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呪術の森
17、ルシルとリシュア
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リリアスはリシュアだった。
人の手が入り、樹海の森は明るい。
森の奥の城を中心とした集落には、リシュアの家族も住んでいた。
「森の外の人たちには気を付けなさい。
彼らは私たちとは違うのです。野蛮な者たちです!」
母は言う。
(何が違うんだろう?)
リシュアは不思議に思った。
母が教えてくれないので、リシュアは自分で確かめようと思った。
「髪色?黒は珍しいけど、全くいないと言うわけではないよ!リシュアの村は皆が黒髪というわけではないんだろ?」
髪色、目色の多い少ないという割合の違いはあれども、様々であるのは一緒のようだった。
「あれは何?」
ルシルは森をパトロールする人型のロボットを指す。
「あれは、パトロールロボットだよ。定められた時間とルートを巡って、侵入者を威嚇する」
「なにそれ!凄いな」
ルシルの街にはないテクノロジーが、森の住民の生活を支えている。
リリアスはリシュアの口で説明しながら、動くロボットを初めて目の当たりにしたのだった。
ある時、急な夕立で二人は洞窟に駆け込んだ。雨はすぐやむけれど、二人は頭の先から足先までグッショリになった。
ルシルはリシュアを心配する。
二人は同い年なのに、体の成長はルシルの方が早く、強くて丈夫だった。
リシュアは線が細くて日焼けをしてもすぐに白く戻る。
こんなに濡れて体を冷やすと風邪を引きそうだった。
「脱げよ!風邪引くぞ!」
「え、、?大丈夫」
心配するルシルに構わず、リシュアは腕を背中に回して抱き締めた。
火の精霊に熱を、風の精霊に風を、お願いする。
二人の周りに温風が巻き上がる。
服の繊維のすきまを、肌と服の間を、黒髪を、金茶の髪を、それは巻き上げた。
ルシルは驚いていた。
リシュアは気にしない。
「ほら、すぐに乾くから大丈夫!」
「それは普通の人にはできないよ?」
リシュアは森の外の人たちが精霊の力を使えないことを知った。
精霊は常に、至るところに存在する。
彼らはそれを見ようとしないようだった。
ルシルもそうだった。
それが、母が言った、
「私たちとは違うのです」
という意味だとリシュアは理解した。
「リシュア凄い。でも、わたし以外の前でそれをするのはやめておいた方がいいかも」
そう言ったルシルは少し不安げだった。
リシュアには、なぜ彼が不安に思うのかがわからない。
「人は異質なものを排除するか、利用するかのどちらかだからだよ」
難しいことを言う。
「僕はルシルと何にも変わりはないよ?」
すっかり乾いたので、リシュアはルシルから離れようとした。
まだ外は雨が降っている。先程よりも雨脚が強くなっている。
ルシルはリシュアの離れようとする腕を捕まえた。
「変わりがないか確認してみないか?」
ルシルは街の人たちが話していたことを聞いていた。
違う文化や古くて進んだ技術を持っていることは別にして、森に棲む人たちは、人でない。
なぜなら、人の性は決まっている。
だが、彼らは二つの性を持っているのだ。
ルシルの真剣な目に、リシュアはたじろいで、体を後ろに引いた。
ルシルは逃がさない。
閉じ込められた空間に二人きりである状況が、ルシルの目覚めはじめた欲望に火を付けた。
リシュアの唇にルシルのそれが深く重なる。
今まで何度かしていた戯れのキスとは違う、欲望のキスだった。
「何を、、」
リシュアは驚いて体を引く。
「逃げないであなたの美しい体を見せて、、」
ルシルの熱に浮かされた目に、リシュアも覚悟を決めた。
「僕にもあなたの体をみせて?」
二人は無言だった。
リシュアの前ボタンがルシルに外され、ま白い体が腰まで現れる。
リシュアもルシルのシャツを上から脱がせた。
「動かないで、、きれいだ」
ルシルは言葉でリシュアを釘付けにする。震える手のひらでリシュアの胸に背中に肩に腹に、手を滑らせた。
リシュアはルシルの恍惚とした顔から目が離せない。
自分も鏡に写したようにおんなじ表情をしていることはわからない。
(リシュアは男だ。胸もない。きれいだけど女ではない)
