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「本」その素晴らしい存在についてーまえがきにかえて
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「本」についてどのようなイメージを持たれていますか?
私にとって「本」とは
「無くてはならない存在」
敢えて大げさに言えば
「人生におけるかけがえのない友」
だと思っています。
正直「本」の無い人生なんて、私にとっては「大根の無いおでん」「サッカーの試合の無い週末」人によっては「夢の無いディズニーランド」のようなものなのかもしれません。
(いささか軽い印象かも知れませんが、好きな人にとってはその位の大事なものです)
とはいえ、今の御時世コンビニに行ってジャンルを選ばなければ、いくらでも本は手に入りますし、そもそも電子書籍ならば、端末さえあれば何処ででも手に入ってしまうだけに、ごく当たり前にある存在と言われてしまえばそれまでかも知れません。
反面、紙の本を扱う実体のある書店となるとその数は減り続けていて、特に「街の本屋さん」ともなると今や絶滅危惧種と言える状況で、私の住む街にも本屋らしい本屋はほぼ無いと言って過言ではありません。(雑誌屋と呼んだ方が良いような兼業となってしまった本屋は一応存在しますが)
たまにちゃんとした「街の本屋さん」を見かけたりすると、買う予定が無くとも足が向いてしまうのです。
また、旅に行った時の楽しみの一つは地元の本屋さんを訪ねる事で、何かしらの個性や主張であるとか気概のようなものを感じた時は本当に嬉しくなります。
街から本屋が消え、業界自体も世の不景気をなぞるように右肩下がりと「本」特に「紙の本」にとって受難の時代なのかも知れませんが、紙の本が滅びる事は決して無いと断言出来ます。
何故なら「紙の本」は最強の媒体であるからです。
いかなる再生手段。いかなるエネルギーを用いる事無く、単体で使用出来るというのは電子書籍にはどう足掻こうとも出来ない事です。
しかもその姿は多少のマイナーチェンジはあっても、数千年ほぼ変わらないほど完成されています。
物質としての「本」記録としての「本」象徴としての「本」
本には色々な側面がありますが、その全てを含めて「本」というものに愛着を感じているのです。
しかしながら「本」への愛情という点に於いては、市井の人々に比べれば相当強い方だという自負はありますが、
「本」を買うために多額の借金を作ったり、果ては空腹で生死の境を彷徨っているにもかかわらず、大切な一食の為のお金を、偶然見つけた欲しかった「本」を買う事に使ってしまい、結局力尽きてしまった先人に比べれば、まだまだ俄レベルかもしれません。
「本」に仇なす者を不倶戴天の敵と定め、全ての事は「本」を中心に行動する「愛書原理主義者」こと「愛書狂」
には遠く及びませんが、私なりの「本」への愛情を込めて少しでも「本」の魅力を伝えられればと思います。
私にとって「本」とは
「無くてはならない存在」
敢えて大げさに言えば
「人生におけるかけがえのない友」
だと思っています。
正直「本」の無い人生なんて、私にとっては「大根の無いおでん」「サッカーの試合の無い週末」人によっては「夢の無いディズニーランド」のようなものなのかもしれません。
(いささか軽い印象かも知れませんが、好きな人にとってはその位の大事なものです)
とはいえ、今の御時世コンビニに行ってジャンルを選ばなければ、いくらでも本は手に入りますし、そもそも電子書籍ならば、端末さえあれば何処ででも手に入ってしまうだけに、ごく当たり前にある存在と言われてしまえばそれまでかも知れません。
反面、紙の本を扱う実体のある書店となるとその数は減り続けていて、特に「街の本屋さん」ともなると今や絶滅危惧種と言える状況で、私の住む街にも本屋らしい本屋はほぼ無いと言って過言ではありません。(雑誌屋と呼んだ方が良いような兼業となってしまった本屋は一応存在しますが)
たまにちゃんとした「街の本屋さん」を見かけたりすると、買う予定が無くとも足が向いてしまうのです。
また、旅に行った時の楽しみの一つは地元の本屋さんを訪ねる事で、何かしらの個性や主張であるとか気概のようなものを感じた時は本当に嬉しくなります。
街から本屋が消え、業界自体も世の不景気をなぞるように右肩下がりと「本」特に「紙の本」にとって受難の時代なのかも知れませんが、紙の本が滅びる事は決して無いと断言出来ます。
何故なら「紙の本」は最強の媒体であるからです。
いかなる再生手段。いかなるエネルギーを用いる事無く、単体で使用出来るというのは電子書籍にはどう足掻こうとも出来ない事です。
しかもその姿は多少のマイナーチェンジはあっても、数千年ほぼ変わらないほど完成されています。
物質としての「本」記録としての「本」象徴としての「本」
本には色々な側面がありますが、その全てを含めて「本」というものに愛着を感じているのです。
しかしながら「本」への愛情という点に於いては、市井の人々に比べれば相当強い方だという自負はありますが、
「本」を買うために多額の借金を作ったり、果ては空腹で生死の境を彷徨っているにもかかわらず、大切な一食の為のお金を、偶然見つけた欲しかった「本」を買う事に使ってしまい、結局力尽きてしまった先人に比べれば、まだまだ俄レベルかもしれません。
「本」に仇なす者を不倶戴天の敵と定め、全ての事は「本」を中心に行動する「愛書原理主義者」こと「愛書狂」
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