無頼・証券マン、哲二

５２話：夏の旅行と秋の箱根

　そして、予約した上諏訪の老舗温泉ホテルに１４時半に到着しロビーで一休みして、１５時に、部屋に入り、各自、自由にし、温泉に入ったり、仮眠したりした。その後、日が落ち涼しくなった頃、諏訪湖畔の道を散歩して、１８時半にホテルのレストランで夕食をとって、また風呂に入り、早めに床についた。

　翌日は、ゆっくり寝て９時半に朝食を終えホテルをチェックアウト、岡谷のやまびこ公園へ行き丘の上から諏訪湖と八ヶ岳の景色を見たり、写真を撮ったりして散策し１１時過ぎに公園を後にした。そして、岡谷インターチェンジから中央高速・上り方面に入り、少しして諏訪湖インターチェンジに入り、お土産を買い、昼食をとった。

　ここには、高速道路のインターチェンジにハイウェイ温泉諏訪湖があり、それも、上下線の両方に天然温泉があると知り、驚かされた。インターチェンジが高台にあり、ちょうど、正面に八ヶ岳を見る、諏訪湖も横から見る感じで、八ヶ岳の勇壮な山影が、一層、引き立って見えた。

　１３時に出発し、小淵沢の上り坂を登り、長い下りを下ると、山梨県の韮崎付近まで下ってきた。その後、大きな甲府盆地は、信州と全く逆で、非常に熱く、気のせいか車のエアコンの効きも悪くなった気がして、設定温度を下げるようになる。しかし強い日射しで、真夏を実感させられる。

　少し行くと、長い笹子トンネルを抜け、大月の富士五湖から高速道路との合流点で、のろのろ運転となり、しばらく行くと、大きな談合坂サービスエリアに到着し、一休みし１４時半に出発した。ここは、日本でも有数の大きさのサービスエリアで、広大な広さに、大勢のお客さんが入っていて、壮観だった。

　そこを出ると。右に相模湖を眺めて、やがて八王子インターチェンジから、国道１６号線で、橫浜方面に向かい、午後１６時過ぎにみなとみらいの自宅へ帰った。車も購入して１０年目に入り、２０１２年１０月１５日、新型プリウス３００万円を購入した。

　購入後、早速、秋の箱根から富士五湖、熱海温泉の２泊３日の旅行に出かけた。みなとみらいから、首都高を使い、橫浜新道に入り、戸塚、藤沢を抜けて、茅ヶ崎から国道１３４号線に入り、サザン・オールスターズの詩で有名な烏帽子岩を見て海岸沿いの道を走り、西湘二宮インターチェンジから西湘バイパスに入った。

　この道は、正面に富士山、左に相模湾を見る、美しい道路で、哲二が大好きな道だった。小田原の先、早川から箱根の山に入り、左折して箱根ターンパイクに入り、曲がりの多い、上り道をはしり、箱根の関所へ向かった。そこの近くのレストランに入り、昼食を食べた。