31 / 136
29
しおりを挟む
29
アタシ達が歴史について話している後ろで、かいちょがゆらゆらと揺れ始めた。ふーみんの肩越しにこちらへ視線を投げてくる。
「どうしたの?かいちょ」
「ちょっと、私もいいですか?」
そう言ってから、彼女は抑えきれないといった感じに喋り始めた。
「1917年というとロシア革命の年ですね。第一次世界大戦の敗色ムード広がるロシア帝国では戦争継続に反対する大規模な市民デモが2月に起こりました。いわゆる二月革命です。きっかけは戦争によりインフレに陥っていた為、生活物資が市民に行き渡らなくなった事によります。皇帝は国内の事情より、他国との戦争に勝つことを優先していたんです。怒りを爆発させた市民によってデモは大規模化。それを沈静させるように命じられた軍も長期にわたる戦争で疲弊していた為、命令に応じず、逆に反乱が起きこの混乱によりロマノフ王朝は崩壊しました。代わりに自由主義の臨時政府が設立されたのですが、臨時政府も戦争の続行を決定したため、またしても市民の反感を買います。そこに台頭したのがレーニンです。武装蜂起により臨時政府が倒れたのち彼は新政府の代表となりました。この政府により世界初の社会主義国家が誕生する事となったのです」
かいちょ、語るねぇ。ふーみんもはなっちも唖然としているじゃないのさ。
「詳しいねぇ、かいちょ」
「ハイ。興味があったので丁度調べたばかりだったんです」
よっぽど喋りたかったみたいだから、アタシはもう暫く付き合う事にした。
「1917年の前後だと14年から18年にかけて第一次世界大戦が起こっています。日本では開戦により欧米諸国からの輸入がほぼ途絶えた為、なら国内でまかなおうと重化学工業を中心に企業の勃興が相次いだそうです。とりわけ海運業・造船業の発展は目覚ましいものだったとか。日本の産業は農業から急速に工業へと加速していったんです。各務原の飛行場開設もそうした時代背景に基づいているんじゃないでしょうか」
「岐阜に海は無くとも、空がある!」アタシはビシッと敬礼してみせた。
かいちょがフフっと笑って続ける。
「第一次世界大戦で日本は日英同盟を 理由に連合国側で参戦してはいますが、その主戦場はヨーロッパが中心でしたから本土に直接の被害は無く、逆に物資が枯渇し始めた欧米諸国へ向け今度は日本の製品が輸出されるようになったそうです。海外需要に応える形で好景気をもたらした、いわゆる大正バブルに湧いていたのがこの頃の日本です。」
アニメやゲームの話ばかりで出番がないと感じていたのか、かいちょは満足そうに話し終えた。
すぐにこれだけの知識が出てくるなんて、流石だよ。勉強しているだけの事はある。
アタシは感心していたけど、歴史が苦手なふーみんは目が点になっていた。その横ではなっちの方は別の意味で目が点だ。
「大正時代にもバブルがあったなんて・・・・・・私達の時代には何も無い」はなっちが悲しい目をしている。ダメだ!彼女にお金の話をしては!
アタシは話を航空自衛隊へと戻した。
「岐阜基地は事前に申し込めば中を案内してくれるツアーがあるんだけど、こっちは博物館と違って撮影禁止なんだよ。一応軍事機密ってやつさ。ツアーで回れるくらいだから見られてもたいしたことは無いんだろうけど。アタシは実際に飛んでいる姿を撮ろうと思ってたから、お昼はコンビニでパンとジ○アだけ買って基地の東側にある公園で待ってたんだ」
晴れ渡った空にジ○アを掲げる写真を見せてあげた。
「ん?何でジ○ア?」
やっぱりふーみんではピンとこなかったかぁ。でも、まあ『岐阜基地・ジ○ア』の2ワードだけで作品名がすぐに出て来たのなら、中々のアニメオタクだとは思うけど。
「さっき言ったじゃないか。小道具だよ。岐阜基地はね、アニメひ○ねとま○たんの聖地でもあるんだ。戦闘機に擬態しているドラゴンの話なんだけど・・・・・・」
「ハイハイ。またアニメね」ふーみんが手をヒラヒラと振る。
アタシが聖地の写真をツイッターに上げれば、すぐ反応が返って来るというのに・・・・・・張り合いがないなぁ。まあ、いいけど。
「休日に飛行する時は事前にお知らせされているから、それ目当てにでっかい望遠鏡を付けた一眼レフカメラ背負ってファンが集まってくるんだよ。公園は絶好の撮影スポットとしてオタクの間では有名なんだ。アタシも邪魔しない程度にしか撮れなかったけど、動画撮ってきたよ」
スマホで撮った動画には戦闘機がコメ粒ほどに小さくしか写っていない。それでも迫力のあるエンジン音はそのままに聞こえてくる。
「凄い音だったんだよ!」その時の様子を再現してはなっちが耳を塞いで見せた。
「たまに見かける時のものとは全然違ったね!」
「私には何がいいのか分からないわ」
「ふーみんも実際に近くで見てみれば興奮すると思うよ。各務原まで手軽に行けるし。ここからならバスと電車で40分くらいだよ」
「いいわよ。私、自衛隊とかそういうの興味ないから」
そうですかい。こちらもあなたの主義主張に関与するつもりはありませんよ。
うーん、聖地巡礼に誘うにもお嬢様に合わせて場所は選んであげないといけないのかぁ。どうしたもんかな?
