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愚者の構え
第1話
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騎士が戦っている。大鬼が八方から押し寄せる。魔法がなければとうの昔にもみくちゃになっていたはずだ。
じょじょに灰色が押しつぶしていく。大鬼のいくつかがこちらを見上げている。
騎士がつぶれた。人の肉に群がる。獲物にありつけない大鬼が駆け上がってきた。ベアが乙女の声で弓隊に指示した。馬上で長剣を掲げている。あの格好で戦うつもりなのか。
弓隊が丘の頂に整列した。四十足らず。ケッサとアデルも矢をつがえて時を待っている。戦がはじまる。
クロードとコートが前に出た。斧槍と戦斧をがちんと打ち合った。互いの武運を祈る。丘を下りていく。ガモは冒険者十人ほどを引き連れて森に向かった。散歩のような風情だった。残りの冒険者はできるだけ密集して控える。数は三十。カイは先頭に陣取った。
セルヴが胸をどついた。顔を近づけて怒鳴った。
「ぼけっとするな。戦だ。気を張れ」
いきなり頬を張った。星が飛ぶ。かっとなってこぶしを上げた。セルヴはすぐさまつかんだ。
「そうだ。怒れ、怒れ。皆殺しだ」
気が触れたように叫んだ。冒険者たちがつづく。絶叫の嵐。カイも叫んだ。
大鬼はどんどんやってくる。ベアが甲高い声で命じた。弓隊は鏃を空に向けた。放て。
いっせいに放った。青い空に舞い上がる。クロードとコートが立ち止まった。距離を置いて槍を構える。
矢が落ちてきた。大鬼に降り注ぐ。頭の上で手を振りまわしている。いくつかが刺さった。倒れない。矢の雨が止む。再び上り出した。
二度目の攻撃。後方を走る大鬼に降り注ぐ。ベアの声。どんどん放て。先頭の大鬼は二人のすぐそばまで近づいている。
ついにぶつかる。二人が迎え撃つ。コートは大きく踏み出した。戦斧を力任せにぶんまわす。
先頭の大鬼にぶち当たった。野太い悲鳴。ぐらりとよろめく。酒飲みのような腹に斧刃がめり込んでいる。引き抜く。頭上でまわして真上からたたき落とした。棍棒の守りごと頭を砕いた。
次が来る。隊列もなにもない。われ先にとやってくる。まっすぐ二人を目指して。だからセルヴは二人だけを前に出した。横に並ぶと向こうも並ぶ。何度も戦って得た知恵だった。
コートはひたすら戦斧を振りまわす。先頭の鬼が左に避けた。もう一人は痩躯の男。化け物でもなんでもない。
斧槍の穂先が右に動いた。大鬼を捉える。腰を落としたまま両の腕を押す。後ろに結んだ髪が踊る。
穂先が顔面にめり込んだ。引き抜く。前のめりに倒れた。
次。大鬼はまた左に寄った。冒険者数人が数歩前進して止まった。ボーモンも混じっている。クロードが突く。大鬼は棍棒で払い除けた。クロードは強靱な手首で滑らかに穂先をまわした。振り下ろす。斧刃が頭蓋をかち割った。次。
二匹が正面からクロードに迫る。クロードは腰を入れて左に薙いだ。穂先が左の鬼の顔を裂いた。すかさず右に振る。尖った鎚が右の鬼の横面にめり込んだ。背丈の倍もある槍を正確に操っている。
次々とやってくる。ボーモンと三人がさらに前進する。クロードの背後で止まった。クロードはいつの間にか柄の中ほどを握っていた。左に振る。大鬼は鬱陶しげに穂先を殴った。勢いで右の大鬼の顔に斧刃が突き刺さった。返す刀で左の鬼を殴る。足が止まった。赤い血を垂れ流している。
元気な鬼が仲間を追い越した。クロードの左からまわりこむ。ボーモンがすでに待ち受けている。子鹿のように踏み込んで突いた。片手剣が喉を貫いた。右からも来た。ほかの冒険者が受けて立つ。
弓弦がかちかちと鳴った。四十の矢が舞う。三匹が仲間の死体を踏み越えた。クロードに向かって押し寄せる。三方から取り囲む。クロードは真ん中の大鬼を突いた。引き抜く。柄をさらに短く持っている。左手を強く押し出した。石突き側の柄が左の大鬼の喉を殴りつけた。同時に斧刃が右の大鬼の後頭部にめり込んだ。どうと倒れる。三匹同時に間合いを計っていたのか。まさか。
