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小野黒子
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「広島のガード先にですか?」
益田が聞き直す。
「どうかな?それなら手を打とう。」
益田がつるつるの頭を撫でる。
「少々お待ちください。」
距離をとる益田。まあどう言ってもそこにいかせる様に説得はいくらでもできる。
絶妙なタイミングだ。
逆に読まれているのだろうか?今回広島さんのところに夏休みの課題にいこうとは思っていた。
でもなぜあちらからオファーがきたのか?それはわからない。
僕のことを調べているのだろうか?
そうこう考えてると益田が近寄ってきた。
「会長からお許しをいただきました。しかし。」
「しかし?」
「1つだけ条件がございます。」
「なんでしょうか?」
「会長にお会いしてください。」
会長。オノコーポレーションのトップ。じいちゃんの昔からの友人。気になるな。こっちも会ってみたいと思った。
「いいですよ。日時は?」
ここは素直に従っておこう。どこであっても何をされても害をいけることはないだろう。一応保険はかけておくけど。
「明日の7時に朝食にご招待させていただきたいとのことです。私が6時30分にお迎えに上がります。」
「わかりました。」
「ありがとうございます。それでは失礼させていただきます。」
そう言って益田は帰っていった。
そして朝。まだ早い時間だというのに暑い。ドレスコードなどなにもいわれていないが必要最小限の身だしなみを整える。
そしてインターホンがなった。
益田に案内されるまま車に乗り込む。
リムジンだ。つくるが変わってる。まどがなくカラオケボックスのような空間。
「申し訳ありません。これからむかうところは極秘。なのでこのような形になってしまいました。ですがおもてなしをさせていただきますのでそれでご容赦願います。お飲み物などいかがでしょうか?」
そう言ってメニューを渡してきた。
「大丈夫ですよ。それにすぐに着くのでしょ?」
無言の益田。まあ7時から始まるのであればすぐ近くだろう。
そう考えているうちに車が停まる。
「どうぞこちらへ。」
ドアを開けるとそこは日本と思えないような別世界が広がっていた。
草木一本生えていない。無機質な家。庭も白1色。ゴミ1つ落ちていなかった。黒服を着ている益田が目立つ。
何もない白い廊下を進み目的の場所についた。
「こちらへ。」
そして白い大きな扉をあけてもらう。
そこには白衣を着た女性が座っていた。
髪も白、目も白いカラーコンタクトだろうか?
中にも白のワンピースだろうそれを着ている。
タイトな感じなので胸がさらに強調されて自然と目が行ってしまいそうになる。
「失礼します。」
ここは下手にでてみるか。そう思い部屋に入る。
「おはようございます。今日はお招きいただきありがとうございます。王寺譲と申します。」
1礼そして会長であろう人を見た。
「おはよう譲ちゃん。わざわざ来ていただいてありがとう。私が会長の小野黒子よ。はじめまして。雪ちゃんのお孫さん」
え?名前全然逆?いやコンプレックスからの行動かもしれない。
あまりそこには触れないでおこう。
「無理なお願いも聞いてください感謝します。」
「いいのよ。私と雪ちゃんの仲なんだから。気にしない。気にしない♪さあ食べながらお話しましょうか。」
そういって手を2回叩く。
メイドたちが料理を運んできた。ステーキにフォアグラ、トリュフのパスタなどところせましと長いテーブルに並べられていく。こんなに?しかも朝早く。
「あら?これでは足りなかったかしら?若いんだから遠慮なく食べてね。お姉さんの手作りだから。」
そういってすすめてきた。
「はい。いただきます。」
これは食べないと申し訳ない。
食を進めながら話をしよう。
「それでいつからやるのその課題。」
いきなり本題とは。時間が大切なのがわかっている。
「そちら予定に合わせます。こちらがお願いしたので。」
「そう。じゃあ明後日から1週間でどうかしら?その後は外国でグランド撮影があるといっていたし。国内のほうが譲ちゃんも動きやすいでしょ?」
そういいながら注射器を片手に持つ黒子さん。
そして自分の腕に刺しはじめた。