ルシルの手はリシュアのズボンを引き下ろした。
自分のズボンは自分で脱ぎさる。
一糸纏わぬ生れたままの姿を見せあう。
ルシルには年の離れた兄がいる。
ルシルが男と男ではどのように愛し合うかと聞いたら、驚いてはいたが教えてくれた。
男と女、男と男。
いろんな愛の形がある。
ルシルはリシュアにキスをしてそのまま押し倒す。つんと尖った乳首に舌を這わせ、吸い上げた。
リシュアは喘いだ。
さらに下に。ルシルはリシュアの脚を開いて秘部を全て晒す。
(ああ、、)
恥ずかしさにリシュアは顔を背ける。
だから、リシュアはルシルの驚いた顔をみていない。
ルシルは二つの印を見た。
「じっとして、、」
ルシルは驚きながらも、リシュアの男の印を欲望のままに口に含む。
「だめだって、やめて」
ルシルはやめない。
リシュアは感じたことのない強い刺激を受けてたちまち駆け昇る。
ルシルの口に吐き出した。
「ごめん、、」
ルシルはリシュアの頭を押し下げる。
「今度はして、、」
リシュアはしてもらったように、口に含む。
大人たちには言えないことをしているのは理解していたが、既にやめられなかった。ルシルも達するのは早い。
彼らはまだ10代半ば過ぎ。
初めての愛の行為だった。
「リシュア、好きだ、、」
ルシルは呟く。
「僕も、、」
「何があってもわたしはあなたを守ってみせる」
二人は服を敷き毛布のようにして、雨が止むまで裸で抱きあって寝た。
リリアスは泣いた。
愛を語り自分を愛するルシルは、ルージュだった。
リリアスが選べなかった未来を、過去の自分であるリシュアは選んでいた。
それで良いと思った。
二人が、このまま幸せになって欲しいと、リリアスは心から願わずにはいられなかった。
樹海は、まだ内からも外からも開かれている。
樹海の民は数千人。森の奥に町を築く。
長い経験と数値、実験と観察、試行錯誤に裏付された発達した独自の文明を持ちながら、自然に寄り添う精霊の力を多くの者が持っている。
パリスという王国はまだない。
砂漠には人がまばらに生活する。
しかし、原始的で不完全な人はどんどん地に満ちていく。
樹海の民は森の奥へと押しやられていく。
やがて樹海の若者は、一人、二人と謎の行方不明になっていた。
人の手が入り、樹海の森は明るい。
森の奥の城を中心とした集落には、リシュアの家族も住んでいた。
「森の外の人たちには気を付けなさい。
彼らは私たちとは違うのです。野蛮な者たちです!」
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(何が違うんだろう?)
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母が教えてくれないので、リシュアは自分で確かめようと思った。
「髪色?黒は珍しいけど、全くいないと言うわけではないよ!リシュアの村は皆が黒髪というわけではないんだろ?」
髪色、目色の多い少ないという割合の違いはあれども、様々であるのは一緒のようだった。
「あれは何?」
ルシルは森をパトロールする人型のロボットを指す。
「あれは、パトロールロボットだよ。定められた時間とルートを巡って、侵入者を威嚇する」
「なにそれ!凄いな」
ルシルの街にはないテクノロジーが、森の住民の生活を支えている。
リリアスはリシュアの口で説明しながら、動くロボットを初めて目の当たりにしたのだった。
ある時、急な夕立で二人は洞窟に駆け込んだ。雨はすぐやむけれど、二人は頭の先から足先までグッショリになった。
ルシルはリシュアを心配する。
二人は同い年なのに、体の成長はルシルの方が早く、強くて丈夫だった。
リシュアは線が細くて日焼けをしてもすぐに白く戻る。
こんなに濡れて体を冷やすと風邪を引きそうだった。
「脱げよ!風邪引くぞ!」
「え、、?大丈夫」
心配するルシルに構わず、リシュアは腕を背中に回して抱き締めた。
火の精霊に熱を、風の精霊に風を、お願いする。
二人の周りに温風が巻き上がる。
服の繊維のすきまを、肌と服の間を、黒髪を、金茶の髪を、それは巻き上げた。
ルシルは驚いていた。
リシュアは気にしない。
「ほら、すぐに乾くから大丈夫!」
「それは普通の人にはできないよ?」
リシュアは森の外の人たちが精霊の力を使えないことを知った。
