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第十七話 紫龍の初めて
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ベッドの上で、紫龍は辛そうに身体を横たえている。
ひどく呼吸が乱れて、その衝動に耐えるかのように、
きつくシーツを握りしめていた。
クラウドは部屋に戻ると、鍵をかけた。
「紫龍、服を脱げ」
ククラウドの言葉に、
紫龍は嫌々をするように小さく首を横に振った。
クラウドは構わずに、自身の服を脱ぎすて、
均整のとれた筋肉質のボディーが露わになる。
「なに?」
紫龍が不安気な声を出した。
「身体が熱いんだろ? ひと肌っていうのはうまくできてんだ。
熱けりゃその熱を吸い取るように、寒けりゃ温められるようにできてんの。
だから、とりあえずお前も脱げ」
そういってクラウドは、紫龍の上半身に着せ掛けていた、
大きめのTシャツをはぎ取った。
そして、背後からすっぽりと紫龍を抱きすくめてしまう。
クラウドの素肌を感じると、さらに紫龍の身体は辛くなっていく。
「悪い……はぁっ……離れてくれないか?
俺、今身体が変で……触られると、すげぇ辛いんだ」
「ここか?」
クラウドは、紫龍の穿いている短パンの上から、
張りつめたそれに触れた。
「あっ……くっ……」
不意の衝動に、紫龍の口から悲鳴が漏れた。
「あ~あ、こんなになっちゃって。
こりゃきついだろ。脱いでみろ」
「服脱げって、できる……か。変態」
荒い息の下で、紫龍がきっとクラウドを睨んだ。
「変態でもなんでも、それをちゃんと解放してやんなきゃ、
お前死ぬんだぞ?」
クラウドはまことしやかな顔で、紫龍に告げた。
「嘘……」
紫龍の黒目がちな瞳が、不安気に揺れている。
「嘘じゃないさ。紫龍、お前はアルバートンの飲むはずだった薬を、
間違えて飲んでしまったんだ。
その薬は、アルバートンのような年寄りが飲めば良薬なんだが、
お前のような年の若い男が飲めば、劇薬になっちまうっていう代物だったんだ。
助かる方法はただ一つ。
それをちゃんと解放してやることだ」
全てが嘘ではないが、適当に都合のいいように脚色を加えて、
クラウドが説明した。
「そんな……」
紫龍は、言葉に詰まった。
「その証拠に、身体がひどく辛いだろ?」
そんな紫龍を横目に、
クラウドは今とばかりに一気に畳み掛ける。
クラウドは紫龍の項に唇を這わせた。
紫龍は双眸を閉じて、必死に唇を噛みしめて、
声を出すまいと努めた。
緊張のあまり、その睫毛が小さく震えている。
「初めて……か?」
紫龍の耳元で、
低く囁いてやると紫龍は小さく頷いた。
「だったら、ひとりで上手に
できないかもしれねぇな……手伝ってやるよ」
そういってクラウドが紫龍の下着を脱がせると、
ベッドの前に据えられた大きな鏡台にその姿が露わになる。
紫龍はクラウドに背後から抱きしめられて、
ベッドの上で足を開かされていた。
張りつめたその部分を、クラウドの掌に包み込まれると、
紫龍はきつくシーツを握りしめた。
「くっ……」
噛みしめた唇から、思わず声が漏れる。
「力抜いて、目ぇ開けてみ?
鏡の中でお前が俺に抱かれてる」
耳元に聞こえるクラウドの
声には、あからさまな喜びが満ちていて、
紫龍の神経を逆撫でした。
紫龍の鏡に映る自身の姿が、
まるでそれを望んでいるかのように見えて、ひどく卑猥に思えた。
「見れるかっ……そんなもん。
恥ずかしくて……死にたくなる」
紫龍が吐き捨てるように言った。
「そう? でも、その割には感度いいんじゃねぇ?」
しかしクラウドは意地悪く、
紫龍を包み込む手に力を込めた。
「うっ……くっ……てめぇっ……はぁっ」
紫龍の息が上がる。
「好きだ、紫龍……。お前が好きなんだ」
緩急をつけた掌の動きとともに、耳に落ちてくるクラウドの言葉に、
どうしようもなく浮かされる。
それは理性が吹き飛ぶほどに強烈で、
甘やかな渇きが身体の中心を駆け巡り、求めてしまう。
死ぬほど恥ずかしいはずなのに。
「クラウドっ!」
思わずその名を呼んでしまった。
紫龍には、この感情の名などわからない。
ただ言葉にならない激情が、熱い涙となって溢れてしまう。
正体不明、計測不可能なこの感情のうねりを、
ただ受け止めて欲しいと、紫龍は切に願った。
「イかせて……おねが……い」
紫龍の哀願に、クラウドは頷いた。
「了解」
そういってクラウドは限界を迎えようとしている
紫龍の張りつめたその場所に唇を這わせた。
「やっ……ばかっ……やめろっ!」
すでにその先端には、薄らと愛液がにじみ出ている。
クラウドはそんな紫龍の先端に意地悪く舌を這わせた。
「ひっ……やめっ……でちまう」
紫龍の悲鳴が喉で凍り付き、
シーツを掴むその手の爪には白い筋が走っている。
クラウドはなおもその敏感な部分を舌で包み込むように愛撫し、
音を立てて啜った。
「ああっ……」
紫龍は嬌声を上げ、果てた。
浮かされた熱の余韻の中に、
意識が溶けてしまいそうだった。
「おい、紫龍、大丈夫か?」
力の抜けたこの身体を、
確かに支えて抱きしめてくれている存在がある。
その声に紫龍は、
ぼんやりとした意識を必死に手繰り寄せた。
そして思い当たる。
(俺、こいつの口の中でイったんだっけ)
「ばかっ、お前早く吐き出してこい!」
自身を抱きしめる存在に、紫龍は叫んだ。
「へ? 何が?」
クラウドはぽかんと紫龍を見た。
「なにがって……俺、お前の口の中に……」
口ごもった紫龍に、
クラウドは嬉しそうに微笑んだ。
「『初めて』おめっとさん。赤飯炊いてやろうか?」
「じゃなくて……」
紫龍の中に戸惑いの色が滲む。
「全部飲み干したよ。お前の」
クラウドは静かな口調でそういった。
「なんで、そんなこと……できんの?」
紫龍は目を見開いた。
「う~ん、なんでだろう?
でもお前のは全部飲み干すって決めてたからさ、俺」
クラウドはそういって満足そうに微笑んだ。
紫龍はクラウドの肩口に額を預けた。
「ばか……」
紫龍はなぜだか泣きそうになって、
そう呟くのが精いっぱいだった。
クラウドはそんな紫龍を抱き寄せた。
「どうせ、俺はバカだから?
だけど……ただ、受け止めたかったんだよ。お前の全部を」
その言葉に、紫龍の胸に温かいものが満ちた。
「確かに、お前は……大バカだ」
紫龍は腹立ち紛れに唇を尖らせて、悪態をついた。
生まれて初めて、恥ずかしい格好をさせられて、
自身の中のもっとも秘めやかな部分を暴露されて、
怒られて、振りまわされて、それでも……。
「それでも……俺は、『初めて』がお前で
良かったなって思ってる……」
気がつくと驚くほど素直にそう言えた。
(認めるよ、俺もお前が好きだってこと)
声に出してそう言ってしまうのは、
なんだか癪だったので紫龍は心の中でそう呟いた。
「そ……そっか」
素肌から伝わってくるクラウドの心音が、
トクントクンと高鳴なっているのがわかる。
「だからもう……俺のことを避けるな。
結構傷つくんだぞ? 好きな相手に避けられるのって」
紫龍はクラウドの胸の中で、
蚊の鳴くような声で呟いた。
「わっ……悪かった、ごめん……っつうか今、
お前さらっと俺のこと好きって言ったよな?」
クラウドがくわっと顔を上げた。
「いやっ……あのっ……だから……それはっ……」
思わぬところで食いついてきたクラウドに、
紫龍は赤面してたじろぐ。
しかしクラウドはそんな紫龍を逃がさない。
簡単に追い詰め、組み敷いた。
「抱いても、いい?」
そういって微笑んだクラウドに、
紫龍は拗ねたように唇を尖らせた。
「相手組み敷いといて、よくいう……。
それにそういうのは、暗黙の了解っつうか……いちいち聞くな」
「では……遠慮なくいただきます」
そういって薄らと赤面したクラウドの唇に、
紫龍の唇が重なる寸前の事だった。
「クラウド様に申し上げます! 王宮にて有事が勃発した模様。
クラウド様 紫龍様のご両名ともに、至急王宮にお戻りにくださいますように」
部屋の扉をせわしなく叩く音がする。
「なんだってこんな時に……」
クラウドはがっくりと肩を落とした。
ひどく呼吸が乱れて、その衝動に耐えるかのように、
きつくシーツを握りしめていた。
クラウドは部屋に戻ると、鍵をかけた。
「紫龍、服を脱げ」
ククラウドの言葉に、
紫龍は嫌々をするように小さく首を横に振った。
クラウドは構わずに、自身の服を脱ぎすて、
均整のとれた筋肉質のボディーが露わになる。
「なに?」
紫龍が不安気な声を出した。
「身体が熱いんだろ? ひと肌っていうのはうまくできてんだ。
熱けりゃその熱を吸い取るように、寒けりゃ温められるようにできてんの。
だから、とりあえずお前も脱げ」
そういってクラウドは、紫龍の上半身に着せ掛けていた、
大きめのTシャツをはぎ取った。
そして、背後からすっぽりと紫龍を抱きすくめてしまう。
クラウドの素肌を感じると、さらに紫龍の身体は辛くなっていく。
「悪い……はぁっ……離れてくれないか?
