時代の波と恩人の死

ハリマオ65

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48話:「最終章」茂田先輩の奥さんの突然死と葬儀

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 そして、葬儀を終えて、じっくりと、
「お墓の前で手を合わせていると、茂田先輩が、甘太と仲間に入れてくれたときの思い出が突然、頭に浮かび」
「その懐かしさを思い出し、目頭を熱くした」
「最後に、本当に、お世話になりましたと深々と頭を下げて、霊前を離れた」

「その時、茂田先輩が澄子さんを最初の紹介してくれたシーンを思い出し二人が、まるで笑って肩を寄り添ってる姿が想像されて涙が流れた」
そして、お寺から出て来て、車に乗った。そして、葬儀の後、相模湖半の姉、平山綾子の所に寄った。

 すると、うちの亭主が70歳過ぎたので仕事を辞めようと言い出したと言い、借りた2億円は、まだとても返せそうにないのに困ったと話したので、このホテルが売れた時に、返せたら良いとから、あまり心配しなくても大丈夫と伝えた。

 そして、2017年4月1日、姉の平山綾子から、今迄経営していたホテルを売りに出したと連絡が入った。もし2億円返せなくなったらどうしようと、姉が、心細そうに言った時、売れた金額の半分をくれれば、良いよと言うと本当かいと喜んでくれた。

 その後、6月7日に、1億円で売れたと連絡が入り、5千万円を送ると、姉が言うので、その5千万円、退職金として進呈するよと言うと、冗談言わないでよというでの、特に金に困ってないから本当に受け取ってと言うと悪いねと言った。

 その代わり、また、相模湖の方に行ったときに、食事でもしようよ話した。その話を聞いて言いた、旦那さんの平山健太さんが、電話をかわって、本当に、ありがとうございますと、言ってくれたので、了解しましたと答え、電話を切った。

 そして、2017年4月3日、茂田先輩の仲間達、総勢37人を横浜中華街に招待して、茂田会の解散式と銘打って、中華街の大きな店を借り切って、食事会を企画して、全員を招待した。

 そして、その日は、晴れ渡り、午前11時半に、店の前に37人と甘太夫妻の合計39人がそろった。まず、紹興酒、ビール、ワイン、ウーロン茶で乾杯して、ご苦労さんでしたと、仲間達が甘太夫妻に言ってくれた。

 次々に中華料理が運ばれ、美味しいと食べていき、仲間が、随分高いのだろうねと言うのを聞いて、甘太が、解散式くらい、俺が出すから心配しないで、やってくれと言うった。すると、ありがとうございますと言って燗の紹興酒が、どんどん空いていった。

 そして宴もたけなわになり、
「在りし日の茂田先輩の話が出ると涙ながら、本当に助かったよなと言う人が多く、これが人徳というものかと、寛太は感心した」
「そして京王線が相模原に来るとわかったときの土地を買い集めるときのエピソードを思い出した」
「あれで、一気に、茂田グループに金が入ったと思い出した」とか

「茂田さんのお陰で、息子達に家と土地と、金を残せると言う人が多く、最後に寛太さんが、最後をしめてくれた」
と、お礼を言う人が多かった。飲み過ぎて泣き上戸になる人、飲んで、あんたは偉いと肩をたたく人。

 まさに無礼講の解散式になって、その後、夜22時まで飲み歩いて飲み過ぎの人のためビジネスホテルを4室予約。その他、全員、自宅に辿り着いたようだ。

「翌朝、横浜港に昇る朝日に向かって、甘太は、茂田先輩に、ちゃんと解散式を終えましたよと報告した」
【完結】
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