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2話:迷い込む
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「いいかい兼文、自分を犠牲にしてまで他人を庇わなくていいんだよ」
それは幼稚園に通っていた頃。おもちゃを壊した友達を庇って自分が壊したと先生に言った日、父親から言われた言葉だ。何を思って友達を庇おうとしたかは今となっては定かではないが、庇ったことは覚えている。いや、庇ったことよりも先生に怒られたことを覚えているのだ。でもあの時の先生は分かっていたのだろう、帰りのお迎えに来た母親に何か話していたのを呆然と眺めていた。そうして家に着いてから母親は怒るでもなく、褒めるでもなく、いつも通りに過ごしていた。いつもより遅くに帰って来た父親と母親が何やら普段見ない表情で話し合っていた。僕は眠たい目を擦りながらソファからそれも眺めていた。眠気に勝てなくなって首をコックンコックンと縦に振っている僕に父親が言ってきた言葉だった。
よくそんな眠たかったのに覚えていたな、と我ながら思ってしまう。これも一瞬の走馬灯なのかな。でも別に自分を犠牲にしたなんて思ってない。助けようとかヒーローになろうとかそんな大それたことも考えていない。あの自転車の少年を助けたのも友達を庇ったのもただ体が無意識にそう動いていたのだ。動いてしまうのはしょうがない、これはもう僕のそういう性格なのだろう。こんな性格のせいで親よりも早く逝くことを許しておくれ。
きっとこの目を開けたら死人しか知らない世界が待っているのだろう。
少しの眩しさを感じながら、そおっと僕は目を開ける。そこに広がるのは見慣れてはいないが、全く見たことのない世界でもなかった。あの世とはどうやら森の中らしい。絵本みたいに少し背の高い草花が咲き、木漏れ日は僕に当たる。ほんのりと温かさが身に染みる。ああ、僕は本当に死んだのか。あの痛さを超えた苦痛を思い出し身震いするが僕の体をこの木漏れ日が温めてくれる。気が付けば事故のケガは消えていて、事故に遭う前の引きこもりらしい肌の白い体に戻っていた。もう二度とあんな目に遭いたくない。まあ、死んだのだから二度と味わうことはないだろう。……ないよね?もしこんな温かいにも関わらず地獄とかだったらどうしよう。昔、祖母が話してくれた地獄は死ぬより辛いとも聞いたし、喧嘩が絶えないとも聞いた。あんなことを教えてくれた父親と優しかった母親、それに未だ「若くて都会もんには負けれん!」と地域おこし協力隊の人に張り合って元気に畑を耕している祖父母よりも早く逝ってしまった僕は親不孝者として地獄行きかもしれない。
でも地獄だったとしても、天国だったとしても僕はこの木漏れ日温かい森からどうすればいいのだろう。どこかに行く? どこに? 看板もなければ人影もない。どこに向かえばいいんだろう。自分が死んだショックと知らない土地でどうすればいいのかわからずただひたすらに立ち尽くしていた。
そこにザッ、ザッと足音らしきものがする。こんな森の中、獣かもしれないと身構えるが身構えたところで何も対抗する手段がない。でも、あの世なら道先案内人かもしれない。ならばこんなに警戒することはないか。
もう自分が死んであの世にいることを確信して警戒を解く。ザッザッという足音はだんだん近づいてくる。あともう少し、もう少し……。足音が草花の前で止まる。いよいよご対面ってか。僕は足音のした方をじっと見つめる。ガサガサと草花がかき分けられる。そこから出てきたのは人だった。それも年老いた男。白髪交じりの黒髪でガタイはよく、熊でも仕留めるのかと思われる猟銃みたいなものを肩にかけていた。こちらに銃口を向けていたのでああ、あの世もきっと物騒なことがあるんだな、と勝手に納得してしまった。
「おや、なにかいるかと思えば人じゃないか。こんな森の奥深くで何をしてるんだ?」
おじいさんが銃口を降ろし驚いたように聞いてくる。
「いや、気がついたらここにいて……。ここはあの世ですよね? 僕はこれからどこに向かえばいいんです?」
道先案内人と決めつけ話を進めるが、後になって思えばこのおじいさんは怖かっただろう。どこもケガしていない見知らぬ人が自分の住んでる世界をあの世と言い、到着地のない行き先を訪ねてくるのだから。でも僕はその時、そうとしか考えられず、何も考えずおじいさんに聞いていた。
「はて……、ここはあの世だというのは70年以上生きていて初めて知ったな。私はまだ元気に生きているものだと思っとったがな。」
「え? でも僕は確かにバイクに轢かれて死んだはず?」
「ばいく? 初めて聞くものだな。轢かれたというには乗り物かなんかか? 王都がまーたハイカラな物でも作ったか。にしても少年。轢かれた、死んだというには随分小綺麗でハイカラな恰好をしているではないか。」
「ええ、僕も目が覚めた時、傷も恰好も轢かれる前と同じに変わっていたんでああ、死んだんだなって思ったんですけど」
おじいさんと僕の話が嚙み合わない。バイクも通じなければあたかもここがあの世ではなく、普通の世界だと言っている。頭がこんがらがる。僕は死んだのにこの人は生きていて? 僕は綺麗な恰好をしていてこのおじいさんは土や草を付けていて、言い方は悪いが僕より汚れていて? いったい何が起きているんだ。
僕が目を白黒させているのにおじいさんは優しく言ってくれた。
「どうやら何かあったみたいだな、一度うちに来なさい。ここはまだ安全な地帯ではある方だが全くモンスターが出ない訳でもない。茶でも飲んで落ち着きなさい」
「も、モンスター……!?」
「そうだ、モンスターも知らないとはとんだ箱入り坊ちゃんを拾ってしまったようだな」
ハハハ、と優しく笑うおじいさんはさあ、こっちだといってかき分けた草花の先を行く。これから僕はどうなってしまうんだろう。
それは幼稚園に通っていた頃。おもちゃを壊した友達を庇って自分が壊したと先生に言った日、父親から言われた言葉だ。何を思って友達を庇おうとしたかは今となっては定かではないが、庇ったことは覚えている。いや、庇ったことよりも先生に怒られたことを覚えているのだ。でもあの時の先生は分かっていたのだろう、帰りのお迎えに来た母親に何か話していたのを呆然と眺めていた。そうして家に着いてから母親は怒るでもなく、褒めるでもなく、いつも通りに過ごしていた。いつもより遅くに帰って来た父親と母親が何やら普段見ない表情で話し合っていた。僕は眠たい目を擦りながらソファからそれも眺めていた。眠気に勝てなくなって首をコックンコックンと縦に振っている僕に父親が言ってきた言葉だった。
よくそんな眠たかったのに覚えていたな、と我ながら思ってしまう。これも一瞬の走馬灯なのかな。でも別に自分を犠牲にしたなんて思ってない。助けようとかヒーローになろうとかそんな大それたことも考えていない。あの自転車の少年を助けたのも友達を庇ったのもただ体が無意識にそう動いていたのだ。動いてしまうのはしょうがない、これはもう僕のそういう性格なのだろう。こんな性格のせいで親よりも早く逝くことを許しておくれ。
きっとこの目を開けたら死人しか知らない世界が待っているのだろう。
少しの眩しさを感じながら、そおっと僕は目を開ける。そこに広がるのは見慣れてはいないが、全く見たことのない世界でもなかった。あの世とはどうやら森の中らしい。絵本みたいに少し背の高い草花が咲き、木漏れ日は僕に当たる。ほんのりと温かさが身に染みる。ああ、僕は本当に死んだのか。あの痛さを超えた苦痛を思い出し身震いするが僕の体をこの木漏れ日が温めてくれる。気が付けば事故のケガは消えていて、事故に遭う前の引きこもりらしい肌の白い体に戻っていた。もう二度とあんな目に遭いたくない。まあ、死んだのだから二度と味わうことはないだろう。……ないよね?もしこんな温かいにも関わらず地獄とかだったらどうしよう。昔、祖母が話してくれた地獄は死ぬより辛いとも聞いたし、喧嘩が絶えないとも聞いた。あんなことを教えてくれた父親と優しかった母親、それに未だ「若くて都会もんには負けれん!」と地域おこし協力隊の人に張り合って元気に畑を耕している祖父母よりも早く逝ってしまった僕は親不孝者として地獄行きかもしれない。
でも地獄だったとしても、天国だったとしても僕はこの木漏れ日温かい森からどうすればいいのだろう。どこかに行く? どこに? 看板もなければ人影もない。どこに向かえばいいんだろう。自分が死んだショックと知らない土地でどうすればいいのかわからずただひたすらに立ち尽くしていた。
そこにザッ、ザッと足音らしきものがする。こんな森の中、獣かもしれないと身構えるが身構えたところで何も対抗する手段がない。でも、あの世なら道先案内人かもしれない。ならばこんなに警戒することはないか。
もう自分が死んであの世にいることを確信して警戒を解く。ザッザッという足音はだんだん近づいてくる。あともう少し、もう少し……。足音が草花の前で止まる。いよいよご対面ってか。僕は足音のした方をじっと見つめる。ガサガサと草花がかき分けられる。そこから出てきたのは人だった。それも年老いた男。白髪交じりの黒髪でガタイはよく、熊でも仕留めるのかと思われる猟銃みたいなものを肩にかけていた。こちらに銃口を向けていたのでああ、あの世もきっと物騒なことがあるんだな、と勝手に納得してしまった。
「おや、なにかいるかと思えば人じゃないか。こんな森の奥深くで何をしてるんだ?」
おじいさんが銃口を降ろし驚いたように聞いてくる。
「いや、気がついたらここにいて……。ここはあの世ですよね? 僕はこれからどこに向かえばいいんです?」
道先案内人と決めつけ話を進めるが、後になって思えばこのおじいさんは怖かっただろう。どこもケガしていない見知らぬ人が自分の住んでる世界をあの世と言い、到着地のない行き先を訪ねてくるのだから。でも僕はその時、そうとしか考えられず、何も考えずおじいさんに聞いていた。
「はて……、ここはあの世だというのは70年以上生きていて初めて知ったな。私はまだ元気に生きているものだと思っとったがな。」
「え? でも僕は確かにバイクに轢かれて死んだはず?」
「ばいく? 初めて聞くものだな。轢かれたというには乗り物かなんかか? 王都がまーたハイカラな物でも作ったか。にしても少年。轢かれた、死んだというには随分小綺麗でハイカラな恰好をしているではないか。」
「ええ、僕も目が覚めた時、傷も恰好も轢かれる前と同じに変わっていたんでああ、死んだんだなって思ったんですけど」
おじいさんと僕の話が嚙み合わない。バイクも通じなければあたかもここがあの世ではなく、普通の世界だと言っている。頭がこんがらがる。僕は死んだのにこの人は生きていて? 僕は綺麗な恰好をしていてこのおじいさんは土や草を付けていて、言い方は悪いが僕より汚れていて? いったい何が起きているんだ。
僕が目を白黒させているのにおじいさんは優しく言ってくれた。
「どうやら何かあったみたいだな、一度うちに来なさい。ここはまだ安全な地帯ではある方だが全くモンスターが出ない訳でもない。茶でも飲んで落ち着きなさい」
「も、モンスター……!?」
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