センテリアンの遺産と災い

ハリマオ65

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13話:目黒の土地と引越しと宝探し

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 そして昼食を終えると伊賀が支払い2人に礼を言って別れた。家に帰り伊賀が目黒家に引っ越そうと言うと銀行にも掛け合ってみると妙子さんが言った。翌日、銀行の昼休み女子行員の先輩に話を聞くと銀行って2年に1回、転勤があるのと話した。

 理由は、使い込みを防止と言った。5年以上同じ銀行の支店いる事は、まずないと聞かされて、一安心。その晩、銀行の先輩から聞いた話を伊賀に話すと、そうかと言い喜んだ。やがて1992年5月2日、伊賀が買った車で熱海と箱根の温泉に出かけた。

 最初に熱海の海から近い豪華の温泉ホテルに泊まり、熱海の古い町を散策して中華の美味しい店で昼食を食べた。翌日、伊東の先にある川奈ゴルフ場へ行き、広い海を見渡した。そして素晴らしい眺望のレストランでゆっくりと昼食を食べた。

 帰りには、海に突き出た川奈崎灯台へ行き散策した、そして、眺望良い所から、多くの写真を撮った。翌日は、来宮神社の大楠の木の周りをまわって長寿を祈願した。その後、熱海箱根峠線に入り、十国峠展望台からの富士山などの眺望を眺め、写真を撮った。

 次に、箱根関所跡、恩賜箱根公園を散策して昼食を食べた。昼食後、箱根神社を見学し、関所跡港から遊覧船に乗ってた。そして桃源台港へ行き、宿に向かい、山のホテルに宿泊。景色の良い屋外レストランで、噂どおり素晴らしい夕食に感激。

 翌朝は、素晴らしい、つつじを見て回り、その後、朝食と食べて、ホテルをチェックアウト。帰りは御殿場から厚木、相模原から八王子へ帰った。 その後、5月9日、倉木先生の四十九日法要を行った。伊賀夫妻と吉野さんとで、倉木先生が埋葬されたお寺で行った。

 その後、近くの料理屋で倉木先生の在りし日の話をした。四十九日法要を終えた晩、伊賀は、倉木先生の夢を見た。夢は、先生が、伊賀に僕の書斎の書類を見て小説を書きあげてくれと頭を下げていた。伊賀は、目黒の先生の家へ行き大きな袋に先生の書類全部入れた。

 戻ってきて残された書類を内容別に種分けした。書類が多く予想以上に時間がかかり約1ケ月かかった。しかし、その仕事に興味を持ち、大変でも、ちっとも苦にならない。それどころか、ますます先生の残した資料から小説を書き上げたちという意欲にあふれた。

 1992年5月11日から先生の書いたものを読み始め必要な物を分別。
「その時、奥さんが、あーそうだと言い、何かを思い出した」
「倉木先生が亡くなったと言われた時、小さな、がま口を担当の先生が、患者さんのポケットに入っていたと渡してくれたのを思い出した」。

 あの時は、気が動転していてすっかり忘れていたと伊賀に打ち明けた。そのがま口を伊賀に見せると中を明けてみると金色の鍵のようなものが先についた銀のネックレスと、折りたたんだ紙が入っていた。折りたたんだ、紙に、地図が書いてあった。

 どうも、先生の家の庭ではないかと思われた。早速、地図の示す場所をスコップで約1メートル掘ると縦横10センチ高さ5センチの鍵の付きのハンディ金庫が見えた。周りの土をどけて伊賀が、持ち上げると重い。

 それを持ち上げリビングにビニールを敷いて金庫を置いた。重さは、7,8キロ位。その後、ぞうきんで金庫の穴を拭き、綿棒で鍵穴をよく掃除した。鍵を差し込むピタリと合って空けることができた。すると中から黒い厚めのビニールに包まれていた。

 さらに布に幾重にも包まれた重い包みが6つ入っていた。それを広げると間違いなく金。これを見て。冷や汗が出るほど驚いた。伊賀が3キロ用の家庭用の料理ハカリに直方体のゴールドを乗せるとぴったり1キロであった。

 奥さんが、警察の届けようかと言うと、それは、かえってまずい。あらぬ疑いをかけられるのは、ごめんだと、伊賀が、言った。まず、金庫をきれいにふいて、どこかに隠すしかないと言った。そして奥さんの考えで自宅に帰り冷蔵庫の野菜室が良いと提案。
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