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第6章 悲運の姫 編
第72話 狂人治房
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伏見からやって来た甲斐姫率いる救援部隊の侵入を大野治房は、簡単に許してしまう。
というのも逃げ出した天秀を捜索するため、監視の目が寺の中に向きすぎており、外の警戒を疎かにしていたためだ。
もっとも、天秀と甲斐姫の連携がよく、うまく隙をつけたことと、この隠れ家が簡単に見つかるとは思っていなかった油断。
この二つが重なったのが、非常に大きかったかもしれない。
しかも雇った浪人崩れの質も悪かった。
甲斐姫や三木之介といった強者の相手はおろか、保科正之の兵にも全く歯が立たないのである。
次第に治房は追い込まれていった。
「貴様ら、一体、何者だ?俺を大野治房と知っての所業か?」
突然、襲われたため応戦はするものの、誰の手の者かまで掴んでいない。
そこに、甲斐姫が姿を現す。
「吠えるな、治房。もう、観念せい」
「お前は・・・よく、ここを嗅ぎ付けたな」
「妾は天秀を託されておる。どこまでも追いかけるぞえ」
甲斐姫の台詞に治房は鼻を鳴らした。
まるで、側室風情がでしゃばるなと言いたげである。
さらに三木之介に守られた千姫の姿が見えると、治房の目つきが鋭くなった。
「これは裏切り者の奥方さままで、ご一緒ですか」
「この卑怯者。人を評する前に自身を顧みては、どうですか?」
治房の皮肉に千姫も負けてはいない。相手を卑怯者と断じた。
両者の間に火花が散る。
「俺の何が卑怯だというのだ?」
「秀頼さまを救えなかった私を裏切り者と呼ぶのはいいでしょう。しかし、なぜ、関係のない忠刻さまを狙ったのか?私を直接狙わぬ、あなたのやり口を卑怯というのです」
「はっはっはっは」
千姫の断罪を治房は笑い返した。まるで、分かっていないという表情は、千姫の神経を逆なでする。
「何かおかしいのですか?」
「忠刻を狙った?狙ったのは、あくまでも千姫、あなたですよ。勘違いされて、私を卑怯者呼ばわりは、止めていただきたい」
「何を馬鹿なことを。私はこの通り生きており、忠刻さまは・・・」
千姫の言葉が途中で途切れた。治房の狂った思考を読み取ったのである。
あまりにもどす黒い治房の感情が、千姫の心の中に流れ込んできた。そんな錯覚に陥ってしまった。
「あなた、まさか・・・」
「そう、私はあなたが最も苦しむ方法を選択しただけ。あなたのせいで、忠刻が死んだ。その重石をずっと、背負ってこの先、生きるのですよ」
治房の下品な笑いが千姫の頭から、こびりついて離れない。
もしかして、この不幸の連鎖は、全て私のせいだろうか・・・
治房が放つ毒気に、心が蝕まれてしまい負の感情が千姫を支配してくのだった。
目が虚ろになりかけたとき、強い言葉が光となって千姫の胸を刺す。
「千姫、おぬしは悪くない。悪いのは全て、悪事を企んだ治房の方じゃ」
そこで、邪気を振り払ったのは、甲斐姫である。そもそも治房が千姫を狙うこと自体、お門違いなのだ。
「治房よ、何とも自分勝手な物言いよのう。主を救えなかった不忠を人のせいにするとは・・・語るに落ちるとは、まさにこのことなり」
「不忠は、ここにいる全員に言えること。俺だけ、責められる謂れはない」
ある種、開き直りともとれる発言だが、豊臣陣営に与していた者が同罪なのは、確かに言えることだった。
しかし、ここで治房の言い分を、千姫のためにも認めるわけにはいかない。
「じゃが、豊臣が敗れたのは、千姫一人のせいではあるまい。おぬしのやっていることは、ただの逆恨みじゃ」
