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アズサ攻勢に出る
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翌朝、新聞、ニュースは山中所長が一面を飾っていた。
俺も病室でテレビを見ていたが、ひどい会見だった。
「この人は何がしたかったんだろう?」
そんな疑問は残るがマイちゃんが心配になって電話をかけてみる。
「もしもし、マイちゃん大丈夫?」
「あっ、リョウさんおはようございます。ニュースの事ですよね。私は大丈夫ですよ。」
「でも、今家の前とか報道陣ですごい事になってない?」
「私は今お爺ちゃんの家に住んでるんです。」
「ああ、先に避難したんだ。」
「いえ、先に家出しました。」
「えっ?」
「リョウさんに会ったあと、家に帰ったら母親と口論になりまして。その内容があまりに酷すぎて、耐えれなかったのでお爺ちゃんの家に逃げてたら、こんな事に・・・」
「そんなに酷かったの?」
「はい、自分が上の人間で、下の人間が死んでも関係ないみたいな事を言い出したので、しかも、リョウさんが死んでたほうがよかったなんて言い出したから・・・私、なんであんな人の子供に生まれたんだろう。」
電話先で泣き出していた。
「落ち着いてマイちゃん、俺が言うのも変だけど、マイちゃんは間違ってないよ。距離をとることはダメな事じゃない。今はお爺ちゃんに頼って代わりにお爺ちゃんに孝行したらいいんだよ。きっと可愛い孫と暮らせてお爺ちゃんは喜んでいるよ。」
「はい、お爺ちゃんに迷惑かけた分は必ず返します。」
「カタイカタイ、お爺ちゃんなんだよ。もっと軽く家族なんだからね。俺に何か出来る事があったら言ってなるべく協力するから。」
「はい、今はありませんが何かあれば助けてくださいね。」
「おう、任せとき~」
俺は電話を切った。
マイちゃんの心痛を考えると非常に悲しくなる。しかし、出来る事はなかった・・・
そして、俺にはもうひとつの問題が発生していた・・・
テレビの先にはアズサがうつっていた
「源さん、報道で会った彼とお付き合いなさっているのですか?」
「いえ、まだ友人ですよ。」
「しかし、御家族はお認めになってると!」
「はい、父にお会いしていただき、父は気に入ったみたいです。」
「それは交際をお認めになったということですか?」
「少なくとも付き合う事に反対はされないと思います。」
「彼との出会いは!」
「子供の時に雪山で遭難した事があったのですがその際、命懸けで守っていただきました。その時から私は彼の為に尽くしてあげたいと思っております。」
「彼はどのような方ですか!」
「弱いものを助けるヒーローみたいな人です。ただそのせいか彼の周りに慕う女性が多いのが難点ですが・・・」
「彼は浮気性があるということですか?」
「ちょっと、失礼ではないですか!彼は誰とも付き合っておりません。誠実な方なので私が思いを告げても高校生という事でお認めになっていただけませんでした。その為今は自分の魅力を上げる事に専念しているのです。」
「失礼しました。ではゆくゆくは結婚も考えておられると?」
「そうなれば、幸せだと思います。その為の努力はかかしていないつもりです。」
毅然として凛とする姿は魅力的だが、コメントがよろしくない、嘘はないがこれではミウの機嫌が悪くなるのは確実だった。
それからテレビは山中所長かアズサの二人ばかりうつしていた。
夕方までは・・・
俺も病室でテレビを見ていたが、ひどい会見だった。
「この人は何がしたかったんだろう?」
そんな疑問は残るがマイちゃんが心配になって電話をかけてみる。
「もしもし、マイちゃん大丈夫?」
「あっ、リョウさんおはようございます。ニュースの事ですよね。私は大丈夫ですよ。」
「でも、今家の前とか報道陣ですごい事になってない?」
「私は今お爺ちゃんの家に住んでるんです。」
「ああ、先に避難したんだ。」
「いえ、先に家出しました。」
「えっ?」
「リョウさんに会ったあと、家に帰ったら母親と口論になりまして。その内容があまりに酷すぎて、耐えれなかったのでお爺ちゃんの家に逃げてたら、こんな事に・・・」
「そんなに酷かったの?」
「はい、自分が上の人間で、下の人間が死んでも関係ないみたいな事を言い出したので、しかも、リョウさんが死んでたほうがよかったなんて言い出したから・・・私、なんであんな人の子供に生まれたんだろう。」
電話先で泣き出していた。
「落ち着いてマイちゃん、俺が言うのも変だけど、マイちゃんは間違ってないよ。距離をとることはダメな事じゃない。今はお爺ちゃんに頼って代わりにお爺ちゃんに孝行したらいいんだよ。きっと可愛い孫と暮らせてお爺ちゃんは喜んでいるよ。」
「はい、お爺ちゃんに迷惑かけた分は必ず返します。」
「カタイカタイ、お爺ちゃんなんだよ。もっと軽く家族なんだからね。俺に何か出来る事があったら言ってなるべく協力するから。」
「はい、今はありませんが何かあれば助けてくださいね。」
「おう、任せとき~」
俺は電話を切った。
マイちゃんの心痛を考えると非常に悲しくなる。しかし、出来る事はなかった・・・
そして、俺にはもうひとつの問題が発生していた・・・
テレビの先にはアズサがうつっていた
「源さん、報道で会った彼とお付き合いなさっているのですか?」
「いえ、まだ友人ですよ。」
「しかし、御家族はお認めになってると!」
「はい、父にお会いしていただき、父は気に入ったみたいです。」
「それは交際をお認めになったということですか?」
「少なくとも付き合う事に反対はされないと思います。」
「彼との出会いは!」
「子供の時に雪山で遭難した事があったのですがその際、命懸けで守っていただきました。その時から私は彼の為に尽くしてあげたいと思っております。」
「彼はどのような方ですか!」
「弱いものを助けるヒーローみたいな人です。ただそのせいか彼の周りに慕う女性が多いのが難点ですが・・・」
「彼は浮気性があるということですか?」
「ちょっと、失礼ではないですか!彼は誰とも付き合っておりません。誠実な方なので私が思いを告げても高校生という事でお認めになっていただけませんでした。その為今は自分の魅力を上げる事に専念しているのです。」
「失礼しました。ではゆくゆくは結婚も考えておられると?」
「そうなれば、幸せだと思います。その為の努力はかかしていないつもりです。」
毅然として凛とする姿は魅力的だが、コメントがよろしくない、嘘はないがこれではミウの機嫌が悪くなるのは確実だった。
それからテレビは山中所長かアズサの二人ばかりうつしていた。
夕方までは・・・
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