死に損ないの春吹荘 

ちあ

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二章 学校での立場とは

幕間 雨の中になにを見る

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 テストからも幾日か経ち、クラスでは百合野さんとそこそこ仲良くやれていて、まぁまぁ楽しい。
 ……楽しいん、だけどさぁ……。
「こら、紅羽!手ぇ止まってるだろ」
 横からユウの鋭い声が聞こえる。
「うっ! だってぇ……」
「頑張れー」
「お前もな」
 いま、絶賛私たちは三階の空き部屋で勉強中。物を特に置いてないから楽なんだよね。
ガチャ
 扉が開く音がして、私たちは一気にそちらを向く。
「やぁ♪ どーだい?」
 そう言って、ジュースを入れたコップが三つ乗ったお盆を持った宵衣先輩が部屋に入ってくる。
「宵衣先輩ぃ~」
「ネコちゃぁーん」
 私とソラはもう、半泣きで宵衣先輩に手を伸ばしてヘルプする。
「おやぁ?結構きついのかにゃ?」
「先輩はいいんすか? 次もどうせ範囲もらえませんよ」
 ユウが、そう聞くと、お盆を置いて、少し考えるそぶりを見せた宵衣先輩は答えた。
「もらえるかは五分五分だね。でも、ボクはいつもしてないし」
 そうでしたねぇ、宵衣先輩は天才でしたねぇ!!!
「じゃあ、多分ソラも感覚派だと思うんで、教えてもらえますか?」
「えっ」
 ソラ、むっちゃ素っ頓狂な声出したね。 その時、ソラと宵衣先輩が笑顔を一瞬絶やしたのに、私たちは気がつけなかった。
「……いーよ。 じゃ、そらっち、二階にいこーか」
「……はぁい」
 宵衣先輩より、ワンテンポ遅れて、いつもの表情と無邪気さを取り戻したソラはそう答えて、荷物をまとめて、宵衣先輩につづく。
 宵衣先輩に教えてもらうの、私は無理だな。
「お前はマンツーマンな?」
「ぐぅっ」
「ほら、解く!」
「はぁい……」
 休み時間もなしですか?せっかくジュースをもらえたのに……ユウの鬼ぃ!
「なんか言った?」
 ひぃっ。
 なんで心の声とかわかんの、まじで!怖いよぉ~……。
「ナンデモナイデス」
「なら始めるぞ」
 そうして、テストはかなり先なのにテスト勉強が始まった。

ー三時間後ー

「や、やっと終わった……」
「ん。今週はこれくらいだな。もう、来週までテスト勉強はなしでいーぞ」
 っしゃぁ!!
 私はぐっ、とガッツポーズをする。
「ただし、宿題があるからな」
 ……ハイ。わかってます。
 てか、三時間ってことは……あ、もう六時やん。
「飯食ったら、寝るよ」
「ゲーム!」
 今日は土曜日。それすなわち、夜更かし!
「夜更かしはいつもだろーが」
 半ば呆れ気味に、ユウはそう言って部屋を出ていく。夕飯の支度をするんだろう。
 ユウがいなくなると急に静かで、いつの間にか降り出した雨の音が鮮明に聞こえる。そんな中、私はそこら辺に広げたものを片付けていく。
「ん?」
 ペンケースの中に、何か見つけた。ってこれさ、むっちゃ古い、しわしわの紙なんだけど。それに、なんか、隅っこが少し赤黒い。
「なに入れてんの、私……」
 確かこのペンケース、学校に持って行ってない、五歳くらいに貰ったやつだな。結構色あせてるし、この柄、古いもん。
 なんだが、背筋がぞくっとして、嫌な予感がする。でも、これがなんなのかわからないのが気持ち悪くて、しわしわのの紙を広げて、なんとか目を凝らして読んでみる。
 うぅ、しわと文字が重なって読みづらいし、字が絶望的に汚いです。
「ん?んぅん?」
 よくよく見て、頑張って読んでみる。
『 おカおさん おとおさん 
  ゆーーさん こおい
  おいて  ないで
  ひとり  やぉ
  こあい  こあい
  さひしい かあしい
  いあい  やだ 
  たすて  たすて
  ユーー と ーラ が 
  てーみ を かけと
  いーまし 
  これ よんーら
  たすて くださ
  あたー を たすて』


