでだ」
驚きから真顔になったぐすたふと顔を合わせ、段々と言葉に詰まる。
「なぜってそりゃあ……えーっと、待って?」
「おう」
なんかぐすたふ目が据わってない?
「……ちょっとずれてるんじゃないかな、僕ら」
「何処が」
「途中からだよ」
「ん?」
「……ちょっと待って」
怪訝な顔のぐすたふに僕も何か混乱してきてるからなんとなく手を伸ばし固い耳に触れる。
「なんだよ突然人の耳触りやがって」
「頭のなか整理してる」
「理由に……なってないぞ」
「精神安定剤」
固すぎず、柔らか過ぎないこの感触ちょっと好き、
抱き締められるほど小さくはないし筋肉は固いから抱き枕要因としては微妙だけど手が寂しくなった時近くにあれば少し癒される気がする。
ぐすたふもぐすたふで僕が撫でたりするのは嫌いじゃないみたいだし、まぁいいでしょう。
「……そうかよ」
「ぐすたふの眠気は最悪だけど触り心地とか一緒にいてそこそこ楽しいから総合的に見たら僕はぐすたふの事が好き」
見た目も男前で鑑賞に最適中身もまんま男前で包容力、ていうの? 懐が広い事はとても良い。
「……誉めたってこの話題変えないからな」
ぐすたふ耳真っ赤、笑ってるじゃん。
「誉めたつもりは無いんだけど……あと少し、ふにふにさせて」
「……しかたねえな、いいぜ」
今する事じゃあ無いのは分かってるけどぐすたふも嬉しそうだからきっとたぶん結果オーライ。
※※※
「……気は済んだか?」
「うん」
しばらく耳をひたすら触るという気を疑われそうな事をひたすらもにもにと続けて大満足、楽しかった。
自分でもどうかと思うけどスイッチが入ってしまったら欲求を満たさないと気がすまない、仕方がないのだ。
本能にはかなわない、うむ。
それにぐすたふも顔は怖いけど耳赤くしてるしこれはもうWin-Win……違うか。
「…………話の整理はできたな?」
「あ」
やっべ忘れてた。
「あ〝?」
やっべえ……あぁ……ぐすたふの顔が悪魔に……。
「おまえぇ……人の耳好き勝手触って起きながら……おまえぇ……」
い、いやー! ぐすたふの手が僕の耳に……!
「はい! いま! 今しました! オッケーヨ!」
「よーし、言ってみろ、俺の納得できる内容じゃなければくすぐり倒す」
え、えー……やだぁ。
ぐすたふの目ギラギラしてる~……なんとなく背中がぞくぞく、悪寒とは違うぞこれ、興味、渇望、恐れ……好奇心?
うむ。
「ぐすたふ怖い」
「学習しないお前が怖い……心配だよ俺は、はぉ」
またため息つかれた……。
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