アタシ達が歴史について話している後ろで、かいちょがゆらゆらと揺れ始めた。ふーみんの肩越しにこちらへ視線を投げてくる。
「どうしたの?かいちょ」
「ちょっと、私もいいですか?」
そう言ってから、彼女は抑えきれないといった感じに喋り始めた。
「1917年というとロシア革命の年ですね。第一次世界大戦の敗色ムード広がるロシア帝国では戦争継続に反対する大規模な市民デモが2月に起こりました。いわゆる二月革命です。きっかけは戦争によりインフレに陥っていた為、生活物資が市民に行き渡らなくなった事によります。皇帝は国内の事情より、他国との戦争に勝つことを優先していたんです。怒りを爆発させた市民によってデモは大規模化。それを沈静させるように命じられた軍も長期にわたる戦争で疲弊していた為、命令に応じず、逆に反乱が起きこの混乱によりロマノフ王朝は崩壊しました。代わりに自由主義の臨時政府が設立されたのですが、臨時政府も戦争の続行を決定したため、またしても市民の反感を買います。そこに台頭したのがレーニンです。武装蜂起により臨時政府が倒れたのち彼は新政府の代表となりました。この政府により世界初の社会主義国家が誕生する事となったのです」
かいちょ、語るねぇ。ふーみんもはなっちも唖然としているじゃないのさ。
「詳しいねぇ、かいちょ」
「ハイ。興味があったので丁度調べたばかりだったんです」
よっぽど喋りたかったみたいだから、アタシはもう暫く付き合う事にした。
「1917年の前後だと14年から18年にかけて第一次世界大戦が起こっています。日本では開戦により欧米諸国からの輸入がほぼ途絶えた為、なら国内でまかなおうと重化学工業を中心に企業の勃興が相次いだそうです。とりわけ海運業・造船業の発展は目覚ましいものだったとか。日本の産業は農業から急速に工業へと加速していったんです。各務原の飛行場開設もそうした時代背景に基づいているんじゃないでしょうか」
「岐阜に海は無くとも、空がある!」アタシはビシッと敬礼してみせた。
かいちょがフフっと笑って続ける。
「第一次世界大戦で日本は日英同盟を 理由に連合国側で参戦してはいますが、その主戦場はヨーロッパが中心でしたから本土に直接の被害は無く、逆に物資が枯渇し始めた欧米諸国へ向け今度は日本の製品が輸出されるようになったそうです。海外需要に応える形で好景気をもたらした、いわゆる大正バブルに湧いていたのがこの頃の日本です。」
アニメやゲームの話ばかりで出番がないと感じていたのか、かいちょは満足そうに話し終えた。
すぐにこれだけの知識が出てくるなんて、流石だよ。勉強しているだけの事はある。
アタシは感心していたけど、歴史が苦手なふーみんは目が点になっていた。その横ではなっちの方は別の意味で目が点だ。
「大正時代にもバブルがあったなんて・・・・・・私達の時代には何も無い」はなっちが悲しい目をしている。ダメだ!彼女にお金の話をしては!
