¿Quo Vadis ?─クォ・ヴァディス─

槇木 五泉(Maki Izumi)

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第四章 Dio Perdito(ディ・オ・ペルディト)

Dio Perdito.12

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  廃教会の、ガラスの無くなった窓からは、いつしか激しい雷鳴と共に稲光の閃きが差し込んでくる。大燭台で燃え続ける松明と、厳しく荒れる冬の雷だけが建物の中を照らす光源だった。
 数百年も昔に森に沈んだ旧い教会の跡は今なお堅牢で、今は木造りの信徒が座る長椅子も、硬い石でできている。その背凭れのない長椅子に、ゲオルギウスとミディアンは向かい合うように座っていた。ミディアンの膝の上に頭を乗せて長椅子に横たわるユージィンは、未だ気絶の中にいて意識が戻る気配はない。括り紐が解け、顔に乱れ掛かる均等な長さの真っ直ぐな黒髪をそっと指先で梳き流しながら、ミディアンは何処までも友の身を案ずるように眼鏡の下で目を細め、浅い呼吸を繰り返す胸の上に掌を当ててじっと俯いていた。
 ミディアンとはどこまでも息の合った、陽気で人好きのするユージィン。仕える神父と共に病に苦しむ幼い子供を助け、そして幾つもの新月の聖課を乗り越えてきた彼の信仰心は、敬虔な聖霊教徒セレスティオのものと相違ないように思える。聖別された銀も、教会の香炉も、全く恐れる素振りを見せなかった。
 だが、彼は人間ではない。その隠された秘密を、人間には決して叶わない手段で易々と暴き、明らかにして見せたのがルゴシュだ。そんな吸血真祖アルケのルゴシュは今、信徒の席にはいない。相変わらず、神と精霊への供物を捧げる神聖なる主祭壇の上で、自らの片肘と片掌を枕代わりにして寝そべり、片膝を立てて横臥しながら、実に不敬かつ不遜な態度で二人の神父の重苦しい告解のときを高みから見物している。
 
 「──さて、どちらから罪を打ち明けましょうか。」

 先に切り出したのは、ゲオルギウスの方だ。

 「…司祭には、迷える神の子の犯した罪を聞き遂げる責務がある。いずれにせよ、神と精霊の前ではひとかたならぬ『罪科』だ。お互いに、それを打ち明けるのにこれ以上相応しい相手がいると思いますか?」
 「…いいえ。私は、親友の秘密について、死ぬまでずっと隠し通すつもりでした。だが、私には、ゲオルギウス神父…あなたと不死伯の関係を見過ごすことはできなかった。知ってしまった以上、そこから目を背けるのは『罪』です。──そして、結果的に自らが秘めていた『罪』をもまた暴かれることになってしまったのですから、これも神と精霊の思し召しであると受けとめましょう。」

 言葉に応じ、ミディアンが顔を上げて、やや低い位置からゲオルギウスの面輪を凛と見詰めてくる。後悔、諦観、そして幾許かの疑問と、安堵。そんな複雑な感情を宿した茶色い瞳は、緩やかに瞬きしながら自嘲めいた笑みを象って細まった。ひとつ頷き、向かい合って座るゲオルギウスの言葉を促す。

 「では、まず、あなたの犯した罪をお聞かせ願えますでしょうか。武装司祭の身でありながら、不死鬼ノスフェラトゥを助け、仲睦まじくしている、その理由を。」
 「──構いません。では、我々の作法に乗っ取りましょう。…回心を求める神と精霊の声に従い、神と精霊の子たるゲオルギウスが心を開き、自らの罪を告白します。」
 「父なる神と精霊に代わり、司祭ミディアンが汝の懺悔を聞き遂げます。その大いなる慈愛の許で、全ての罪を告白なさい。──聖なるかなサンクティガ。」

 聖霊十字の念珠ロザリオを下げた胸元に片掌を宛がい、告解を聞く司祭としての所作をミディアンは示した。

 「罪、ねぇ──。」

 背後から、何処までも他人事でしかないルゴシュの、嘲るような声が聞こえてくる。が、今はそれに口を挟むべき時ではない。故に完全に黙殺し、ただミディアンを真っ直ぐに見据え、そしてゲオルギウスは一人の神と精霊の子として、己の身に起きたことを訥々とつとつと語り始めた。

 
 
 十七年前、この広大な森に程近いとある村で起きた、新月の晩の惨事のこと。
 以来、親代わりの修道女を殺されたという執念だけをひたすらに燃やし、その闇の眷属を必ずこの手で殺すと誓って神学校の門を潜った少年の頃の記憶。
 武装司祭として、この胸に銀の聖霊十字を賜った日の誓い。
 そして、銀髪に翠の眼を持つ不死鬼ノスフェラトゥの噂を頼りにこの村に転任し、武装司祭となってから初めて邂逅したルゴシュと、この場所で『何』があったのか。
 以降続いている執着と、取引という名の堕落。
 
