超能力女の人生物語

ハリマオ65

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21話:2003年オーストラリア旅行

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 このところ仕事が忙しかったから、8月1日から10日間、涼しい、南半球のオーストラリアに言ってくると、山岸弁護士事務所と、池野泰三に電話を入れ了解をもらった。8月1日の夜、15時に橫浜から高速バスで成田17時に到着、搭乗手続きをとり、登場口、近くのラウンジで軽食と珈琲を飲んで、19時に飛行機に乗り込んだ。成田を出発し疲れていたのでワインを飲んで寝て赤道が近いので,急な揺れに、ご注意下さいとアナウンスがあり起こされた。それ程の揺れがなく、また眠りについて8月2日午前5時過ぎに、しばらくするとシドニー空港に到着しますとのアナウンスで目覚めた。ここでは何と言ってもオペラハウスが有名で、到着した翌日に出かけたが、外観も個性的で素敵だった。

 シドニー動物園で珍しい動物を捜すと、とてもアクセスが良い、ダーリングハーバーにある屋内動物園・ワイルドライフ・シドニー動物園があると、地元の人に教えてもらった。この動物園は、規模としては小さい動物園ですが、アクセス抜群な上に、何と言っても屋内動物園なので天候を気にしなくて良い。出口の近くにはコアラカフェで、一息休みながらコアラを眺められるなんて、贅沢な感じがした。その後、ハーバーブリッジへ行き、シドニー湾を一望して、素敵なレストランで食事をした。

 翌日は、市内見学出かけ、ハーバーブリッジが、とても大きなシドニーを象徴する建造物で、歩いてみたいと言うので、歩き始めると、車の往来は非常に激しいし、さすがに距離も長く、途中であきらめて引き返してきた。しかし、立ち止まっては、何枚もの写真をとった。その後、シドニーのチャイナタウンに向かったが、日本の横浜・神戸・長崎の中華街に比べ非常に規模が大きいと感じた。見学後、良さそうな店を見つけて、ゆっくりと、紹興酒をいただきながら、旦那さんと2人で、夕食をとった。その後、ホテルに戻って、床についた。翌日は、比較的、暖かい、オーストラリア北部のケアンズへ飛んだ。

 翌朝、朝5時にホテルを出て7時半のケアンズ行きの飛行機に乗り込んだ。すると、昨晩の紹興酒が残っていて、気持ちよく寝て、11時前にケアンズ空港に到着した。ケアンズでは、ゆっくりのリゾートを楽しもうと考え、ケアンズから少し離れたパームコーブのコンドミニアムを予約した。ケアンズ空港から、ちょうど良い具合に、シャトルバスが出ていて、乗り込みパームコーブまでは、1時間弱で到着し、下車した所から、タクシーで数分で、そのコンドミニアムに到着した。

 ホテルの敷地には大きなプールがあり、キッチン、ソファーと広い部屋と大きな冷蔵庫、洗濯機と、ロングステイには,最高の設備だった。到着して、準備体操をして、早速、プールで泳ぎ、出ると肌寒いので、近くにある、ジェットバスに入り、身体を温めた。その日は、観光に出かけず、徒歩数分で、パームコーブのショッピンモールがあり、食べ物と飲み物を調達しに行った。

 ショッピングモールに着くと、おしゃれなカフェが多く、早速、珈琲好きの伊東夫妻は、カプチーノを注文して、多めのクリームをのせてもらい、飲んだが、旨い。ガイドブックに、スターバックスが撤退したほど、珈琲のレベルが高いと書いてあったが、その通りだった。食後、ポートダグラスの海岸を散歩して、一汗かき、ホテルに戻り、再びプールに入りジェットバスから上がり、1時間ほど、仮眠した。起きると夕方18時となり、テレビを見て、買ってきた、シーフード・サラダ、生ハムを食べながら、ワインを飲み始めた。そして、警視庁時代からの昔話を思い出しながら、夜遅くまで、話し、いつの間にか、眠りについた。

 そして翌日、レンタカーを借りて、広大な4マイルビーチで有名なパームコーブへドライブの旅としゃれこんだ。ポートダクラスへの道は、右に海、左は山という道を走るが、海岸の景色が、めまぐるしく変わるので、助手席の伊東徹子は、キャーキャーと大騒ぎしながら、多くの写真を撮った。さすがに、山は、整備されてなく,ジャングルという感じがした。それにしても海岸線の道の景色は素晴らしく、運転している伊東吾郎も、楽しんだ。道が、全く混んでいなくて、たまに,行き会う車を眺めるくらいで、ついついスピードが上がるので,注意しながら、30分運転を続けた。その後,右折し、パームコーブと書いてある標識が見えた。

 右折し直進すると有名なシャラトン・グランドミラージュリゾードが見えて、車を止めて、昼食をとることにした。この豪華ホテルの周りを散歩すると、タックには,このホテルのヨットハーバーがあり、日本では考えられない規模の大きさと自然の豊かさを感じた。レストランに戻り、ゆったりとランチをとり、ホテルの内部を散策したが伊東徹子にとっては、あまりにも大きすぎて持てあました。便利でコンパクトな自然と海があるパームコームの方が性に合った。その後、パームコームへの帰路についた。午後16時頃にレンタカーを返して、パームコームのショッピングモールのカフェで、カプチーノに生クリームをたっぷりのせたウインナーコーヒーを飲んだ。

その後、お土産品を捜しに1時間ほどショッピングモールを見て回り、明日の日本帰国のお土産を買い込んだ。18時頃に、ホテルに戻って、買ってきたバケットに生ハム、チーズ、野菜を挟んで、ワインを飲みながら夕食をとった。翌朝、7時に起きて、ビーチを20分ほど散歩して、朝食をとり、荷物を確認して、8時過ぎのパ-ムコーブからケアンズ空港へのシャトルバスに乗り込んで、9時過ぎに、空港に入り搭乗口へ行き、10時には搭乗手続きを終えた。

 その後、空港のカフェで、登場時間まで待ち、やがて、定刻となり、飛行機に乗り込み、離陸した。その後、ワインを飲んで、寝込んで、赤道通過のアナウンスも気づかずに、寝てしまい、4時間くらいして、起きてから、空港で買ってきたサンドイッチを食べて、あと1時間ほどで、成田空港に到着しますとアナウンスがながれ、ウトウトしたまま、成田空港に降り立った。 その後、高速バスに乗り込み、2時間程で自宅へ着いた。バスを降りると、日本の冬の洗礼を受け、寒風にさらされ、シャキッとめざめた。
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