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29話:暗殺、豪雨、白根山噴火、牧場は、繁盛
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その他、政権運営は、不安定なまま。ロシアがトランプ陣営と共謀し大統領選に介入した疑惑はフリン前大統領補佐官の訴追に発展し、政権を揺るがし続けている。2月13日、北朝鮮の故金正日朝鮮労働党総書記の長男で、金正恩党委員長の異母兄・金正男氏が、マレーシアのクアラルンプール国際空港で女2人から顔に液体を塗り付けられ殺害された。遺体からは、化学兵器の神経剤VXが、検出された。
化学兵器を大量に保有し正恩体制の正統性を脅かす恐れがある正男氏を敵視していた北朝鮮当局の関与が疑われた。逮捕・起訴されたベトナム、インドネシア国籍の実行犯2人は「いたずら動画への出演と思っていた」と無罪を主張した。黒幕とみられる北朝鮮国籍容疑者への捜査協力要請を北朝鮮側は拒否しマレーシアとの関係が悪化した。北朝鮮が事実上の人質としたマレーシア人9人と正男氏の遺体を交換する形で決着したが、事件の真相が解明される見通しは立っていない。
一方、村沢と柴橋たちの牧場も4月29日からの連休に新しくしなった牧場をインターネットで宣伝した影響で、大在のお客さんが、来てくれて、牧場のスタッフ総出で、対応をした。牧場のミルク、アイス、昼食などで、レストランは、アルバイトを募集するほどの繁盛。簡易ホテルも涼しい高原で過ごしたいと言う首都圏のお客さんで、連日満員となった。こうして5月6日になると、先日までの喧騒が、信じられない程、静かなの牧場に戻った。
しかし、今年の梅雨は、遅かったが、雨が多く、特に南の九州北部では、豪雨被害に見舞われた。7月5~6日を中心に台風3号と梅雨前線の影響で「九州北部豪雨」が発生した。その結果、福岡、大分両県で死者38人、行方不明者3人となった。3号は九州北部を横断し、気象庁は5日に両県に大雨特別警報を発表。大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き、大量の流木で家屋や鉄道の鉄橋などが流された。不明者の捜索が長引き、農林水産業に大きな被害が生じた。
政府は激甚災害に指定し、自治体の災害復旧事業への補助率をかさ上げした。台風は5号が8月7~8日に近畿・北陸を縦断。秋にも日本列島への上陸が相次いだ。台風18号が9月17~18日に九州南部と四国、近畿、北陸を縦断した。その他、10月23日には、台風21号が東海と関東を縦断した。総務省消防庁によると死者は5号で2人、18号で5人、21号で8人に上った。村沢と柴橋たちの牧場も大雨で、牛舎の中が、水浸しになった。
その他、牧場周辺の道も豪雨の勢いで、一部、凸凹となりトラックで土を入れて、整地せざるを得ない状態になった。しかし、景気は、良かった。特にニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の終値は、11月30日、史上初めて2万4千ドルを突破した。トランプ米政権が、1月に発足し、政権の積極的な経済政策を期待した「トランプ相場」に市場は沸き立った。1月に2万ドルの大台に乗って以降、1年を通じ最高値を繰り返した。
米国や中国など主要各国の経済が軒並み好調を維持し、米企業で好決算が相次いだことも追い風となった。さらに、政権が11月、中央銀行に当たる連邦準備制度理事会「FRB」の次期議長に財務次官や投資ファンド共同経営者を歴任したパウエル理事を指名したことも株価を支えた。
現執行部からの昇格により、イエレン議長の経済政策が踏襲された。その他、低金利環境がしばらく続くとの安心感が市場に広がった。このため、村沢のアメリカ株価指数、NASDAQ100、S&P500ETFの投資は、成功し、資産を増やした。やがて、2018年を迎えた。2017年11月から2018年3月までは、村沢、柴橋が、交代で、牧場の様子を見に来たが、特に大きな問題はなく正月も交代で、沼田の実家で、正月を祝った。
しかし1月23日、群馬県吾妻郡草津町の草津白根山が噴火し、1人が死亡、11人が負傷した。気象庁は火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3「入山規制」に引き上げた。牧場のある沼田市郊外、から80キロ以上、西の草津白根山の煙がはっきりと見えた。しかし、大きな実害は、なかった。
4月10日、早稲田大学の高谷雄太郎講師と東京大学の加藤泰浩教授らの研究チーム、南鳥島周辺の海底下にあるレアアース「希土類」の資源量が、世界の消費量の数百年分に相当する1600万トン超に達するという調査結果を同日付のイギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載し発表した。4月27日、雪印メグミルクの子会社「雪印種苗」が牧草などの延べ53品種で、2002年以降、複数の種子を混ぜた上で商品名を偽って販売していたことが判明した。
