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棚から牡丹餅
貧乏くじ
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~~~1年後~~~
エドワルド王太子とアイリス・ハリスラィード公爵令嬢の結婚式が盛大に執り行われた。
国内、海外の要人が集まる結婚披露の夜会で
ローリック侯爵の爵位譲渡が発表された。
その席には、
イーグル・ローリック前侯爵
カールルイス・ローリック侯爵
トルスタイン・ローリック
アルフレッドの母・ローズベル
瞳と髪の色を替え、
トルスタインの相棒としてエスコートを受けるダイアナ
滅多に表に出なくなった、ローリック家一同が顔を揃えた。
改良が進んだ転送魔方陣で、ダイアナが触れていれば、人も一緒に転移が出来るようになりなったおかげである。
そのなかで
新侯爵として指名されたのは、嫡男ではなく、
ローリック家から籍を抜いたいるローズベルの息子のアルフレッドだ。
凛とした空気をまとった彼の妻と共に披露された。
1年前に、王宮を辞していたとはいえトルスタインと言う後継者を押し退けたのが、
数年前発表された画期的な魔道具の開発者である新侯爵だ。
と、紹介された。
国宝にもなりえる魔道具。
許容量の数十倍の物質を収納できるマジックバック
離れた場所へ物を送れる転送魔法陣。
遠くの相手と話すことが出来る通話石。
1つの開発であっても、爵位を賜る理由になりえる。
また、新侯爵の希望で
前侯爵イーグルの部下で直轄領地以外を管理していた退役騎士たちに
管理していた領地とその土地に付随する爵位が譲渡された。
どれも、貴族たち垂涎の土地である。
自らその地位を手放す新侯爵に貴族たちは驚きを通り越して呆れた。
さらに発表が続く、
魔の森の守護と魔道具開発に徹するために領地に滞在。
一切の公務、社交を免除される。
というものであった。
夜会に参加しているローリック家の面子。発表された場所により
ローリック家と王家の総意である事が暗に示されたので、
表だって文句や不満を言える貴族なぞはいなかった。
アルフレッドは、この夜会を最後に表に出る事はなかった。
ただ、数年ごとに発表される画期的な魔道具が、存在の大きさを世間に見せつけた。
魔道具が献上されるのはエドワルド王太子殿下‥‥後のエドワルド陛下のみだ
取引されるの殿下直轄の商会。
誰もが欲しがる魔道具を手にするためには、エドワルド殿下への忠誠が必須
先代ローリック侯爵やトルスタインとは違う方法で、王家を支える事になった。
魔の森で取れる魔法石や魔道具を武器に諸外国との外交も優位にたち、
エドワルド・サーベルトは後世にも残る安定した国を作り上げた。
彼は愛妻家でも有名だが、
一部で宰相として仕えたマルセーヌとのロマンスも囁かれた‥‥のは、本人たちは知らない。
アルフレッド・ローリック侯爵は、
愛妻との間に2男2女の子宝に恵まれ、
魔道具の開発を続けながら冒険者として
魔の森を抱く領地で生涯を終える事になる。
侯爵を継いだのは、末子の女子で
のんびりしていると思われた兄・姉に嵌められ
いつの間にか、退路を塞がれた結果であった。
他の人からは喉から手が出る欲しい高位の爵位
この一族には、ただの貧乏くじでしか、ないのかもしれない………
終わり
エドワルド王太子とアイリス・ハリスラィード公爵令嬢の結婚式が盛大に執り行われた。
国内、海外の要人が集まる結婚披露の夜会で
ローリック侯爵の爵位譲渡が発表された。
その席には、
イーグル・ローリック前侯爵
カールルイス・ローリック侯爵
トルスタイン・ローリック
アルフレッドの母・ローズベル
瞳と髪の色を替え、
トルスタインの相棒としてエスコートを受けるダイアナ
滅多に表に出なくなった、ローリック家一同が顔を揃えた。
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そのなかで
新侯爵として指名されたのは、嫡男ではなく、
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凛とした空気をまとった彼の妻と共に披露された。
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数年前発表された画期的な魔道具の開発者である新侯爵だ。
と、紹介された。
国宝にもなりえる魔道具。
許容量の数十倍の物質を収納できるマジックバック
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1つの開発であっても、爵位を賜る理由になりえる。
また、新侯爵の希望で
前侯爵イーグルの部下で直轄領地以外を管理していた退役騎士たちに
管理していた領地とその土地に付随する爵位が譲渡された。
どれも、貴族たち垂涎の土地である。
自らその地位を手放す新侯爵に貴族たちは驚きを通り越して呆れた。
さらに発表が続く、
魔の森の守護と魔道具開発に徹するために領地に滞在。
一切の公務、社交を免除される。
というものであった。
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表だって文句や不満を言える貴族なぞはいなかった。
アルフレッドは、この夜会を最後に表に出る事はなかった。
ただ、数年ごとに発表される画期的な魔道具が、存在の大きさを世間に見せつけた。
魔道具が献上されるのはエドワルド王太子殿下‥‥後のエドワルド陛下のみだ
取引されるの殿下直轄の商会。
誰もが欲しがる魔道具を手にするためには、エドワルド殿下への忠誠が必須
先代ローリック侯爵やトルスタインとは違う方法で、王家を支える事になった。
魔の森で取れる魔法石や魔道具を武器に諸外国との外交も優位にたち、
エドワルド・サーベルトは後世にも残る安定した国を作り上げた。
彼は愛妻家でも有名だが、
一部で宰相として仕えたマルセーヌとのロマンスも囁かれた‥‥のは、本人たちは知らない。
アルフレッド・ローリック侯爵は、
愛妻との間に2男2女の子宝に恵まれ、
魔道具の開発を続けながら冒険者として
魔の森を抱く領地で生涯を終える事になる。
侯爵を継いだのは、末子の女子で
のんびりしていると思われた兄・姉に嵌められ
いつの間にか、退路を塞がれた結果であった。
他の人からは喉から手が出る欲しい高位の爵位
この一族には、ただの貧乏くじでしか、ないのかもしれない………
終わり
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