26 / 94
第一章 幼少期
第二十六話 決着
しおりを挟む
これからの戦い方が決まった僕は和麒に飛びかかるようにして刀で斬り掛かる。当然その攻撃は和麒によってあっさり防がれる。でも、これでいい。僕は体をよじり和麒の手元に強烈な蹴りを叩き込む。その衝撃で刀は飛んでいったが、和麒は落ち着いて僕の足を掴みに来る。空中で無理矢理蹴りを放ったせいで体勢が崩れていた僕にはそれを避ける術はない。前もって対策をしていなければ、だけど。
僕は和麒に斬り掛かる前に木に結びつけておいたワイヤーを思いっきり引っ張る。僕の体はワイヤーを結びつけた木の方に引き寄せられ、和麒の手は空くうを切る。
和麒はすぐさま宙にいる僕に向けて短剣を飛ばしてくる。僕は刀を盾にしてその短剣を防ぎ、着地する。
僕が着地したのを見た和麒は、懐から龍の装飾が柄つかに施された刀を取り出した。
やっぱり! 思った通りだ!
和麒が取り出したのは和麒の愛刀だった。小さい頃から和麒はその刀を宝物のように大事にしているから、余程のことが無ければこの刀を使いたがらない。そう、例えば他に使う武器がなくなったりしなければ……!
僕が企んでいたのは和麒の武器を無くすことだった。
和麒は搦め手を好むため、どうしても武器を大量に使ってしまう。だから戦えば戦うほど、和麒の武器は減っていく。あれだけの数の人と戦ったんだ。和麒の武器は残り少ない、僕はそう考えたんだ。
あとはあの和麒の愛刀さえなんとかすれば……!
僕は閃光弾を和麒に向かって投げた。この閃光弾は和麒に作ってもらったものだ。和麒が作った物に和麒自身が苦しめられるなんて、皮肉だね。
僕は閃光弾と同時に鎖鎌を投げていた。閃光弾の光に一瞬動きを止めてしまった和麒はその刀を鎖鎌の鎖にに絡み取られてしまう。僕は鎖鎌を強く引く。和麒はそれに引っ張られるのは不味いと考えたのだろう。刀を手放した。
刀は鎖鎌に引き寄せられ、僕の手元に来る。僕はその刀を遠くへ投げ捨てる。
これで和麒は丸腰のはず……!
僕は油断せずに和麒に斬り掛かる。和麒には防ぐ手段は無い。だからこの刀は和麒の命を刈り取るだろう。
そんな僕の予想に反して僕の刀は和麒が取り出した、使い込まれた刀・・・・・・・によってキンという音と共に弾かれる。
「ハハッ、お前に貰った刀に命を救われちまったな」
和麒が取り出したのは、和麒が里を出る時僕が渡した刀だった。さっき閃光弾を使った時に自分のもので自分が苦しめられるなんて皮肉だ、なんて思ったけどまさかそれが自分に返ってくるなんて。
僕の刀を最後まで使わなかったということは、和麒の愛刀よりも大事にしていてくれた、ということだろうか。
僕はそんな考えを振り払い、和麒を睨みつける。和麒は敵なんだ。変なことは考えちゃダメだ。
和麒が僕に斬り掛かってくる。僕はそれを刀で受け止め、鍔迫り合いの状態になる。
ぎりぎりと金属が擦れる音がし、火花が飛び散る。
至近距離にある和麒の顔を見ると、和麒は笑みを浮かべていた。
嫌な予感がした僕は離れようとしたが、それは一足遅く僕は足に強い衝撃を受ける。和麒に足払いをかけられたのだ。このまま倒れるわけにはいかないと僕は和麒の襟元をつかみ、和麒もろとも倒れ込む。
運悪くそこは坂道になっていたらしく、僕達はゴロゴロと転がり落ちる。その途中、お互いの手からは刀が離れてしまう。
数秒間転がり落ち、ようやく止まった僕の手の先には和麒の手から零れ落ちた刀が転がっていた。僕が和麒に渡した刀だ。
僕は咄嗟にそれを掴む。そして和麒に馬乗りになり、刀の切っ先を突きつける。
「……俺の負け、だな」
和麒は諦めたようにそう言い、僕をしっかりと見つめる。
「殺せよ」
「わかってるよ……!」
僕はカタカタと震える手を抑え和麒の首に狙いを定める。
「あぁ、それでいい。本当はわかってたんだよ。無事に逃げるのなんて無理だし、もし逃げられてもお前の言う通り幸せなんてないって。まぁ、彼女は無事に逃げられたから良しとするしかねぇな」
一族にはご令嬢を必死になってまで殺す必要はない。だからきっとそのご令嬢はこれからは安全に生きられるだろう。和麒の犠牲の下で。
「それにな、お前に殺されるならまだ良いと思えるんだ。親友のお前になら、な」
僕の視界が涙で歪む。堪えようとしても目から流れ出る液体は一向にその勢いを衰えさせない。
「あぁ……悪いな、夢麗。生きて帰るって約束、守れなかったぜ」
和麒は、おそらく和麒が守ろうとした令嬢のものだろう名前を呼び、一筋の涙を流す。
僕はこれから親友を殺す。親友にお守りとして渡したこの刀で命を奪う。
そのことに耐えられずに僕は叫ぶ。喉が張り裂けんばかりに叫ぶ。
そして、両手に力をかけ――――和麒の喉元に刀を突き刺す。
ブスッという音と共に和麒の目の光は失われた。刀を突き刺した時に少し吹き出した血が僕の手を濡らす。
僕は和麒の体に覆いかぶさるようにして涙を流す。まだ残っている和麒の体温を感じながら、ただひたすらに涙を流す。声はあげずに、涙だけを静かに流す。
戦闘が終わり静寂を取り戻した闇の中、僕のすすり泣く声だけが響いていた。
綺麗な満月が辺りを照らす。僕は和麒の体温が無くなり、冷たくなるまでそのまま泣き続けていた。
僕は和麒に斬り掛かる前に木に結びつけておいたワイヤーを思いっきり引っ張る。僕の体はワイヤーを結びつけた木の方に引き寄せられ、和麒の手は空くうを切る。
和麒はすぐさま宙にいる僕に向けて短剣を飛ばしてくる。僕は刀を盾にしてその短剣を防ぎ、着地する。
僕が着地したのを見た和麒は、懐から龍の装飾が柄つかに施された刀を取り出した。
やっぱり! 思った通りだ!
和麒が取り出したのは和麒の愛刀だった。小さい頃から和麒はその刀を宝物のように大事にしているから、余程のことが無ければこの刀を使いたがらない。そう、例えば他に使う武器がなくなったりしなければ……!
僕が企んでいたのは和麒の武器を無くすことだった。
和麒は搦め手を好むため、どうしても武器を大量に使ってしまう。だから戦えば戦うほど、和麒の武器は減っていく。あれだけの数の人と戦ったんだ。和麒の武器は残り少ない、僕はそう考えたんだ。
あとはあの和麒の愛刀さえなんとかすれば……!
僕は閃光弾を和麒に向かって投げた。この閃光弾は和麒に作ってもらったものだ。和麒が作った物に和麒自身が苦しめられるなんて、皮肉だね。
僕は閃光弾と同時に鎖鎌を投げていた。閃光弾の光に一瞬動きを止めてしまった和麒はその刀を鎖鎌の鎖にに絡み取られてしまう。僕は鎖鎌を強く引く。和麒はそれに引っ張られるのは不味いと考えたのだろう。刀を手放した。
刀は鎖鎌に引き寄せられ、僕の手元に来る。僕はその刀を遠くへ投げ捨てる。
これで和麒は丸腰のはず……!