こうして今年もゴールデンウイークが、始まると昨年同様、大勢のお客さんが、牧場にやって来て、ごった返した。牛乳、乳製品、レストランの食材の在庫を切らさない様に多めに在庫をしていた。また、泊まり込みの客さんで、満員の日が続き、今年も連休を終えた。
化学兵器を大量に保有し正恩体制の正統性を脅かす恐れがある正男氏を敵視していた北朝鮮当局の関与が疑われた。逮捕・起訴されたベトナム、インドネシア国籍の実行犯2人は「いたずら動画への出演と思っていた」と無罪を主張した。黒幕とみられる北朝鮮国籍容疑者への捜査協力要請を北朝鮮側は拒否しマレーシアとの関係が悪化した。北朝鮮が事実上の人質としたマレーシア人9人と正男氏の遺体を交換する形で決着したが、事件の真相が解明される見通しは立っていない。
一方、村沢と柴橋たちの牧場も4月29日からの連休に新しくしなった牧場をインターネットで宣伝した影響で、大在のお客さんが、来てくれて、牧場のスタッフ総出で、対応をした。牧場のミルク、アイス、昼食などで、レストランは、アルバイトを募集するほどの繁盛。簡易ホテルも涼しい高原で過ごしたいと言う首都圏のお客さんで、連日満員となった。こうして5月6日になると、先日までの喧騒が、信じられない程、静かなの牧場に戻った。
しかし、今年の梅雨は、遅かったが、雨が多く、特に南の九州北部では、豪雨被害に見舞われた。7月5~6日を中心に台風3号と梅雨前線の影響で「九州北部豪雨」が発生した。その結果、福岡、大分両県で死者38人、行方不明者3人となった。3号は九州北部を横断し、気象庁は5日に両県に大雨特別警報を発表。大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き、大量の流木で家屋や鉄道の鉄橋などが流された。不明者の捜索が長引き、農林水産業に大きな被害が生じた。
政府は激甚災害に指定し、自治体の災害復旧事業への補助率をかさ上げした。台風は5号が8月7~8日に近畿・北陸を縦断。秋にも日本列島への上陸が相次いだ。台風18号が9月17~18日に九州南部と四国、近畿、北陸を縦断した。その他、10月23日には、台風21号が東海と関東を縦断した。総務省消防庁によると死者は5号で2人、18号で5人、21号で8人に上った。村沢と柴橋たちの牧場も大雨で、牛舎の中が、水浸しになった。
その他、牧場周辺の道も豪雨の勢いで、一部、凸凹となりトラックで土を入れて、整地せざるを得ない状態になった。しかし、景気は、良かった。特にニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の終値は、11月30日、史上初めて2万4千ドルを突破した。トランプ米政権が、1月に発足し、政権の積極的な経済政策を期待した「トランプ相場」に市場は沸き立った。1月に2万ドルの大台に乗って以降、1年を通じ最高値を繰り返した。
米国や中国など主要各国の経済が軒並み好調を維持し、米企業で好決算が相次いだことも追い風となった。さらに、政権が11月、中央銀行に当たる連邦準備制度理事会「FRB」の次期議長に財務次官や投資ファンド共同経営者を歴任したパウエル理事を指名したことも株価を支えた。
現執行部からの昇格により、イエレン議長の経済政策が踏襲された。その他、低金利環境がしばらく続くとの安心感が市場に広がった。このため、村沢のアメリカ株価指数、NASDAQ100、S&P500ETFの投資は、成功し、資産を増やした。やがて、2018年を迎えた。2017年11月から2018年3月までは、村沢、柴橋が、交代で、牧場の様子を見に来たが、特に大きな問題はなく正月も交代で、沼田の実家で、正月を祝った。
しかし1月23日、群馬県吾妻郡草津町の草津白根山が噴火し、1人が死亡、11人が負傷した。気象庁は火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3「入山規制」に引き上げた。牧場のある沼田市郊外、から80キロ以上、西の草津白根山の煙がはっきりと見えた。しかし、大きな実害は、なかった。
4月10日、早稲田大学の高谷雄太郎講師と東京大学の加藤泰浩教授らの研究チーム、南鳥島周辺の海底下にあるレアアース「希土類」の資源量が、世界の消費量の数百年分に相当する1600万トン超に達するという調査結果を同日付のイギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載し発表した。4月27日、雪印メグミルクの子会社「雪印種苗」が牧草などの延べ53品種で、2002年以降、複数の種子を混ぜた上で商品名を偽って販売していたことが判明した。
こうして今年もゴールデンウイークが、始まると昨年同様、大勢のお客さんが、牧場にやって来て、ごった返した。牛乳、乳製品、レストランの食材の在庫を切らさない様に多めに在庫をしていた。また、泊まり込みの客さんで、満員の日が続き、今年も連休を終えた。
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