俺、今身体が変で……触られると、すげぇ辛いんだ」
「ここか?」
クラウドは、紫龍の穿いている短パンの上から、
張りつめたそれに触れた。
「あっ……くっ……」
不意の衝動に、紫龍の口から悲鳴が漏れた。
「あ~あ、こんなになっちゃって。
こりゃきついだろ。脱いでみろ」
「服脱げって、できる……か。変態」
荒い息の下で、紫龍がきっとクラウドを睨んだ。
「変態でもなんでも、それをちゃんと解放してやんなきゃ、
お前死ぬんだぞ?」
クラウドはまことしやかな顔で、紫龍に告げた。
「嘘……」
紫龍の黒目がちな瞳が、不安気に揺れている。
「嘘じゃないさ。紫龍、お前はアルバートンの飲むはずだった薬を、
間違えて飲んでしまったんだ。
その薬は、アルバートンのような年寄りが飲めば良薬なんだが、
お前のような年の若い男が飲めば、劇薬になっちまうっていう代物だったんだ。
助かる方法はただ一つ。
それをちゃんと解放してやることだ」
全てが嘘ではないが、適当に都合のいいように脚色を加えて、
クラウドが説明した。
「そんな……」
紫龍は、言葉に詰まった。
「その証拠に、身体がひどく辛いだろ?」
そんな紫龍を横目に、
クラウドは今とばかりに一気に畳み掛ける。
クラウドは紫龍の項に唇を這わせた。
紫龍は双眸を閉じて、必死に唇を噛みしめて、
声を出すまいと努めた。
緊張のあまり、その睫毛が小さく震えている。
「初めて……か?」
紫龍の耳元で、
低く囁いてやると紫龍は小さく頷いた。
「だったら、ひとりで上手に
できないかもしれねぇな……手伝ってやるよ」
そういってクラウドが紫龍の下着を脱がせると、
ベッドの前に据えられた大きな鏡台にその姿が露わになる。
紫龍はクラウドに背後から抱きしめられて、
ベッドの上で足を開かされていた。
張りつめたその部分を、クラウドの掌に包み込まれると、
紫龍はきつくシーツを握りしめた。
「くっ……」
噛みしめた唇から、思わず声が漏れる。
「力抜いて、目ぇ開けてみ?
鏡の中でお前が俺に抱かれてる」
耳元に聞こえるクラウドの
声には、あからさまな喜びが満ちていて、
紫龍の神経を逆撫でした。
紫龍の鏡に映る自身の姿が、
まるでそれを望んでいるかのように見えて、ひどく卑猥に思えた。
「見れるかっ……そんなもん。
恥ずかしくて……死にたくなる」
紫龍が吐き捨てるように言った。
「そう? でも、その割には感度いいんじゃねぇ?」
しかしクラウドは意地悪く、
紫龍を包み込む手に力を込めた。
「うっ……くっ……てめぇっ……はぁっ」
紫龍の息が上がる。
「好きだ、紫龍……。お前が好きなんだ」
緩急をつけた掌の動きとともに、耳に落ちてくるクラウドの言葉に、
どうしようもなく浮かされる。
それは理性が吹き飛ぶほどに強烈で、
甘やかな渇きが身体の中心を駆け巡り、求めてしまう。
死ぬほど恥ずかしいはずなのに。
「クラウドっ!」
思わずその名を呼んでしまった。
紫龍には、この感情の名などわからない。
ただ言葉にならない激情が、熱い涙となって溢れてしまう。
正体不明、計測不可能なこの感情のうねりを、
ただ受け止めて欲しいと、紫龍は切に願った。
「イかせて……おねが……い」
紫龍の哀願に、クラウドは頷いた。
「了解」
そういってクラウドは限界を迎えようとしている
紫龍の張りつめたその場所に唇を這わせた。
「やっ……ばかっ……やめろっ!」
すでにその先端には、薄らと愛液がにじみ出ている。
クラウドはそんな紫龍の先端に意地悪く舌を這わせた。
「ひっ……やめっ……でちまう」
紫龍の悲鳴が喉で凍り付き、
シーツを掴むその手の爪には白い筋が走っている。
クラウドはなおもその敏感な部分を舌で包み込むように愛撫し、
音を立てて啜った。
「ああっ……」
紫龍は嬌声を上げ、果てた。
浮かされた熱の余韻の中に、
意識が溶けてしまいそうだった。
「おい、紫龍、大丈夫か?」
力の抜けたこの身体を、
確かに支えて抱きしめてくれている存在がある。
その声に紫龍は、
ぼんやりとした意識を必死に手繰り寄せた。
そして思い当たる。
(俺、こいつの口の中でイったんだっけ)
「ばかっ、お前早く吐き出してこい!」
自身を抱きしめる存在に、紫龍は叫んだ。
「へ? 何が?」
クラウドはぽかんと紫龍を見た。
「なにがって……俺、お前の口の中に……」
口ごもった紫龍に、
クラウドは嬉しそうに微笑んだ。
「『初めて』おめっとさん。赤飯炊いてやろうか?」
「じゃなくて……」
紫龍の中に戸惑いの色が滲む。
「全部飲み干したよ。お前の」
クラウドは静かな口調でそういった。
「なんで、そんなこと……できんの?」
紫龍は目を見開いた。
「う~ん、なんでだろう?
でもお前のは全部飲み干すって決めてたからさ、俺」
クラウドはそういって満足そうに微笑んだ。
紫龍はクラウドの肩口に額を預けた。
「ばか……」
紫龍はなぜだか泣きそうになって、
そう呟くのが精いっぱいだった。
クラウドはそんな紫龍を抱き寄せた。
「どうせ、俺はバカだから?
だけど……ただ、受け止めたかったんだよ。お前の全部を」
その言葉に、紫龍の胸に温かいものが満ちた。
「確かに、お前は……大バカだ」
紫龍は腹立ち紛れに唇を尖らせて、悪態をついた。
生まれて初めて、恥ずかしい格好をさせられて、
自身の中のもっとも秘めやかな部分を暴露されて、
怒られて、振りまわされて、それでも……。
「それでも……俺は、『初めて』がお前で
良かったなって思ってる……」
気がつくと驚くほど素直にそう言えた。
(認めるよ、俺もお前が好きだってこと)
声に出してそう言ってしまうのは、
なんだか癪だったので紫龍は心の中でそう呟いた。
「そ……そっか」
素肌から伝わってくるクラウドの心音が、
トクントクンと高鳴なっているのがわかる。
「だからもう……俺のことを避けるな。
結構傷つくんだぞ? 好きな相手に避けられるのって」
紫龍はクラウドの胸の中で、
蚊の鳴くような声で呟いた。
「わっ……悪かった、ごめん……っつうか今、
お前さらっと俺のこと好きって言ったよな?」
クラウドがくわっと顔を上げた。
「いやっ……あのっ……だから……それはっ……」
思わぬところで食いついてきたクラウドに、
紫龍は赤面してたじろぐ。
しかしクラウドはそんな紫龍を逃がさない。
簡単に追い詰め、組み敷いた。
「抱いても、いい?」
そういって微笑んだクラウドに、
紫龍は拗ねたように唇を尖らせた。
「相手組み敷いといて、よくいう……。
それにそういうのは、暗黙の了解っつうか……いちいち聞くな」
「では……遠慮なくいただきます」
そういって薄らと赤面したクラウドの唇に、
紫龍の唇が重なる寸前の事だった。
「クラウド様に申し上げます! 王宮にて有事が勃発した模様。
クラウド様 紫龍様のご両名ともに、至急王宮にお戻りにくださいますように」
部屋の扉をせわしなく叩く音がする。
「なんだってこんな時に……」
クラウドはがっくりと肩を落とした。
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