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小さな鑑定士
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話し合いに、冒険者ギルド長も教会も応じて、すぐに集まってくれた。
応接室では手狭なので
ギルド内の会議室に移動する。
20人ぐらい入る会議室に、それぞれお付きの人たちと一緒に入る。
まずは、ここで話す内容は口外しないで欲しいことをお願いする。
つづいて、
新しい治療を患者さんの許可が出たら始めたいと思うので、依頼をあげたい。
と説明する。
商業ギルド
薬師の派遣、物資の調達、情報収集
冒険者ギルド
ミンテアまでの護衛、現地での採集
教会
母を『船乗り病(仮)』に専念させるため
光魔法使いの派遣
もし緩和治療に移行する場合の麻薬の使用許可。
麻薬、この世界にもあります。
痛みを和らげてくれるけど、神経が緩慢になる。中毒性もある。
大麻草に似てる草なんか森に映えてるし、奥の開けた所には、けしの花もどきまで咲いていて、薬草の一部となってる。
ミンテアでは、教会の使用許可が必要になり、
薬師や光魔法師が管理することを義務付けてる。
じゃないと、麻薬中毒の人が多くなりそうで嫌だもん。
緩和ケアを始めるときに、前ダグラス侯爵と教会で取り決めをしてもらった。
守らなかったら、追い出すよ。って
男爵領でも、昔から同じような制度がある。
麻薬を治療目的以外で使用したり、治療であっても多量に使用した場合は、領から追放される。
難しい話しは、全て後回しして
治療したい病気は、おそらく『船乗り病』だと言うこと。
男爵家の禁書の中の病気と酷似していて、
その病気と同じであれば治療、予防が出来ることを説明した。
「お嬢、男爵家の禁書に書かれている『エドビョウ』って病気が『船乗り病』に似てて、その治療方法を試す。ってので良いんだな」
うん。江戸病ね。
「はい。そのように考えてます。
江戸病の原因は栄養の一部が足りなくて発症します。
野菜や果物などを長期間取らずに塩辛いものばかりを食べていると起こりやすい病気です。
初期は、疲れやすい、食欲不振、手足が痛むなど
中期なると、口の中の出血、肌に出来物
後期は、古傷から出血。出血箇所が膿んでしまう。
今回の患者は、この辺りだと推測しました。
末期では、内蔵に腫瘍が出来たり、骨が折れやすくなったり、心臓の機能低下。
どうでしょう?『船乗り病』と似てませんか??」
皆が顔をしかめる。
「確かに、俺の知っている『船乗り病』に近い気がする。発症の条件も船で長旅していると野菜や果物なんか食べられるのは陸に上がった時や直後だけだしな」
商業ギルド長が答えてくれる。
「バーバラ様!!それは確かな情報でしょうか??」
教会の導師様に聞かれる。
男爵領ては、光魔法を使えるものを輩出する事もあり、小さい領にしては高位で人格者の者が代々派遣されている。
「申し訳ありません。『船乗り病』のことであれば、確かな情報というのは、ありません。禁書に書かれているのは江戸病のことだけですので………
ただ発生条件や症状が似ていて、江戸病には治療法、予防方法が確立しているのであれば、試してみる必要があるのでは?と思うのです。」
日記に江戸病について本当に書いてある。
「江戸病になりたくないので、冬に食べる用の葉っぱを浸けておく」
なんて、
みなが黙りこんだ。
「叔父である男爵から、ミンテアでの治療について私と母に一任されております。
禁書については、王国以前の情報もございますので、今まで通り内密でお願いします。
禁書内の情報で人が救われるのであれば、『江戸病』部分を『船乗り病』として、公表する許可を得ています。
治療を始める前に、
手遅れの場合は痛み緩和に切り替える。
こちらの治療に、他の医師や薬師の口出しはしない。
治療の情報の開示は別途に決める。
ことは、先に確認を取り決め、納得していてだいた時のみ治療を始める事になります」
さあ、皆さん協力しますか?
会議参加の人たちの頭の中の患者さんはすでに実名でしょう。
高位貴族に確証のない治療して、成功すれば良いが、失敗した時は連帯責任が生じる可能性がありますよ。
「バーバラ様、もし治療を断られた時は、私どもで人材、設備、費用全てを用意しますので、研究をさせていただけませんか?」
導師様が立ち上がった。
こんな興奮した導師様は初めてみる。
うん?
失敗した時の事でなく、断られた時の事を考えてたの?
「導師様、抜け駆けをしてもらっては困りますよ。
最初にバーバラ様が話を持ってきたのはうちですよ。商業ギルドの方が最高の薬草、薬師、器材を用意できますよ」
商業ギルド長も立ち上がる。
バン
「バーバラは、冒険者ギルドに登録した冒険者だ!!薬草を採ってくるのも俺たち冒険者だ!!うちが全て用意してやる」
おじさんたちがガヤガヤし始めた
それぞれに付いてきたお付きの人たちも慌ただしくなってる
冒険者ギルドの職員と教会の神父さまは部屋を飛び出して行き
トーマスさんは
「ギルド長、わしを派遣してくれるんですよね??」と食いついてる。
うん。カオスだ。
話し合いの前に口止めしておいたけど、
部屋を出ていった人たち大丈夫だよね??
応接室では手狭なので
ギルド内の会議室に移動する。
20人ぐらい入る会議室に、それぞれお付きの人たちと一緒に入る。
まずは、ここで話す内容は口外しないで欲しいことをお願いする。
つづいて、
新しい治療を患者さんの許可が出たら始めたいと思うので、依頼をあげたい。
と説明する。
商業ギルド
薬師の派遣、物資の調達、情報収集
冒険者ギルド
ミンテアまでの護衛、現地での採集
教会
母を『船乗り病(仮)』に専念させるため
光魔法使いの派遣
もし緩和治療に移行する場合の麻薬の使用許可。
麻薬、この世界にもあります。
痛みを和らげてくれるけど、神経が緩慢になる。中毒性もある。
大麻草に似てる草なんか森に映えてるし、奥の開けた所には、けしの花もどきまで咲いていて、薬草の一部となってる。
ミンテアでは、教会の使用許可が必要になり、
薬師や光魔法師が管理することを義務付けてる。
じゃないと、麻薬中毒の人が多くなりそうで嫌だもん。
緩和ケアを始めるときに、前ダグラス侯爵と教会で取り決めをしてもらった。
守らなかったら、追い出すよ。って
男爵領でも、昔から同じような制度がある。
麻薬を治療目的以外で使用したり、治療であっても多量に使用した場合は、領から追放される。
難しい話しは、全て後回しして
治療したい病気は、おそらく『船乗り病』だと言うこと。
男爵家の禁書の中の病気と酷似していて、
その病気と同じであれば治療、予防が出来ることを説明した。
「お嬢、男爵家の禁書に書かれている『エドビョウ』って病気が『船乗り病』に似てて、その治療方法を試す。ってので良いんだな」
うん。江戸病ね。
「はい。そのように考えてます。
江戸病の原因は栄養の一部が足りなくて発症します。
野菜や果物などを長期間取らずに塩辛いものばかりを食べていると起こりやすい病気です。
初期は、疲れやすい、食欲不振、手足が痛むなど
中期なると、口の中の出血、肌に出来物
後期は、古傷から出血。出血箇所が膿んでしまう。
今回の患者は、この辺りだと推測しました。
末期では、内蔵に腫瘍が出来たり、骨が折れやすくなったり、心臓の機能低下。
どうでしょう?『船乗り病』と似てませんか??」
皆が顔をしかめる。
「確かに、俺の知っている『船乗り病』に近い気がする。発症の条件も船で長旅していると野菜や果物なんか食べられるのは陸に上がった時や直後だけだしな」
商業ギルド長が答えてくれる。
「バーバラ様!!それは確かな情報でしょうか??」
教会の導師様に聞かれる。
男爵領ては、光魔法を使えるものを輩出する事もあり、小さい領にしては高位で人格者の者が代々派遣されている。
「申し訳ありません。『船乗り病』のことであれば、確かな情報というのは、ありません。禁書に書かれているのは江戸病のことだけですので………
ただ発生条件や症状が似ていて、江戸病には治療法、予防方法が確立しているのであれば、試してみる必要があるのでは?と思うのです。」
日記に江戸病について本当に書いてある。
「江戸病になりたくないので、冬に食べる用の葉っぱを浸けておく」
なんて、
みなが黙りこんだ。
「叔父である男爵から、ミンテアでの治療について私と母に一任されております。
禁書については、王国以前の情報もございますので、今まで通り内密でお願いします。
禁書内の情報で人が救われるのであれば、『江戸病』部分を『船乗り病』として、公表する許可を得ています。
治療を始める前に、
手遅れの場合は痛み緩和に切り替える。
こちらの治療に、他の医師や薬師の口出しはしない。
治療の情報の開示は別途に決める。
ことは、先に確認を取り決め、納得していてだいた時のみ治療を始める事になります」
さあ、皆さん協力しますか?
会議参加の人たちの頭の中の患者さんはすでに実名でしょう。
高位貴族に確証のない治療して、成功すれば良いが、失敗した時は連帯責任が生じる可能性がありますよ。
「バーバラ様、もし治療を断られた時は、私どもで人材、設備、費用全てを用意しますので、研究をさせていただけませんか?」
導師様が立ち上がった。
こんな興奮した導師様は初めてみる。
うん?
失敗した時の事でなく、断られた時の事を考えてたの?
「導師様、抜け駆けをしてもらっては困りますよ。
最初にバーバラ様が話を持ってきたのはうちですよ。商業ギルドの方が最高の薬草、薬師、器材を用意できますよ」
商業ギルド長も立ち上がる。
バン
「バーバラは、冒険者ギルドに登録した冒険者だ!!薬草を採ってくるのも俺たち冒険者だ!!うちが全て用意してやる」
おじさんたちがガヤガヤし始めた
それぞれに付いてきたお付きの人たちも慌ただしくなってる
冒険者ギルドの職員と教会の神父さまは部屋を飛び出して行き
トーマスさんは
「ギルド長、わしを派遣してくれるんですよね??」と食いついてる。
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