「ーーーっ!」
 私は思わず手紙を握りつぶした。
 な、なんで?なんでこんなの……。
 心臓がバクバク言って、息をうまく吸えない。
「はぁ……はぁ……」
 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!
 なんで、これが……。
「こんなの、かいたの……?私が?」
 わからない、覚えてない。思い出したくない。忘れていたい。
 でも、これ、私が小学生とかそこらへんの頃の字に似てる。字を覚えるのがとても苦手で、三年生になる頃にはかけたけど、二年生の頃は苦労した。
 名前が出てる頃からして、二年生。あの頃、この筆箱使ってたっけ?これ、いつから持ってたっけ……。
 心臓がバクバク言って、血の気が引いていくのが自分でもわかる。
 なんで、なんでいま……。それに、なんで今日に限って雨……。

 雨の日。お母さん、お父さん。ーーーゆうこさん。手紙についた、私の血。
 怖い、怖い、怖い、怖い。
 あの日、あの日、私は車から投げ出されて……。
 雨が降っているくせに、火が全然止まらなくて、燃えて、痛みより恐怖でいっぱいだった。
 何もかもを失って。それから、身体中を傷でボロボロにして。
 泣いたら怒られるってわかってて、叫んでも、逃げてもいけなくて。
 私は、私は……。

 涙が溢れて、胸が苦しくてたまらない。
 私は胸のところをあの時の『手紙』を持った両手で、掴んで、泣きじゃくる。
 ごめんなさい、ごめんなさい。
 痛いのは嫌だ。悲しいのは、寂しいのは嫌だ。怒らないで、見捨てないで、置いてかないで。
 一人だけ、一人だけここにいてごめんなさい。ごめんなさい、ごめんなさい、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ……。


ーー ソラ目線 ーーー

 六時になると、宵衣先輩は「よしっと、今日はもう開きだよー」と言って、部屋から出て行った。今までの僕の中での疑いもあって、
「僕をこの部屋で一人にしていーの?」
 なんてことを聞いたけど、
「ん?ふつーに平気だよ。どーしたんだい?」
 と答えられた。明らかに、なにもない。いや、なにもないのも怪しいけど、そんなんじゃないかとおもって、なんか、ゴチャゴチャしてきた。
「はぁ~あ、ほんっとわけわかんない」
 宵衣先輩、クレちゃんに関わろうとするし、そのくせ関わろうとしないし。変にカマかけてくるし。
 ……ってもう、半か。そろそろ、ご飯だろーし、クレちゃんたちを呼びに行こう。クレちゃん、寝てそーだしね♪ 
 僕は、そんなことを思いながら、三階へ上がる梯子……もとい、先日工事の終わった(新しい)階段を登った。
 けれど、階段の途中で啜り泣くような声が聞こえる。
「?」
「…………ぅっ、……んぅ……」
 聞き覚えのある泣き声。それが誰のものか、僕は考えもせず、わかった。
「クレちゃん……?」
 ここにクレちゃんが泣いてしまう理由はないはずだ。だって、だって、あの人たちからは離れられたはずだし、そもそももう何年も前だ。
 僕は、そう思いながらも階段を駆け上がる。
 階段を上り切った時、クレちゃんたちのいた部屋のあたりから何かが逃げていくのを見た。
 僕は、ユーくん!と、叫んでから、扉を開ける。先ほどまでそこにいた人影のことは後回しだ。
 部屋には、胸元を押さえ、泣きじゃくるクレちゃんがいた。ユーくんは、夕飯の用意に行っているのだろう。
「ね、クレちゃん? どうしたの?」
 僕は、そばに駆け寄ると、クレちゃんの肩を支えて、それから背中をさすってやる。
「うぅ……ごめ、なさい……ごめんなさい……」
 クレちゃんは目を閉じだまま、謝るだけ。もう、なにも聞きたくない、見たくない、というより聞いてない、見てないのだろう。
 クレちゃんのいつもと違うところ……。周りやクレちゃんを観察して、手に何か握ってるのに気がついた。
バンッ
 それと同時に、ユーくんが部屋に入ってくる。
「なっ。紅羽!?!?!」
「ユーくん、窓閉めて!」
 ユーくんは、すぐに理解したようで、窓を閉め、カーテンを引き、クレちゃんのそばに座る。
「なにがあったんだ?」
「わかんない。 でも、クレちゃん、何か持ってるの」
「持ってる?」
 ユーくんは、クレちゃんの手元を覗き込み、胸元から手を離させて、ソレを取り出した。
「!」
「それ、なぁに?」
「黙読しろ」
 少し厳しめの声に頷いて、僕はクレちゃんをユーくんに任せ、部屋から出る。
 そして部屋の外で、その紙を開く。
『おカおさん おとおさん 
 ゆーーさん こおい
 おいて  ないで
 ひとり  やぉ
 こあい  こあい
 さひしい かあしい
 いあい  やだ 
 たすて  たすて
 ユーー と ーラ が 
 てーみ を かけと
 いーまし 
 これ よんーら
 たすて くださ
 あたー を たすて』
「これ、って……」
 僕と、ユーくんが、何年も前に、クレちゃんに言ったことだ。
 誰かに助けを求めてたクレちゃんに、気休め程度に教えた。
『手紙を書いて、それを誰かに渡して、読んでもらえたら、きっと助けてもらえるよ。助けてって手紙に書きな』
 確か、そんなことを言った。
 だから、クレちゃんはそう書いたんだ。

『お母さん、お父さん。
 ゆうこさん怖い。
 置いていかないで。
 ひとり嫌。
 怖い、怖い。
 寂しい、悲しい。
 痛いの嫌だ。
 助けて、助けて。

 ユーくんと僕が手紙を書けといいました。 
 これ読んだら 助けてください
 あたしを 助けて 』

 クレちゃんは、そうやって、その瞬間を乗り越えたんだ。誰にも、渡さなくても。
 僕はその手紙をポケットに突っ込んで、外のゴミ収集場へと歩いて、放り投げる。
「家の中に置いておいたら、また見ちゃうからね」
 そうして、アノヒトに話に行った。

 クレちゃんが泣き止んで、ご飯も食べ終わった後。ユーくんとクレちゃんはあの部屋の片付けをするらしい。
 僕は、部屋に戻ろうとした、アノヒトに声をかけた。


「ねぇ、宵衣先輩」
 宵衣が部屋へ入ろうとすると、廊下でソラに呼び止められる。
 あたりは薄暗く、互いの顔が少しぼやける。
「ん?なんだい、そらっち」
 呼び止められた理由がわからないとでも言うように、首を傾げる。
「あのさぁ~、ちょっと聞きたいことがあって⭐︎ いーかな?」
「あぁ、構わないよ♪ ボクが簡単に答えられることなら~、ね」
 クスッ、と小さく微笑んだ宵衣を見て、安心した、とでも言いたげにソラはにっこり笑って、問う。
「ねぇ、僕らのこと何こそこそ嗅ぐってるのー?それに、クレちゃんが泣きじゃくってるの、見てたの、宵衣先輩でしょ~?」
 口調が軽くても、目は笑っていない。紅羽とユウのいる部屋から漏れた光が、その昏い瞳を照らしていた。
「あぁ、そのことかぁ。 答えにくいな~、言わなきゃ、駄目?」
 いたずらっ子のような、子供っぽい顔で少し頭を下にして見上げるように尋ねる。
「だぁめ♪」
 はぁ……、と息をつくと、体勢を元に戻して、一歩踏み出す。
「仕方ないなぁ。 おいで、屋上で話そう。ここだと、クーちゃんたちに聞こえちゃうからね」
「クレちゃんは、そこまで気が回らないよ。逃げるの?」
「違うよ~。ユーキんは、怖いからなぁ、バレたくないんだ。自分は嗅ぎ回るけど、嗅ぎ回られるのは嫌でね。バレたくないのも、嫌なのもーーーキミも同じだろ?」
「はぁ~い」
 少し、疑うようなそぶりを見せつつ、ソラは大人しく宵衣について行った。


