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かん子の寮?到着
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兄の俊史の運転で、かん子の寮へと家族4人で向かった。
到着するのはお昼を過ぎてしまうということで、途中お蕎麦屋さんによってお昼を食べた。
まだ寮へもついていないのだが、俊史いわくなぜか引っ越しそばということらしい。
お昼も食べかん子は昨日の寝不足もあり、眠くなって気がつけばうとうとしていた。
ふと気がつくと車は地下駐車場に入るところだった。
寝ぼけていたせいかその様子をぼんやり見ていたが、車が止まったところで車の中から外を見た。
ここはさっきも思ったように地下駐車場のようだ。何台か車が止まっているが、やけに外車が多い。
(ここどこ?ホテル?)
かん子が物思いにふけってる間に、家族はもう車から降りていた。
「かん子。いくぞ」
兄の俊史が呼んだので、かん子も急いで車を降り俊史の後を追った。駐車場からエレベーターに乗り、一階らしいところで降りた。
一階でおりると、そこはまるでホテルのロビーのようだった。
見れば受付らしい女の人が二人座っている。俊史はかん子の腕をとるとその受付のほうへと進んでいった。
「こんにちは!今日引っ越してきました1102号の藤乃です。私は兄です。これからよく来ることになると思いますが、またよろしくお願いします」
俊史は、受付嬢によそいき顔でにっこり笑顔を見せていった。
俊史に微笑まれ、受付嬢たちの顔は真っ赤になっていた。
もう意識はどこかに飛んでいるらしく、慌ててかん子もあいさつしたのだがどこか上の空だった。さすが俊史である。またたく間に好印象を与えたようだ。
かん子は白けた顔で見ていたが、ふと受付を見れば“コンシェルジュ”と札がある。
さっきは慌てて挨拶したのだが、俊史の様子ではかん子はどうやらここに住むらしい。
(ここが寮?)
もう一度よくあたりを見渡してみれば、ロビーはどこもかしこも高級感にあふれている。
俊史は挨拶を終え、エレベーターに乗ろうとしている。なにやら鍵をエレベーターのどこかに近づけると、扉があいた。
ぼ~としているかん子をよそに、父親も母親も当たり前のように俊史の後に続いてエレベーターに乗った。かん子も慌てて乗る。
俊史が慣れた手つきで階を押した。まるで何度も来ているかのように手際がいい。
エレベーターが止まり降りると、そこはまるでホテルの廊下のようだった。
(えっ___?)
かん子がとまどっているのをよそに、俊史はしっかりとした足取りで1102号室と書かれたネームプレート横のドアを開けた。
最後におどおどして玄関にはいったかん子は、またしても驚いたのだった。
玄関は白い大理石調で、その先には広めの廊下が続いている。廊下の左右にドアがあり、廊下の突き当たりは部屋らしい。
開け放たれたドアからは広い部屋が見渡せた。その正面には天井まで届くような大きな窓、そしてその向こうはベランダらしい。
窓が大きい分部屋が明るい。
視線を左に向ければ、奥にキッチンがある。かん子はキッチンへと向かっていった。
一人には広すぎると思われるような素敵なキッチンだった。オール電化らしく食器洗浄機、オーブンまで備え付けられている。
その横には、これまた一人用にはいささか大きすぎる冷蔵庫が鎮座していた。
キッチンの前にはテーブル、椅子が2客ある。
そして居間らしい空間には、ソファとテーブル、隅には最新式のテレビがあった。この部屋だけで何畳あるのだろう?とにかく広い。テーブルやソファもあるのにまだ空間がある。
まるでモデルルームのようだとかん子は思った。
ふと見れば父親、俊史がいない。そんなかん子に気付いたのだろう。母の美絵子がいった。
「荷物を取りにいったみたいよ。もう少し部屋を見て回ったら」
そういわれ、かん子はふらふらと他の場所を見て回った。トイレ、洗面所、お風呂を見てまわる。
お風呂とトイレは独立していた。
あと他に一つ、玄関に近いところに部屋もあるらしくそこがベッドルームになるらしい。
その部屋を見れば、実家のかん子の部屋よりも広くセミダブルのベッドが置いてあった。大きなクローゼットも備え付けになっている。
居間の片側も大きなクローゼットがあった。
ひととおり見てまわったかん子だったが、興奮が冷めて落ち着いてみると、やっぱりおかしいことに気付いた。
(こんな寮あるの?)
到着するのはお昼を過ぎてしまうということで、途中お蕎麦屋さんによってお昼を食べた。
まだ寮へもついていないのだが、俊史いわくなぜか引っ越しそばということらしい。
お昼も食べかん子は昨日の寝不足もあり、眠くなって気がつけばうとうとしていた。
ふと気がつくと車は地下駐車場に入るところだった。
寝ぼけていたせいかその様子をぼんやり見ていたが、車が止まったところで車の中から外を見た。
ここはさっきも思ったように地下駐車場のようだ。何台か車が止まっているが、やけに外車が多い。
(ここどこ?ホテル?)
かん子が物思いにふけってる間に、家族はもう車から降りていた。
「かん子。いくぞ」
兄の俊史が呼んだので、かん子も急いで車を降り俊史の後を追った。駐車場からエレベーターに乗り、一階らしいところで降りた。
一階でおりると、そこはまるでホテルのロビーのようだった。
見れば受付らしい女の人が二人座っている。俊史はかん子の腕をとるとその受付のほうへと進んでいった。
「こんにちは!今日引っ越してきました1102号の藤乃です。私は兄です。これからよく来ることになると思いますが、またよろしくお願いします」
俊史は、受付嬢によそいき顔でにっこり笑顔を見せていった。
俊史に微笑まれ、受付嬢たちの顔は真っ赤になっていた。
もう意識はどこかに飛んでいるらしく、慌ててかん子もあいさつしたのだがどこか上の空だった。さすが俊史である。またたく間に好印象を与えたようだ。
かん子は白けた顔で見ていたが、ふと受付を見れば“コンシェルジュ”と札がある。
さっきは慌てて挨拶したのだが、俊史の様子ではかん子はどうやらここに住むらしい。
(ここが寮?)
もう一度よくあたりを見渡してみれば、ロビーはどこもかしこも高級感にあふれている。
俊史は挨拶を終え、エレベーターに乗ろうとしている。なにやら鍵をエレベーターのどこかに近づけると、扉があいた。
ぼ~としているかん子をよそに、父親も母親も当たり前のように俊史の後に続いてエレベーターに乗った。かん子も慌てて乗る。
俊史が慣れた手つきで階を押した。まるで何度も来ているかのように手際がいい。
エレベーターが止まり降りると、そこはまるでホテルの廊下のようだった。
(えっ___?)
かん子がとまどっているのをよそに、俊史はしっかりとした足取りで1102号室と書かれたネームプレート横のドアを開けた。
最後におどおどして玄関にはいったかん子は、またしても驚いたのだった。
玄関は白い大理石調で、その先には広めの廊下が続いている。廊下の左右にドアがあり、廊下の突き当たりは部屋らしい。
開け放たれたドアからは広い部屋が見渡せた。その正面には天井まで届くような大きな窓、そしてその向こうはベランダらしい。
窓が大きい分部屋が明るい。
視線を左に向ければ、奥にキッチンがある。かん子はキッチンへと向かっていった。
一人には広すぎると思われるような素敵なキッチンだった。オール電化らしく食器洗浄機、オーブンまで備え付けられている。
その横には、これまた一人用にはいささか大きすぎる冷蔵庫が鎮座していた。
キッチンの前にはテーブル、椅子が2客ある。
そして居間らしい空間には、ソファとテーブル、隅には最新式のテレビがあった。この部屋だけで何畳あるのだろう?とにかく広い。テーブルやソファもあるのにまだ空間がある。
まるでモデルルームのようだとかん子は思った。
ふと見れば父親、俊史がいない。そんなかん子に気付いたのだろう。母の美絵子がいった。
「荷物を取りにいったみたいよ。もう少し部屋を見て回ったら」
そういわれ、かん子はふらふらと他の場所を見て回った。トイレ、洗面所、お風呂を見てまわる。
お風呂とトイレは独立していた。
あと他に一つ、玄関に近いところに部屋もあるらしくそこがベッドルームになるらしい。
その部屋を見れば、実家のかん子の部屋よりも広くセミダブルのベッドが置いてあった。大きなクローゼットも備え付けになっている。
居間の片側も大きなクローゼットがあった。
ひととおり見てまわったかん子だったが、興奮が冷めて落ち着いてみると、やっぱりおかしいことに気付いた。
(こんな寮あるの?)
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