アタシは話を航空自衛隊へと戻した。
「岐阜基地は事前に申し込めば中を案内してくれるツアーがあるんだけど、こっちは博物館と違って撮影禁止なんだよ。一応軍事機密ってやつさ。ツアーで回れるくらいだから見られてもたいしたことは無いんだろうけど。アタシは実際に飛んでいる姿を撮ろうと思ってたから、お昼はコンビニでパンとジ○アだけ買って基地の東側にある公園で待ってたんだ」
晴れ渡った空にジ○アを掲げる写真を見せてあげた。
「ん?何でジ○ア?」
やっぱりふーみんではピンとこなかったかぁ。でも、まあ『岐阜基地・ジ○ア』の2ワードだけで作品名がすぐに出て来たのなら、中々のアニメオタクだとは思うけど。
「さっき言ったじゃないか。小道具だよ。岐阜基地はね、アニメひ○ねとま○たんの聖地でもあるんだ。戦闘機に擬態しているドラゴンの話なんだけど・・・・・・」
「ハイハイ。またアニメね」ふーみんが手をヒラヒラと振る。
アタシが聖地の写真をツイッターに上げれば、すぐ反応が返って来るというのに・・・・・・張り合いがないなぁ。まあ、いいけど。
「休日に飛行する時は事前にお知らせされているから、それ目当てにでっかい望遠鏡を付けた一眼レフカメラ背負ってファンが集まってくるんだよ。公園は絶好の撮影スポットとしてオタクの間では有名なんだ。アタシも邪魔しない程度にしか撮れなかったけど、動画撮ってきたよ」
スマホで撮った動画には戦闘機がコメ粒ほどに小さくしか写っていない。それでも迫力のあるエンジン音はそのままに聞こえてくる。
「凄い音だったんだよ!」その時の様子を再現してはなっちが耳を塞いで見せた。
「たまに見かける時のものとは全然違ったね!」
「私には何がいいのか分からないわ」
「ふーみんも実際に近くで見てみれば興奮すると思うよ。各務原まで手軽に行けるし。ここからならバスと電車で40分くらいだよ」
「いいわよ。私、自衛隊とかそういうの興味ないから」
そうですかい。こちらもあなたの主義主張に関与するつもりはありませんよ。
うーん、聖地巡礼に誘うにもお嬢様に合わせて場所は選んであげないといけないのかぁ。どうしたもんかな?
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人生徒会長は、俺の料理の虜です!~二人きりで過ごす美味しい時間~
root-M
青春
高校一年生の三ツ瀬豪は、入学早々ぼっちになってしまい、昼休みは空き教室で一人寂しく弁当を食べる日々を過ごしていた。
そんなある日、豪の前に目を見張るほどの美人生徒が現れる。彼女は、生徒会長の巴あきら。豪のぼっちを察したあきらは、「一緒に昼食を食べよう」と豪を生徒会室へ誘う。
すると、あきらは豪の手作り弁当に強い興味を示し、卵焼きを食べたことで豪の料理にハマってしまう。一方の豪も、自分の料理を絶賛してもらえたことが嬉しくて仕方ない。
それから二人は、毎日生徒会室でお昼ご飯を食べながら、互いのことを語り合い、ゆっくり親交を深めていく。家庭の味に飢えているあきらは、豪の作るおかずを実に幸せそうに食べてくれるのだった。
やがて、あきらの要求はどんどん過激(?)になっていく。「わたしにもお弁当を作って欲しい」「お弁当以外の料理も食べてみたい」「ゴウくんのおうちに行ってもいい?」
美人生徒会長の頼み、断れるわけがない!
でも、この生徒会、なにかちょっとおかしいような……。
※時代設定は2018年頃。お米も卵も今よりずっと安価です。
※他のサイトにも投稿しています。
イラスト:siroma様
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスで1番の美少女のことが好きなのに、なぜかクラスで3番目に可愛い子に絡まれる
グミ食べたい
青春
高校一年生の高居宙は、クラスで一番の美少女・一ノ瀬雫に一目惚れし、片想い中。
彼女と仲良くなりたい一心で高校生活を送っていた……はずだった。
だが、なぜか隣の席の女子、三間坂雪が頻繁に絡んでくる。
容姿は良いが、距離感が近く、からかってくる厄介な存在――のはずだった。
「一ノ瀬さんのこと、好きなんでしょ? 手伝ってあげる」
そう言って始まったのは、恋の応援か、それとも別の何かか。
これは、一ノ瀬雫への恋をきっかけに始まる、
高居宙と三間坂雪の、少し騒がしくて少し甘い学園ラブコメディ。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2025/12/24:『おおみそか』の章を追加。2025/12/31の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/23:『みこし』の章を追加。2025/12/30の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/22:『かれんだー』の章を追加。2025/12/29の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/21:『おつきさまがみている』の章を追加。2025/12/28の朝8時頃より公開開始予定。
2025/12/20:『にんぎょう』の章を追加。2025/12/27の朝8時頃より公開開始予定。
2025/12/19:『ひるさがり』の章を追加。2025/12/26の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/18:『いるみねーしょん』の章を追加。2025/12/25の朝4時頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる