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六章 おでかけ
海ですねっ(ついで)
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なんか、翌日にはユウが元気になっていて、なんか宵衣先輩に対していつもより態度が優しくて、怖い。
でも、たまにボーッとしてるし、室内から出ようとかは言わなくて。
私の知らない間になにがあったの?
怖いんだけど。
まぁそんなこんなで、灰咲先生のタバコが無くなったとか言うどーでもいい騒動などが起きて、お昼の後!
ついに!
すぐそばの海に来ました!
みんな一応水着。
宵衣先輩、雪芽さんはラッシュガードを着て、パラソルを張った下にいる。
なんか、どこから持ってきたのかわからない海らしいドリンク片手に話してますし。
経費なのかな?いや、あれも、灰咲先生から出てるんだろうなぁ……。
ソラははしゃいでまず水の掛け合いをします。もちろん相手は私と、ボーッとしてる灰咲先生!
ユウは、なんかムッチャ長距離泳いでますよ。しかも早い!
こいつ何級なんだよ、今……。
「クーちゃん」
「はい?」
「日焼け止め塗ってないでしょう」
「「おいで」」
マジか。
そーゆー系で呼び出されるとは思ってなかったわぁ~。
「すーきありっ!」
と、後ろからバシャッと、水をかけらる。
「つめたっ」
足は水の中だけど冷たいってバカぁ!
「おらっ」
私はやり返す。
私のかけた水は顔面ヒット。
よっしゃ!
水から出ると、二人に苦笑される。
「すごいわね~」
「にゃははっ」
もぉ、笑わなくたっていいじゃないですか、宵衣先輩。
雪芽さんが日焼け止めを塗ってくれる。
「ねー、クーちゃん」
「はい?」
「海って前に来たことあるのかい?」
「一回ありますよ。昔なんでよく覚えてはないところもありますけど」
「そーなんだ!」
「宵衣先輩は?」
「うぅんとね、二回目~」
「……二回なんて、少ないわね」
雪芽さんが口を開く。
それ言ったら、私少なすぎない?
「ミカちゃんなら、数十回来てそうじゃない?」
まぁそーゆーイメージではあるww
確かにイメージ的には少なすぎますね。
「クレちゃんまだー?」
急かすな急かすな。
「ユウっ、ソラの相手してっ」
「はぁ?」
なんで俺が……と言いたげに、ソラの元へユウは泳ぐ。
いや、聞いてくれるんかい。
もう少し抗議されるかと思ったわ。
「泳がないんですか?」
「ボクはね、もう少し待つんだ~」
「え?」
「おい、帝」
疲れ切ったような呆れたような声がした。
灰咲先生、なんでそんな疲れ顔なんです?
「おぉ、ナイスっ」
「人使い荒れぇよ……」
そう言って灰咲先生が差し出したのは、空気でパンパンになった大きな浮き輪と、あの、乗るやつ!(イカダ的なの)
宵衣先輩は、やったぁ、とか言いながら浮き輪を受け取る。
ふふっと宵衣先輩を見て微笑みながら、灰咲先生を見ることなく、雪芽さんはイカダ?を取る。
「うちの女子ひでぇ」
「ん?」
「はぁ?」
「「何か言った?」」
二人とも微笑んでるけど微笑んでないね。うん。
「なんでもねー……」
流石に逃げるよね~。
うん、うちの女子怖い。
宵衣先輩は、浮き輪に乗ってプカプカ浮かぶ。
雪芽さんは足を水につけながら、イカダに乗っていた。
泳ぐ気ゼロかい!
私たちは、なんとなく集まるけど、そこでユウのことを宵衣先輩がひっぱって、競争をし始める。
結果は同点。
いや、宵衣先輩早いな!
そのくせ、帰ってくるのが異様に遅いよ。なにしてるん?
「絶対どっちが早いかで揉めてるわね……」
と雪芽さん苦笑。
それなー、と灰咲先生。
納得です。
ユウは俺の負けでいいっすよ、とか言って情け入らない!とか宵衣先輩言ってるでしょ……ww
でも、たまにボーッとしてるし、室内から出ようとかは言わなくて。
私の知らない間になにがあったの?
怖いんだけど。
まぁそんなこんなで、灰咲先生のタバコが無くなったとか言うどーでもいい騒動などが起きて、お昼の後!
ついに!
すぐそばの海に来ました!
みんな一応水着。
宵衣先輩、雪芽さんはラッシュガードを着て、パラソルを張った下にいる。
なんか、どこから持ってきたのかわからない海らしいドリンク片手に話してますし。
経費なのかな?いや、あれも、灰咲先生から出てるんだろうなぁ……。
ソラははしゃいでまず水の掛け合いをします。もちろん相手は私と、ボーッとしてる灰咲先生!
ユウは、なんかムッチャ長距離泳いでますよ。しかも早い!
こいつ何級なんだよ、今……。
「クーちゃん」
「はい?」
「日焼け止め塗ってないでしょう」
「「おいで」」
マジか。
そーゆー系で呼び出されるとは思ってなかったわぁ~。
「すーきありっ!」
と、後ろからバシャッと、水をかけらる。
「つめたっ」
足は水の中だけど冷たいってバカぁ!
「おらっ」
私はやり返す。
私のかけた水は顔面ヒット。
よっしゃ!
水から出ると、二人に苦笑される。
「すごいわね~」
「にゃははっ」
もぉ、笑わなくたっていいじゃないですか、宵衣先輩。
雪芽さんが日焼け止めを塗ってくれる。
「ねー、クーちゃん」
「はい?」
「海って前に来たことあるのかい?」
「一回ありますよ。昔なんでよく覚えてはないところもありますけど」
「そーなんだ!」
「宵衣先輩は?」
「うぅんとね、二回目~」
「……二回なんて、少ないわね」
雪芽さんが口を開く。
それ言ったら、私少なすぎない?
「ミカちゃんなら、数十回来てそうじゃない?」
まぁそーゆーイメージではあるww
確かにイメージ的には少なすぎますね。
「クレちゃんまだー?」
急かすな急かすな。
「ユウっ、ソラの相手してっ」
「はぁ?」
なんで俺が……と言いたげに、ソラの元へユウは泳ぐ。
いや、聞いてくれるんかい。
もう少し抗議されるかと思ったわ。
「泳がないんですか?」
「ボクはね、もう少し待つんだ~」
「え?」
「おい、帝」
疲れ切ったような呆れたような声がした。
灰咲先生、なんでそんな疲れ顔なんです?
「おぉ、ナイスっ」
「人使い荒れぇよ……」
そう言って灰咲先生が差し出したのは、空気でパンパンになった大きな浮き輪と、あの、乗るやつ!(イカダ的なの)
宵衣先輩は、やったぁ、とか言いながら浮き輪を受け取る。
ふふっと宵衣先輩を見て微笑みながら、灰咲先生を見ることなく、雪芽さんはイカダ?を取る。
「うちの女子ひでぇ」
「ん?」
「はぁ?」
「「何か言った?」」
二人とも微笑んでるけど微笑んでないね。うん。
「なんでもねー……」
流石に逃げるよね~。
うん、うちの女子怖い。
宵衣先輩は、浮き輪に乗ってプカプカ浮かぶ。
雪芽さんは足を水につけながら、イカダに乗っていた。
泳ぐ気ゼロかい!
私たちは、なんとなく集まるけど、そこでユウのことを宵衣先輩がひっぱって、競争をし始める。
結果は同点。
いや、宵衣先輩早いな!
そのくせ、帰ってくるのが異様に遅いよ。なにしてるん?
「絶対どっちが早いかで揉めてるわね……」
と雪芽さん苦笑。
それなー、と灰咲先生。
納得です。
ユウは俺の負けでいいっすよ、とか言って情け入らない!とか宵衣先輩言ってるでしょ……ww
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