「敗れたのは、家康の和議を鵜吞みにした兄たちのせいよ。まぁ、それは言っても仕方がない。・・・俺が腹を立てているのは、秀頼公の正室が、何故、のうのうと生きているかということだ」
「何を・・・おぬしも生き恥を晒しておるではないか!」
甲斐姫の反論に治房は、不気味な笑みを浮かべる。生きているのは、しっかりと目的をもっているが、ゆえのこと。
徳川のぬるま湯に漬かっているお前たちとは、違うと言いたげだ。
「俺は豊臣を再興させる。お前らには出来ぬ、秀頼公の意思を継ぐのだ。・・・ふふふ、ただの意趣返しのつもりが、極上の成果を得ることになろうとはな」
「天秀のことかえ?」
「そうだ。海老で鯛を釣るとは、まさにこの事よ」
この時、甲斐姫たちは瓢太との連絡が、まだ取れていないため、天秀が脱出していることを知らない。
そのことを悟らせない駆け引きをする思考を、治房は持ち合わせていた。
岡山の戦いで、秀忠にあわやと思わせた勝負勘は、いまだ健在のようである。
「天秀をどうしようというのかえ?」
「立派な豊臣の嫡男を産んでもらうのよ」
あまりにもおぞましい治房の発言。尼僧となるべき天秀に何をしようというのか。
『狂人』
治房を形容するのに、そんな言葉が甲斐姫の頭の中を過る。
「それで天秀は、どこじゃ?」
「さぁな。今頃、どこぞの浪人風情の下になっているかもしれんなぁ」
治房がニヤリと笑った。醜悪、そのものとしか言いようがない。
千姫は思わず口に手を当てて息を飲んだ。最悪の事態を想像してしまったのである。
勝ち誇ったように治房の笑い声がこだまするのだった。
「馬鹿笑いと変な妄想は止めてください!」
そこに甲斐姫と千姫、二人が聞きなれた声が聞こえてきた。
見るとそこには、瓢太と並んだ天秀が立っているのである。
乱戦の中、保科正之の兵が土倉にまで到達したため、人質の保護をお願いして、こちらにやって来たのだ。
その姿を見ると治房は舌打ちし、対照的に甲斐姫と千姫は歓喜の声を上げる。
これで、もうはったりは通用しない。
いよいよ治房に引導を渡すときが、近づいてくるのだった。
というのも逃げ出した天秀を捜索するため、監視の目が寺の中に向きすぎており、外の警戒を疎かにしていたためだ。
もっとも、天秀と甲斐姫の連携がよく、うまく隙をつけたことと、この隠れ家が簡単に見つかるとは思っていなかった油断。
この二つが重なったのが、非常に大きかったかもしれない。
しかも雇った浪人崩れの質も悪かった。
甲斐姫や三木之介といった強者の相手はおろか、保科正之の兵にも全く歯が立たないのである。
次第に治房は追い込まれていった。
「貴様ら、一体、何者だ?俺を大野治房と知っての所業か?」
突然、襲われたため応戦はするものの、誰の手の者かまで掴んでいない。
そこに、甲斐姫が姿を現す。
「吠えるな、治房。もう、観念せい」
「お前は・・・よく、ここを嗅ぎ付けたな」
「妾は天秀を託されておる。どこまでも追いかけるぞえ」
甲斐姫の台詞に治房は鼻を鳴らした。
まるで、側室風情がでしゃばるなと言いたげである。
さらに三木之介に守られた千姫の姿が見えると、治房の目つきが鋭くなった。
「これは裏切り者の奥方さままで、ご一緒ですか」
「この卑怯者。人を評する前に自身を顧みては、どうですか?」
治房の皮肉に千姫も負けてはいない。相手を卑怯者と断じた。
両者の間に火花が散る。
「俺の何が卑怯だというのだ?」
「秀頼さまを救えなかった私を裏切り者と呼ぶのはいいでしょう。しかし、なぜ、関係のない忠刻さまを狙ったのか?私を直接狙わぬ、あなたのやり口を卑怯というのです」
「はっはっはっは」
千姫の断罪を治房は笑い返した。まるで、分かっていないという表情は、千姫の神経を逆なでする。
「何かおかしいのですか?」
「忠刻を狙った?狙ったのは、あくまでも千姫、あなたですよ。勘違いされて、私を卑怯者呼ばわりは、止めていただきたい」
「何を馬鹿なことを。私はこの通り生きており、忠刻さまは・・・」
千姫の言葉が途中で途切れた。治房の狂った思考を読み取ったのである。
あまりにもどす黒い治房の感情が、千姫の心の中に流れ込んできた。そんな錯覚に陥ってしまった。
「あなた、まさか・・・」
「そう、私はあなたが最も苦しむ方法を選択しただけ。あなたのせいで、忠刻が死んだ。その重石をずっと、背負ってこの先、生きるのですよ」
治房の下品な笑いが千姫の頭から、こびりついて離れない。
もしかして、この不幸の連鎖は、全て私のせいだろうか・・・
治房が放つ毒気に、心が蝕まれてしまい負の感情が千姫を支配してくのだった。
目が虚ろになりかけたとき、強い言葉が光となって千姫の胸を刺す。
「千姫、おぬしは悪くない。悪いのは全て、悪事を企んだ治房の方じゃ」
そこで、邪気を振り払ったのは、甲斐姫である。そもそも治房が千姫を狙うこと自体、お門違いなのだ。
「治房よ、何とも自分勝手な物言いよのう。主を救えなかった不忠を人のせいにするとは・・・語るに落ちるとは、まさにこのことなり」
「不忠は、ここにいる全員に言えること。俺だけ、責められる謂れはない」
ある種、開き直りともとれる発言だが、豊臣陣営に与していた者が同罪なのは、確かに言えることだった。
しかし、ここで治房の言い分を、千姫のためにも認めるわけにはいかない。
「じゃが、豊臣が敗れたのは、千姫一人のせいではあるまい。おぬしのやっていることは、ただの逆恨みじゃ」
「敗れたのは、家康の和議を鵜吞みにした兄たちのせいよ。まぁ、それは言っても仕方がない。・・・俺が腹を立てているのは、秀頼公の正室が、何故、のうのうと生きているかということだ」
「何を・・・おぬしも生き恥を晒しておるではないか!」
甲斐姫の反論に治房は、不気味な笑みを浮かべる。生きているのは、しっかりと目的をもっているが、ゆえのこと。
徳川のぬるま湯に漬かっているお前たちとは、違うと言いたげだ。
「俺は豊臣を再興させる。お前らには出来ぬ、秀頼公の意思を継ぐのだ。・・・ふふふ、ただの意趣返しのつもりが、極上の成果を得ることになろうとはな」
「天秀のことかえ?」
「そうだ。海老で鯛を釣るとは、まさにこの事よ」
この時、甲斐姫たちは瓢太との連絡が、まだ取れていないため、天秀が脱出していることを知らない。
そのことを悟らせない駆け引きをする思考を、治房は持ち合わせていた。
岡山の戦いで、秀忠にあわやと思わせた勝負勘は、いまだ健在のようである。
「天秀をどうしようというのかえ?」
「立派な豊臣の嫡男を産んでもらうのよ」
あまりにもおぞましい治房の発言。尼僧となるべき天秀に何をしようというのか。
『狂人』
治房を形容するのに、そんな言葉が甲斐姫の頭の中を過る。
「それで天秀は、どこじゃ?」
「さぁな。今頃、どこぞの浪人風情の下になっているかもしれんなぁ」
治房がニヤリと笑った。醜悪、そのものとしか言いようがない。
千姫は思わず口に手を当てて息を飲んだ。最悪の事態を想像してしまったのである。
勝ち誇ったように治房の笑い声がこだまするのだった。
「馬鹿笑いと変な妄想は止めてください!」
そこに甲斐姫と千姫、二人が聞きなれた声が聞こえてきた。
見るとそこには、瓢太と並んだ天秀が立っているのである。
乱戦の中、保科正之の兵が土倉にまで到達したため、人質の保護をお願いして、こちらにやって来たのだ。
その姿を見ると治房は舌打ちし、対照的に甲斐姫と千姫は歓喜の声を上げる。
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