神様わたしの星作り_chapter Two【短編・完結済み】

草壁なつ帆

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神人と人間

23.神様たちのドラフト会議

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さてここは天空の神様域。ただいまゾンビさん達を亡き者にする為のアイディアを並べているところです。

現段階では水に流すという意見が有力候補です。つまりは大洪水を起こす方法が一番良いのではないかと、まとまりそうですよ。

しかしそれは特に斬新なアイディアでもありません。私の知る生前の大神様はその大昔、もうやったことがあるのです。

人々は賢いので船を作って難を逃れました。大神様がえこひいきで一部に助け船を渡したのです。船を作ったのは人間ですけどね。






ここにいる三名の神様は私の分身のようなものです。各々の思考は私の潜在意識の現れ。それって他人のように話せても、基礎となる思想は私そのものってこと。

なのであんまり話し合っても驚くようなアイディアは出ません。それに私の意見に反対するようなこともしません。

つまらないですね。

人数が増えても、なんだかずっとひとりでいるような心地です。神様の孤独……とでも言えましょうか。






“滅亡させるのは良いんですけど、さすがにまたいちからやり直すのは大変なので、数名残しても良いですか?”


生前の大神様がそうしたように私も同じことをするのです。動機に相違があるかもしれませんけど。まあ大体似たようなものでしょう。

神様たちは賛成です。では、誰を残すのか。我々はドラフト会議を始めました。






カードは十数枚からぐっと減りました。

もちろん私が可愛がっているKenの家族です。

みんな大切ですが、あんまり残すと二番煎じになってしまう。ここは心を鬼にした判断が必要。






“どーちーらーにーしーよーうーかーなっ”


後半は愛神さんが歌いました。


“てーんーのーかーみーさーまーのー”


““いーうーとーおーりっ””


仲良しみたいに声を合わせたりもしました。まさに私たちのための歌です。

以降は地域によって様々なので、私は一番身に馴染みのある歌詞で最後まで歌い終えました。

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