26 / 27
第二章 ダストロッド
2.地下コンピューター室を目指して
しおりを挟む
【レインside】
ダストロッド、溶鉱炉入口付近……まさかの味方のアンナの一撃を喰らいしばらく伸びていた俺はようやく立ち上がる気力が湧いた。
(……あんにゃろう。力加減って言葉は知らないのか……)
後ろの壁を見て戦慄が走った。壁に入るひび、めり込んだ体の後を見てこう思った。もう調子に乗ってあいつを怒らせるのは止めよう……と。でも、何故か分からないんだけどあいつ見てるとからかいたくなるんだよなとからかったことを後悔した。とりあえず、気楽な気持ちで追いかけないと大分離されてるだろうからな。
俺はレーザータクトに情報を読み込ませた。
「ダストロッド館内情報を取り込みますか?」
はいを選択し、データベースを取り込んだ。
「正常に取込みました。ライブラリに追加シマス」
ダストロッドの見取り図が本部データベースより登録された。
後はあいつらの情報をレーザータクトで認証すれば同じレーザータクトを保有している者の居場所が割り出される。俺はアンナとサラの情報を取り込んだ。すると彼らの現在地がマップ上に緑色でマーキングされた。
今は地下コンピュータ室に向かうエレベーターの前のようだ。その位置を掴みほっとし胸を撫でおろした。瀕死状態に陥ると黄色で表示される。今の状態は二人共緑色なので無事なことが分かる。
(急いで向かうか。時間もあまりないことだしな)
機械獣インビブルを用いて、瞬間転移をしようとした時、頭上から青いマントがひらひらと風を切りながらこちらに向かい急接近する影があった。その顔はローブで覆われ隠れていたが手に持っていた剣を大きく振りかざし俺の方に向かって突っ込んで来た。
俺は急いで跋扈を抜き、攻撃を受け流したが中々の手練れなのか勢いがあまり押さえられずそのまま壁に叩きつけられた。
(ち、また壁かよ……一体なんだってんだよ)
子供のように幼い相貌、青い髪に紫色の眼。2つのツノのようなものが生えていて、スペード柄の青を基調としたマントを羽織っていた。
(こいつ、もしかしてあの坑道にいた奴なんじゃ。でもあいつはゼノクリスタルの力を操り、青い斬撃を放っていたはず……)
男は問答無用で次の攻撃を繰り出した。
「ちっ、礼儀がなってないな。いきなり襲って来るなんてな」
無言の一点張りで切りかかってくる。その姿はまるで魂のない機械のようだった。
ダストロッド、溶鉱炉入口付近……まさかの味方のアンナの一撃を喰らいしばらく伸びていた俺はようやく立ち上がる気力が湧いた。
(……あんにゃろう。力加減って言葉は知らないのか……)
後ろの壁を見て戦慄が走った。壁に入るひび、めり込んだ体の後を見てこう思った。もう調子に乗ってあいつを怒らせるのは止めよう……と。でも、何故か分からないんだけどあいつ見てるとからかいたくなるんだよなとからかったことを後悔した。とりあえず、気楽な気持ちで追いかけないと大分離されてるだろうからな。
俺はレーザータクトに情報を読み込ませた。
「ダストロッド館内情報を取り込みますか?」
はいを選択し、データベースを取り込んだ。
「正常に取込みました。ライブラリに追加シマス」
ダストロッドの見取り図が本部データベースより登録された。
後はあいつらの情報をレーザータクトで認証すれば同じレーザータクトを保有している者の居場所が割り出される。俺はアンナとサラの情報を取り込んだ。すると彼らの現在地がマップ上に緑色でマーキングされた。
今は地下コンピュータ室に向かうエレベーターの前のようだ。その位置を掴みほっとし胸を撫でおろした。瀕死状態に陥ると黄色で表示される。今の状態は二人共緑色なので無事なことが分かる。
(急いで向かうか。時間もあまりないことだしな)
機械獣インビブルを用いて、瞬間転移をしようとした時、頭上から青いマントがひらひらと風を切りながらこちらに向かい急接近する影があった。その顔はローブで覆われ隠れていたが手に持っていた剣を大きく振りかざし俺の方に向かって突っ込んで来た。
俺は急いで跋扈を抜き、攻撃を受け流したが中々の手練れなのか勢いがあまり押さえられずそのまま壁に叩きつけられた。
(ち、また壁かよ……一体なんだってんだよ)
子供のように幼い相貌、青い髪に紫色の眼。2つのツノのようなものが生えていて、スペード柄の青を基調としたマントを羽織っていた。
(こいつ、もしかしてあの坑道にいた奴なんじゃ。でもあいつはゼノクリスタルの力を操り、青い斬撃を放っていたはず……)
男は問答無用で次の攻撃を繰り出した。
「ちっ、礼儀がなってないな。いきなり襲って来るなんてな」
無言の一点張りで切りかかってくる。その姿はまるで魂のない機械のようだった。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
楽将伝
九情承太郎
歴史・時代
三人の天下人と、最も遊んだ楽将・金森長近(ながちか)のスチャラカ戦国物語
織田信長の親衛隊は
気楽な稼業と
きたもんだ(嘘)
戦国史上、最もブラックな職場
「織田信長の親衛隊」
そこで働きながらも、マイペースを貫く、趣味の人がいた
金森可近(ありちか)、後の長近(ながちか)
天下人さえ遊びに来る、趣味の達人の物語を、ご賞味ください!!
【新作】1分で読める! SFショートショート
Grisly
ファンタジー
❤️⭐️感想お願いします。
1分で読める!読切超短編小説
新作短編小説は全てこちらに投稿。
⭐️忘れずに!コメントお待ちしております。
恋愛リベンジャーズ
廣瀬純七
SF
拓也は、かつての恋人・純への後悔を抱えたまま生きてきた。ある日、過去へ戻れる不思議なアプリを手に入れるが戻った先で彼を待っていたのは、若き日の純ではなく――純そのものになってしまった自分自身だった。かつての恋人とやり直すはずが、過去の自分を相手に恋をするという奇妙で切ない関係が始まっていく。時間と心が交差する、不思議な男女入れ替わりストーリー。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる