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第5話 王座の行方
62、憮然
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その夜は黒岩城中腹の宴会場で祝宴が開かれていた。
正面のど真ん中にはオーガイト王、その王妃たち三名は右側に、王の左にはザラ王弟、オブシディアン王子、そして政治の中枢の宰相を兼ねる12名の各部門のトップ、名だたる貴族たちに、今回の主役のオブシディアン王子の選りすぐりの10名、王が特別に招待した貴族の年頃の娘たちが、宴会場をぐるりと囲うように、コの字につなげられた長テーブルに座していた。
普段の王城勤めの召し使いたちに混ざって、華やかな女たちが混ざる。
後宮のほれぼれするような美人の女官たちである。
何かにつけて外交や宴会に遣わされる彼女たちのレベルの高さは、今のボリビアの豊かさをを象徴しているようであった。
彼女たちは祝いの膳を次から次へと出していく。酒も蒸留酒に発酵酒など、さまざまな好みに合わせて多種多様に準備されていた。
夕刻、王の挨拶から始まった祝宴は料理も出揃い酒も進み、はじめに定められた席をたち、あちらこちらへ挨拶に向かう者たちも出てきて酒も進み、無礼講の様相を呈してきている。
後宮に出入りしている楽隊10名ほども幾種も楽器を持ち込んでいて、中には腕に自信のある女官も混ざっているようだった。
賑やかな饗宴の中で、明らかに憮然としているのがふたりいた。
ひとりはザラ王弟である。
宴会の前に行われた王や宰相を前にしたシディの報告に対して、連れ帰った元盗賊を即刻縛首にするべきと主張していたのだ。
オーガイト王は、オブシディアンが身元保証人として責任をもつ限り、彼らを赦し雇用するというシディの策を支持していた。
ザラは、シディが次期王になるという前提が気に入らないのである。
軍部の実質実権を握るのはザラである。
精鋭を今回王子に貸していたが、まったく宝の持腐れである。
それに今朝の王子への王都人の熱狂は、何か付き物に化かされたか、仕組まれたかのようにしか思えないのである。
そのため、無口にきらびやかな仮面を被る楽団の演奏やら後宮の女性たちの踊りなど祝いの出し物を斜に構えつつ眺めて、急ピッチで度数の高い酒がすすんでいる。
そして、もうひとりはこの宴の主賓ともいうべきオブシディアンである。
おとなしく己を待っているはずの恋人は、不在の間に好色の父王のお気にいりとして王城中に顔を出していて、シディの耳には入ることはないが、親子で愛人を共有していると噂されているに違いなかった。
そして、ラズは王に丸め込まれシディから離れようとしていた。
盗賊たちをリクルートしているときもシディはラズの元に戻ることを考えていた。
だが、そのラズは自分の元を去ることを考えていたのか。
シディの酒も進む。
いつの間にかシディの隣の席が空き、入れ替り立ち替わり、娘たちが酒を注いだり、祝いの言葉を述べたりしていた。
大事にされた花のような娘たち。目を煌めかせすり寄ってくる。
王妃が選んだ王子妃候補たちだった。
ここにいる女子たち全員がもしかしてそうなのかもと思うとぞっとする。
冷めた王子の回りには女子が集り出して、離れなくなっていた。
異様な盛り上がりを見せていた。
シディは追い払うのも面倒で、娘たちを無視する。
そんな気のない王子の態度にもめげずに、娘たちは確保した場所を手放したがらなかった。
この厳選された宴会の場にラズの席はなかったが、「花と音楽の都のラブラドの、楽器店の息子なら宴席に相応しい。楽団たちを呼んでいるし、女官も参加する。ラズも加われ」
との王の伝言で、ラズはひっそりと楽団の後方の片隅に、極力目立たないように混ざっていた。
豪奢な髪は後れ毛ひとつないようにキツく結んで小さく団子にまとめる。
仮面はひょうきんな緑のカエルの仮面を被る。
楽団に加わるのは王の命令なのです、と飛入り参加するラズに、楽団員たちははなから期待などしていない。
「楽器は適当に使っていいよ。曲も知っているのがあれば適当に合わせて」
栗色の長髪の楽団長は後ろに並べている様々な楽器を示す。
「はい、、、」
髪色と違って暗いヤツ。きれいな顔なのにもったいないなと思ったが、宴会が進み、求められるまま何曲か演奏するうちに、後ろに座る、カエルの仮面のことなど忘れてしまった。
それよりも、腕に自信のあるはずの女官たちの時おり大きく外す音が、気になってしまうのだ。
彼女たちの晴れ舞台でもある。
同席するハイソサイエティに妻にと望まれるかもしれないし、王に後宮の女官で気になる娘がいたと改めて目に留まるかもしれない。
彼女たちの本命は25才でありながらひとりもまだ妻を娶っていない王子であるのだが。
楽団に混ざる女官たちも、宴が進むにつれてひとりまたひとりと「ちょっと用事が、、、」といい置いて席を空ける。
王子の取り巻きになるのか、酒を注いだりして媚を売りにいくのか、といったところだろう。
雑音がなくなっていくと、楽団本来の演奏ができるようになる。
楽団長は自分たちの音楽に、ときに陽気に、ときに物悲しく、そこはかとない深みと色合を添える音色に、ようやく気がついた。
他の楽団員たちも、後ろをちらちらと振り返りカエルの仮面を気にし始めていた。
カエルは曲に合わせて、リズムを刻むカスタネットであったり、旋律を高く辿るたて笛であったり、技巧も鮮やかに弦をかき鳴らしたりしていた。
いったい、何種類弾けるのだ?と思って数えると、7種類は変えていた。
「カエルちゃん、もしかして後ろのアレも扱えるのかい?」
楽団長は顎で指した。
宴会場にはひっそりと大きな楽器が置いてあった。大きすぎて、持ち運びできないために、この楽団ではほとんどひいたことはない、西の楽器、ピアノだった。
「ひけるけど、、、」
「せっかくあるから今度はあれでよろしく!」
と強引に座らせた。
ラズはピアノに座ると、縦型のピアノが壁となって宴会場のすべての視線が遮られた。
あ、これいいかも。
娘を選ぶシディをみなくて済む。
ラズは思った。
食事も一段落して、ダンス音楽を所望する声が上がった。
楽団長は、三拍子のワルツを選ぶ。
出始めを聞き、ラズは静かにピアノで旋律をなぞりはじめた。
シディは、王と王妃のワルツを眺める。一曲目は大抵、王が踊っている。
二曲目から意中の娘を誘い加わるのだ。
シディからの一番の相手になることを娘たちは望んでいた。一番でなければ、二番目でも三番目でも。もしくは何番目でも手を取って王子の視線が己に少しでも注がれることを望んでいた。
シディは誰でも良かった。
本当に踊りたい者はここにはいない。
王妃と踊るオーガイト王がくるりと回る度に、気にいった娘を絶対に誘え!と視線が命令をしていた。
そのために集めたのだぞ!といっている。
娘の中には、生まれもった黒髪の色を薬品で抜き、キンキラ金に変えた娘もいる。
シディが金髪の若者を愛人にしているという噂を聞いたのだろう。
うんざりである。
踊らなければならないならもう、誰でも良かった。
シディは、手近な娘に手を伸ばしかけた。
その回りの娘たちの目の色が狂喜を帯びる。
だが、そこでその手は留まる。
ようやく、賑やかな楽器の音の中に、ひときわ繊細で優しい音に気がついたのだった。
それはピアノの音色。
ゲーレの食堂にあったピアノのように、宴会場で壁の置き物となっていた誰も弾き手のなかったピアノが、手練れた弾き手を得て命を吹き返していた。
「すまない、トイレにいく」
シディは貼り付いていたような腰を上げ、トイレを理由にすることで娘たちに付いてくるなと牽制し席をたつ。
そしてさりげなく、楽団の後ろを通る。
ピアノの壁の後ろを覗いたのだった。
正面のど真ん中にはオーガイト王、その王妃たち三名は右側に、王の左にはザラ王弟、オブシディアン王子、そして政治の中枢の宰相を兼ねる12名の各部門のトップ、名だたる貴族たちに、今回の主役のオブシディアン王子の選りすぐりの10名、王が特別に招待した貴族の年頃の娘たちが、宴会場をぐるりと囲うように、コの字につなげられた長テーブルに座していた。
普段の王城勤めの召し使いたちに混ざって、華やかな女たちが混ざる。
後宮のほれぼれするような美人の女官たちである。
何かにつけて外交や宴会に遣わされる彼女たちのレベルの高さは、今のボリビアの豊かさをを象徴しているようであった。
彼女たちは祝いの膳を次から次へと出していく。酒も蒸留酒に発酵酒など、さまざまな好みに合わせて多種多様に準備されていた。
夕刻、王の挨拶から始まった祝宴は料理も出揃い酒も進み、はじめに定められた席をたち、あちらこちらへ挨拶に向かう者たちも出てきて酒も進み、無礼講の様相を呈してきている。
後宮に出入りしている楽隊10名ほども幾種も楽器を持ち込んでいて、中には腕に自信のある女官も混ざっているようだった。
賑やかな饗宴の中で、明らかに憮然としているのがふたりいた。
ひとりはザラ王弟である。
宴会の前に行われた王や宰相を前にしたシディの報告に対して、連れ帰った元盗賊を即刻縛首にするべきと主張していたのだ。
オーガイト王は、オブシディアンが身元保証人として責任をもつ限り、彼らを赦し雇用するというシディの策を支持していた。
ザラは、シディが次期王になるという前提が気に入らないのである。
軍部の実質実権を握るのはザラである。
精鋭を今回王子に貸していたが、まったく宝の持腐れである。
それに今朝の王子への王都人の熱狂は、何か付き物に化かされたか、仕組まれたかのようにしか思えないのである。
そのため、無口にきらびやかな仮面を被る楽団の演奏やら後宮の女性たちの踊りなど祝いの出し物を斜に構えつつ眺めて、急ピッチで度数の高い酒がすすんでいる。
そして、もうひとりはこの宴の主賓ともいうべきオブシディアンである。
おとなしく己を待っているはずの恋人は、不在の間に好色の父王のお気にいりとして王城中に顔を出していて、シディの耳には入ることはないが、親子で愛人を共有していると噂されているに違いなかった。
そして、ラズは王に丸め込まれシディから離れようとしていた。
盗賊たちをリクルートしているときもシディはラズの元に戻ることを考えていた。
だが、そのラズは自分の元を去ることを考えていたのか。
シディの酒も進む。
いつの間にかシディの隣の席が空き、入れ替り立ち替わり、娘たちが酒を注いだり、祝いの言葉を述べたりしていた。
大事にされた花のような娘たち。目を煌めかせすり寄ってくる。
王妃が選んだ王子妃候補たちだった。
ここにいる女子たち全員がもしかしてそうなのかもと思うとぞっとする。
冷めた王子の回りには女子が集り出して、離れなくなっていた。
異様な盛り上がりを見せていた。
シディは追い払うのも面倒で、娘たちを無視する。
そんな気のない王子の態度にもめげずに、娘たちは確保した場所を手放したがらなかった。
この厳選された宴会の場にラズの席はなかったが、「花と音楽の都のラブラドの、楽器店の息子なら宴席に相応しい。楽団たちを呼んでいるし、女官も参加する。ラズも加われ」
との王の伝言で、ラズはひっそりと楽団の後方の片隅に、極力目立たないように混ざっていた。
豪奢な髪は後れ毛ひとつないようにキツく結んで小さく団子にまとめる。
仮面はひょうきんな緑のカエルの仮面を被る。
楽団に加わるのは王の命令なのです、と飛入り参加するラズに、楽団員たちははなから期待などしていない。
「楽器は適当に使っていいよ。曲も知っているのがあれば適当に合わせて」
栗色の長髪の楽団長は後ろに並べている様々な楽器を示す。
「はい、、、」
髪色と違って暗いヤツ。きれいな顔なのにもったいないなと思ったが、宴会が進み、求められるまま何曲か演奏するうちに、後ろに座る、カエルの仮面のことなど忘れてしまった。
それよりも、腕に自信のあるはずの女官たちの時おり大きく外す音が、気になってしまうのだ。
彼女たちの晴れ舞台でもある。
同席するハイソサイエティに妻にと望まれるかもしれないし、王に後宮の女官で気になる娘がいたと改めて目に留まるかもしれない。
彼女たちの本命は25才でありながらひとりもまだ妻を娶っていない王子であるのだが。
楽団に混ざる女官たちも、宴が進むにつれてひとりまたひとりと「ちょっと用事が、、、」といい置いて席を空ける。
王子の取り巻きになるのか、酒を注いだりして媚を売りにいくのか、といったところだろう。
雑音がなくなっていくと、楽団本来の演奏ができるようになる。
楽団長は自分たちの音楽に、ときに陽気に、ときに物悲しく、そこはかとない深みと色合を添える音色に、ようやく気がついた。
他の楽団員たちも、後ろをちらちらと振り返りカエルの仮面を気にし始めていた。
カエルは曲に合わせて、リズムを刻むカスタネットであったり、旋律を高く辿るたて笛であったり、技巧も鮮やかに弦をかき鳴らしたりしていた。
いったい、何種類弾けるのだ?と思って数えると、7種類は変えていた。
「カエルちゃん、もしかして後ろのアレも扱えるのかい?」
楽団長は顎で指した。
宴会場にはひっそりと大きな楽器が置いてあった。大きすぎて、持ち運びできないために、この楽団ではほとんどひいたことはない、西の楽器、ピアノだった。
「ひけるけど、、、」
「せっかくあるから今度はあれでよろしく!」
と強引に座らせた。
ラズはピアノに座ると、縦型のピアノが壁となって宴会場のすべての視線が遮られた。
あ、これいいかも。
娘を選ぶシディをみなくて済む。
ラズは思った。
食事も一段落して、ダンス音楽を所望する声が上がった。
楽団長は、三拍子のワルツを選ぶ。
出始めを聞き、ラズは静かにピアノで旋律をなぞりはじめた。
シディは、王と王妃のワルツを眺める。一曲目は大抵、王が踊っている。
二曲目から意中の娘を誘い加わるのだ。
シディからの一番の相手になることを娘たちは望んでいた。一番でなければ、二番目でも三番目でも。もしくは何番目でも手を取って王子の視線が己に少しでも注がれることを望んでいた。
シディは誰でも良かった。
本当に踊りたい者はここにはいない。
王妃と踊るオーガイト王がくるりと回る度に、気にいった娘を絶対に誘え!と視線が命令をしていた。
そのために集めたのだぞ!といっている。
娘の中には、生まれもった黒髪の色を薬品で抜き、キンキラ金に変えた娘もいる。
シディが金髪の若者を愛人にしているという噂を聞いたのだろう。
うんざりである。
踊らなければならないならもう、誰でも良かった。
シディは、手近な娘に手を伸ばしかけた。
その回りの娘たちの目の色が狂喜を帯びる。
だが、そこでその手は留まる。
ようやく、賑やかな楽器の音の中に、ひときわ繊細で優しい音に気がついたのだった。
それはピアノの音色。
ゲーレの食堂にあったピアノのように、宴会場で壁の置き物となっていた誰も弾き手のなかったピアノが、手練れた弾き手を得て命を吹き返していた。
「すまない、トイレにいく」
シディは貼り付いていたような腰を上げ、トイレを理由にすることで娘たちに付いてくるなと牽制し席をたつ。
そしてさりげなく、楽団の後ろを通る。
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