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第8話 レディ・スノーデン
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恥ずかしさと悔しさ。
八つ当たりに過ぎない彼女への怒りが体の内側を暴れまわる。
くそっ! くそっ!
森を抜けて屋敷へ戻る道すがら、チャールズはひたすら悪態を繰り返した。
「若様、今までどちらへ⁉」
ダイモーク家の家宰ウィリアムは、体中に木の葉や泥汚れをこびり付かせて帰って来た主家の跡取り息子に呆れ果てた。
だが、今はのんびりとはしていられない。
「スノーデン家ご令嬢がお見えです」
「あ……今どこに?」
「旦那様と奥様が応接の間でお相手申し上げております。若様をお探しです」
そう言いながらチャールズの有様に目を走らせ、傍に控えるハウスメイドに命じた。
「若様のお召し変えを。急いで」
「はい。若様、お部屋へ」
「う、うん……」
駆け込むように自室に戻ったチャールズは、メイドに手伝わせて大急ぎで洗顔と着替えを済ませた。
鏡に向かって襟を整えながらメイドに髪を梳かせ、一通り確認が済むと大きく一息吸って気持ちを切り替えた。
応接室の前まで来ると、覚悟を決めて扉をノックする。
入れ、と扉の向こうから父のくもぐった声が応えた。
室内には彼の両親であるダイモーク卿夫妻と、それに向き合う形でチャールズと同じ年頃の少女が腰かけている。
父ダイモーク卿は特に何も口にはしなかったが、ちらりと見せた厳しい一瞥はこの後に厳しい叱責が待ち受けていることを暗示していた。
チャールズの両親と向かい合っていた少女が顔を上げる。
腰まで伸ばした淡い金髪を結い上げ、少し赤みのある頬には幼さの名残を残していた。彼女のターコイズブルーの瞳がまっすぐ彼を見つめる。
ジェーン・スノーデン。
スクリーヴズビー荘の北、ホーンキャッスル荘の領主スノーデン家の一族ロバート・スノーデンの一人娘にしてチャールズの幼なじみ。
スノーデン家は半世紀ほど前にカーライル司教ラトランド・スノーデン師の代からこの地で興隆した比較的歴史の浅い、だが勢いのある一族だ。
一方、ダイモーク家はすでに数世紀に渡ってこの土地に根付いており、国王の守護闘士を世襲する歴史と伝統、格式では申し分のない名家である。
この両者が近隣にあれば、お互いに利害と思惑は一致し、より関係を深めようとするだろう。
チャールズの叔父エドワードはジェーンの叔母アビゲイルを妻に迎えていた。
そして、本命として期待されているのが、チャールズとジェーン、同世代の二人。
スノーデン家の令嬢ジェーンは、チャールズ・ダイモークとの将来を約束された許嫁であった。
「久しぶりだね、ジェーン」
「こんちにわ、チャールズ様」
「ロンドンはどうだった?」
ジェーンはこのひと月あまり、母とともに母方の祖母の見舞いでロンドンへと赴いていたのだ。
「いろいろ珍しい物を見たんですけど、人が多くて眩暈がしそうでしたわ。それに匂いも……」
あまり、お気に召さなかったようだ。
ロンドンは十数年前に大火によりほぼ焼失するという憂き目にあい、やっと復興したばかりだ。
下水道の建設も行われていたが単に下水を川へと流すだけの原始的な設備であり、人口の集積度合に対して十分とは言えないものだった。
ロンドンで本格的で効果的な下水設備の構築が始まるのは、この時点からほぼ百年後、一八五八年夏の猛暑による『大悪臭』という惨事を経てからであった。
ロンドン大火でも死者は五人程度であったが、下水設備の不備により発生したとみられるコレラなど伝染病による死者は千人を軽く超えていたのだった。
ともあれ、今日ジェーンが来訪したのは、そうした旅行からの無事帰着した報告とロンドン土産をダイモーク家に届けるためであった。
当然、来訪は予告されていたのだが、森での思わぬ失態が誤算となった。
しばらく土産話が続いた後、チャールズはいつもの様にジェーンを庭へと誘う。
弟のルイスと合流し、幼なじみの三人で打ち解けた交流をするためだ。
もちろん、遠巻きに乳母や召使が見守る中である。
「そうそう、行きと帰りにケンブリッジで一泊ずつしたの。兄さまが来年入学するモードリン・カレッジも観てきたわ。まだ兄さまも見たことがないのにね!」
ダイモーク卿夫妻が同席していた時のお嬢様然とした姿からは打って変わったお転婆ぶりだが、これが本来のジェーンである。
幼い頃から交流していた間柄だ。
チャールズに弟ルイスが生まれてからは三人一まとめに扱われることも多かった。
ルイスを真似たジェーンが、チャールズのことを「兄さま」と呼ぶようになったのはいつからだったろうか? 今でもその呼び方は変わっていなかった。
上流階級の年頃の男女としてはそろそろ問題のある振舞いだが、リンカシャーの田舎でもあり三人だけの場ではこうして昔に戻るのだ。
