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第4章
4-17
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4-17「ユウのターン」
「岩塩貸してくれる?」
「うん、いいよ」
受け取った岩塩をナイフで削りハツの串焼きにふりかける。
(よし!できた)
タマネギはこんがり焼き色が付き、ハツは肉の端が少しまるまって火は通っているようだ。小さなハツを焦がさないように火の当て具合に気を配ったかいがあって、おいしそうに焼き上がった。
「はい、熱いよ」
「ありがと」
チェアリーにハツの串焼きを渡し、オレも早速食べようと串に手をかけたところで、思いついた。
「いただきます」
いただきますを言わなくなったのはいつ頃からだろう?学校で給食を食べていた頃は全員揃って言うのが当たり前だったから気にする事も無かったが、大人になるといつの間にか「いただきます」と言うことが子供っぽい気がして、言わなくなってしまった。
「いただきます」
彼女もオレに続いて言うと、熱そうなタマネギに気を付けつつほんの少しかじった。
「うん、タマネギ甘くておいしいよ」
オレも熱さに耐えながらタマネギにかぶりついた。
「はふっ、はふっ」
塩をかけただけだが、甘みが引き立っていて美味しい。
タマネギを食べ終わり、よいよウサギのハツだ。その小さな肉片を見つめながら、オレはもう一度心の中で唱えた。
(頂きます)
今までの人生でこれほどこの言葉の意味を意識したことはなかっただろう。
ひと口で食べたウサギの心臓は、コリコリとした食感だけを口の中に残して、味わう間もなく喉の奥へ駆けていった。
「おいしかったね」
「ああ、美味しかった」
チェアリーのサバイバル力には負けるが、自分にも少し生きていくたくましさがついた気がする。
彼女が笑って言う。
「けど、小っちゃくてちょっと物足りなかったかな。ユウが一人で食べても良かったんだよ」
「オレも思った、小さいなって。本当はウサギは2匹いたから、両方とも捕まえられれば1つずつ食べられたんだけどなぁ・・・・・・そうか、これが二兎追う者はってやつか。ははっ、1匹でも捕まえられてよかったよ」
「ふふふっ」
チェアリーはにっこり笑ってくれた。
「レバーも食べて」
彼女が温めておいたパンを手に取り、そこへパテを塗って渡してくれる。
「ありがとう」
パテの塗られたパンにかぶりつく。焼いたパンは表面がカリッとしてその食感と共にレバーの風味が口の中に広がった。チーズの塩気も相まって食が進む。
「美味しい。即席でこんなにも美味しい物が作れるなんてチェアリーは本当にすごいよ」
お世辞ではなく、今回見せてくれた彼女のサバイバル力には感心する。
「フフフッ」
彼女は照れ笑いしながら持っていたパンをギュウギュウと手のひらで押し潰し、それをひと口大にちぎって直接パテをすくって食べはじめた。
「こうやって食べるとおいしいよ」
オレも彼女のマネをしてパンを潰しパテをつけて食べてみた。
ふっくらとしていたパンは潰されたことでもちもちの食感だ。中に挟まれていた具は端まで行き渡ったことで、パテと一緒に口に含むとまた違った味わいを生む。
「おいしいよ」
今日の昼飯もとても満足のいくものとなった。何より貴重な体験を通して、この世界に自分が少し馴染んできたことを感じられたのが嬉しい。
食後。
「ふー」
パテが美味しくてまた3つもパンを食べてしまった。腹が膨れて動きたくない。
(・・・・・・のんびりはしてられないよな)
まだスライムは1匹も狩れていないのだから、休んでいる暇はない。
オレは昼食の片付けの為に立ち上がった。
同じくくつろいでいたチェアリーが不思議そうにこちらを見上げたので、彼女の重い腰も上げさせるため言った。
「早く片付けて、またスライムを探そう」
「え、もう?まだゆっくりしてようよ」
食後にまったりしたいのは分かるが、今日はスライムを倒しておかないと本当にヤバい。
だが、彼女は急ぐ様子も無く、カバンからカップを取り出すと魔宝石を使って水を入れた。
「ウォーター」
たぷんっ!
そしてカップを火にかけながら言う。
「今、お茶を入れるから、ほら座って座って」
(えー・・・・・・)
彼女の行動に、オレはやる気も力も抜けた。
チェアリーは冒険者としてやってきているのだから、ある程度お金に余裕があるかもしれない。しかしオレは一文無しだ。彼女の善意で宿に泊まり、飯にもありつけているがそんなに長く甘えている訳にはいかない。
けど、スライムを倒そうと頑張っているのは彼女への恩返しのためでもある。
現状を打破したいのと、彼女の思うようにさせてあげたい気持ち、両方の感情に縛られはがゆさを感じる。
とりあえず彼女に言われた通り座り直し、尋ねた。
「こんなにのんびりしていて大丈夫?」
「ん、何が?」
「その・・・・・・お金の事とか、」
「大丈夫だよ、今日はもう」
(もうって・・・・・・どういうことだ?)
チェアリーは立ち上がると、川べりに行ってウサギの皮を持って戻ってきた。
「ユウがウサギを狩ってくれたから今日はもうゆっくりしてていいと思うんだけど・・・・・・ダメかな?」
彼女は濡れた毛皮を丸めて、それを絞りながら続けて言った。
「まだ皮を綺麗にしないといけないし、ほら、綺麗にしてから持っていかないとケチ付けられて高く買ってもらえないでしょ?」
(ああ、なるほど)
”今日はもう”と言ったのはスライムを倒さなくても毛皮を売ってお金を得る目処がたったからということらしい。
「チェアリーがいいなら、それでいいよ」
毛皮がいくらぐらいになるのか分からないが、とりあえず収入を得ることが出来そうで安心した。
オレの面目も今日のところはたちそうだ。スライムを倒さないといけないという焦りは消え、代わりに彼女が持つ毛皮に興味が湧いてきた。
(モンスター退治ばかりが異世界生活じゃないよな)
「岩塩貸してくれる?」
「うん、いいよ」
受け取った岩塩をナイフで削りハツの串焼きにふりかける。
(よし!できた)
タマネギはこんがり焼き色が付き、ハツは肉の端が少しまるまって火は通っているようだ。小さなハツを焦がさないように火の当て具合に気を配ったかいがあって、おいしそうに焼き上がった。
「はい、熱いよ」
「ありがと」
チェアリーにハツの串焼きを渡し、オレも早速食べようと串に手をかけたところで、思いついた。
「いただきます」
いただきますを言わなくなったのはいつ頃からだろう?学校で給食を食べていた頃は全員揃って言うのが当たり前だったから気にする事も無かったが、大人になるといつの間にか「いただきます」と言うことが子供っぽい気がして、言わなくなってしまった。
「いただきます」
彼女もオレに続いて言うと、熱そうなタマネギに気を付けつつほんの少しかじった。
「うん、タマネギ甘くておいしいよ」
オレも熱さに耐えながらタマネギにかぶりついた。
「はふっ、はふっ」
塩をかけただけだが、甘みが引き立っていて美味しい。
タマネギを食べ終わり、よいよウサギのハツだ。その小さな肉片を見つめながら、オレはもう一度心の中で唱えた。
(頂きます)
今までの人生でこれほどこの言葉の意味を意識したことはなかっただろう。
ひと口で食べたウサギの心臓は、コリコリとした食感だけを口の中に残して、味わう間もなく喉の奥へ駆けていった。
「おいしかったね」
「ああ、美味しかった」
チェアリーのサバイバル力には負けるが、自分にも少し生きていくたくましさがついた気がする。
彼女が笑って言う。
「けど、小っちゃくてちょっと物足りなかったかな。ユウが一人で食べても良かったんだよ」
「オレも思った、小さいなって。本当はウサギは2匹いたから、両方とも捕まえられれば1つずつ食べられたんだけどなぁ・・・・・・そうか、これが二兎追う者はってやつか。ははっ、1匹でも捕まえられてよかったよ」
「ふふふっ」
チェアリーはにっこり笑ってくれた。
「レバーも食べて」
彼女が温めておいたパンを手に取り、そこへパテを塗って渡してくれる。
「ありがとう」
パテの塗られたパンにかぶりつく。焼いたパンは表面がカリッとしてその食感と共にレバーの風味が口の中に広がった。チーズの塩気も相まって食が進む。
「美味しい。即席でこんなにも美味しい物が作れるなんてチェアリーは本当にすごいよ」
お世辞ではなく、今回見せてくれた彼女のサバイバル力には感心する。
「フフフッ」
彼女は照れ笑いしながら持っていたパンをギュウギュウと手のひらで押し潰し、それをひと口大にちぎって直接パテをすくって食べはじめた。
「こうやって食べるとおいしいよ」
オレも彼女のマネをしてパンを潰しパテをつけて食べてみた。
ふっくらとしていたパンは潰されたことでもちもちの食感だ。中に挟まれていた具は端まで行き渡ったことで、パテと一緒に口に含むとまた違った味わいを生む。
「おいしいよ」
今日の昼飯もとても満足のいくものとなった。何より貴重な体験を通して、この世界に自分が少し馴染んできたことを感じられたのが嬉しい。
食後。
「ふー」
パテが美味しくてまた3つもパンを食べてしまった。腹が膨れて動きたくない。
(・・・・・・のんびりはしてられないよな)
まだスライムは1匹も狩れていないのだから、休んでいる暇はない。
オレは昼食の片付けの為に立ち上がった。
同じくくつろいでいたチェアリーが不思議そうにこちらを見上げたので、彼女の重い腰も上げさせるため言った。
「早く片付けて、またスライムを探そう」
「え、もう?まだゆっくりしてようよ」
食後にまったりしたいのは分かるが、今日はスライムを倒しておかないと本当にヤバい。
だが、彼女は急ぐ様子も無く、カバンからカップを取り出すと魔宝石を使って水を入れた。
「ウォーター」
たぷんっ!
そしてカップを火にかけながら言う。
「今、お茶を入れるから、ほら座って座って」
(えー・・・・・・)
彼女の行動に、オレはやる気も力も抜けた。
チェアリーは冒険者としてやってきているのだから、ある程度お金に余裕があるかもしれない。しかしオレは一文無しだ。彼女の善意で宿に泊まり、飯にもありつけているがそんなに長く甘えている訳にはいかない。
けど、スライムを倒そうと頑張っているのは彼女への恩返しのためでもある。
現状を打破したいのと、彼女の思うようにさせてあげたい気持ち、両方の感情に縛られはがゆさを感じる。
とりあえず彼女に言われた通り座り直し、尋ねた。
「こんなにのんびりしていて大丈夫?」
「ん、何が?」
「その・・・・・・お金の事とか、」
「大丈夫だよ、今日はもう」
(もうって・・・・・・どういうことだ?)
チェアリーは立ち上がると、川べりに行ってウサギの皮を持って戻ってきた。
「ユウがウサギを狩ってくれたから今日はもうゆっくりしてていいと思うんだけど・・・・・・ダメかな?」
彼女は濡れた毛皮を丸めて、それを絞りながら続けて言った。
「まだ皮を綺麗にしないといけないし、ほら、綺麗にしてから持っていかないとケチ付けられて高く買ってもらえないでしょ?」
(ああ、なるほど)
”今日はもう”と言ったのはスライムを倒さなくても毛皮を売ってお金を得る目処がたったからということらしい。
「チェアリーがいいなら、それでいいよ」
毛皮がいくらぐらいになるのか分からないが、とりあえず収入を得ることが出来そうで安心した。
オレの面目も今日のところはたちそうだ。スライムを倒さないといけないという焦りは消え、代わりに彼女が持つ毛皮に興味が湧いてきた。
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