僕は油断せずに和麒に斬り掛かる。和麒には防ぐ手段は無い。だからこの刀は和麒の命を刈り取るだろう。
そんな僕の予想に反して僕の刀は和麒が取り出した、使い込まれた刀・・・・・・・によってキンという音と共に弾かれる。
「ハハッ、お前に貰った刀に命を救われちまったな」
和麒が取り出したのは、和麒が里を出る時僕が渡した刀だった。さっき閃光弾を使った時に自分のもので自分が苦しめられるなんて皮肉だ、なんて思ったけどまさかそれが自分に返ってくるなんて。
僕の刀を最後まで使わなかったということは、和麒の愛刀よりも大事にしていてくれた、ということだろうか。
僕はそんな考えを振り払い、和麒を睨みつける。和麒は敵なんだ。変なことは考えちゃダメだ。
和麒が僕に斬り掛かってくる。僕はそれを刀で受け止め、鍔迫り合いの状態になる。
ぎりぎりと金属が擦れる音がし、火花が飛び散る。
至近距離にある和麒の顔を見ると、和麒は笑みを浮かべていた。
嫌な予感がした僕は離れようとしたが、それは一足遅く僕は足に強い衝撃を受ける。和麒に足払いをかけられたのだ。このまま倒れるわけにはいかないと僕は和麒の襟元をつかみ、和麒もろとも倒れ込む。
運悪くそこは坂道になっていたらしく、僕達はゴロゴロと転がり落ちる。その途中、お互いの手からは刀が離れてしまう。
数秒間転がり落ち、ようやく止まった僕の手の先には和麒の手から零れ落ちた刀が転がっていた。僕が和麒に渡した刀だ。
僕は咄嗟にそれを掴む。そして和麒に馬乗りになり、刀の切っ先を突きつける。
「……俺の負け、だな」
和麒は諦めたようにそう言い、僕をしっかりと見つめる。
「殺せよ」
「わかってるよ……!」
僕はカタカタと震える手を抑え和麒の首に狙いを定める。
「あぁ、それでいい。本当はわかってたんだよ。無事に逃げるのなんて無理だし、もし逃げられてもお前の言う通り幸せなんてないって。まぁ、彼女は無事に逃げられたから良しとするしかねぇな」
一族にはご令嬢を必死になってまで殺す必要はない。だからきっとそのご令嬢はこれからは安全に生きられるだろう。和麒の犠牲の下で。
「それにな、お前に殺されるならまだ良いと思えるんだ。親友のお前になら、な」
僕の視界が涙で歪む。堪えようとしても目から流れ出る液体は一向にその勢いを衰えさせない。
「あぁ……悪いな、夢麗。生きて帰るって約束、守れなかったぜ」
和麒は、おそらく和麒が守ろうとした令嬢のものだろう名前を呼び、一筋の涙を流す。
僕はこれから親友を殺す。親友にお守りとして渡したこの刀で命を奪う。
そのことに耐えられずに僕は叫ぶ。喉が張り裂けんばかりに叫ぶ。
そして、両手に力をかけ――――和麒の喉元に刀を突き刺す。
ブスッという音と共に和麒の目の光は失われた。刀を突き刺した時に少し吹き出した血が僕の手を濡らす。
僕は和麒の体に覆いかぶさるようにして涙を流す。まだ残っている和麒の体温を感じながら、ただひたすらに涙を流す。声はあげずに、涙だけを静かに流す。
戦闘が終わり静寂を取り戻した闇の中、僕のすすり泣く声だけが響いていた。
綺麗な満月が辺りを照らす。僕は和麒の体温が無くなり、冷たくなるまでそのまま泣き続けていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
神スキル【絶対育成】で追放令嬢を餌付けしたら国ができた
黒崎隼人
ファンタジー
過労死した植物研究者が転生したのは、貧しい開拓村の少年アランだった。彼に与えられたのは、あらゆる植物を意のままに操る神スキル【絶対育成】だった。
そんな彼の元に、ある日、王都から追放されてきた「悪役令嬢」セラフィーナがやってくる。
「私があなたの知識となり、盾となりましょう。その代わり、この村を豊かにする力を貸してください」
前世の知識とチートスキルを持つ少年と、気高く理知的な元公爵令嬢。
二人が手を取り合った時、飢えた辺境の村は、やがて世界が羨む豊かで平和な楽園へと姿を変えていく。
辺境から始まる、農業革命ファンタジー&国家創成譚が、ここに開幕する。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる