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時の国から、旅の始まり
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「クロ、クロ!どこにいるのさクロ!」
「ん、んん~?あれぇ、ロック?何でここに?」
「なんでじゃないよ!今日でしょ旅に出るの!王様が呼んでるんだってば!早く行きなよ!ロックはここで待っててあげるから。」
「お~、それは大変だ、早くしないとだ。」
「そう、大変だから、早く行って!」
小さな声に急き立てられながらマイペースな足取りで王様の元へ向かうのは、この時の国の第5王子クロ。12歳にしては小柄な体、髪は毎朝整えられますがいつもどこかで寝転んでいるので常にぼさぼさで、眠たそうな眼をしています。おっとりとした性格で、王様に言いつけられた教養はどれもこなしはしますが秀でた才はありません。好奇心だけは強いですが集中力も続かず飽きっぽいので長続きもしません。ですがとても優しく嘘をつかず、人を思うことが出来る、それがこの第5王子様です。
「父上、しつれいいたしますー。」
「国王陛下と呼びなさい...と言っても無駄なのだよな。えーコホン。お前は、今日が妖精旅出発の日だということをちゃんと覚えているか?」
大きな玉座に座る、高貴な衣類を身にまとい、煌びやかな装飾品を身につける貫禄のある大男。国民を思った政治で国民から愛され、王様とは思えないほど優しくお茶目な人柄で城に暮らす者から親しまれる。博識で手腕のある、国の未来を託すにふさわしいこの人こそがこの国の王、そしてクロの父、アーベント・クロスノテリアです。
「正直な話ついさっき思い出したのですが、今はちゃんと覚えています。」
「つまりつい先ほどまで忘れていたのだな。まあ良い、旅の支度はこちらでしてある。そしてお前が旅に出ることに変わりはない。...大丈夫か?」
「んん~、まあ行くしかないので頑張ります。」
「そうか...。私はお前を信じる。頑張るのだぞ。」
「ありがとー、父上。」
「国王陛下だ。ところでお前、どの国に行くんだ?第一王子、トワラルは東の歯車の国ギアステラ。第二王子、イラトは南の太陽の国ピカロ。第三王子、ワイクは西の蟲の国バグドリア。第四王子、クレスは南の火の国フェニトでそれぞれ相棒を見つけたようだが、お前はどうする?無理に一つの国で決める必要もないし、いくつもの国を回れば良いと思うが、最初に向かう国くらいは決めたらどうだ?兄たちが行っていない北に行ってみるか?」
「んん~、そうだなぁ...のんびりしてるっぽいから花の国にしようかな、花の国フィオラルシア。オレに合いそう。花畑でお昼寝も気持ちよさそうだし。」
「そんな理由で決めるのか...。まあ良い、何でも大事なものは縁だ。理由なんてなんだって良い。お前は12になったばかりなのだから、あまり時間は気にせず旅を楽しむと良い。とはいえ相棒を見つけるまではこの時の国に戻ることは許されない。必ず相棒を見つけて帰ってくるんだぞ。そしてこの国を共に支え、豊かで暮らしやすい国にするのだ。」
「でもオレ第5王子だしな~。ゆっくり長旅しててもこの国には兄上たちがいるから大丈夫じゃないですかね。」
「...心持ちではそう捉えていても構わん。とにかく出発だ、門に向かうぞ。」
「は~い。あ、父上先に行っててください。俺はちょっと寄るところがあるので。では。」
「は?おい、どこに行くのだ!」
王様の声も空しく、クロは王様に頭を下げたかと思うと、すぐに走って部屋から出て行ってしまいました。クロが走って向かった先はさっきまでお昼寝していた中庭、そこにまだ小さな友達がいるのです。
「ロック、お待たせ~。」
「シーっ!大きい声出しちゃダメだよ、ロックのことは城に住む人たちには内緒なんだから。」
口元に人差し指を当てながら茂みから出てきたのはクロの手のひらほど小さな1人の妖精。この時の国の妖精、ロックです。ロックはクロが近づくと、クロの顔の周りをリンリンと羽を揺らしながら飛び回ります。
「んん~。ロックのこと内緒にしなきゃいけないのすごく面倒くさい。2年も隠し通せてるオレすごくない?」
「すごいすごい。でもね、ロックはこの国の妖精なんだ。この国の普通の人間なら妖精と友達でも、一緒に住んでてもおかしくないけど、クロは王族だからね。街の視察で知り合ったとかならともかく、この国から旅に出て別の国で妖精の相棒を見つけなきゃいけない王族とは、あんまり仲良くしてるところ見られない方がいいんだよ。本来お城の敷地内にどこの者かも分からない妖精がいるのもおかしなことだしね。」
「身分を超えた禁断の友達...ロマンチックだ。」
「なんでクロはそんなに楽観的なんだ...。まあいいよ、どっちにしろクロはこれから旅立つんでしょ?しばらくお別れだね。最後に挨拶出来て良かったよ。」
ロックは寂しそうな顔をしてクロを見つめます。ロックのまぶたの裏には、これまでの2年、クロと一緒にいた楽しかった思い出たちが浮かんでいるのでした。しかしお別れもしばらくの間だけ。妖精旅も終わってこの国に帰ってくればまた会えます。一生のお別れという訳でもないのですから、また会える日を思ってロックは笑顔で見送るつもりです。
「え?ロックも一緒に行こうよ。」
「は?」
クロはキョトンとした顔で言います。一瞬前まで別れの気持ち、今までの思い出を思い出していたロックには、クロが何を言っているのか理解が出来ません。
「何言ってるの、クロ。ロックはこの国の妖精だよ?クロはこれから別の国に妖精を探しに行くんだから、」
「自国の妖精と一緒に旅に出てはいけないっていう決まりは無いよ?」
「...っ!いや、でも!」
「オレは友達と一緒に旅に出たいよ。ロックは?嫌だって言うなら諦めるしかないんだけど。」
クロはただ、旅に出るなら友達と一緒に行きたいだけです。一緒にいて楽しい友達と、楽しい旅がしたい。クロはそれだけのまっすぐな理由でロックに向き合っています。しかしロックが嫌と言うのであれば無理やりにつれていくことは出来ません。決定権こそロックにゆだねるものの純粋で、まっすぐで、ちょっとお馬鹿なクロの気持ちに、ロックも思わず笑顔になります。
「分かった、ロックも嫌なんかじゃないよ。そういうものだっていう考えの元、言ってただけ。でもそっか、クロに”そういうもの”っていう考えは通じないんだね。よし、決めたよクロ。覚悟決まった。ロックも一緒に行く。クロの妖精旅にお供する!」
「うん。じゃあとりあえずポッケの中に入ってて。門で父上や兄上が待ってるから、門から出て見えなくなったら出てきて。」
「締まらないスタートだなぁ...。」
こうして、時の国の妖精ロックと城の門をくぐったクロは、他国で相棒を見つけるため、旅の一歩を踏み出しました。クロとロックの2人旅は、今、幕を開ける。
「ん、んん~?あれぇ、ロック?何でここに?」
「なんでじゃないよ!今日でしょ旅に出るの!王様が呼んでるんだってば!早く行きなよ!ロックはここで待っててあげるから。」
「お~、それは大変だ、早くしないとだ。」
「そう、大変だから、早く行って!」
小さな声に急き立てられながらマイペースな足取りで王様の元へ向かうのは、この時の国の第5王子クロ。12歳にしては小柄な体、髪は毎朝整えられますがいつもどこかで寝転んでいるので常にぼさぼさで、眠たそうな眼をしています。おっとりとした性格で、王様に言いつけられた教養はどれもこなしはしますが秀でた才はありません。好奇心だけは強いですが集中力も続かず飽きっぽいので長続きもしません。ですがとても優しく嘘をつかず、人を思うことが出来る、それがこの第5王子様です。
「父上、しつれいいたしますー。」
「国王陛下と呼びなさい...と言っても無駄なのだよな。えーコホン。お前は、今日が妖精旅出発の日だということをちゃんと覚えているか?」
大きな玉座に座る、高貴な衣類を身にまとい、煌びやかな装飾品を身につける貫禄のある大男。国民を思った政治で国民から愛され、王様とは思えないほど優しくお茶目な人柄で城に暮らす者から親しまれる。博識で手腕のある、国の未来を託すにふさわしいこの人こそがこの国の王、そしてクロの父、アーベント・クロスノテリアです。
「正直な話ついさっき思い出したのですが、今はちゃんと覚えています。」
「つまりつい先ほどまで忘れていたのだな。まあ良い、旅の支度はこちらでしてある。そしてお前が旅に出ることに変わりはない。...大丈夫か?」
「んん~、まあ行くしかないので頑張ります。」
「そうか...。私はお前を信じる。頑張るのだぞ。」
「ありがとー、父上。」
「国王陛下だ。ところでお前、どの国に行くんだ?第一王子、トワラルは東の歯車の国ギアステラ。第二王子、イラトは南の太陽の国ピカロ。第三王子、ワイクは西の蟲の国バグドリア。第四王子、クレスは南の火の国フェニトでそれぞれ相棒を見つけたようだが、お前はどうする?無理に一つの国で決める必要もないし、いくつもの国を回れば良いと思うが、最初に向かう国くらいは決めたらどうだ?兄たちが行っていない北に行ってみるか?」
「んん~、そうだなぁ...のんびりしてるっぽいから花の国にしようかな、花の国フィオラルシア。オレに合いそう。花畑でお昼寝も気持ちよさそうだし。」
「そんな理由で決めるのか...。まあ良い、何でも大事なものは縁だ。理由なんてなんだって良い。お前は12になったばかりなのだから、あまり時間は気にせず旅を楽しむと良い。とはいえ相棒を見つけるまではこの時の国に戻ることは許されない。必ず相棒を見つけて帰ってくるんだぞ。そしてこの国を共に支え、豊かで暮らしやすい国にするのだ。」
「でもオレ第5王子だしな~。ゆっくり長旅しててもこの国には兄上たちがいるから大丈夫じゃないですかね。」
「...心持ちではそう捉えていても構わん。とにかく出発だ、門に向かうぞ。」
「は~い。あ、父上先に行っててください。俺はちょっと寄るところがあるので。では。」
「は?おい、どこに行くのだ!」
王様の声も空しく、クロは王様に頭を下げたかと思うと、すぐに走って部屋から出て行ってしまいました。クロが走って向かった先はさっきまでお昼寝していた中庭、そこにまだ小さな友達がいるのです。
「ロック、お待たせ~。」
「シーっ!大きい声出しちゃダメだよ、ロックのことは城に住む人たちには内緒なんだから。」
口元に人差し指を当てながら茂みから出てきたのはクロの手のひらほど小さな1人の妖精。この時の国の妖精、ロックです。ロックはクロが近づくと、クロの顔の周りをリンリンと羽を揺らしながら飛び回ります。
「んん~。ロックのこと内緒にしなきゃいけないのすごく面倒くさい。2年も隠し通せてるオレすごくない?」
「すごいすごい。でもね、ロックはこの国の妖精なんだ。この国の普通の人間なら妖精と友達でも、一緒に住んでてもおかしくないけど、クロは王族だからね。街の視察で知り合ったとかならともかく、この国から旅に出て別の国で妖精の相棒を見つけなきゃいけない王族とは、あんまり仲良くしてるところ見られない方がいいんだよ。本来お城の敷地内にどこの者かも分からない妖精がいるのもおかしなことだしね。」
「身分を超えた禁断の友達...ロマンチックだ。」
「なんでクロはそんなに楽観的なんだ...。まあいいよ、どっちにしろクロはこれから旅立つんでしょ?しばらくお別れだね。最後に挨拶出来て良かったよ。」
ロックは寂しそうな顔をしてクロを見つめます。ロックのまぶたの裏には、これまでの2年、クロと一緒にいた楽しかった思い出たちが浮かんでいるのでした。しかしお別れもしばらくの間だけ。妖精旅も終わってこの国に帰ってくればまた会えます。一生のお別れという訳でもないのですから、また会える日を思ってロックは笑顔で見送るつもりです。
「え?ロックも一緒に行こうよ。」
「は?」
クロはキョトンとした顔で言います。一瞬前まで別れの気持ち、今までの思い出を思い出していたロックには、クロが何を言っているのか理解が出来ません。
「何言ってるの、クロ。ロックはこの国の妖精だよ?クロはこれから別の国に妖精を探しに行くんだから、」
「自国の妖精と一緒に旅に出てはいけないっていう決まりは無いよ?」
「...っ!いや、でも!」
「オレは友達と一緒に旅に出たいよ。ロックは?嫌だって言うなら諦めるしかないんだけど。」
クロはただ、旅に出るなら友達と一緒に行きたいだけです。一緒にいて楽しい友達と、楽しい旅がしたい。クロはそれだけのまっすぐな理由でロックに向き合っています。しかしロックが嫌と言うのであれば無理やりにつれていくことは出来ません。決定権こそロックにゆだねるものの純粋で、まっすぐで、ちょっとお馬鹿なクロの気持ちに、ロックも思わず笑顔になります。
「分かった、ロックも嫌なんかじゃないよ。そういうものだっていう考えの元、言ってただけ。でもそっか、クロに”そういうもの”っていう考えは通じないんだね。よし、決めたよクロ。覚悟決まった。ロックも一緒に行く。クロの妖精旅にお供する!」
「うん。じゃあとりあえずポッケの中に入ってて。門で父上や兄上が待ってるから、門から出て見えなくなったら出てきて。」
「締まらないスタートだなぁ...。」
こうして、時の国の妖精ロックと城の門をくぐったクロは、他国で相棒を見つけるため、旅の一歩を踏み出しました。クロとロックの2人旅は、今、幕を開ける。
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