33 / 49
32話:ブラド美術館からリスボンへ
しおりを挟む
展示されている巨匠作品の中でもベラスケスの「ラス・メニーナス」、ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」、エル・グレコの「胸に手を置く騎士」は絶対に見逃せない程、素晴らしい作品だ。
特に、ディエゴ・ベラスケス、ラス・メニーナス「女官たち」、ベラスケスの最高傑作。プラド美術館を代表する作品。中央のマルガリータ王女は明るく、奥の登場人物は暗い色彩で描かれています。
光の明度によって遠近感が表現されているため、ベラスケス・マジックとも言われています。美術や絵画に感心ない方も『ラス・メニーナス』の絵画鑑賞は非常に謎めいた絵なので十分楽しめる。
「ラス・メニーナス」は、いろんなの見方のできるの謎めいた刺激的な絵画。当時、画家の職業は高くなく、それでも高い地位を望んだ宮廷画家、ベラスケスは何とか、高い地位を得ようと何度も試みる野心家だった。
この「ラス・メニーナス」の中に、ベラスケス本人が描かれていて、彼の自己顕示欲を描写した絵画という見方もある。この「ラス・メニーナス」の絵画だけを一生かけて研究している研究家もいる程この絵画は謎に包まれている。
フランシスコ・デ・ゴヤ「着衣のマハ」「裸のマハ」。ゴヤの最高傑作と言われるのが、こちらの二作品。同じポーズの女性を描いた珍しい作品で、こうして同時に見比べられるのはさすがプラド美術館といったところ。
ゴヤの絵画『裸のマハ』と『着衣のマハ』もまた「どこかで見たことあるある~」と思われる方も多い有名な絵画です。しかし美の象徴としてよく描かれた裸体のヴィーナスとは、うってかわり性的な魅力をかもし出す鑑賞者を挑発する裸体画だった。
こういった女性の肖像画は当時タブーで、この絵が発見された時は大問題になった。これは、絵画史上始めて描かれたもので宗教裁判所の調査の対象にもなった位の作品。
いったい誰が依頼したのか、何が目的で描かれたものなのか、これまた、とても謎に包まれている。最後にエル・グレコ、いたことあると言う人も多いはず。宮廷画家候補でギリシャからやってきたエル・グレコ。
しかし、これは名前ではなくスペイン語で「ギリシャ人」という意味。本名はドメニコス・テオトコプーロス。彼の絵画を見るとベラスケスやゴヤのような宮廷画家たちが描いた絵画とは違い、色合いも青なのか紫なのかそれともグレーなのか良くわからない。
描かれた人間は皆、細長くてねじれてるみたいで個性的と言うよりも風変わりだ。そんな個性的なエル・グレコの絵画は、その当時の国王フェリペ2世もお気に召さず宮廷画家としての道を歩めなかった。
彼はトレドで肖像画を描きながら生涯を送った。そんな理由からトレドではエル・グレコの傑作と言われる『オルガス伯爵の埋葬』「サント・トメ教会」や彼の描いた多くの肖像画を見ることができる。
当時あまりウケなかったエル・グレコの描いたスタイルはその後、何世紀も経た後スペインを代表する有名な画家、若きパブロ・ピカソが活躍するモデルニスモの時代になって再評価された。
エル・グレコのなんだか変な色使いとくねくねした個性的な感じは、近代になって大活躍するピカソやダリのシュールレアリスムのはしりともいえる。当時としてはあまりにもモダンすぎた個性的な世界観だった。
そんな個性的でドラマチックな画家たちが描いたスペインアートプラド美術館で、長時間をかけて楽しむと良い。そして、1日かけてプラド美術館を楽しんでしてホテルに戻った。
翌、4月20日に、マドリード20時に飛び立ち、リスボンへは、21時過ぎに着いて、意外に近いのに驚いた。22時前にホテルに入って、ゆっくりしてから床についた。
翌朝、4月21日、ホテルのフロントの人に聞いて、サンジョルジェ城、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会、リスボン大聖堂「カテドラル」、サン・アントニオ教会を回る事にした。
タクシーでサンジョルジェ城へ向かった。ここはローマ時代の遺跡で、ムーア人やポルトガル人が改築を繰り返したと聞かされたそこから徒歩10分強でサン・ヴィセンテ・デフォーラ教会についた。
特に、ディエゴ・ベラスケス、ラス・メニーナス「女官たち」、ベラスケスの最高傑作。プラド美術館を代表する作品。中央のマルガリータ王女は明るく、奥の登場人物は暗い色彩で描かれています。
光の明度によって遠近感が表現されているため、ベラスケス・マジックとも言われています。美術や絵画に感心ない方も『ラス・メニーナス』の絵画鑑賞は非常に謎めいた絵なので十分楽しめる。
「ラス・メニーナス」は、いろんなの見方のできるの謎めいた刺激的な絵画。当時、画家の職業は高くなく、それでも高い地位を望んだ宮廷画家、ベラスケスは何とか、高い地位を得ようと何度も試みる野心家だった。
この「ラス・メニーナス」の中に、ベラスケス本人が描かれていて、彼の自己顕示欲を描写した絵画という見方もある。この「ラス・メニーナス」の絵画だけを一生かけて研究している研究家もいる程この絵画は謎に包まれている。
フランシスコ・デ・ゴヤ「着衣のマハ」「裸のマハ」。ゴヤの最高傑作と言われるのが、こちらの二作品。同じポーズの女性を描いた珍しい作品で、こうして同時に見比べられるのはさすがプラド美術館といったところ。
ゴヤの絵画『裸のマハ』と『着衣のマハ』もまた「どこかで見たことあるある~」と思われる方も多い有名な絵画です。しかし美の象徴としてよく描かれた裸体のヴィーナスとは、うってかわり性的な魅力をかもし出す鑑賞者を挑発する裸体画だった。
こういった女性の肖像画は当時タブーで、この絵が発見された時は大問題になった。これは、絵画史上始めて描かれたもので宗教裁判所の調査の対象にもなった位の作品。
いったい誰が依頼したのか、何が目的で描かれたものなのか、これまた、とても謎に包まれている。最後にエル・グレコ、いたことあると言う人も多いはず。宮廷画家候補でギリシャからやってきたエル・グレコ。
しかし、これは名前ではなくスペイン語で「ギリシャ人」という意味。本名はドメニコス・テオトコプーロス。彼の絵画を見るとベラスケスやゴヤのような宮廷画家たちが描いた絵画とは違い、色合いも青なのか紫なのかそれともグレーなのか良くわからない。
描かれた人間は皆、細長くてねじれてるみたいで個性的と言うよりも風変わりだ。そんな個性的なエル・グレコの絵画は、その当時の国王フェリペ2世もお気に召さず宮廷画家としての道を歩めなかった。
彼はトレドで肖像画を描きながら生涯を送った。そんな理由からトレドではエル・グレコの傑作と言われる『オルガス伯爵の埋葬』「サント・トメ教会」や彼の描いた多くの肖像画を見ることができる。
当時あまりウケなかったエル・グレコの描いたスタイルはその後、何世紀も経た後スペインを代表する有名な画家、若きパブロ・ピカソが活躍するモデルニスモの時代になって再評価された。
エル・グレコのなんだか変な色使いとくねくねした個性的な感じは、近代になって大活躍するピカソやダリのシュールレアリスムのはしりともいえる。当時としてはあまりにもモダンすぎた個性的な世界観だった。
そんな個性的でドラマチックな画家たちが描いたスペインアートプラド美術館で、長時間をかけて楽しむと良い。そして、1日かけてプラド美術館を楽しんでしてホテルに戻った。
翌、4月20日に、マドリード20時に飛び立ち、リスボンへは、21時過ぎに着いて、意外に近いのに驚いた。22時前にホテルに入って、ゆっくりしてから床についた。
翌朝、4月21日、ホテルのフロントの人に聞いて、サンジョルジェ城、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会、リスボン大聖堂「カテドラル」、サン・アントニオ教会を回る事にした。
タクシーでサンジョルジェ城へ向かった。ここはローマ時代の遺跡で、ムーア人やポルトガル人が改築を繰り返したと聞かされたそこから徒歩10分強でサン・ヴィセンテ・デフォーラ教会についた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる