万能艦隊

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艦隊建設

②計画

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①計画は概ね1928年までに全艦が竣工した。


安芸型戦艦
五番艦:石見
六番艦:出雲
七番艦:丹後
八番艦:丹波


天龍型軽巡洋艦
三番艦:球磨
四番艦:多摩
五番艦:木曽
六番艦:阿武隈
七番艦:北上
八番艦:大井
九番艦:名取
十番艦:鬼怒
十一番艦:由良
十二番艦:長良
十三番艦:五十鈴
十四番艦:鹿島
十五番艦:香椎
十六番艦:香取
十七番艦:最上
十八番艦:三隈
(三番艦~十番艦は①計画前に建造済み)


これらが戦列に加わるが、日本海軍は軍縮条約中で最後となる建艦計画の策定を開始した。
それが②計画である


②計画
戦艦:安芸型4隻
空母:蒼龍型5隻
軽巡:天龍型8隻
駆逐艦:24隻
補助艦:32隻


この②計画で日本海軍は重要艦以外の軍縮条約の枠を全て使い切ることになる。
もはや②計画内で目新しい艦艇は無く、すぐに建造が開始されることになる。
が、これは表向きの計画である。
実は、この補助艦32隻の中には2隻の水中高速潜水艦があった。
試験艦の形だが、軍機に違いなく秘匿されていたのである。
また、②計画では航空機関連の予算も増額されており、航空機のエンジンの開発を加速させていた。
もはや、日本の航空産業は欧米に追い付け追い越せの段階に入っており、この②計画で完全に欧米に追い付こうと考えていた。


日本海軍が弩級戦艦や空母の建造に苦心している頃、欧米、特にアメリカは未曾有の大建艦計画を進めていた。
イギリス海軍は45.7㎝三連装砲を3基搭載したライオン級戦艦を8隻建造していたし、アメリカ海軍は40.6㎝砲搭載艦をまずは12隻。
そして残る建造枠で45.7㎝三連装砲三基を搭載したアイオワ級戦艦を4隻建造していた。
また、巡洋艦なども大量に建造していたが、空母だけは後回しとなっていた。
アメリカなどは”イギリスと日本の両方向に圧勝できる戦力”を建設するために、イギリスはそのアメリカに対抗するために戦艦ばかり建造していたのだった。
そのため、1928年時点で竣工していた正規空母は、イギリスのアークロイヤル級空母が4隻、アメリカのレンジャー級空母が3隻だけだった。
アークロイヤル級は蒼龍型と同等の規模を誇っていたが、レンジャー級は試験空母のような形であり、この後に理想の空母を建造することとされていた。
だが、これまでを見ると列強は大艦巨砲主義に走っており、万能艦隊を標榜する日本海軍は彼らからしてみれば”中小国の海軍”であった。
だが、その中小国の海軍だったからこそ、日本は財政を圧迫せずに済んでいたのもまた事実である。

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