 つまびらかに、暈かすことも隠すこともなく、己の罪を余さず全て打ち明ける。

  
 
 「──信じられません…。」

 ゲオルギウスの、鉛のように重く、劫火のように熱く、泥炭のように深い執念に満ちた生涯の話を黙って耳にしていたミディアンは、やがて、大きく目を見開き、微かに首を横に振りながら唇を開いて深い溜息と共に率直な感情を綴った。右から左に流した、緩やかに癖掛かった黒髪を指先で撫で付ける年長の神父の所作は、彼の千々に乱れた内心を表しているかのようだった。それも無理なからぬことだ、とゲオルギウスは思う。この手で殺すと誓った宿敵の手で心に枷を嵌められ、挙げ句、神が課した禁忌に手を染めてまで、その男から『奪う』という暴挙を為した。それがさも当然であるかのように、壮齢の人間の男とさほど変わらぬ形をした不死鬼の身体を凌辱という不浄の手段で刺し貫いて罪を犯し、取引という甘い言葉に誘われて罪を塗り重ね続けている。
 今、ここでこうして己の罪を打ち明ける機会がなければ、いつまで信心深い民人たみびとを欺きながらルゴシュと道ならぬ逢瀬を重ね続けていたのかは解らない。それこそ、心の中に罪業の秘匿という重たい二つ目の枷を嵌めたままで。
 率直ですが、と前置きしてからミディアンは言葉を続ける。

 「…無礼ながら、ルゴシュ伯爵とあなたとでは、まるで父と子ほどに歳が離れているように見えます。──だが、あなたは、彼の全てを禁じられた方法で知り…そして、今でも彼を知ることに躊躇ためらいがない、と。」
 「ホントに無礼だな、オマエ。」
 「お前は少し黙っていろ、ルゴシュ。」

 いっそ太々ふてぶてしい程の態度で祭壇の上で寝そべっているルゴシュの横槍を、いらりと顔を顰めながら一喝した。ゲオルギウスによって、彼にとっては相当に不名誉であろう屈辱的な一夜の事実を明らかにされても、ルゴシュは動じる素振りも見せなければ、不快を示すでもない。ただ、堂々たる高貴な不遜を保って、旧き祭壇を寝椅子代わりに二人の神父のやり取りを眺めている。

 父も母も知らない孤児のゲオルギウスにとって、五十路の前後ほど遥かに年嵩に見えるルゴシュの外見はさほど気に留めるべきものでもなく、この心を絡め取った微笑と、官能をそそって止まない大人びた存在そのものの美しさは、十七年前と何ら変わりがない。元より秘め隠さなければならなかったこの関係が他人の目からどう見えるかについては、深く考えたこともなかった。

 「…それよりも私が信じられないのは、あなたの判断です。あなたがルゴシュ伯爵に手を掛けたのは、そうしなければ収まらない、想像を絶する怨恨があったからでしょう。なのに、私が弓を向けた時、咄嗟にルゴシュ伯爵を庇いましたね。それは、なぜ?」
 「──…。」

 ゲオルギウスの沈黙を許さず、小柄で年嵩の神父が静かに、しかし真っ直ぐにその本意を問い掛ける。

 「実のところ、己の声まで武器として使いこなすルゴシュ伯爵の強大な力を、我々は侮っていたとしか言いようがありません。無論、無策で踏み込んだ訳ではない。ですが、その気になれば、武装した私とユージィンを殺すことなど、伯爵には容易かったはずです。その力を頼りに私たちを闇に葬ればよかったものを、何故あなたは、敢えて矢面に立ったのでしょう。まるで、彼の為に犠牲になっても構わないと受け止められるような動作を、あなたは反射的に取ったのですから。」

 ミディアンの深い疑念のひとつは、ゲオルギウスの聖霊教徒セレスティオとしてあるまじき行動にある。彼の言葉は実にその通りで、ルゴシュにとっては、大掛かりな秘策のない武装司祭の相手は面倒ではあれ、困難だけではなかったはずだ。だが、ゲオルギウスの複雑にもつれてよじれた情念が、それを許さなかった。ミディアンの顔を真っ向から見据え、静かに、だが、濃青の眼差しに意思の力を込めて淡々と答える。

 「──深い考えは、ありません。あなたの見たままです。ミディアン神父。…強いて言うならば、この者が俺以外の赤の他人に傷付けられるのは我慢がならない、と…そんな想いが俺を突き動かした。この男の生殺与奪を握るのは俺だけでいい。…いや、俺一人でなければならない。たとえ今は殺せなかったとしても、この男に最後に手を掛ける権利があるのは、俺だ。そして俺は、この感情を『強欲の罪』という底の浅い言葉だけで片付けられたくはない。」

 あぁ、と、悲痛な溜息が彼の唇をついて零れた。

 「──…神よ、御身はこの者の足を、何処へと向かわしめ給うのか…。」

 歎息のように、絶望のように、祈祷書の中の聖句を呟き、ミディアンは高々と天井を仰いで瞳を伏せ、目の前で十字を切る。誰とも分かちえない漆黒の沼に頭の先まで嵌まり込んだ人間の感情発露を垣間見せられ、救済は愚か、同情も、共感も叶わずにただ祈り続けるしかない、そんな風にも見える所作だった。
 やがて、ミディアンは数瞬ばかり目を伏せ、ふぅっと肩で深い息をしながらゲオルギウスに向き直る。

 「…最後に、これだけは聞いておきたい。ゲオルギウス。不死鬼ノスフェラトゥ誘引ラーヴォの術にかかっていると自認していても尚、あなたの心は聖霊教会と共にあるのでしょうか。正しく教えを説き、神と精霊の意に反するものを打ち払い、無辜むこの民草を背にして神敵と対峙する。──自らが聖霊教徒セレスティオの武装司祭であると、神と精霊の御前で確かに誓えますか?」

 ミディアンの問い掛けに、力強い首肯と共に返す言葉はただひとつだった。逡巡など存在しない。今のゲオルギウスを形作るものの全てが、あの夜から連綿と続いた末にここにある。

 「はい。誓って。──俺の前には、聖具を取って戦い続けるという道しか残されていないのです。あの男との関係がどうあれ、俺は…聖霊教徒セレスティオ以外にはなり得ない。そうでなければ、あの男と対峙する十七年の因縁そのものを否定することになる。…どれだけ歪んでいようとも、これが、俺が武装司祭であり続ける理由です。不足でしょうか?」
 「──いえ。そこまで強く言い切れるのであれば、私は何も言いますまい。あなたの信仰心について、これ以上の疑念は持ちません。…ただ。」

 と、主祭壇の方に向けて眼鏡越しの懸念の視線をちらりと流す。その対象は、さもわずらわしいと言わんばかりにふんと鼻を鳴らし、肘で頭を支えて寝転んだままの姿勢で、静かに、低い声で言い放った。

 「ゲオルギウスの話、聞いてただろ。私は、彼が約束を守り続ける限り、その約束を反故ほごにはしない。これでも辺境伯としての矜持プライドは持ち合わせてる。それに、司祭殺しは報復が面倒だというのも本当だ。少なくともオマエの目の黒いうちは、オマエ達が仕掛けてこなければ戦況を大きく変えるつもりもない。」

 最大の懸念であり、警戒すべき相手。一人の神父を図らずも篭絡した不死鬼ノスフェラトゥのルゴシュの言葉に、ミディアンは意を決したように浅く頷く。

 「──そう。…ならば、ここで見聞きしたことは忘れます。司祭とは本来、神と精霊の子の罪を聞き遂げて赦しを与えるもの。ですが、私には、あなたの罪の深さを推し測り、神と精霊の許しを与えることはできません。…そんなことはとても荷が重すぎる。そう思うのです。代わりに、それをたった一人で十七年も背負い続けてきたあなたの深い孤独と懊悩おうのうの為に祈りましょう。…あなたに神の祝福あれディ・オ・ヴェネシュ・ヴィーノ。」
 「…聖なるかなサンクティガ。」

 告解の儀を終える聖句を紡ぎ終えると、この場で初めて、ミディアンの大きな茶色い瞳が心の底からの柔らかな笑みの弧を描いた。内に秘められた慈愛と優しさ、しかし、それをもってしても、ゲオルギウスに赦しを与えるのは自分の役目ではないと彼は言い切った。そしてゲオルギウスは、そんなミディアンの司祭らしからぬ正直な答えを好ましく思う。誰の手にも負えない、恐らく、大司教や教皇の立場にあったとしても、ただ人の身がゲオルギウスの複雑な人生と感情に正しい裁定を下すことはできないだろう。ゲオルギウスが生涯を歩き切り、疲れ切った足を止めて荒れ地に倒れ伏したその時に、父なる神と御使いである精霊だけが狂いなく正しい裁きを下し得るのだ。
 故に、この足の方角を何処に向けて定めるのか。
 不死者の誘引に囚われた司祭として、それを選ぶことができるのは、この世にゲオルギウスをおいて他に存在し得ないのだから、その日まで、苦悩で編まれた帷子かたびらを纏って道なき道を歩き続ける。
 
 深く、長い嘆息と共に、自然と口角に緩やかな笑みが浮かんだ。決して誰にも打ち明けたことのない感情を、初めて神と精霊以外の人間の前で吐露してしまえば、心に固く嵌まった枷の重みが少しばかり軽くなるような気がするのが、自分でも不思議だった。

 「…本当の赦しは、神と精霊の御許に赴いて自ら取りに行くものでしょう。ですが、不思議なことに、ゆるしを得られない告解だったとしても、俺はそれで充分に満ち足りました。──感謝します、ミディアン神父。…さて。」

 ただじっと、ゲオルギウスの重ねた罪の全てを傾聴してくれたミディアンへの感謝の気持ちは本心からのものだ。そして、ミディアンにもまた、決して人に知られる訳にはいかなかった背徳の秘密がある。
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