星空の贈り物

ツムちん

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第二章

普通の生活

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『普通の生活』

妹を助けて倒れていた為、学校に少し遅れてしまった。

『はぁ、はぁ...』
全速力で廊下を走る...俺は2年生だから教室は二階だ!
『ひぃ、ひぃ...』
足が悲鳴をあげている。
『運動不足か...』
何とか教室の前までたどり着いた、勢いをつけて扉を開ける。
『おはよぉ…ございますぅ...』
息切れしていたせいか、かなり変な朝の挨拶になってしまった。
『お前これで遅刻何度目だ!』
やはり怒られる。
『すいまぜん、はぁはぁ...』
『まぁいい、とりあえず席につけ。』
自分の席につく。
『遅かったわね...』
隣から話しかけられた…いや、話しかけてきたがあえて無視をする。
『まぁ、いいわ貴方のような方に私から話しかけてあげてるのだから光栄に思いなさい!』
この声かけにもあえて無視をする。
『ちょっと!いい加減にしなさいよ!怒るわよ!』
『ちょっとは静かにしてくれよ…朝から妹助けて疲れてんだよ...他を当たってくれ...』
『じゃあいいわ、こっちにだって奥の手があるんだから!』
先生が話している中、ゆっくりと耳もとに近ずき...そして!
『蓮くん...お願い聞いてくれるよね♥』
『っ!??』
ちょっと可愛いかったんだけど!
『まぁ、いいぞ』
『貴方やはりちょろいわね...』
やはり騙されていた。
『そんなんじゃ、一生彼女ができずに寂しい寂しい日を過ごすわね』
『お前やはりうざいな!』
『なんとでも言えばいいわ、私は貴方をりょう...』
『ん?どうした...?』
さっきから話しかけていた女『彩風 明菜』が急に下を向きそして...
『ねぇ...』
『ど?どおした?』
『そんなに私が嫌い...?』
少し上目遣いでこちらを見あげている。
『いや、別に嫌いではないけど…』
『私は貴方の事が嫌いよ!』
えぇー!
いやいや今の流れで嫌い...そうですか、分かりましたよ…
さっきから彩風の様子がおかしいと思ったら…どうやら俺の2つ目の能力が発動しているらしい。
この能力は簡単だ!話している相手が正直な事を言う...すなわち簡単に言えば嘘はつけなくなり素直になる...という能力だ!
まぁ、自動発動だから操るとかできないがな!これも1つのデメリットだがデメリットはもう1つある...それは!
『ねぇ、蓮くん!蓮くん!』
『な!なんだ?』
『蓮くんの事は嫌いだけど…ね...嫌いではないよ!』
矛盾してるじゃん!
この能力デメリット...素直になりすぎて感覚が麻痺してくるということだ...人間誰しもが素直ではない部分を隠して生活している。
その部分をさらけ出して表に出せば強制的に言わされてる言葉は感覚を麻痺させるという事だ...そして。
『私ね蓮くんの事が...』
・・・・
『ん?どうした彩風?おーい...』
『......ぐぅー』
寝ていた…まぁこれも能力のせいだがな…
一時的に発動するこの能力は自分では操作ができないため、始まりがいつか終わりがいつか...こんな感じで分からないのだ...まぁだいたい5~10分で目が覚めるだろう…
『本当に神はなんで俺にこんな能力をさずけたんだか…イマイチわからん。』

『本当にこんな毎日は嫌だ...』
でもあの日、山の上でみた少女は誰だったんだろうか…
急に風が吹き、空いていた窓から人影が見えた。
『綾辻 蓮...やっと見つけた私の適合者...』
目の前に現れたのは山であった少女だった...

星空の贈り物   2話
 
3話に続く!
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