時代の波と恩人の死

ハリマオ65

文字の大きさ
25 / 49

24話:バルセロナ旅行3

しおりを挟む
 そして着工から既に長い年月が経過しているサグラダ・ファミリアは新しい部分を作ると同時に完成部分の補修もしなければならなくなった。そう言う訳で完成には実に300年以上を要するとも言われてた。

 みなさんの中には自分が生きている間にサグラダ・ファミリアの完成を見ることはないのだろうなぁと漠然と思っていた人も多いかもしれません。それがなんと着工からおよそ150年、つまり当初の半分の工期で完成する予定であることが発表された。

 それを聞き、当然世間はどよめいた。さらに2026年完成予定と発表された完成予想図の動画は我々の想像をはるかに上回るもので世界中から二度どよめきの声が上がりました。

「サグラダ・ファミリア」工期短縮の理由、まず、一体どうしてそんなに早く完成を見込めるようになったのか、気になる所です。その理由には大きく二つあり、一つ目はさきほどサグラダ・ファミリアの工事がなかなか進まない事。

 理由としても挙げた建設方針の手探り状態が近年のIT技術を駆使することで、だいぶ、わかったことにあります。コンピュータのない時代には模造実験のための模型も手作業で作らなくてはなりませんでした。

 しかし、現在では3Dプリンターやコンピュータによる設計技術も進んでいるため、進捗はかなりスムーズになっています。二つ目はサグラダ・ファミリアを建設する予算が観光客増加によって潤沢になったから。

 というのもサグラダ・ファミリアを語る上で欠かせないポイント。サグラダ・ファミリアは贖罪「しょくざい」教会という特性から、その建設予算は人々の寄附によってまかなわれてきました。

 かつては工事費の不足により建設が遅れてしまっていた側面も大きかった。完成予想図がすごい「サグラダ・ファミリア」2026年、堂々完成が、発表されたサグラダ・ファミリア。

 2026年というのはガウディの没後100年にあたる記念の年。スペインが世界に誇る建築家、アントニ・ガウディの最高傑作である。しかし、それと同時に遺産としても知られているサグラダ・ファミリアは、何と言っても、その壮大なたたずまいが魅力の一つ。

現在でも、もう十分すぎる程、大きくて荘厳な雰囲気をかもし出しているが、完成予想図として発表されたその姿は、ざっくり言って現在の1.5倍の高さを誇り、新たに追加される塔の数も一つや二つではない。

 もしかして、これから建設する部分の方が多いんじゃないのと思う程、すごすぎる完成予想図なのだ。サグラダ・ファミリアは、今やスペインで最も注目を集めている絶景スポット。訪れる人の数もスペイン内で人気のあるアルハンブラ宮殿やプラド美術館をとっくに追い抜かした。

 堂々の一位となっている。サグラダ・ファミリアは設計者であるガウディが生前携わったグエル公園やグエル邸、カサ・ミラなどと合わせて、「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。

 バルセロナを訪れた際には、これらの作品群にも足を伸ばすとより深くカタロニア・モダニズム建築の世界観を楽しむことができるでしょう。ちなみにこのサグラダ・ファミリア、スペインで最も人気のある観光スポットといっても過言ではない。

 そのため、入場までには常に長蛇の列ができていることでも話題となっています。サグラダ・ファミリアは中に入ると荘厳な大聖堂に足を踏み入れることができるのはもちろん、外からも存在感抜群のあの高い塔にエレベーターで上ることができり。

 このエレベーターがまた混雑必至。そのためサグラダ・ファミリアを訪れることが決まったら何はともあれチケットの事前予約をしておくことをおすすめします。「生誕の門」は、事前予約者専用の入り口である。

 これは、その一部を日本人彫刻家である外尾悦郎さんが手がけたことでもよく知られている。息をのむほど緻密で精巧な彫刻にはイエスの幼少期が描かれており海と山に囲まれたバルセロナを表す海ガメと陸ガメの彫刻が施された門の柱にも注目です。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

つまらない妃と呼ばれた日

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。 舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。 さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。 リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。 ――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。

処理中です...