冒険者が両脇の鬼のとどめを刺した。一段落ついた。クロードは鬼の死体を前に構え直す。冒険者たちが後退する。コートはひたすら振りまわしている。どれも近づかない。
大鬼が押し寄せる。倒したのはまだ十ほどだ。
クロードが迎え撃つ。死体が土嚢のように積み重なっている。大鬼は踏み越える。または両の外側からまわりこむ。クロードが正確な槍さばきで打撃を与える。右、左、正面。手負いの鬼を冒険者が迎え撃つ。とどめを刺す。
コートの後ろにも何人かが控えた。さすがに疲れたのか振りが鈍くなっている。大鬼が戦斧の嵐を抜けてくる。ほっとしたところをいっせいに斬りかかる。
死体が増えていく。いびつな防壁ができあがっていく。何人かが打撃を受けた。セルヴが指示する。冒険者数人が加勢に行く。傷ついた冒険者が丘を上がってくる。癒やし手は丘の向こうにいる。恐れず思い切り戦える。
セルヴが背をたたいた。
「出番だ。中央に陣取れ。あふれてきたやつをやれ」
駆け出した。セルヴのあとを追う。地に足がつかない。血を流す冒険者とすれちがった。怒号と鋼鉄の音。怖くはない。漂うように戦場に向かっている。
セルヴはクロードの左に位置した。死体を乗り越える鬼を貫く。さらに壁ができる。カイはクロードとコートのあいだに控えた。冒険者二人と並んで待ち受ける。
大鬼が二匹あふれ出てきた。近づいてくる。裸に腰布を着けているだけだ。クロードもボーモンもやすやすと殺していた。それほど強くないのかもしれない。
構える。冒険者が怒鳴った。
「待ち受けるな。行け」
カイは駆け足で進み出た。コートが一匹を薙ぎ倒した。残りは一匹。自分が処理する。大鬼はよそ見をしている。戦斧の斬撃を気にしている。
長剣の間合いに入った。カイは右の肩口に振り上げた。右足を踏み出して突っ張る。叫びながら振り下ろす。
剣先が大鬼の左肩を打った。反動が手に響く。固い。剣を引き寄せる。血がわずかに垂れた。これだ。おまえは力が弱い。まったく長剣を扱えていない。悔しいがそのとおりだ。
大鬼が吼えた。棍棒を振り上げる。巨大なやつが目の前にいる。動きを止めるな。
左足を寄せてさらに踏み込んだ。右手で刀身の中ほどを握る。懐に入って鬼の腹を突く。
大鬼の右腕がこめかみにぶち当たった。気にするな。倒れながら必死で握りつづける。刺した感触が手に残っている。
右肩を草地に打ちつけた。無理やり目を開ける。大鬼を見上げる。腹に刺さった刀身を握っている。うめきながら抜こうとしている。浅い。セルヴのように貫けない。力が弱いからだけではないはずだ。
カイは寝転んだまま引き抜いた。一回転して立ち上がった。来い。殺してやる。
大鬼は腹を押さえながら棍棒を拾った。カイは両の手で柄をじっくりと握った。来い。一対一の対決だ。訓練を思い出せ。刀身にこだわるな。すべてが武器だ。
棍棒を左から袈裟に振り下ろす。間合いではない。カイはこらえた。目の前を通り過ぎていった。大鬼は返す刀で横に振った。当たらない。牽制しているだけだ。
カイは両の腕を突き出した。切っ先を顔に向ける。大鬼は棍棒を上げて顔を守った。左手で腹を押さえている。恐れを持っている。恐れながらも戦おうとしている。豚はすぐに逃げた。そこがちがいだ。
右足を踏み出す。再び腹を突く。間合いだ。刺さると痛いぞ。
大鬼は一歩引いた。カイは突きの途中で右手を離した。刀身を逆手でつかむ。間合いが変わって突きの距離が短くなる。当然当たらない。
大鬼がわめいた。棍棒を振り上げる。カイは左足を引き寄せた。右足で大きく踏み込む。短剣の間合い。突きの体勢のまま腰を入れて右手を突き上げる。
表刃が胸を裂いて顎にぶち当たった。同時に刀身の根元で大鬼の右手首を受け止めた。うまくいった。大鬼がのけぞる。棍棒がこぼれ落ちる。長剣が血を纏って天を衝く。動きを止めるな。右手を引き寄せるようにして右に薙いだ。裏刃で喉を斬った。黒い血があふれ出る。勝ったか。ぼくは強いのか。
白馬が右から駆けてきた。片手で長剣を突き出す。大鬼の首を貫いた。引き抜く。
「死なないで、愛しいお方。わたしが欲しいのなら」
手柄を横取りした。カイは思わず背に向けて叫んだ。
「演技なんだ。好きじゃないんだ」
「本当だ。好きになった。おまえはどうだ」
横顔が丘の向こうに消える。息をつく。次の獲物を探す。首が痛み出した。
じょじょに灰色が押しつぶしていく。大鬼のいくつかがこちらを見上げている。
騎士がつぶれた。人の肉に群がる。獲物にありつけない大鬼が駆け上がってきた。ベアが乙女の声で弓隊に指示した。馬上で長剣を掲げている。あの格好で戦うつもりなのか。
弓隊が丘の頂に整列した。四十足らず。ケッサとアデルも矢をつがえて時を待っている。戦がはじまる。
クロードとコートが前に出た。斧槍と戦斧をがちんと打ち合った。互いの武運を祈る。丘を下りていく。ガモは冒険者十人ほどを引き連れて森に向かった。散歩のような風情だった。残りの冒険者はできるだけ密集して控える。数は三十。カイは先頭に陣取った。
セルヴが胸をどついた。顔を近づけて怒鳴った。
「ぼけっとするな。戦だ。気を張れ」
いきなり頬を張った。星が飛ぶ。かっとなってこぶしを上げた。セルヴはすぐさまつかんだ。
「そうだ。怒れ、怒れ。皆殺しだ」
気が触れたように叫んだ。冒険者たちがつづく。絶叫の嵐。カイも叫んだ。
大鬼はどんどんやってくる。ベアが甲高い声で命じた。弓隊は鏃を空に向けた。放て。
いっせいに放った。青い空に舞い上がる。クロードとコートが立ち止まった。距離を置いて槍を構える。
矢が落ちてきた。大鬼に降り注ぐ。頭の上で手を振りまわしている。いくつかが刺さった。倒れない。矢の雨が止む。再び上り出した。
二度目の攻撃。後方を走る大鬼に降り注ぐ。ベアの声。どんどん放て。先頭の大鬼は二人のすぐそばまで近づいている。
ついにぶつかる。二人が迎え撃つ。コートは大きく踏み出した。戦斧を力任せにぶんまわす。
先頭の大鬼にぶち当たった。野太い悲鳴。ぐらりとよろめく。酒飲みのような腹に斧刃がめり込んでいる。引き抜く。頭上でまわして真上からたたき落とした。棍棒の守りごと頭を砕いた。
次が来る。隊列もなにもない。われ先にとやってくる。まっすぐ二人を目指して。だからセルヴは二人だけを前に出した。横に並ぶと向こうも並ぶ。何度も戦って得た知恵だった。
コートはひたすら戦斧を振りまわす。先頭の鬼が左に避けた。もう一人は痩躯の男。化け物でもなんでもない。
斧槍の穂先が右に動いた。大鬼を捉える。腰を落としたまま両の腕を押す。後ろに結んだ髪が踊る。
穂先が顔面にめり込んだ。引き抜く。前のめりに倒れた。
次。大鬼はまた左に寄った。冒険者数人が数歩前進して止まった。ボーモンも混じっている。クロードが突く。大鬼は棍棒で払い除けた。クロードは強靱な手首で滑らかに穂先をまわした。振り下ろす。斧刃が頭蓋をかち割った。次。
二匹が正面からクロードに迫る。クロードは腰を入れて左に薙いだ。穂先が左の鬼の顔を裂いた。すかさず右に振る。尖った鎚が右の鬼の横面にめり込んだ。背丈の倍もある槍を正確に操っている。
次々とやってくる。ボーモンと三人がさらに前進する。クロードの背後で止まった。クロードはいつの間にか柄の中ほどを握っていた。左に振る。大鬼は鬱陶しげに穂先を殴った。勢いで右の大鬼の顔に斧刃が突き刺さった。返す刀で左の鬼を殴る。足が止まった。赤い血を垂れ流している。
元気な鬼が仲間を追い越した。クロードの左からまわりこむ。ボーモンがすでに待ち受けている。子鹿のように踏み込んで突いた。片手剣が喉を貫いた。右からも来た。ほかの冒険者が受けて立つ。
弓弦がかちかちと鳴った。四十の矢が舞う。三匹が仲間の死体を踏み越えた。クロードに向かって押し寄せる。三方から取り囲む。クロードは真ん中の大鬼を突いた。引き抜く。柄をさらに短く持っている。左手を強く押し出した。石突き側の柄が左の大鬼の喉を殴りつけた。同時に斧刃が右の大鬼の後頭部にめり込んだ。どうと倒れる。三匹同時に間合いを計っていたのか。まさか。
冒険者が両脇の鬼のとどめを刺した。一段落ついた。クロードは鬼の死体を前に構え直す。冒険者たちが後退する。コートはひたすら振りまわしている。どれも近づかない。
大鬼が押し寄せる。倒したのはまだ十ほどだ。
クロードが迎え撃つ。死体が土嚢のように積み重なっている。大鬼は踏み越える。または両の外側からまわりこむ。クロードが正確な槍さばきで打撃を与える。右、左、正面。手負いの鬼を冒険者が迎え撃つ。とどめを刺す。
コートの後ろにも何人かが控えた。さすがに疲れたのか振りが鈍くなっている。大鬼が戦斧の嵐を抜けてくる。ほっとしたところをいっせいに斬りかかる。
死体が増えていく。いびつな防壁ができあがっていく。何人かが打撃を受けた。セルヴが指示する。冒険者数人が加勢に行く。傷ついた冒険者が丘を上がってくる。癒やし手は丘の向こうにいる。恐れず思い切り戦える。
セルヴが背をたたいた。
「出番だ。中央に陣取れ。あふれてきたやつをやれ」
駆け出した。セルヴのあとを追う。地に足がつかない。血を流す冒険者とすれちがった。怒号と鋼鉄の音。怖くはない。漂うように戦場に向かっている。
セルヴはクロードの左に位置した。死体を乗り越える鬼を貫く。さらに壁ができる。カイはクロードとコートのあいだに控えた。冒険者二人と並んで待ち受ける。
大鬼が二匹あふれ出てきた。近づいてくる。裸に腰布を着けているだけだ。クロードもボーモンもやすやすと殺していた。それほど強くないのかもしれない。
構える。冒険者が怒鳴った。
「待ち受けるな。行け」
カイは駆け足で進み出た。コートが一匹を薙ぎ倒した。残りは一匹。自分が処理する。大鬼はよそ見をしている。戦斧の斬撃を気にしている。
長剣の間合いに入った。カイは右の肩口に振り上げた。右足を踏み出して突っ張る。叫びながら振り下ろす。
剣先が大鬼の左肩を打った。反動が手に響く。固い。剣を引き寄せる。血がわずかに垂れた。これだ。おまえは力が弱い。まったく長剣を扱えていない。悔しいがそのとおりだ。
大鬼が吼えた。棍棒を振り上げる。巨大なやつが目の前にいる。動きを止めるな。
左足を寄せてさらに踏み込んだ。右手で刀身の中ほどを握る。懐に入って鬼の腹を突く。
大鬼の右腕がこめかみにぶち当たった。気にするな。倒れながら必死で握りつづける。刺した感触が手に残っている。
右肩を草地に打ちつけた。無理やり目を開ける。大鬼を見上げる。腹に刺さった刀身を握っている。うめきながら抜こうとしている。浅い。セルヴのように貫けない。力が弱いからだけではないはずだ。
カイは寝転んだまま引き抜いた。一回転して立ち上がった。来い。殺してやる。
大鬼は腹を押さえながら棍棒を拾った。カイは両の手で柄をじっくりと握った。来い。一対一の対決だ。訓練を思い出せ。刀身にこだわるな。すべてが武器だ。
棍棒を左から袈裟に振り下ろす。間合いではない。カイはこらえた。目の前を通り過ぎていった。大鬼は返す刀で横に振った。当たらない。牽制しているだけだ。
カイは両の腕を突き出した。切っ先を顔に向ける。大鬼は棍棒を上げて顔を守った。左手で腹を押さえている。恐れを持っている。恐れながらも戦おうとしている。豚はすぐに逃げた。そこがちがいだ。
右足を踏み出す。再び腹を突く。間合いだ。刺さると痛いぞ。
大鬼は一歩引いた。カイは突きの途中で右手を離した。刀身を逆手でつかむ。間合いが変わって突きの距離が短くなる。当然当たらない。
大鬼がわめいた。棍棒を振り上げる。カイは左足を引き寄せた。右足で大きく踏み込む。短剣の間合い。突きの体勢のまま腰を入れて右手を突き上げる。
表刃が胸を裂いて顎にぶち当たった。同時に刀身の根元で大鬼の右手首を受け止めた。うまくいった。大鬼がのけぞる。棍棒がこぼれ落ちる。長剣が血を纏って天を衝く。動きを止めるな。右手を引き寄せるようにして右に薙いだ。裏刃で喉を斬った。黒い血があふれ出る。勝ったか。ぼくは強いのか。
白馬が右から駆けてきた。片手で長剣を突き出す。大鬼の首を貫いた。引き抜く。
「死なないで、愛しいお方。わたしが欲しいのなら」
手柄を横取りした。カイは思わず背に向けて叫んだ。
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