精霊は常に、至るところに存在する。
彼らはそれを見ようとしないようだった。
ルシルもそうだった。
それが、母が言った、
「私たちとは違うのです」
という意味だとリシュアは理解した。
「リシュア凄い。でも、わたし以外の前でそれをするのはやめておいた方がいいかも」
そう言ったルシルは少し不安げだった。
リシュアには、なぜ彼が不安に思うのかがわからない。
「人は異質なものを排除するか、利用するかのどちらかだからだよ」
難しいことを言う。
「僕はルシルと何にも変わりはないよ?」
すっかり乾いたので、リシュアはルシルから離れようとした。
まだ外は雨が降っている。先程よりも雨脚が強くなっている。
ルシルはリシュアの離れようとする腕を捕まえた。
「変わりがないか確認してみないか?」
ルシルは街の人たちが話していたことを聞いていた。
違う文化や古くて進んだ技術を持っていることは別にして、森に棲む人たちは、人でない。
なぜなら、人の性は決まっている。
だが、彼らは二つの性を持っているのだ。
ルシルの真剣な目に、リシュアはたじろいで、体を後ろに引いた。
ルシルは逃がさない。
閉じ込められた空間に二人きりである状況が、ルシルの目覚めはじめた欲望に火を付けた。
リシュアの唇にルシルのそれが深く重なる。
今まで何度かしていた戯れのキスとは違う、欲望のキスだった。
「何を、、」
リシュアは驚いて体を引く。
「逃げないであなたの美しい体を見せて、、」
ルシルの熱に浮かされた目に、リシュアも覚悟を決めた。
「僕にもあなたの体をみせて?」
二人は無言だった。
リシュアの前ボタンがルシルに外され、ま白い体が腰まで現れる。
リシュアもルシルのシャツを上から脱がせた。
「動かないで、、きれいだ」
ルシルは言葉でリシュアを釘付けにする。震える手のひらでリシュアの胸に背中に肩に腹に、手を滑らせた。
リシュアはルシルの恍惚とした顔から目が離せない。
自分も鏡に写したようにおんなじ表情をしていることはわからない。
(リシュアは男だ。胸もない。きれいだけど女ではない)
ルシルの手はリシュアのズボンを引き下ろした。
自分のズボンは自分で脱ぎさる。
一糸纏わぬ生れたままの姿を見せあう。
ルシルには年の離れた兄がいる。
ルシルが男と男ではどのように愛し合うかと聞いたら、驚いてはいたが教えてくれた。
男と女、男と男。
いろんな愛の形がある。
ルシルはリシュアにキスをしてそのまま押し倒す。つんと尖った乳首に舌を這わせ、吸い上げた。
リシュアは喘いだ。
さらに下に。ルシルはリシュアの脚を開いて秘部を全て晒す。
(ああ、、)
恥ずかしさにリシュアは顔を背ける。
だから、リシュアはルシルの驚いた顔をみていない。
ルシルは二つの印を見た。
「じっとして、、」
ルシルは驚きながらも、リシュアの男の印を欲望のままに口に含む。
「だめだって、やめて」
ルシルはやめない。
リシュアは感じたことのない強い刺激を受けてたちまち駆け昇る。
ルシルの口に吐き出した。
「ごめん、、」
ルシルはリシュアの頭を押し下げる。
「今度はして、、」
リシュアはしてもらったように、口に含む。
大人たちには言えないことをしているのは理解していたが、既にやめられなかった。ルシルも達するのは早い。
彼らはまだ10代半ば過ぎ。
初めての愛の行為だった。
「リシュア、好きだ、、」
ルシルは呟く。
「僕も、、」
「何があってもわたしはあなたを守ってみせる」
二人は服を敷き毛布のようにして、雨が止むまで裸で抱きあって寝た。
リリアスは泣いた。
愛を語り自分を愛するルシルは、ルージュだった。
リリアスが選べなかった未来を、過去の自分であるリシュアは選んでいた。
それで良いと思った。
二人が、このまま幸せになって欲しいと、リリアスは心から願わずにはいられなかった。
樹海は、まだ内からも外からも開かれている。
樹海の民は数千人。森の奥に町を築く。
長い経験と数値、実験と観察、試行錯誤に裏付された発達した独自の文明を持ちながら、自然に寄り添う精霊の力を多くの者が持っている。
パリスという王国はまだない。
砂漠には人がまばらに生活する。
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