「へぇー! どうだった? どうだった?」
二歳年下のルイスが無邪気に話をねだる。
「あら、数年後にはあなた自分でも入学するというのに?」
「えー! 待てないよ! 教えて、教えてよ!」
「もう、ルイスったら。そうねぇ、結構キレイな建物だったわ」
「それから? それから?」
「……」
「……ジェーン?」
「それだけよ。あとは秘密」
「えー⁉」
おそらく、中に入れなくて外から見ただけなんだろう。
だいたいそんなことだろうと目算をつけていたが、チャールズは何も言わないよう気を付けた。
ジェーンとルイスがじゃれ合っているのを傍らで見守っていたチャールズであったが、視界の隅にある姿を捉えて体が硬直した。
「兄さま……?」
チャールズの雰囲気が変わったことにジェーンが目ざとく気付き、彼の視線の先を追う。
そこには、森の小径から現れた一人の若者の姿があった。
「あ、クリスティーナだ」
つゆほども事情を知らぬルイスがあっさりその名を口にする。
「クリスティーナ……?」
明らかな女性名に、ジェーンの記憶も呼び覚まされる。そういえば聞いていた。春先からダイモーク屋敷に居ついた妙な風体の剣士親娘の噂を。
「もしかして、あれが噂の……剣士?」
「そうだよ! あいつ、すっげぇ強いんだ! 女なのにねっ! ねぇ、兄さま、なんでクリスティーナは森から出てきたのかなぁ?」
「知るもんか!」
突然のチャールズの激しい声音に、驚いたルイスは言葉を失った。
「……知るもんか、あんな奴」
吐き捨てるようなチャールズの言葉に、ジェーンも激しい違和感を感じた。
チャールズがこれほどの態度をとるのを見たことはない。
なにかがあったのは確実で、それは武術以外のことに違いない。
こと武術に関してはいかに歯の立たない相手であっても、称賛こそすれ悪感情を抱いたところなど見たことがないからだ。
「……ねぇ、兄さま。私、そろそろお暇するわ」
「あ? あぁ、分かった。支度をするよう伝えてくるよ」
チャールズがばつの悪そうな顔のまま、スノーデン家の従僕を呼び寄せ帰り支度を命じている。
その背後で、ジェーンはルイスを小声で呼んだ。
「ルイス」
「うん?」
「あのね、お願いがあるの」
「なぁに?」
「……」
耳打ちされた『お願い』の内容の意味がわからず、ルイスは首を傾げたが、
「うん、いいよ」
と請け負った。
「お願いね」
ルイスと会話している間も、ジェーンのターコイズブルーの瞳はチャールズの姿から離されることはない。
彼女の胸に小さな疼きが残ったのを、彼女自身も気づいていなかった。
八つ当たりに過ぎない彼女への怒りが体の内側を暴れまわる。
くそっ! くそっ!
森を抜けて屋敷へ戻る道すがら、チャールズはひたすら悪態を繰り返した。
「若様、今までどちらへ⁉」
ダイモーク家の家宰ウィリアムは、体中に木の葉や泥汚れをこびり付かせて帰って来た主家の跡取り息子に呆れ果てた。
だが、今はのんびりとはしていられない。
「スノーデン家ご令嬢がお見えです」
「あ……今どこに?」
「旦那様と奥様が応接の間でお相手申し上げております。若様をお探しです」
そう言いながらチャールズの有様に目を走らせ、傍に控えるハウスメイドに命じた。
「若様のお召し変えを。急いで」
「はい。若様、お部屋へ」
「う、うん……」
駆け込むように自室に戻ったチャールズは、メイドに手伝わせて大急ぎで洗顔と着替えを済ませた。
鏡に向かって襟を整えながらメイドに髪を梳かせ、一通り確認が済むと大きく一息吸って気持ちを切り替えた。
応接室の前まで来ると、覚悟を決めて扉をノックする。
入れ、と扉の向こうから父のくもぐった声が応えた。
室内には彼の両親であるダイモーク卿夫妻と、それに向き合う形でチャールズと同じ年頃の少女が腰かけている。
父ダイモーク卿は特に何も口にはしなかったが、ちらりと見せた厳しい一瞥はこの後に厳しい叱責が待ち受けていることを暗示していた。
チャールズの両親と向かい合っていた少女が顔を上げる。
腰まで伸ばした淡い金髪を結い上げ、少し赤みのある頬には幼さの名残を残していた。彼女のターコイズブルーの瞳がまっすぐ彼を見つめる。
ジェーン・スノーデン。
スクリーヴズビー荘の北、ホーンキャッスル荘の領主スノーデン家の一族ロバート・スノーデンの一人娘にしてチャールズの幼なじみ。
スノーデン家は半世紀ほど前にカーライル司教ラトランド・スノーデン師の代からこの地で興隆した比較的歴史の浅い、だが勢いのある一族だ。
一方、ダイモーク家はすでに数世紀に渡ってこの土地に根付いており、国王の守護闘士を世襲する歴史と伝統、格式では申し分のない名家である。
この両者が近隣にあれば、お互いに利害と思惑は一致し、より関係を深めようとするだろう。
チャールズの叔父エドワードはジェーンの叔母アビゲイルを妻に迎えていた。
そして、本命として期待されているのが、チャールズとジェーン、同世代の二人。
スノーデン家の令嬢ジェーンは、チャールズ・ダイモークとの将来を約束された許嫁であった。
「久しぶりだね、ジェーン」
「こんちにわ、チャールズ様」
「ロンドンはどうだった?」
ジェーンはこのひと月あまり、母とともに母方の祖母の見舞いでロンドンへと赴いていたのだ。
「いろいろ珍しい物を見たんですけど、人が多くて眩暈がしそうでしたわ。それに匂いも……」
あまり、お気に召さなかったようだ。
ロンドンは十数年前に大火によりほぼ焼失するという憂き目にあい、やっと復興したばかりだ。
下水道の建設も行われていたが単に下水を川へと流すだけの原始的な設備であり、人口の集積度合に対して十分とは言えないものだった。
ロンドンで本格的で効果的な下水設備の構築が始まるのは、この時点からほぼ百年後、一八五八年夏の猛暑による『大悪臭』という惨事を経てからであった。
ロンドン大火でも死者は五人程度であったが、下水設備の不備により発生したとみられるコレラなど伝染病による死者は千人を軽く超えていたのだった。
ともあれ、今日ジェーンが来訪したのは、そうした旅行からの無事帰着した報告とロンドン土産をダイモーク家に届けるためであった。
当然、来訪は予告されていたのだが、森での思わぬ失態が誤算となった。
しばらく土産話が続いた後、チャールズはいつもの様にジェーンを庭へと誘う。
弟のルイスと合流し、幼なじみの三人で打ち解けた交流をするためだ。
もちろん、遠巻きに乳母や召使が見守る中である。
「そうそう、行きと帰りにケンブリッジで一泊ずつしたの。兄さまが来年入学するモードリン・カレッジも観てきたわ。まだ兄さまも見たことがないのにね!」
ダイモーク卿夫妻が同席していた時のお嬢様然とした姿からは打って変わったお転婆ぶりだが、これが本来のジェーンである。
幼い頃から交流していた間柄だ。
チャールズに弟ルイスが生まれてからは三人一まとめに扱われることも多かった。
ルイスを真似たジェーンが、チャールズのことを「兄さま」と呼ぶようになったのはいつからだったろうか? 今でもその呼び方は変わっていなかった。
上流階級の年頃の男女としてはそろそろ問題のある振舞いだが、リンカシャーの田舎でもあり三人だけの場ではこうして昔に戻るのだ。
「へぇー! どうだった? どうだった?」
二歳年下のルイスが無邪気に話をねだる。
「あら、数年後にはあなた自分でも入学するというのに?」
「えー! 待てないよ! 教えて、教えてよ!」
「もう、ルイスったら。そうねぇ、結構キレイな建物だったわ」
「それから? それから?」
「……」
「……ジェーン?」
「それだけよ。あとは秘密」
「えー⁉」
おそらく、中に入れなくて外から見ただけなんだろう。
だいたいそんなことだろうと目算をつけていたが、チャールズは何も言わないよう気を付けた。
ジェーンとルイスがじゃれ合っているのを傍らで見守っていたチャールズであったが、視界の隅にある姿を捉えて体が硬直した。
「兄さま……?」
チャールズの雰囲気が変わったことにジェーンが目ざとく気付き、彼の視線の先を追う。
そこには、森の小径から現れた一人の若者の姿があった。
「あ、クリスティーナだ」
つゆほども事情を知らぬルイスがあっさりその名を口にする。
「クリスティーナ……?」
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「もしかして、あれが噂の……剣士?」
「そうだよ! あいつ、すっげぇ強いんだ! 女なのにねっ! ねぇ、兄さま、なんでクリスティーナは森から出てきたのかなぁ?」
「知るもんか!」
突然のチャールズの激しい声音に、驚いたルイスは言葉を失った。
「……知るもんか、あんな奴」
吐き捨てるようなチャールズの言葉に、ジェーンも激しい違和感を感じた。
チャールズがこれほどの態度をとるのを見たことはない。
なにかがあったのは確実で、それは武術以外のことに違いない。
こと武術に関してはいかに歯の立たない相手であっても、称賛こそすれ悪感情を抱いたところなど見たことがないからだ。
「……ねぇ、兄さま。私、そろそろお暇するわ」
「あ? あぁ、分かった。支度をするよう伝えてくるよ」
チャールズがばつの悪そうな顔のまま、スノーデン家の従僕を呼び寄せ帰り支度を命じている。
その背後で、ジェーンはルイスを小声で呼んだ。
「ルイス」
「うん?」
「あのね、お願いがあるの」
「なぁに?」
「……」
耳打ちされた『お願い』の内容の意味がわからず、ルイスは首を傾げたが、
「うん、いいよ」
と請け負った。
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※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
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