恵美子の波瀾万丈

ハリマオ65

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4話:ソニー入社後の集団デート2

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 また元町通ユーターンして石川町駅方面に進むと元町ユニオンと言うしゃれた店構えのスーパーが見え、店内に入ると他では売っていない珍しい商品があり気に入った商品を買っていた。また進むと清水冴子が、突然、キタムラと言い、ハマトラの店ねと言った。

 すると副島恵美子が、みなさんハマトラって知ってますかと聞くと、箕島巌男が副島恵美子に実は僕の姉もと言う東京工業大学の電子工学科卒業なんだというと、ほんと、一度お会いしたいなと言った

 キタムラのバッグ、フクゾーの洋服、ミハマの靴、今日の私のファッションがハマトラよと言うと、すごい格好良いと言ってくれた。その先にポンバドールがあり、箕島巌男がここのフランスパンと、フランスあんパン旨いんだよねと言うと、店の中に入ってパンを買った。

 日が陰ってきて17時を過ぎた。次は中華街の中にあるウインドジャマーへ行きますと言い副島恵美子が先頭になって、歩き始め谷戸橋を渡り、中華街東門を左折して中華街に入った。歩きながら。ここが安記で、ここが謝甜記と言って中華がゆの名店ですと言った。

 そのまま進み、しばらく行った4つ角にここが同発本館で広東料理の名店ですと言い、そのちょっと先の右側の竹がある外観の店を指して、ここが聘珍樓本店、多分中華街でトップクラスの味の店で最高級店と言われていると紹介した。その先の善隣門近くの右側の萬珍樓本店、ここも高級中華料理店ですと紹介した。

 その他、メインストリートにはないですが重慶飯店、昼食をとった四五六菜館などが名店と言われていると言うとメモしていた。善隣門を出て100メートル先を右折するとウインドジャマーに到着。中に入ると昔風の作りで多くのカウンターがあり多くの洋酒が置いてある。テーブル席の方には船の錨のオブジェが飾ってあり素敵な雰囲気。

 すぐにお飲みの物はと聞かれ、それぞれ好きなカクテル、洋酒を注文しジャズのリクエストは聞いてきた。すると、箕島がマイルスデイビスの曲というと、演奏し始めてくれた。その後、副島恵美子がジョン、コルトレーンというと、急にムーディーなジャスに変わった。その後、サッチモと言って盛り上がった。

 そうして7時過ぎに、ちょっとお腹が空いたと言うので中華街の店に入り中華そばやシュウマイ、中華まんじゅうなどを食べながら雑談した。すると、吉川輝男、山鹿賢一が俺たち田舎者には、羨ましい町だと言い、さっきのジャズバーなんて最高だねと言い、あんな素敵な店、東京、橫浜にも少なくて珍しいのだろと聞いた。

 それに対して伊勢佐木町の店も会わせれば20軒以上あるよと言うと、そこは歩いて行けるのと聞くので徒歩15分位かなと言った。えーそんなにあるのと驚いていた。東京にもあるが、こんなに近くにジャズバーが多い所と言うと東京でも限られるねと言った。その他、関内周辺にも有名な洋食屋さんが多いのよと言った。
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