 屋上の手すりに腰をかけ、足をぶらぶらとさせる宵衣と、手すりに身を任せるソラ。
 ソラはいつもと違って見えるその瞳で、話をするように、と宵衣に催促する。
 宵衣は仕方ないなぁ~とでも言うように、ははっ、と笑った。
「で、なんだっけ。 ボクがクーちゃんたちのこと、嗅ぎ回ってる~ってことだっけ?いつもボクを警戒してたの、そのせいでしょ?」
「うん、そーだよ。そのこと、教えて♪」
「嗅ぎ回ってると言うよりは……確認、に近いかな」
「確認?」
「そ。クーちゃんがなんでここに入ったのか、入るに値するのか、どこかに欠陥があるのか……みたいな感じ~、かな」
「何言ってるのかわかんないや。だってここに来たのはさ、寮に入れる資格がないからだよ。ここに入る資格なんてないじゃんか。 ねぇ、何を言ってるんだい?」
 いつもの人懐っこい笑みとはまた違う、ゾッとするような笑みを浮かべたソラはそう尋ねる。
 口籠ることなく、宵衣はすらすらと話した。まるで聞かれるのがわかっていたかのように。
「資格がいるのさ、ここに入るには。寮が見極めてるってことに表向きはなってるよ。でも、本当は、ボクらの方が生徒のことを見極められるんだ。 あいつらより、学園内の地位は高い子が多いからね。こっちに権利があるんだ♪」
「みんな頭がいーってこと、だよね?」
「そ。学園では頭の良さイコール序列だ。序列一位に誰も逆らえはしないのだ♪」
「じゃあなんで確かめるような真似したの?」
「クーちゃんはボクが選んだわけでも、誰かが選んだわけでもない。キミら二年生には、あの性悪生徒会長が権限を与えてないからね。生徒会長様とやらが送ってきた子だ。 だから、このままクーちゃんをここに置いておくのか、どうするか、ボクが調べて、考えてたってわけ」
「過去を知る必要、ある?」
「まぁまぁあるよ」
「そっかー⭐︎ ねぇ、その基準教えてよ」
 にこっと天使のような笑みを浮かべて、ソラは頼む。
「や~だ、ねっ!」
 そう言って、手すりから宵衣は飛び降りる。
「なんで?」
「さぁなんででしょーね~?」
 少し煽るような口調で、話はおしまいと言いたげに、宵衣は扉へと向かう。
「……じゃあ、ヒント。どうして教えてくれないかの、ヒントだけ。いーでしょ?」
 ソラが駄目押しで尋ねると、意外にも宵衣は扉の前で立ち止まった。そして、少しだけ振り返る。
「そうだなぁ……キミはまだ、ボクの域に来てないから。ここに来たなら、来てしまったなら、教えてあげるよ。 ま、来ない方がキミのため、だけどね♪」
 最後の方に、目を翳らせて、宵衣はそう言い切ると同時に、長い銀髪を靡かせて、扉の中へと消えて行った。
「あ~あ、逃げられちゃった」
 ソラはそう言ってため息をつくと、先ほどの雨とは打って変わり、アノ日のような無数の星が煌く空を懐かしげにがめた。
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