敏腕セールスの移住

ハリマオ65

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26話:道の駅2営業開始

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 6月からコンビニ+レストランの第二道の駅がオープンし、物珍しさもあるのか最初は多くの客でにぎわい昼休みには喫茶店やレストランへ多くの人が来て、珈琲やケーキセット、レストランのランチセット、パスタ、ミックスピザが売れた。

 レンタルオフィスは休み時間は自由に取れる様で、お客さんが途切れずに来ていた。ケーキセットが100セット用意したが3時間で売り切れた。パスタも茹でるのが間に合わない位の注文が来た。毎日の弁当に飽きが来て
いる人が多いのかもしれない。

 雑談の中にも弁当よりも、ここの方が落ち着いて食べられると喜んでいる人も多いようだ。クロワッサンも200個用意した1時前に売り切れカレーも大鍋でつくっておいたが売り切れ、ハンバーグが意外に売れ残りトーストの売れ行きも良かくウインナー珈琲も好評だった。

 フランスパンにハムを、ベーコンと野菜をはさんだサンドイッチも好評。夜になって居酒屋は繁盛して焼酎、ウイスキーのボトルを入れる人も多く、瓶ビールも好評で、つまみは鶏の唐揚げ、タンドリーチキン、チーズの
盛り合わせ、野菜とチーズとハムのセットなど売れていた。

 意外に味噌と醤油の焼きおにぎりが好評で、オニギラーズもかなりの数が出ていた。気分転換に居酒屋や喫茶店、レストランが良いと言う声も多く聞け、サンドイッチとおにぎり、オニギラーズ、菓子パンが売れ行き良いのは昼食や軽食に便利で、食べやすいからかも知れない。仕入れ先におにぎり、焼きおにぎりを増やしてもらう様にし、サンドイッチ類は、最初、店でつくっていたが、とても間に合わないので、全部、外注する事にした。

 珈琲-もマイカップとか小さな魔法瓶をもって来る若者が増えたので250mlと500mlの2種類に統一した。その後、喫茶店とレストランでモーニングサービスを出して欲しいと言う、お客さんからのリクエストが来たのには驚いた。モーニングはために遅くても8時から店を開いて欲しいと言われた。

 そこで、アルバイトさんの数は多いので7時半時から早朝出勤できる人が10人いるので、モーニングサービスを開始した。喫茶店、レストランの営業開始を7時半からにして10人で応対することにし、朝10時までは、メニューを絞ってモーニングセットのみと言う事で対応すると事にした。

 トーストかクロワッサンかフランスパンとバター、ジャム、コーヒー、サラダ、ゆで卵で5百円。珈琲抜きで3百円。7月のオープン当初は珍しさもあるのか、かなり混み合い、特にモーニングは忙しくパンを焼くのが追いつかなくてクロワッサンで良いと言うお客が多く10時には200個のクロワッサンがなくなった。

 昼はレストランのランチセットが売れ、パスタ、ピザ、カレーが売れていった。その後1週間も過ぎるとで注文の具合が読めるようになり、店は順調に動いていく様になった。夜は居酒屋で仕事の緊張を解きほぐすため、気分転換に酒を飲む人が多い事がわかった。7月中旬になるとバーベキューをしたいとの要望が多かった。

 そこで、校庭を地面を整地して5ヶ所に長机を1つ、4人まで座れる長いすを2セットずつ置いき簡単なバーベキューセットと炭を用意し、調味料と発泡スチロールのお皿などはバーベキューセットと共に購入してもらうようにした。

「鳥のもも肉セット、キャベツ、タマネギ、ピーマン、なす、人参、焼きそば2000円」、
「豚肉セットキャベツ、タマネギ、ピーマン、なす、人参、焼きそば2500百円」
「牛肉、豚肉ステーキセット、キャベツ、タマネギ、ピーマン、なす、人参、焼きそば3000円」、
焼き肉セットは全て4人前を1単位とした。ご飯は、別に200円とした。

 設置した週の土日は予約の電話が多く土日は2時間交替でお願いする様にしたが10時~16時までの六組枠は、すぐに埋まった。場所は十分あるので同じ設備をもう1つ増やすことにしたが、7~9月は、9~19時まで時間を延長したが、土日は満員で、平日も中高年の人でにぎわった。

 第二道の駅は、夏場の土日は、バーベキューセットの注文のため全員が8時出社をお願いする程だった。パートとアルバイトが多いので平日など閑散期は従業員の人数を減らし営業した。第二道の駅の夏場の売上はバーベキュー、ビールの売り上げで月に1千万円に届きそうな勢いであった。
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