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癒す者
膿の行方
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毎夜魘されるルーカスの言葉。
「嫌だ、やめて、痛い、お父さん」
ルーカスは覚えていないだろうが父親についてルシフェルは聞いて見る事にした。
「ルーカスの家族は村に居るんだよね?どんな人?」
「家族ですか?僕の家族は優しい兄とお喋りな母と無口な父です。それに僕が村を出る前にしっかり者の義姉に子供が出来ました。もう産まれていると思います。」
ルーカスは兄について沢山話した。小さな頃から大人の男に怯える自分を鍛えて、守ってくれた事を。いつもお喋りな母の話を静かに聞く無口な父親の事も。
「父さんは僕が怯えてるのを察して居たのか僕にほとんど触れませんでした。代わりに兄頭を良く撫でてくれて居ました。」
多分、産まれた時から怯えて居たのだろう。父は何も言わなかったが、何か耐えるように手を握りしめる様子が時々あった。
やはり、魘される原因はこの世界には無いらしい。どうしてこんなに魘されるのか。原因の父親に何をされたのか。
分からない、どうしたら良いんだ。
「ルシフェル、大分参ってるな。」
「隊長、私はどうしたら良いんでしょう?」
「そうだな。だが、今は耐えるしかない。彼は今、膿を吐き出してる。それを出しきるまではしばらくは耐えろ。膿を吸出し、傷を塞ぐ準備をしているんだ。頑張って膿を吸い出してやれ。」
「そうですね。分かりました。」
隊長は知らなかった。ルシフェルが物理的に吸い出す事を。少し斜め上な解釈が意外な結果に成ることも。
その夜からルシフェルは夜泣きするルーカスの涙を吸い取り、ルーカスに口付けの雨を降らせた。そしてルーカスも泣きながらルシフェルに口付けを求めた。さすがに寝ている時に無断ではと唇への口付けは避けて居たけど。
そして、数日経つと起きているルーカスが寝起きに抱きついて来るようになり、時々包容をねだるようになった。
夜泣きは相変わらず有るものの、ルシフェルのおかげで部屋の外にも自分から出るようになった。
おかげで、アシさんに余計な話しをされてしまった。
ルシフェルはルーカスが弱って居たので番について具体的な話しはしていなかった。それなのにアシさんにルーカスとの進展状況をルーカスに確認されてしまった。
こんな感じで。
「なあ、ルーカス。お前らどこまでいった?」
「?街は見て回りました。」
「あ、いや、そっちじゃなくてさぁ。番なんだし、同室でベッドも一緒何だからそなりにやってんだろ?」
首を傾げるルーカス。
直接的に言わないとわかんねぇのか?
「夜だよ。一緒に寝てるんだろう?」
頷くルーカス。
「だったら、もう突っ込まれたんじゃねえの?」
「突っ込む?」
え?そこまで言わないとダメ?
「いや、番なんだし、その、一緒に寝てるんなら、やっぱしたく成るだろ。それでその、竜の物はデカイから、あー、尻をほぐすのに時間がかかる、それで夜着の型を工夫したものがあるんだ。要るかなと、思った、ん、だ、け、ど」
目を開いてアシさんを見つめるルーカスを見た瞬間悟った。
やべぇ、何も知って無かったっぽい。
「悪い、今の話し無しだ、すまん。」
夜の話しを出すのに目を反らしたのが不味かった。それなりの期間一緒に寝てるし、大人出し、最近元気そうだから、進展があったと思った自身の早とちりだったと知ったアシさんでした。
何か考えてるルーカスを見てアシさんはルシフェルに心の中で土下座した。
「嫌だ、やめて、痛い、お父さん」
ルーカスは覚えていないだろうが父親についてルシフェルは聞いて見る事にした。
「ルーカスの家族は村に居るんだよね?どんな人?」
「家族ですか?僕の家族は優しい兄とお喋りな母と無口な父です。それに僕が村を出る前にしっかり者の義姉に子供が出来ました。もう産まれていると思います。」
ルーカスは兄について沢山話した。小さな頃から大人の男に怯える自分を鍛えて、守ってくれた事を。いつもお喋りな母の話を静かに聞く無口な父親の事も。
「父さんは僕が怯えてるのを察して居たのか僕にほとんど触れませんでした。代わりに兄頭を良く撫でてくれて居ました。」
多分、産まれた時から怯えて居たのだろう。父は何も言わなかったが、何か耐えるように手を握りしめる様子が時々あった。
やはり、魘される原因はこの世界には無いらしい。どうしてこんなに魘されるのか。原因の父親に何をされたのか。
分からない、どうしたら良いんだ。
「ルシフェル、大分参ってるな。」
「隊長、私はどうしたら良いんでしょう?」
「そうだな。だが、今は耐えるしかない。彼は今、膿を吐き出してる。それを出しきるまではしばらくは耐えろ。膿を吸出し、傷を塞ぐ準備をしているんだ。頑張って膿を吸い出してやれ。」
「そうですね。分かりました。」
隊長は知らなかった。ルシフェルが物理的に吸い出す事を。少し斜め上な解釈が意外な結果に成ることも。
その夜からルシフェルは夜泣きするルーカスの涙を吸い取り、ルーカスに口付けの雨を降らせた。そしてルーカスも泣きながらルシフェルに口付けを求めた。さすがに寝ている時に無断ではと唇への口付けは避けて居たけど。
そして、数日経つと起きているルーカスが寝起きに抱きついて来るようになり、時々包容をねだるようになった。
夜泣きは相変わらず有るものの、ルシフェルのおかげで部屋の外にも自分から出るようになった。
おかげで、アシさんに余計な話しをされてしまった。
ルシフェルはルーカスが弱って居たので番について具体的な話しはしていなかった。それなのにアシさんにルーカスとの進展状況をルーカスに確認されてしまった。
こんな感じで。
「なあ、ルーカス。お前らどこまでいった?」
「?街は見て回りました。」
「あ、いや、そっちじゃなくてさぁ。番なんだし、同室でベッドも一緒何だからそなりにやってんだろ?」
首を傾げるルーカス。
直接的に言わないとわかんねぇのか?
「夜だよ。一緒に寝てるんだろう?」
頷くルーカス。
「だったら、もう突っ込まれたんじゃねえの?」
「突っ込む?」
え?そこまで言わないとダメ?
「いや、番なんだし、その、一緒に寝てるんなら、やっぱしたく成るだろ。それでその、竜の物はデカイから、あー、尻をほぐすのに時間がかかる、それで夜着の型を工夫したものがあるんだ。要るかなと、思った、ん、だ、け、ど」
目を開いてアシさんを見つめるルーカスを見た瞬間悟った。
やべぇ、何も知って無かったっぽい。
「悪い、今の話し無しだ、すまん。」
夜の話しを出すのに目を反らしたのが不味かった。それなりの期間一緒に寝てるし、大人出し、最近元気そうだから、進展があったと思った自身の早とちりだったと知ったアシさんでした。
何か考えてるルーカスを見てアシさんはルシフェルに心の中で土下座した。
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