地球環境問題と自然への回帰

ハリマオ65

文字の大きさ
13 / 40

12話:札幌から小樽へ

しおりを挟む
 温度、湿度、ビン熟成中にコルクに付着した自然のカビなどが、この素晴らしいワインをつくるのかと思うと不思議な気がした。また、新たにワインの大樽を割って作った屋根の個性的なバーが、併設されており、素敵だった。1階に戻ると、ブランデーを造るための蒸留器と実際にブランデーを熟成している樽をガラス越しに見学できる。ブランデーは、ワインを蒸留して造られる。

 池田町では昭和39年からコニャック方式によるブランデー造りを行っていた。見学して11時過ぎる頃、お腹がすいてきて4階の食堂へ向かった。十勝で育った旬の食材・ワインを素敵な風景に包まれて、ゆっくりとランチのセットを食べ、デザートの山幸ジュースを使用したソフトクリームも絶品。最後に屋上展望広場に上がり、十勝平野の広大な田園風景、池田町を流れる利別川、雄大な日高山脈の稜線など見事なパノラマが一望できた。

 そして13時半にワインの城を出発。その後、国道を西に向かって走り1時間半ほどで占冠村でカフェに入り一休み。20分位して再び出発し17時に札幌のホテルに入った。この晩、風呂に入ってサッポロビールの屋上ビアガーデンに出かけた。そして、大人たちは、ゆっくりと生ビールを飲んで、子供たちは、ジンギスカンや美味しいつまみを食べた。

 19時過ぎに店を出て札幌の狸小路で、お土産屋を回って、それぞれ、お土産を買って、20時過ぎにホテルに帰った。するとビールを飲んで気持ちよくなった人順に床につき21時過ぎには、就寝した。翌日、6時過ぎに起きて、大通公園などを中心に、7時頃まで散策して、ホテルを出て、小樽に向かった。8時半過ぎに小樽について車で日和山灯台に行き、そこから見える遠くの山々、小樽の町、どこまでも広い海を見て感動。

そこで、多くの写真を撮った。その帰りにニシン御殿も見学。ちかくのおたる水族館でイルカノショー、ペンギン、大きな海亀を見学し、昼前にでた。その後、事前に調べていた、鶏料理の名店「なると」に行くと既に行列が出てきていた。15分位、待って、鶏もものから揚げ定食が、実にうまい。から揚げと寿司セットを全員が注文して、そのうまさに感動した。13時になり南樽市場に行き、酒のつまみに揚げ物、乾物、果物、煮物、総菜を買った。

 最後に近くの大きなスーパーで、お土産物を探していると16時となりあわてて車をフェリーの中にいれた。その後、部屋に入り、17時に小樽港を出港。18時頃から買ってきた揚げ物、乾物、煮物、総菜、おにぎりで夕食を食べ始めた。そして今回の北海道旅行の話で盛り上がって、夜が更けていき、21時には、みな床についた。翌朝、6時半に起きてフェリーの甲板に、全員で出ると、涼しい潮風が気持ちよい。

 甲板を一回りして部屋に入った。帰り支度をして8時半新潟港が見えた。その後。9時に着岸して、次々に車が、下りていき9時半には、車で新潟港を出発。途中、新潟魚センターの看板を見て立ちよって名物のイカや魚を買った。そして新潟から関越高速に乗って、ひたすら南下し途中、赤城サービスエリアで、トイレ休憩して14時過ぎ、自宅に戻った。翌朝、買ってきたお土産を、夕方、質店の従業員に渡した。

 この年、速水和義は、自分が尊敬する、アメリカのカルー副大統領が、制作した地球温暖化問題の根深さを無数のデータとともに訴えたドキュメンタリー映画『不都合な真実』の内容を見て、愕然とした。また、この年の年末、日本において、大きな政治スキャンダルに揺れた。前福島県知事・佐藤栄佐久、前和歌山県知事・木村良樹、前宮崎県知事・安藤忠恕が10月から12月にかけ、次々と逮捕された。容疑は発注工事に絡む収賄や競売入札妨害。いずれも親族や支援者らが業者側の意向を聞く一方、選挙支援や資金を受けたとされ、公共工事をめぐる根深い癒着と談合体質が浮き彫りになった。

 佐藤被告は、県ダム工事を落札した業者側に実弟経営の会社所有地を時価より高く買い取らせたことが罪に問われた。木村容疑者は競売入札妨害に加え収賄容疑でも再逮捕。前出納長や知人の元ゴルフ場経営者が側近として介在した。宮崎県では安藤容疑者をはじめ県幹部の逮捕者は前出納長、部長ら7人。組織ぐるみの腐敗が明らかとなった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

靴屋の娘と三人のお兄様

こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!? ※小説家になろうにも投稿しています。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...