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恋になるのはどこからが始まりで、それはどれくらいの濃さになれば気づけるのだろう。
そんなことを考えながら僕は目の前で湯気を立てる黄色、赤、ピーナツ色の三種類のカレーを見つめた。同じプレートの中央に半球状に持ったご飯、その脇にトマトやキュウリのスライス、ほうれん草を和えたものが付けられている。ご飯の粒は日本のものに比べて細く、東南アジアでよく食べられる種類のものだ。それが思いの外、僕の口に合った。
窓際のいつものカウンター席からガラス越しに見える路地を、蕎麦屋の自転車が通り抜けていく。その風が、アスファルトの上の何かを巻き上げた。ひらひらと舞い上がったその一枚がガラスに張り付いたので僕はそれが桜なのだと分かった。
店の名前の『ダンネバード』というのはネパール語らしいが、店主がネパールの人間だとか、ネパール料理を出す店という訳ではなく、単なるオーナーの趣味なのだと、先日聞いたところだ。
目の前に並ぶ三種類のカレーはそれぞれに甘かったり、辛かったり、スパイスの調合も違う。うち一つはチーズも浮かべてある。インドのカレーと違うのか、それとも僕がインドを知らないだけか、そもそもインドのものではないのか、よく知らないけれど、日本のよく名の知れたチェーン店で食べられるカレーとは明らかに違っていて、けれど、どれも美味しい。僕はいつもどれから食べればいいのか迷ってしまう。僕がいつもこの店を訪れる午後二時前にはもう大半のランチ客は姿を消してしまっていて、先達に倣おうともそんな人間はいない。
今日はピーナツ色のちょっと甘めのカレーからと決め、スプーンを入れた。軽く混ぜ、それを一口、運ぶ。
まだ熱いだろう。
そう予想しながら口に含むと、ちょうど良い熱さで、僕は前回と違って火傷するような熱を感じなかったことに目を丸くして店内を見た。
奥のキッチンカウンターの前で、仕込みをする男性と髪を後ろに束ねた女性店員が談笑していたが、彼女は僕の視線に気づいたようで、
――何かご用ですか?
といった視線を投げて寄越す。
アーモンドのような目尻の切れた綺麗な形だ、と思った。
化粧は濃いようには見えないが、編集の村瀬さんが最近はナチュラルメイクというものがあるんですよ、と女性の化粧技術について一時間も語ってくれたことを思い出し、世間をすっぴんで出歩くのは中学生までだ、という彼女の主張の正しさをそろそろ認めるべきだろうかと考えた。
先生はどんな女性が好みなんですか、という質問を、僕はいつも適当にはぐらかす。
それは雑誌やウェブサイトにあれこれと余計なことを書き込まれるのを避ける為なのだが、何故か読者というのは作家の趣味嗜好を知りたい人が案外多いらしい。そもそもファンレター(この時代に手書きの手紙だそうだ)を寄越すという、大多数の人間からしてみれば特異とも映る行為を彼女たちは平然と行い、中には手紙だけでなくプレゼントまで送って寄越す奇特な方もいるというから、驚きだ。
ただ僕の読者には、残念ながら、と言うべきか、そういった感情表現のオーバーな方はいないそうだ。ファンレターという名のメールをプリントアウトしたものを、いつも村瀬さんから見せてもらう。
――パソコン、というものがあるんですよ。
そう言って何度かコンピュータ社会に馴染ませようと努力をしてくれたが、スマートフォンですらどうやって使ったものかよく分からない僕には、電源を入れたらすぐに原稿が書けるようになっているワードプロセッサが精々だ。
プレートの上の三種類のカレーは、順番に空になり、その入っている器の銀色を綺麗に見せていく。
途中、コップの水を注ぎに彼女がやってきたが、何度かその視線が空になっていくカレーに注がれていたことを、僕は気づいていた。
何事も順序よく片付けていくのが好きだ。
彼女は、どうだろうか。
水を注いで再びキッチンの方へと戻っていたところで、新しい来客があった。男女の二人組だ。手にはスマートフォンを握り、何か尋ねている。国産チーズを使ったチーズケーキが人気だと、僕は知っている。それは一ヶ月前に彼女から教わった情報だ。今日食べたカレーの一つにも、チーズが浮かべられていた。オーナーは日本人ではないらしいけれど、なるべく日本の、出来れば地元の素材を使いたいそうだ。これも彼女から仕入れた情報だった。
――平日の午後に来れば彼女に会える。
この店の土日の賑わいを、僕は知らないけれど、何度か聞いた話では観光客も含めて結構な人が訪れるとのことだ。満席で笑顔を作りながらも慌てふためき、対応するのに一杯一杯ですと、忙しいのは嬉しいけれどゆっくりと接客が出来る今くらいの時間の方が好きだ、と話していたことを思い出す。
彼女は今入ってきた旅行客の、何語なのか分からないところにとりあえず片言の英語で説明しながら、奥のテーブル席へと案内する。その際に一瞬だけ僕の方を見て、外国語はよく分かりません、と言っていたあの苦笑を見せた。
プレートを綺麗に片付けた僕は店内によく通る彼女の、オーダーを読み上げる声をBGMに、原稿を広げる。現代の先生たちの多くはこういった表現を用いた際に本当に原稿用紙を広げたりはしなのだろうが、僕の場合は本当に原稿用紙を広げるのだ。その隅に僅かばかり、カレーの色が着いていた。これを見て編集の村瀬さんはまたいつもの店に行っていたんですねと、何故か嬉しそうに言うことだろう。
こうして原稿を広げていても何も言わない、という店は最近では随分と減った。店員も、客も、あまり良い顔をしない。それは何も僕が原稿用紙を広げているから、という訳ではなく、ゆったりと寛ぎの時間を提供している訳じゃありませんよ、という暗黙の注意書きがそこかしこで幅を利かせているからだろう。
ここは僕が一月前にやっと見つけた小さな楽園だった。
世界が窮屈になった――そんな一文を原稿用紙に書いたことがある。その文章を目にした店員の彼女は、水を入れたピッチャーを手にしたまま、何故か涙を浮かべていた。
理由を尋ねようとしたら、すぐに頭を下げて行ってしまったが、決して悲しい物語を書いていた訳じゃない、と思う。僕に求められているのはいつだって、単なる恋愛小説でしかない。人間の気持ちの深い部分とか、世界情勢のこととか、不幸な境遇の人間がいるとか、そういった本当に書きたいことを無視して、愛や恋を語り合うだけの人々を描く。
――あまり恋愛に関係ない面倒な描写は削って下さい。
初稿を提出する度にそう指摘の赤字を入れられて村瀬さんから突き返された。だから仕方なくそこを削除して、別の食べ物や思い出話に書き換える。気になる人の好きな食べ物や飲み物、映画やブランド、作家。そういったものを散りばめて、その中に共通の趣味や嗜好を見つけると、心が接近する。人と人との出会いは偶然性に満ちているし、それはやはり僕の小説の中でも物語的な必然性なんて求めないけれど、それでもどこかで神様の導きみたいなものが存在しているんじゃないだろうか、と思っている。例えばふと入った喫茶店で、案内してくれた店員と客の関係から、それぞれが気になる存在へと昇格して、やがてどちらかが思い切って店の外へと関係を持ち出すような。
随分と原稿に集中していたらしい。いつの間にか空になっていたコップに、アーモンドの目で笑いながら彼女が並々と新しい水を注いでくれた。
この店の制服がひらひらとした丈の短いスカートや、胸部をやたらと強調するようなデザインではなく、黒のズボンにベスト、それに白いシャツとワインレッドのタイという、ちょっと視線を向けてもいやらしいと感じられないものだったことが、救いだった。
それでも僕の頬は熱くなる。
春が近い。それとも、もう既に春は訪れているのだろうか。
この近くで桜の良い場所はどこだろう。君はそれを知っているだろうか。
原稿にそんな文言を書くと、肩越しに見ていた彼女は笑いながらいくつかの候補地を挙げてくれた。ただそれはテレビや雑誌でよく取り上げられる場所ばかりで、おそらく人でごった返していることだろう。元々この京都という場所は観光地で、しかも外国人からの人気が高い。ある程度の人混みを我慢することは、この街で暮らす人間の義務かも知れない。
その義務を、今年は果たすべきだろうか。
僕はそんな心地だから、毎年バスの車窓から覗く川沿いの桜で満足するのが精々だった。彼女を見るとどうやらその意見に賛同なようで、働いていればそのうちに桜なんて散ってしまいますと苦笑する。
咲き始めたことも気づかないと言うけれど、季節が来ればそれらは蕾を開くようになっている。彼らは一年も前からずっとその花を見せる為の準備をしているのだ。自然というのは意外と我慢強い。
自分はどうだろう。
そして彼女はどうだろうか。
別の客が入ってきた。
彼女はまた、あの笑顔を見せている。
今度は日本語が通じるようで安堵した表情だと、僕には分かった。
そんなことを考えながら僕は目の前で湯気を立てる黄色、赤、ピーナツ色の三種類のカレーを見つめた。同じプレートの中央に半球状に持ったご飯、その脇にトマトやキュウリのスライス、ほうれん草を和えたものが付けられている。ご飯の粒は日本のものに比べて細く、東南アジアでよく食べられる種類のものだ。それが思いの外、僕の口に合った。
窓際のいつものカウンター席からガラス越しに見える路地を、蕎麦屋の自転車が通り抜けていく。その風が、アスファルトの上の何かを巻き上げた。ひらひらと舞い上がったその一枚がガラスに張り付いたので僕はそれが桜なのだと分かった。
店の名前の『ダンネバード』というのはネパール語らしいが、店主がネパールの人間だとか、ネパール料理を出す店という訳ではなく、単なるオーナーの趣味なのだと、先日聞いたところだ。
目の前に並ぶ三種類のカレーはそれぞれに甘かったり、辛かったり、スパイスの調合も違う。うち一つはチーズも浮かべてある。インドのカレーと違うのか、それとも僕がインドを知らないだけか、そもそもインドのものではないのか、よく知らないけれど、日本のよく名の知れたチェーン店で食べられるカレーとは明らかに違っていて、けれど、どれも美味しい。僕はいつもどれから食べればいいのか迷ってしまう。僕がいつもこの店を訪れる午後二時前にはもう大半のランチ客は姿を消してしまっていて、先達に倣おうともそんな人間はいない。
今日はピーナツ色のちょっと甘めのカレーからと決め、スプーンを入れた。軽く混ぜ、それを一口、運ぶ。
まだ熱いだろう。
そう予想しながら口に含むと、ちょうど良い熱さで、僕は前回と違って火傷するような熱を感じなかったことに目を丸くして店内を見た。
奥のキッチンカウンターの前で、仕込みをする男性と髪を後ろに束ねた女性店員が談笑していたが、彼女は僕の視線に気づいたようで、
――何かご用ですか?
といった視線を投げて寄越す。
アーモンドのような目尻の切れた綺麗な形だ、と思った。
化粧は濃いようには見えないが、編集の村瀬さんが最近はナチュラルメイクというものがあるんですよ、と女性の化粧技術について一時間も語ってくれたことを思い出し、世間をすっぴんで出歩くのは中学生までだ、という彼女の主張の正しさをそろそろ認めるべきだろうかと考えた。
先生はどんな女性が好みなんですか、という質問を、僕はいつも適当にはぐらかす。
それは雑誌やウェブサイトにあれこれと余計なことを書き込まれるのを避ける為なのだが、何故か読者というのは作家の趣味嗜好を知りたい人が案外多いらしい。そもそもファンレター(この時代に手書きの手紙だそうだ)を寄越すという、大多数の人間からしてみれば特異とも映る行為を彼女たちは平然と行い、中には手紙だけでなくプレゼントまで送って寄越す奇特な方もいるというから、驚きだ。
ただ僕の読者には、残念ながら、と言うべきか、そういった感情表現のオーバーな方はいないそうだ。ファンレターという名のメールをプリントアウトしたものを、いつも村瀬さんから見せてもらう。
――パソコン、というものがあるんですよ。
そう言って何度かコンピュータ社会に馴染ませようと努力をしてくれたが、スマートフォンですらどうやって使ったものかよく分からない僕には、電源を入れたらすぐに原稿が書けるようになっているワードプロセッサが精々だ。
プレートの上の三種類のカレーは、順番に空になり、その入っている器の銀色を綺麗に見せていく。
途中、コップの水を注ぎに彼女がやってきたが、何度かその視線が空になっていくカレーに注がれていたことを、僕は気づいていた。
何事も順序よく片付けていくのが好きだ。
彼女は、どうだろうか。
水を注いで再びキッチンの方へと戻っていたところで、新しい来客があった。男女の二人組だ。手にはスマートフォンを握り、何か尋ねている。国産チーズを使ったチーズケーキが人気だと、僕は知っている。それは一ヶ月前に彼女から教わった情報だ。今日食べたカレーの一つにも、チーズが浮かべられていた。オーナーは日本人ではないらしいけれど、なるべく日本の、出来れば地元の素材を使いたいそうだ。これも彼女から仕入れた情報だった。
――平日の午後に来れば彼女に会える。
この店の土日の賑わいを、僕は知らないけれど、何度か聞いた話では観光客も含めて結構な人が訪れるとのことだ。満席で笑顔を作りながらも慌てふためき、対応するのに一杯一杯ですと、忙しいのは嬉しいけれどゆっくりと接客が出来る今くらいの時間の方が好きだ、と話していたことを思い出す。
彼女は今入ってきた旅行客の、何語なのか分からないところにとりあえず片言の英語で説明しながら、奥のテーブル席へと案内する。その際に一瞬だけ僕の方を見て、外国語はよく分かりません、と言っていたあの苦笑を見せた。
プレートを綺麗に片付けた僕は店内によく通る彼女の、オーダーを読み上げる声をBGMに、原稿を広げる。現代の先生たちの多くはこういった表現を用いた際に本当に原稿用紙を広げたりはしなのだろうが、僕の場合は本当に原稿用紙を広げるのだ。その隅に僅かばかり、カレーの色が着いていた。これを見て編集の村瀬さんはまたいつもの店に行っていたんですねと、何故か嬉しそうに言うことだろう。
こうして原稿を広げていても何も言わない、という店は最近では随分と減った。店員も、客も、あまり良い顔をしない。それは何も僕が原稿用紙を広げているから、という訳ではなく、ゆったりと寛ぎの時間を提供している訳じゃありませんよ、という暗黙の注意書きがそこかしこで幅を利かせているからだろう。
ここは僕が一月前にやっと見つけた小さな楽園だった。
世界が窮屈になった――そんな一文を原稿用紙に書いたことがある。その文章を目にした店員の彼女は、水を入れたピッチャーを手にしたまま、何故か涙を浮かべていた。
理由を尋ねようとしたら、すぐに頭を下げて行ってしまったが、決して悲しい物語を書いていた訳じゃない、と思う。僕に求められているのはいつだって、単なる恋愛小説でしかない。人間の気持ちの深い部分とか、世界情勢のこととか、不幸な境遇の人間がいるとか、そういった本当に書きたいことを無視して、愛や恋を語り合うだけの人々を描く。
――あまり恋愛に関係ない面倒な描写は削って下さい。
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随分と原稿に集中していたらしい。いつの間にか空になっていたコップに、アーモンドの目で笑いながら彼女が並々と新しい水を注いでくれた。
この店の制服がひらひらとした丈の短いスカートや、胸部をやたらと強調するようなデザインではなく、黒のズボンにベスト、それに白いシャツとワインレッドのタイという、ちょっと視線を向けてもいやらしいと感じられないものだったことが、救いだった。
それでも僕の頬は熱くなる。
春が近い。それとも、もう既に春は訪れているのだろうか。
この近くで桜の良い場所はどこだろう。君はそれを知っているだろうか。
原稿にそんな文言を書くと、肩越しに見ていた彼女は笑いながらいくつかの候補地を挙げてくれた。ただそれはテレビや雑誌でよく取り上げられる場所ばかりで、おそらく人でごった返していることだろう。元々この京都という場所は観光地で、しかも外国人からの人気が高い。ある程度の人混みを我慢することは、この街で暮らす人間の義務かも知れない。
その義務を、今年は果たすべきだろうか。
僕はそんな心地だから、毎年バスの車窓から覗く川沿いの桜で満足するのが精々だった。彼女を見るとどうやらその意見に賛同なようで、働いていればそのうちに桜なんて散ってしまいますと苦笑する。
咲き始めたことも気づかないと言うけれど、季節が来ればそれらは蕾を開くようになっている。彼らは一年も前からずっとその花を見せる為の準備をしているのだ。自然というのは意外と我慢強い。
自分はどうだろう。
そして彼女はどうだろうか。
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