塾と株の儲けで世界の美を再発見

ハリマオ65

文字の大きさ
26 / 63

25話:攻めの投資から守りの投資へ

しおりを挟む
 そのため、高額株の価格が、以前注目したヤフーなどを中心に強烈な下げに見舞われた。そんな2001年6月20日、以前、株投資研究家のメンバーだった斎藤勇さんと満田さんが会って相談したいと電話が入り6月22日12時に八王子駅前のデパートのレストランに呼び出された。八王子駅前のデパートのレストランに行くと久しぶりですと斎藤さん満田さんが挨拶し、佐野が、ご用件はと聞いた。

 すると佐野さんのお陰で、不動産の負債が減ったと言い礼を言われた。しかし投資資金が少なくなったので、もう一度、ヤフー株を買いたいのですが、いかがでしょうかと聞かれた。その質問に対し一般的に優良株の大きな下げは買いという相場での言い伝えはあるが、ヤフーは急上昇、急降下ですからリスキーな株ですよと告げた。今、ここで、その質問に、お答えするだけの情報を持っていないから1ケ月間待って下さいと告げた。

 それまでに、できるだけの情報と専門科にも話を聞いてくると答えた。すると、じゃーお願いしますと言い、昼食を取って別れた。翌日、N証券の担当者に電話すると、久しぶりですと言われ株は上得意のお客さんが株で損して怒られてばかりですと元気がなかった。そこでヤフー株の話をして、佐野が下げたところで買ってみたいと思った。しかし、怖い株だから少額投資が、安全だと思いますと伝えた。

 その後、2001年9月に日本初のREATファンド「不動産投資信託」が、発売されると電話連絡が入った。その資料を送るので是非検討してみて下さいと言われた。一番簡単に言うと、株に比べてリスクが、1ランクしたの投資商品とお考え下さいと言った。アメリカでは、個人投資家に絶大な支持をいただき、個人投資家の投資が多いと告げた。さらに今回のリートは、日本を代表する不動産会社の商品であり安全性は高いと語った。

 やがて9月を迎えて日本初のREATファンドの初値は、1株62万5千円となった。買いどころが、難しいから、また連絡しますと証券会社の担当者が、言うので、任せたよと、佐野が、担当者に告げた。そして投資口座の資金を3千万円にした。そうしているうちに2001年12月には、47万円まで下げた。その後、1月25日、早朝、電話が入り、24日の初値47万4千円で安値が47万2千円と告げた。

 2002年1月25日の初値が47万5千円なので、47万2千円の指し値で50株で、買い注文は、どうでしょうかと言われ、了解し47万2千円の指し値で50株の注文を出した。すると25日の晩、47万2千円の指し値で50株、合計2360万円で買え、残金が、640万円となった。電話を切る前に証券会社の担当者が、これからは、守りの投資で行きましょうねと言うので、是非、そう願いたいと答えた。

 その後、長男が都立大学数学科には入り、株投資研究倶楽部に入部したと聞いていたので、念のために意見を聞くとリートについては、あまりよく知らないし、興味もないと、素っ気ない返事が返ってきた。その寒い2002年2月3日、佐野は奥さんの文代さんと沖縄へ7泊8日の旅行に出かけた。到着初日は、レンタカーでブセナテラスという豪華ホテルに着いて海辺のビーチを散歩した、沖縄なので、それ程、寒くはない。

しかし、それでも冬で景色は良いが、海風は、やはり寒い。そのため、20分位でホテルに戻りホットコーヒーを飲んだ。ブセナテラスに2泊し、次に南下して日航アリビラに到着した。このホテルもホテル前が素敵であり、すぐ前の海も景色が良く、暖かい日に30分程、散歩すると汗をかいた。そして、ホテルに戻りカフェでお茶をしてゆっくりした。しかし食事が、今ひとつ。前のブセナテラスに比べて、美味しくないのである。

 このホテルも2泊したが、今後、宿泊する気には、なれないと感じた。その後、沖縄の最南端、糸満の沖縄平和祈念館を見学すると旅行で、浮ついていた気持ちが、一変し、奈落の底に突き落とされたような気がした。それというのも展示されている悲惨な写真や遺品の数々を見せられてからだ。今の日本の繁栄は、こういった沖縄の人、日本の先人達の犠牲の上に成り立っているのだと痛感させられた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

うちの幼馴染がデレすぎてて俺の理性はもう限界。でも毎日が最高に甘いからもうどうでもいいや

静内燕
恋愛
相沢悠太の日常は、規格外の美少女である幼馴染、白石葵によって完全に支配されている。 朝のモーニングコール(ベッドへのダイブ付き)から始まり、登校中の腕組み、そして「あーん」が義務付けられた手作り弁当。誰もが羨むラブラブっぷりだが、悠太はこれを「家族愛」だと頑なに誤解(無視)している。 「ゆーたは私の運命の相手なんだもん!」と、葵のデレデレは今日も過剰の一途。周囲の冷やかしや、葵を狙う男子生徒のプレッシャーが高まる中、悠太の**「幼馴染フィルター」**はついに限界を迎える。 この溺愛っぷり、いつまで「家族」で通せるのか? 甘すぎる日常が、悠太の鈍感な理性を溶かし尽くす――最初からクライマックスの、超高濃度イチャイチャ・ラブコメ、開幕!

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

処理中です...