塾と株の儲けで世界の美を再発見

ハリマオ65

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24話:進学塾を本田夫妻と共同経営

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 その話をすると仕方ないだろうと納得してくれた。高尾駅近くの新しいビルは2000年3月1日に着工して6月末の完成予定で工事に入った。2000年を迎え、ついに21世紀になり佐野は自分の過去を振り返り後進に道を譲ろうと考え奥さんの文代さんを一度も海外旅行に連れて行ってないし子供の教育にもっと注力しようと考えた。この考えを文代さんにすると、そうして下さいと言われた。

 そこで本田君とケイトさんを呼んで自分の考えを説明して本田君が、この進学塾の社長になって佐野が会長になり補佐したいと言った。それで良いのですかと聞くので、私も少し働きづめで仕事以外の事にも注力したいと説明した。それに対して、それは願ってもない光栄で全力を尽くして頑張ってやっていきますと答えた。そして佐野が、この進学塾の利益もを半分ずつにして共同経営者にすると提案すると、ありがとうございますと頭を下げた。やがて2000年4月になった。

 今回の進学塾の募集は6月完成予定の高尾の新築ビルに移転するという記事を大々的にチラシに載せ、配ると現金なもので、あっさりと110人の塾生が集まった。それに会わせてアルバイト学生も増やして採用した。そして新しいビルを学習塾専用だけでなく時間貸しもできるように長椅子と長机を収納する場所を部屋に作り、広いスペースを1時間単位で賃貸する計画も建てた。

 そして、3階の部屋を本田とケイトに自由に設計して彼らの部屋を取ってもらおうと考え無料で貸す代わりに管理人もしてもらおうと考えた。この話をすると本田夫妻は大喜びしたのは言うまでもない。その後、佐野は家に帰り長男の鉄男が都立八王子高校から都立大学と中央大学を受験しようと計画していた。2001年受験まで残すところ1年となり鉄男の受験勉強をマンツーマンで見てやった。

 すると英語が、弱点と分かりカセットテープレコーダーで暗記するように指示した。理数系は問題なく良い成績だった。 一方、長女の玲子は来年、高校受験を予定して英語、国語、社会など文系が強く理数系が弱いことが解った。今後の進路について聞くと経済学部には入りたいと言い高校は立川高校か国立高校のどちらかを受験すると行った。学校の成績ではクラス2位で学年7位というのが、直近の試験結果の順位。

 弱点の理数系の勉強を見てやるようにした。そして進学塾については毎週、本田に塾の運営に問題はないか、仕事の状況報告を聞くようにして、もし問題があれば指摘して指導しようと考えた。2000年3月が終わり進学塾の合格率95%で終了し志望校合格率も90%を越えていた。その後、佐野は自分の子供達の受験勉強の様子を見てアドバイスするようになった。

 やがて夏休みになり佐野の子供達もエアコンの効いた部屋で長い間、受験勉強をしていた。やがて涼しくなり10月を迎えて一斉テストの結果で長女は立川高校と八王子の高校に合格ラインに届き、国立高校が、あと一歩という所まで来た。長男は都立大学理学部の合格確率が75%と判定されて、もう少しで合格ラインという所まできた。これを見て来年1月の一斉テストの結果で判断しようと佐野は考えた。

 やがて2001年となり1月の一斉テストが終了し、長女は10月の成績と、ほぼ同じで最終的に立川高校を受験すると決めた。長男は都立大学理学部の合格確率が80%に達し都立大学と、もし落ちた時に中央大学へ進学しようと受験校を決めた。最初に長男、鉄男が都立大学を受験して合格を決めた。次に長女、玲子が立川高校に合格した。その後、長男の鉄男は家から40分かけて八王子から橋本経由で南大沢の都立大学へ通い始めた。

 長女の玲子はJR中央線で20分で立川駅まで通い始めた。合格祝いのパーティーを自宅で開くと鉄男は数学を使った外国為替、株式投資の分析をやってみたいと告白した。玲子も2000年、以降、経済自由化で世界の経済はもっと活発になるはずだから、将来、経済の勉強をして、貿易、商社、金融機関で働きたいと抱負を述べた。しかし2001年になり日本の株式市場はネットバブル崩壊となった。
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