「ん?ああこれね。美容にいいのよ♪わが社で開発したものなんだけどね。譲ちゃんもやる?」
「いえ。」
やるとは?まあふれないほうがいい。
「でどうかしら?予定はそんな感じで?」
「はい。よろしくお願いいたします。」
話はまとまった。これでクリアだな。
「あそうそう。雪ちゃん元気?」
「はい。あんな祖父と仲良くしていただきありがとうございます。どこでお知り合いになられたのですか?接点がなさそうに感じたので。」
「あら?雪ちゃん全然話してないの?私もいうか他にもいるのだけれど高校の時の同級生よ。雪ちゃんも自分のことを全然はなさいんだから。あのときの雪ちゃんとかっこよかったわ。今もだけど。譲ちゃんもおじいちゃん似で凛々しいわ。食べちゃいたいくらい♪」
高校の同級生?じいちゃんは外国の高校にでもいたのか?話がつながらない。確かにじいちゃんは自分のことは話してくれないからな。
「そうなんですか。うちの祖父は自分のことになるとすぐ話をそらしてしまうので。詳しく聞いてみたいところですが。お時間ないですものね?」
まあ後でじいちゃんに聞いてみよう。
「そうねごめんなさい。これから仕事なのよ。」
「そうですよね。お忙しいなか時間をつくっていただきありがとうございました。」
「それじゃ私はいくからゆっくり食べていってね。あとよかったらまた遊びにきて。歓迎するわ♪」
そう言って小野会長は席を立った。
まあ約束はとれたし。よしとしよう。そうしてまだ山のように残った料理をいただくのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつもありがとうございます。
まいたけです。
これから夏休み課題にはいるのですがもうちょい小野黒子さんについてかいてからいきたいと思います。
それでわもしよろしければお気に入り登録。コメントなどよろしくお願いいたします。
益田が聞き直す。
「どうかな?それなら手を打とう。」
益田がつるつるの頭を撫でる。
「少々お待ちください。」
距離をとる益田。まあどう言ってもそこにいかせる様に説得はいくらでもできる。
絶妙なタイミングだ。
逆に読まれているのだろうか?今回広島さんのところに夏休みの課題にいこうとは思っていた。
でもなぜあちらからオファーがきたのか?それはわからない。
僕のことを調べているのだろうか?
そうこう考えてると益田が近寄ってきた。
「会長からお許しをいただきました。しかし。」
「しかし?」
「1つだけ条件がございます。」
「なんでしょうか?」
「会長にお会いしてください。」
会長。オノコーポレーションのトップ。じいちゃんの昔からの友人。気になるな。こっちも会ってみたいと思った。
「いいですよ。日時は?」
ここは素直に従っておこう。どこであっても何をされても害をいけることはないだろう。一応保険はかけておくけど。
「明日の7時に朝食にご招待させていただきたいとのことです。私が6時30分にお迎えに上がります。」
「わかりました。」
「ありがとうございます。それでは失礼させていただきます。」
そう言って益田は帰っていった。
そして朝。まだ早い時間だというのに暑い。ドレスコードなどなにもいわれていないが必要最小限の身だしなみを整える。
そしてインターホンがなった。
益田に案内されるまま車に乗り込む。
リムジンだ。つくるが変わってる。まどがなくカラオケボックスのような空間。
「申し訳ありません。これからむかうところは極秘。なのでこのような形になってしまいました。ですがおもてなしをさせていただきますのでそれでご容赦願います。お飲み物などいかがでしょうか?」
そう言ってメニューを渡してきた。
「大丈夫ですよ。それにすぐに着くのでしょ?」
無言の益田。まあ7時から始まるのであればすぐ近くだろう。
そう考えているうちに車が停まる。
「どうぞこちらへ。」
ドアを開けるとそこは日本と思えないような別世界が広がっていた。
草木一本生えていない。無機質な家。庭も白1色。ゴミ1つ落ちていなかった。黒服を着ている益田が目立つ。
何もない白い廊下を進み目的の場所についた。
「こちらへ。」
そして白い大きな扉をあけてもらう。
そこには白衣を着た女性が座っていた。
髪も白、目も白いカラーコンタクトだろうか?
中にも白のワンピースだろうそれを着ている。
タイトな感じなので胸がさらに強調されて自然と目が行ってしまいそうになる。
「失礼します。」
ここは下手にでてみるか。そう思い部屋に入る。
「おはようございます。今日はお招きいただきありがとうございます。王寺譲と申します。」
1礼そして会長であろう人を見た。
「おはよう譲ちゃん。わざわざ来ていただいてありがとう。私が会長の小野黒子よ。はじめまして。雪ちゃんのお孫さん」
え?名前全然逆?いやコンプレックスからの行動かもしれない。
あまりそこには触れないでおこう。
「無理なお願いも聞いてください感謝します。」
「いいのよ。私と雪ちゃんの仲なんだから。気にしない。気にしない♪さあ食べながらお話しましょうか。」
そういって手を2回叩く。
メイドたちが料理を運んできた。ステーキにフォアグラ、トリュフのパスタなどところせましと長いテーブルに並べられていく。こんなに?しかも朝早く。
「あら?これでは足りなかったかしら?若いんだから遠慮なく食べてね。お姉さんの手作りだから。」
そういってすすめてきた。
「はい。いただきます。」
これは食べないと申し訳ない。
食を進めながら話をしよう。
「それでいつからやるのその課題。」
いきなり本題とは。時間が大切なのがわかっている。
「そちら予定に合わせます。こちらがお願いしたので。」
「そう。じゃあ明後日から1週間でどうかしら?その後は外国でグランド撮影があるといっていたし。国内のほうが譲ちゃんも動きやすいでしょ?」
そういいながら注射器を片手に持つ黒子さん。
そして自分の腕に刺しはじめた。
「ん?ああこれね。美容にいいのよ♪わが社で開発したものなんだけどね。譲ちゃんもやる?」
「いえ。」
やるとは?まあふれないほうがいい。
「でどうかしら?予定はそんな感じで?」
「はい。よろしくお願いいたします。」
話はまとまった。これでクリアだな。
「あそうそう。雪ちゃん元気?」
「はい。あんな祖父と仲良くしていただきありがとうございます。どこでお知り合いになられたのですか?接点がなさそうに感じたので。」
「あら?雪ちゃん全然話してないの?私もいうか他にもいるのだけれど高校の時の同級生よ。雪ちゃんも自分のことを全然はなさいんだから。あのときの雪ちゃんとかっこよかったわ。今もだけど。譲ちゃんもおじいちゃん似で凛々しいわ。食べちゃいたいくらい♪」
高校の同級生?じいちゃんは外国の高校にでもいたのか?話がつながらない。確かにじいちゃんは自分のことは話してくれないからな。
「そうなんですか。うちの祖父は自分のことになるとすぐ話をそらしてしまうので。詳しく聞いてみたいところですが。お時間ないですものね?」
まあ後でじいちゃんに聞いてみよう。
「そうねごめんなさい。これから仕事なのよ。」
「そうですよね。お忙しいなか時間をつくっていただきありがとうございました。」
「それじゃ私はいくからゆっくり食べていってね。あとよかったらまた遊びにきて。歓迎するわ♪」
そう言って小野会長は席を立った。
まあ約束はとれたし。よしとしよう。そうしてまだ山のように残った料理をいただくのであった。
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いつもありがとうございます。
まいたけです。
これから夏休み課題にはいるのですがもうちょい小野黒子さんについてかいてからいきたいと思います。
それでわもしよろしければお気に入り登録。コメントなどよろしくお願いいたします。
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