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六章 変化
なにこれ美味しそう
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くいっとグラスを上にあげて青い飲み物 カクテルを口に入れた、一気に飲むのは貧乏性な僕はあれかなと思い少し口に入れたらコトリとグラスを置く。
「おいトリーネいきなり」
「いかがでしょうか? 」
アイデンさんの文句を華麗に流したおじさまがにこりと僕に笑みを向ける。
んー………。
こくりと飲み僕は。
「甘くて美味しいですよ」
「そうですか 気に入って頂けたようで良かったです」
炭酸はそこまで強くないし喉に抜ける感覚も昨日アルさんに飲まされた物よりかは弱い……味は果実を絞ったジュースみたいに爽やか。
「これなんですか? 」
そう聞き一口飲もうと手を伸ばせばアイデンさんにグラスを遠ざけられる、むぅ、とゆらりとグラスの中で揺れるさくらんぼを眺めているとおじさまは苦笑しながら答えてくれた。
「こちらはオールド・クロックと呼ばれる甘味の強く比較的飲みやすい物になっております」
「へぇー」
「おいまてトリーネ それは度数高いんじゃなかったか? 」
「ウォッカをベースに作っていますから他と比べますと、強いですね? 」
「それをお酒飲んだことあるか怪しいこの子にほいほい出さないでくれるか」
「それは一理ありますね、……おっと そろそろフライパンが暖まって来た頃でしょう、失礼します」
「おいこら逃げるな」
いそいそとまた裏方ににげていくおじさまにアイデンさんはぶつぶつと呟いているが僕は隙を狙いグラスに手を伸ばす。
上手く掴めたらすーとこちらに引き寄せまたちびりとグラスに口をつけた。
うむ、甘い、なんかスパイシーな物食べたくなってきたね。
ビールのお供に焼き鳥とかえだまめ欲しがるのってこういう感じなのかねー。
「何ナチュラルに飲んでるんだ君は…………」
「別に一杯飲んだだけで倒れる程弱くは無いと思うよ?」
流石にお母さんみたいに日本酒三本くらい飲んでもけろっとしてる自信ないけどね、……そういえばこれでお酒飲むのって二回目だよね、親に怒られちゃうじゃん。
まぁもう会えないだろうけど………。
「………はぁ」
「だからってなぁ………」
こっそりとため息をつきカウンターに肘をついて口ごもるアイデンさんをちらりと見た僕はまた一口カクテルを飲む。
そしてんふー、となんともなしに鼻から息を出しているとおじさまが裏からお盆を片手に歩いてきた。
「こちらもお料理が出来上がるまでよろしければどうぞ」
かちゃりと置かれたのは真っ白な小さなお皿。
その中には色々な大きさの豆………多分アーモンドとかナッツだろう。
「アイデン様にはこちらを」
そしてことりとおじさまはアイデンさんの前に丸い大きな氷の入ったグラスを置き、その横に蜂蜜色をしたお酒の入って瓶が置かれる。
「あぁ、ありがとう 料理の方は? 」
「今中まで火を通すためにじっくりと焼いておりますのでもう暫しお待ちください」
アイデンさんが瓶の銘柄を見ながら聞けばおじさまはにこやかにお辞儀をする。
「何作ってるんです?」
「完成してからのお楽しみですよ」
「えー」
不満げに口を尖らせた僕はナッツを二粒口に入れて程よい塩分が口を満たしたところでくいっと残り少なかったカクテルを飲み干す。
「おや………では新しい物をご用意しましょう」
「お願いしまーす」
自然と顔がにへらと笑顔になる、それじゃ新しいの来るまで豆ポリポリしてるかな
口の中にナッツを放り込んでもごもごしているとアイデンさんの腕が伸びてきてぽすりと僕の頭に乗る。
その手の持ち主を見ればにやりと僕を見ながら器用にグラスにお酒を注いでいる所だった。
「なにさ」
不満げな目線を送れば何故か目を細められて頭をくしゃくしゃと撫でられる。
やめい。
「いや? 特に意味はないぞ 」
「意味がないならちょびちょびするのやめい」
「固いこと言うな」
にへらと笑うアイデンさんをじと目でみる。
「堅い事ばっかいってるのはアイデンさんでしょ………この店ってよく来るの? 」
やけに慣れた感じだね。
「週一のペースで通ってるな 気に入ったか? 」
「うん、居心地良いし好きかな」
うるさくないしまったりとするのに最適だね。
ぽりっとアーモンドをかじればアイデンさんは微笑む。
「そうか 市場に戻ったらまず何処へいこうか」
市場?、あのスクランブル交差点みたいな所?。
「んー、そうさねえ……… 何があるかわからんから適当にうろうろして~ 疲れたら神殿にでもいけばいいんじゃない?」
人があまりにも多い場合にはアイデンさんダンジョンに招待すればいいや。
「………なんで神殿に行くんだ? 無宗教だろ君?」
ん?、なんでそんな眉にしわ寄せた顔してるの。
「宗教もなにもあそこ僕の神殿じゃん なにいってんの」
カウンターに肘つきながらうだうだと言えば首を傾げ始めるアイデンさん。
どしたの。
「ん?……あ あぁ、そうだったな 忘れてた」
「わすれてたんかい」
「ご歓談中の所申し訳ありません お食事をお持ちしましたよ」
「ん?………おぉ! 」
またいつのまにか現れたおじさま。
片手に持っているお盆の上ではなにかがジュワジュワと音を立てている。
なにこれー美味しそう!!
「おいトリーネいきなり」
「いかがでしょうか? 」
アイデンさんの文句を華麗に流したおじさまがにこりと僕に笑みを向ける。
んー………。
こくりと飲み僕は。
「甘くて美味しいですよ」
「そうですか 気に入って頂けたようで良かったです」
炭酸はそこまで強くないし喉に抜ける感覚も昨日アルさんに飲まされた物よりかは弱い……味は果実を絞ったジュースみたいに爽やか。
「これなんですか? 」
そう聞き一口飲もうと手を伸ばせばアイデンさんにグラスを遠ざけられる、むぅ、とゆらりとグラスの中で揺れるさくらんぼを眺めているとおじさまは苦笑しながら答えてくれた。
「こちらはオールド・クロックと呼ばれる甘味の強く比較的飲みやすい物になっております」
「へぇー」
「おいまてトリーネ それは度数高いんじゃなかったか? 」
「ウォッカをベースに作っていますから他と比べますと、強いですね? 」
「それをお酒飲んだことあるか怪しいこの子にほいほい出さないでくれるか」
「それは一理ありますね、……おっと そろそろフライパンが暖まって来た頃でしょう、失礼します」
「おいこら逃げるな」
いそいそとまた裏方ににげていくおじさまにアイデンさんはぶつぶつと呟いているが僕は隙を狙いグラスに手を伸ばす。
上手く掴めたらすーとこちらに引き寄せまたちびりとグラスに口をつけた。
うむ、甘い、なんかスパイシーな物食べたくなってきたね。
ビールのお供に焼き鳥とかえだまめ欲しがるのってこういう感じなのかねー。
「何ナチュラルに飲んでるんだ君は…………」
「別に一杯飲んだだけで倒れる程弱くは無いと思うよ?」
流石にお母さんみたいに日本酒三本くらい飲んでもけろっとしてる自信ないけどね、……そういえばこれでお酒飲むのって二回目だよね、親に怒られちゃうじゃん。
まぁもう会えないだろうけど………。
「………はぁ」
「だからってなぁ………」
こっそりとため息をつきカウンターに肘をついて口ごもるアイデンさんをちらりと見た僕はまた一口カクテルを飲む。
そしてんふー、となんともなしに鼻から息を出しているとおじさまが裏からお盆を片手に歩いてきた。
「こちらもお料理が出来上がるまでよろしければどうぞ」
かちゃりと置かれたのは真っ白な小さなお皿。
その中には色々な大きさの豆………多分アーモンドとかナッツだろう。
「アイデン様にはこちらを」
そしてことりとおじさまはアイデンさんの前に丸い大きな氷の入ったグラスを置き、その横に蜂蜜色をしたお酒の入って瓶が置かれる。
「あぁ、ありがとう 料理の方は? 」
「今中まで火を通すためにじっくりと焼いておりますのでもう暫しお待ちください」
アイデンさんが瓶の銘柄を見ながら聞けばおじさまはにこやかにお辞儀をする。
「何作ってるんです?」
「完成してからのお楽しみですよ」
「えー」
不満げに口を尖らせた僕はナッツを二粒口に入れて程よい塩分が口を満たしたところでくいっと残り少なかったカクテルを飲み干す。
「おや………では新しい物をご用意しましょう」
「お願いしまーす」
自然と顔がにへらと笑顔になる、それじゃ新しいの来るまで豆ポリポリしてるかな
口の中にナッツを放り込んでもごもごしているとアイデンさんの腕が伸びてきてぽすりと僕の頭に乗る。
その手の持ち主を見ればにやりと僕を見ながら器用にグラスにお酒を注いでいる所だった。
「なにさ」
不満げな目線を送れば何故か目を細められて頭をくしゃくしゃと撫でられる。
やめい。
「いや? 特に意味はないぞ 」
「意味がないならちょびちょびするのやめい」
「固いこと言うな」
にへらと笑うアイデンさんをじと目でみる。
「堅い事ばっかいってるのはアイデンさんでしょ………この店ってよく来るの? 」
やけに慣れた感じだね。
「週一のペースで通ってるな 気に入ったか? 」
「うん、居心地良いし好きかな」
うるさくないしまったりとするのに最適だね。
ぽりっとアーモンドをかじればアイデンさんは微笑む。
「そうか 市場に戻ったらまず何処へいこうか」
市場?、あのスクランブル交差点みたいな所?。
「んー、そうさねえ……… 何があるかわからんから適当にうろうろして~ 疲れたら神殿にでもいけばいいんじゃない?」
人があまりにも多い場合にはアイデンさんダンジョンに招待すればいいや。
「………なんで神殿に行くんだ? 無宗教だろ君?」
ん?、なんでそんな眉にしわ寄せた顔してるの。
「宗教もなにもあそこ僕の神殿じゃん なにいってんの」
カウンターに肘つきながらうだうだと言えば首を傾げ始めるアイデンさん。
どしたの。
「ん?……あ あぁ、そうだったな 忘れてた」
「わすれてたんかい」
「ご歓談中の所申し訳ありません お食事をお持ちしましたよ」
「ん?………おぉ! 」
またいつのまにか現れたおじさま。
片手に持っているお盆の上ではなにかがジュワジュワと音を立てている。
なにこれー美味しそう!!
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