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17話:陰山が山陰創造社の社長?
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数日後、市長から電話が入り山田さんと共に呼ばれた。市長が陰山にレンタルオフィス誘致という大きな仕事を成し遂げたお礼を述べ、市長が陰山に第三セクタ-の会社の社長になって役所と二人三脚で若い大家族の移住や企業誘致、若者、市民への仕事のづくりなど、まだまだ、やりたいことが多い。
そこで、それらをこれからも手伝って欲しいと言われた。更に市から陰山君の家賃を社長手当として、この市内にいる間、全額補助すると言ってくれた。市長が、今後、利益を出せる第三セクターとして行政から分離独立した企業と
して頑張って欲しいと言い、これからも赤字を作らない形で行政と二人三脚で地方創生を推進していって欲しいと言われたので、陰山は喜んで了解した。
その後、山田さんと、会社の名前を山陰創造社と命名することを決めた。次に話をレンタルオフィスに戻す事にする、陰山は新レンタルオフィスのオープンまで1ヶ月の猶予があるものの納期が間に合わない10台のレンタカーや
大型エアコン20台の設置で困っていた。
そこで、先日、廃校の改修工事をお願いした会社の池田社長さんに面会をお願いし、今日の午後4時なら面会可能だと言われレンタルオフィスの現状を話し大型エアコン20台の設置の話をすると厳しい話だなと言ったが3日、時間をくれ頼んでみるからと引き受けてくれたのでお礼を言って失礼した。
この件を役場の山田さんにも電話で話しておいた。4日後、池田社長に電話すると来週中に大型エアコン20台を用意できると言い、次はレンタカーについて山田さんと手分けしてしらみつぶしに電話で話して可能性のありそうな所を訪問して話をまとめる事にした。
長期契約で月5万4千円でリースできるレンタカーは10台しか見つからず20室の人達に、うまく利用時間を調整して使う様にお願いするしかない。納期は10日間欲しいと言われ了解し、レンタルオフィスのオープン5日前に全車がそろった。
1日がかりで最終点検を行い、オープン当日はインターネット関連業者、建築業者、電気工事会社から1人ずつ専門家を呼んで不測の事態に備える事にした。入所当日、入所者には空港バスとタクシーでレンタルオフィスまで来てもらうよう連絡しておき、現地で待機して待っていると12時過ぎに20社120人が到着し各部屋でパソコンを設置しインターネットを開始しインターネットは無事につながり十分な速度だった。
16時に業者に依頼していた夕食用弁当と明朝の朝食のおにぎりをもってきた。この日は曇り、それ程、暑くなくエアコンを入れずに窓開けていれば過ごせた。ただ全エアコンを稼働するテストをしてないので試しにやってみると20台全部同時に稼働するとブレーカーがおちた。
再度、2台稼働して3分間隔でスイッチを入れたところヒューズは飛ばなかったが、ブレーカがおちないように余裕を持った大アンペアに変更する様に大至急改修してもらう事にした。この工事は、短時間で終了し、大容量にも耐えられるようになったが、極力、同時にではなく時間差でエアコンをつける様にマニュアルに書いて置く事にした。
レンタカーは各社の実費だが月当たり5万4千円でリースできるように手配し、レンタカーは10台用意したが、これで足りるか聞いてみると、宮城さんがみんなと相談して何とかやってみると言ってくれ買い物だけなら問題ないしみんな仲間として行動すれば必要最低限で足りるはずだと言った。
その方が経費も節減できるので助かると言った。1時間後、依頼していたリース会社の人が今日、オフィスを開所するというので何とか7台は決まったのだが、残りの3台は他の、お客さんに言って納期を延ばしてもらい、こちらを優先させて10台そろえたそうだ。
夕方のシャワー風呂の時間も各社で話し合って、うまくやってみます言ってくれ、もし設備で足りない場合は連絡しますと話してくれた。各オフィスで使うポットやヤカン電子レンジ、珈琲メーカーその他の備品が必要な場合は、各オフィスで揃えてもらう様にお願いした。
2週間して訪問してみると宮城さんが中心となって一つのコミュニティみたいになっていてうまくやっていると言っていたが、風呂も1回10分までとしたり便利な生活環境とは言えないかも知れないが、ここで成功して金ができたらもっと高額なオフィスに移れば良いだけさと話してくれた。
レンタカーも主に買い出しと空港、駅の送迎だし、用事は空いてる人間がやる事になっているので現状では何とかなっていますと話してくれた。ここが嫌なら近くのアパートを探して出勤すれば良いだけの事だけだよ笑っていた。このシステムはベンチャー企業を立ち上る若い経営者には、必ずうけると言ってくれた。
食う、寝る、風呂に入る事ができ歓楽街もなく、無駄遣いする事もない効率的な生活で金も貯まりやすい。それにプログラマー通しの語り合いって、なかなか良いアイディアが生まれてくるんだよと評価してくれた。この事業は、まだまだニーズがあるかも知れないよとアドバイスをくれたので、陰山は貴重な意見をありがとうと言った。
10月に入り涼しくなってきてレンタルオフィスも大きな問題もなく順調に滑り出した。そこでレンタルオフィスへ行き暖房の話を聞くと、畳や、こたつも買いそろえるつもりだという会社が多く次に大きな灯油の外タンクを作って欲しいとの要望が出て、費用は各社で支払うというので了解した。屋根付き500L、外タンクを4機で設置工事込みで50万であった。
完成したら、支払うのでお願いしたいと言うと了解してくれた。その後、石油の定期的な給油を近くのガソリンスタンドに頼んでおいて欲しいと言われ了解し、石油タンクが完成した後、ガソリンスタンドの人を訪問させるよと言った。数日後、陰山に宮城さんから電話が入り三つ叉ガスコンロもう2台、オフィスの備品として設置して欲しいと言われた。冬場はお湯を多く使うのに4つでは足りないというのだ。
その時、冬場、湯たんぽって重宝するから買っておくと良いよと陰山が各社にアドバイスした。こたつに入れても寝床に入れても暖かい毛布にくるんで足の下に置いても暖かくて良いよと教えた。やがて冬が来て寒くなってきた。そんな日にレンタルオフィスを訪ねると湯たんぽ使えるねと多くが言ってくれた。
従業員が、仕事中、湯たんぽを使って、ぬるくなったお湯は捨てずに、お風呂にいれる様にしたんだよと笑っていた。実は、大きなヤカンを買ってきてポットと湯たんぽに入れているんだ。三つ叉ガスコンロ6つ個でも休む暇なく湯を沸かしていると笑顔で語った。
そこで、それらをこれからも手伝って欲しいと言われた。更に市から陰山君の家賃を社長手当として、この市内にいる間、全額補助すると言ってくれた。市長が、今後、利益を出せる第三セクターとして行政から分離独立した企業と
して頑張って欲しいと言い、これからも赤字を作らない形で行政と二人三脚で地方創生を推進していって欲しいと言われたので、陰山は喜んで了解した。
その後、山田さんと、会社の名前を山陰創造社と命名することを決めた。次に話をレンタルオフィスに戻す事にする、陰山は新レンタルオフィスのオープンまで1ヶ月の猶予があるものの納期が間に合わない10台のレンタカーや
大型エアコン20台の設置で困っていた。
そこで、先日、廃校の改修工事をお願いした会社の池田社長さんに面会をお願いし、今日の午後4時なら面会可能だと言われレンタルオフィスの現状を話し大型エアコン20台の設置の話をすると厳しい話だなと言ったが3日、時間をくれ頼んでみるからと引き受けてくれたのでお礼を言って失礼した。
この件を役場の山田さんにも電話で話しておいた。4日後、池田社長に電話すると来週中に大型エアコン20台を用意できると言い、次はレンタカーについて山田さんと手分けしてしらみつぶしに電話で話して可能性のありそうな所を訪問して話をまとめる事にした。
長期契約で月5万4千円でリースできるレンタカーは10台しか見つからず20室の人達に、うまく利用時間を調整して使う様にお願いするしかない。納期は10日間欲しいと言われ了解し、レンタルオフィスのオープン5日前に全車がそろった。
1日がかりで最終点検を行い、オープン当日はインターネット関連業者、建築業者、電気工事会社から1人ずつ専門家を呼んで不測の事態に備える事にした。入所当日、入所者には空港バスとタクシーでレンタルオフィスまで来てもらうよう連絡しておき、現地で待機して待っていると12時過ぎに20社120人が到着し各部屋でパソコンを設置しインターネットを開始しインターネットは無事につながり十分な速度だった。
16時に業者に依頼していた夕食用弁当と明朝の朝食のおにぎりをもってきた。この日は曇り、それ程、暑くなくエアコンを入れずに窓開けていれば過ごせた。ただ全エアコンを稼働するテストをしてないので試しにやってみると20台全部同時に稼働するとブレーカーがおちた。
再度、2台稼働して3分間隔でスイッチを入れたところヒューズは飛ばなかったが、ブレーカがおちないように余裕を持った大アンペアに変更する様に大至急改修してもらう事にした。この工事は、短時間で終了し、大容量にも耐えられるようになったが、極力、同時にではなく時間差でエアコンをつける様にマニュアルに書いて置く事にした。
レンタカーは各社の実費だが月当たり5万4千円でリースできるように手配し、レンタカーは10台用意したが、これで足りるか聞いてみると、宮城さんがみんなと相談して何とかやってみると言ってくれ買い物だけなら問題ないしみんな仲間として行動すれば必要最低限で足りるはずだと言った。
その方が経費も節減できるので助かると言った。1時間後、依頼していたリース会社の人が今日、オフィスを開所するというので何とか7台は決まったのだが、残りの3台は他の、お客さんに言って納期を延ばしてもらい、こちらを優先させて10台そろえたそうだ。
夕方のシャワー風呂の時間も各社で話し合って、うまくやってみます言ってくれ、もし設備で足りない場合は連絡しますと話してくれた。各オフィスで使うポットやヤカン電子レンジ、珈琲メーカーその他の備品が必要な場合は、各オフィスで揃えてもらう様にお願いした。
2週間して訪問してみると宮城さんが中心となって一つのコミュニティみたいになっていてうまくやっていると言っていたが、風呂も1回10分までとしたり便利な生活環境とは言えないかも知れないが、ここで成功して金ができたらもっと高額なオフィスに移れば良いだけさと話してくれた。
レンタカーも主に買い出しと空港、駅の送迎だし、用事は空いてる人間がやる事になっているので現状では何とかなっていますと話してくれた。ここが嫌なら近くのアパートを探して出勤すれば良いだけの事だけだよ笑っていた。このシステムはベンチャー企業を立ち上る若い経営者には、必ずうけると言ってくれた。
食う、寝る、風呂に入る事ができ歓楽街もなく、無駄遣いする事もない効率的な生活で金も貯まりやすい。それにプログラマー通しの語り合いって、なかなか良いアイディアが生まれてくるんだよと評価してくれた。この事業は、まだまだニーズがあるかも知れないよとアドバイスをくれたので、陰山は貴重な意見をありがとうと言った。
10月に入り涼しくなってきてレンタルオフィスも大きな問題もなく順調に滑り出した。そこでレンタルオフィスへ行き暖房の話を聞くと、畳や、こたつも買いそろえるつもりだという会社が多く次に大きな灯油の外タンクを作って欲しいとの要望が出て、費用は各社で支払うというので了解した。屋根付き500L、外タンクを4機で設置工事込みで50万であった。
完成したら、支払うのでお願いしたいと言うと了解してくれた。その後、石油の定期的な給油を近くのガソリンスタンドに頼んでおいて欲しいと言われ了解し、石油タンクが完成した後、ガソリンスタンドの人を訪問させるよと言った。数日後、陰山に宮城さんから電話が入り三つ叉ガスコンロもう2台、オフィスの備品として設置して欲しいと言われた。冬場はお湯を多く使うのに4つでは足りないというのだ。
その時、冬場、湯たんぽって重宝するから買っておくと良いよと陰山が各社にアドバイスした。こたつに入れても寝床に入れても暖かい毛布にくるんで足の下に置いても暖かくて良いよと教えた。やがて冬が来て寒くなってきた。そんな日にレンタルオフィスを訪ねると湯たんぽ使えるねと多くが言ってくれた。
従業員が、仕事中、湯たんぽを使って、ぬるくなったお湯は捨てずに、お風呂にいれる様にしたんだよと笑っていた。実は、大きなヤカンを買ってきてポットと湯たんぽに入れているんだ。三つ叉ガスコンロ6つ個でも休む暇なく湯を沸かしていると笑顔で語った。
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