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ご飯改善計画
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「はいおやすみなさい、と……ふう」
いつものように寝相悪く眠るぐすたふ、いびきがちょっとうるさい。
こういうときだけちょっとガサツなんだよね、そして僕はそんなぐすたふに抱きまくらにされてるわけで。
「さてと、よいっ………しょ、よいーしょと、はえ、疲れた」
体に巻き付くふとーい腕をなんとかどかして、ようやくどかしてため息をつく。
疲れた、でも疲れる意味はあるのだよ。
そう、ご飯の時間であーる。
ストンとベッドから降りて真っ暗な窓に向かって大きく伸びをして、ちょっと白々しく声をだーす。
「さてさて、スキンヘッドはどこかしらーと、チラ」
後ろの扉をチラッと、読みを間違えてなければ警護だかなんだかでいるはず。
「あら」
いなかった、謎。
ぐすたふを放置して扉を開けた先は真っ暗で、誰もいない。
「へいスキンヘッドー、いるー? 」
…………。
いなーい?
「いなーいねえ、困るねえ」
「なにが困るんだ」
「いやね? ご飯食べたいのにスキンヘッドいなきゃ食べれないじゃーんて、……ぐすたふ? 」
廊下に向けて言ったはずなのに部屋の中から返事がするこれまた不思議だねえじゃないね、腕組んだぐすたふがいる。
「説教の前に聞いておく、どこ行こうとしてたんだ? 」
「なんで怒る前提なの、スキンヘッドのとこだよ、てかぐすたふ眠ってなかった?」
プンスカしているぐすたふ、ちょこっと前までぐーすかしてたはず。
「ああ寝てたぜ? だがニールを抱きしめねえと眠りが浅くなるみてえでな、無理矢理離れようとしてた時には起きていたさ」
「うそん」
「何を言いたいかか分かるか? 」
「ぜんぜん」
「黙って離れるなボケ、だ、悲しくなって暴れるぞこら」
「かなしくなってあばれるの」
「おうとも、おら寝るぞ」
ムスッとした顔で何を言ってるのかしらこの大男は、おっとそう簡単には抱き上げられないよ僕は、ふんぎーぐえー持ち上げられたー運ばれるー。
なんてことだ、あんなに苦労して出たベッドに逆戻り。
「さあ寝るぞ」
「それはそれとしてだよ、ぐすたふくん」
「くんづけやめろ、なんだ」
横に寝かされてお布団かけられてる僕だけどもまだ抵抗するともさ。
「ぼくはお腹を満たしたい」
「さっき食ったろ、肉」
「そっちじゃなくって、夢魔としてのごはーん」
「ああん? 」
夢魔の、ご飯、ぼく、食べたい。
「寝たやつから取れるんなら俺から取れよ、てか今までそうしてたろうがなんで今さら他の男のところに……浮気か? 」
「ちっがうわ味変したいの僕は、違うの食べたい」
「はあ~? 我慢しろ」
「やだ、ぐすたふの不味い」
「……まじでぇ?」
「まじー」
「……まじかあ」
おっと、横に転がるぐすたふが傷ついてる声してるぞ、ニールよここはフォローだ。
「あのねー、僕はパンみたいのが食べたいの、実物じゃなくて夢魔的なやつね? 」
「おう」
「ぐすたふのはあれよ、軍用色のコンビーフ1万個濃縮したような大変濃ゆい味してるわけ」
「つまりまずいってことだな? 」
「まずいね」
「そうか、まずいかー、傷つくなー」
んー、ん? ……普通に事実言っただけでフォローの欠片もしてないじゃないか、こら。
「今まで寝てない生活してたツケだと思うから気にしなくていいと思う、そのうち普通の味になると思う」
「そうかぁ……」
良質な睡眠取ってたら美味しい、不眠は不味い、これよこれ。
今はゲロおクソ不味飯のぐすたふもこのまま規則正しくしてたら多分美味しくなる、多分何年後かあとに。
「理想としてはねー、普通の味のやつを主食にしてぐすたふのやつは一欠片だけ貰えばちょうどよくなると思うの」
「んだ~? 人を酒のツマミと同じカテゴリーに入れてねえか? それ」
「してるかも、ぎゃー」
でっかいぐすたふに思いっきり抱きつかれた! やだくるしー。
「こんにゃろー、明日考えるから今日は俺ので我慢だ、いいな」
「えー」
「返事は」
「はーい」
「よーし寝るぞ、頼む」
「あいよー」
ぐりぐりと僕の頭に頬ずりしてたぐすたふにごろんと寝返りして向き直って、ぐすたふの頭に手を伸ばす。
「んじゃ改めて、おやすみぐすたふ」
「おう、今度は離れんなよ」
「はーい」
一回、二回、三回撫でて、眠りの世界へ行ってもらって僕も目を閉じる。
真夜中に何をいちゃこらやってんだろね。
いつものように寝相悪く眠るぐすたふ、いびきがちょっとうるさい。
こういうときだけちょっとガサツなんだよね、そして僕はそんなぐすたふに抱きまくらにされてるわけで。
「さてと、よいっ………しょ、よいーしょと、はえ、疲れた」
体に巻き付くふとーい腕をなんとかどかして、ようやくどかしてため息をつく。
疲れた、でも疲れる意味はあるのだよ。
そう、ご飯の時間であーる。
ストンとベッドから降りて真っ暗な窓に向かって大きく伸びをして、ちょっと白々しく声をだーす。
「さてさて、スキンヘッドはどこかしらーと、チラ」
後ろの扉をチラッと、読みを間違えてなければ警護だかなんだかでいるはず。
「あら」
いなかった、謎。
ぐすたふを放置して扉を開けた先は真っ暗で、誰もいない。
「へいスキンヘッドー、いるー? 」
…………。
いなーい?
「いなーいねえ、困るねえ」
「なにが困るんだ」
「いやね? ご飯食べたいのにスキンヘッドいなきゃ食べれないじゃーんて、……ぐすたふ? 」
廊下に向けて言ったはずなのに部屋の中から返事がするこれまた不思議だねえじゃないね、腕組んだぐすたふがいる。
「説教の前に聞いておく、どこ行こうとしてたんだ? 」
「なんで怒る前提なの、スキンヘッドのとこだよ、てかぐすたふ眠ってなかった?」
プンスカしているぐすたふ、ちょこっと前までぐーすかしてたはず。
「ああ寝てたぜ? だがニールを抱きしめねえと眠りが浅くなるみてえでな、無理矢理離れようとしてた時には起きていたさ」
「うそん」
「何を言いたいかか分かるか? 」
「ぜんぜん」
「黙って離れるなボケ、だ、悲しくなって暴れるぞこら」
「かなしくなってあばれるの」
「おうとも、おら寝るぞ」
ムスッとした顔で何を言ってるのかしらこの大男は、おっとそう簡単には抱き上げられないよ僕は、ふんぎーぐえー持ち上げられたー運ばれるー。
なんてことだ、あんなに苦労して出たベッドに逆戻り。
「さあ寝るぞ」
「それはそれとしてだよ、ぐすたふくん」
「くんづけやめろ、なんだ」
横に寝かされてお布団かけられてる僕だけどもまだ抵抗するともさ。
「ぼくはお腹を満たしたい」
「さっき食ったろ、肉」
「そっちじゃなくって、夢魔としてのごはーん」
「ああん? 」
夢魔の、ご飯、ぼく、食べたい。
「寝たやつから取れるんなら俺から取れよ、てか今までそうしてたろうがなんで今さら他の男のところに……浮気か? 」
「ちっがうわ味変したいの僕は、違うの食べたい」
「はあ~? 我慢しろ」
「やだ、ぐすたふの不味い」
「……まじでぇ?」
「まじー」
「……まじかあ」
おっと、横に転がるぐすたふが傷ついてる声してるぞ、ニールよここはフォローだ。
「あのねー、僕はパンみたいのが食べたいの、実物じゃなくて夢魔的なやつね? 」
「おう」
「ぐすたふのはあれよ、軍用色のコンビーフ1万個濃縮したような大変濃ゆい味してるわけ」
「つまりまずいってことだな? 」
「まずいね」
「そうか、まずいかー、傷つくなー」
んー、ん? ……普通に事実言っただけでフォローの欠片もしてないじゃないか、こら。
「今まで寝てない生活してたツケだと思うから気にしなくていいと思う、そのうち普通の味になると思う」
「そうかぁ……」
良質な睡眠取ってたら美味しい、不眠は不味い、これよこれ。
今はゲロおクソ不味飯のぐすたふもこのまま規則正しくしてたら多分美味しくなる、多分何年後かあとに。
「理想としてはねー、普通の味のやつを主食にしてぐすたふのやつは一欠片だけ貰えばちょうどよくなると思うの」
「んだ~? 人を酒のツマミと同じカテゴリーに入れてねえか? それ」
「してるかも、ぎゃー」
でっかいぐすたふに思いっきり抱きつかれた! やだくるしー。
「こんにゃろー、明日考えるから今日は俺ので我慢だ、いいな」
「えー」
「返事は」
「はーい」
「よーし寝るぞ、頼む」
「あいよー」
ぐりぐりと僕の頭に頬ずりしてたぐすたふにごろんと寝返りして向き直って、ぐすたふの頭に手を伸ばす。
「んじゃ改めて、おやすみぐすたふ」
「おう、今度は離れんなよ」
「はーい」
一回、二回、三回撫でて、眠りの世界へ行ってもらって僕も目を閉じる。
真夜中に何をいちゃこらやってんだろね。
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